タグ別アーカイブ: Virtual Reality

さらば、ディズニーランド。アウディ発VR の可能性

【出典】 2019/1/8

https://mashable.com/article/audi-disney-vr-holoride-ces-2019/?utm_source=feedly&utm_medium=webfeeds#f3H_1CMtBqqdPicture1

アウディがエンタメビジネスへ進出しようとしている。

アウディは、1月9日(水)〜1月12日(土)に開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)でDisney Gamesと共同制作したVRコンテンツを発表した。今回発表されたVRにより後部座席での車移動がエンターテインメントへと変貌する。

狭い空間である後部座席でVRヘッドセットを着用し、乗客者は小惑星やドローン上でレーザーを放ちながら、マーベル「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の登場人物ロケット・ラクーンと飛び回ることが可能となる。

宇宙空間ではロケット・ラクーンだけでなく、アイアンマンまでもが登場する。そして現実世界と仮想現実が連動しており、車が左に曲がれば宇宙船も左に曲がり、車が停止すれば宇宙船も停止するといった演出もある。

今回アウディは車が車以上の存在になったと述べており、その言葉には大きな可能性を秘めている。後部座席の座るライドシェアサービスの乗客に提供されるだけに留まらず自動運転車両でも同様の体験が提供されるようになるだろう。Picture1

デモ動画の一部では、信号待ちをしている車の前を通る歩行者がAR/VRの世界でヒヨコへと変化している映像が見られる。

ラスベガスのレース場Speed Vegasでの2周は、車酔いが伴いつつもスペース・マウンテンを彷彿とさせる高揚感をもたらした。ヘッドセットの下から現実世界を覗こうとしていた冒頭5分間を忘れるほどに宇宙での冒険に夢中になったのだ。課せられたはずである仮想のミッションが自分の本分でなくなるほどに目的もなく宇宙を飛び回り、開拓し最後には花火が打ち上げられた。

アウディは車の動きと仮想現実での動きを合わせる事で車酔いなどを軽減できると主張しているがVRという事を忘れてはならないだろう。どれだけ後部座席がこの種の体験との親和性が高くとも、車に乗っている以上は事故などの車移動に付きまとう危険から逃れることはできない。なぜなら、簡単に外界や同乗者や運転手と切り離されるからだ。

 

フェイスブックの特許から垣間見えるAR眼鏡の詳細

【出典】2017/8/20
https://www.engadget.com/2017/08/20/facebook-patent-ar-glasses/

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Mark Zuckerberg氏は、昨年フェイスブックが開発中のAR眼鏡を披露したが、その時はこの端末の詳細についてはあまり多くを明かさなかった。それが今、Oculusのアドバンスリサーチ部門のメンバーが申請している特許申請書により、少し明らかになったのだ。Business Insiderが手に入れたこの申請書には、「現実を拡張させ、現実世界にCGの要素を盛り込む2次元スキャナを搭載した導波管ディスプレイ」と記載されていた。

この申請書の情報によると、AR眼鏡は導波管システムを用いて、ユーザーの目にイメージや光を投影するものであるようだ。これは、MicrosoftのARヘッドセットやHoloLens、Magic Leapの端末に近いのかもしれない。実際、Business Insiderが指摘するように、今回の特許申請書の著者はOculusのチームに入る前にHoloLensの開発に携わっていたPasi Saarikko氏である。

現実の世界に動画や画像を重ねることができるという機能に加えて、AR眼鏡はヘッドホンやスピーカーと連動することで音声も再生することができるようだ。また、VRヘッドセットのように思いボディを持つ形態ではなく、普通の眼鏡に近づけようとしている。つまり、全てのハードを小さくスリムなものにしなければならないということだ。

Zuckerberg氏は、昨年のF8カンファレンスでフェイスブックをユーザーの顔に装着したいという意思を明らかにしている。彼は、時間がかかるかもしれないが、次世代はARかVRでよりテクノロジーと連動した生活を送るようになると確信しているのだ。

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GoogleのVR連作動画、今回はファッションべったりでスーパーモデルのクローゼットに侵入する

【出典】2017/8/15
https://techcrunch.com/2017/08/15/googles-new-fashion-focused-vr-series-takes-you-inside-kendall-jenners-closet/

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GoogleのDaydream用の仮想現実ビデオシリーズ、その最新作はすみからすみまでファッション、大胆なお洋服選びで知られるセレブたちのクローゼットに入り込む。

GoogleがVogue誌と共作したそのSupermodel Closets(スーパーモデルのクローゼット)と題するビデオは、モデルのワードローブへ仮想的に忍び込み、彼らの衣類を見たり、ファッション哲学を聞いたりする。

仮想現実に手出ししている企業が徐々に気づいてきたのは、360度カメラで撮ったコンテンツなら何でもおもしろい、ことはない、ということだ。激しい抗議のデモや、きれいな風景などは、360度カメラで撮るとすごい臨場感を与えるかもしれないが、Googleが学んだと思われるのは、たとえばGoogle I/OカンファレンスのキーノートをVRヘッドセットを着けてウォッチしたからといって、得られるものは何もない、ということ。

Supermodel Closetsシリーズは、Googleの最新のJump 360カメラを使って、クローゼットのような狭いスペースでも4Kの立体画像を捉えている。

モデルのクローゼットを覗くこの新シリーズがピューリッツァー賞を取るとは思われないが、VRを探検の道具として使って、めったに行けない場所に人びとを連れて行くという、VRならではのミッションをうまく強調している。KardashianやJennerたちのように、ソーシャルな共有の術を心得ている人は世の中にあまりいないし、着るものに彼らほどめちゃめちゃ凝る人たちも珍しい。VRなら、そんな珍獣たちの生活に入り込んで見物できるし、とっくに見飽きてしまっていると思っていた超有名人たちの、実はあまり知らなかった私生活を、ちらっと見ることもできるのだ。

 

視力・聴力障がい者向けのARヘッドセット

【出典】2017/8/11
https://tech.co/theres-ar-headset-deaf-hearing-impaired-2017-08

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メジャーな技術開発は、常に社会の全てを新しい世界へ促進し続けている。空飛ぶ車はまだ登場していないが、我々はポケットの中に入るコンピュータを通し他者と通信し、動画をどこでもストリーミング配信し、そして周りから奇妙な目で見られることもなく自宅で仕事ができるようになった。

しかし、技術開発はすべての人の役に立つことはできない。視力障がいのある人にとっては、3D映画や最先端のCGIがあったからといって、特に興奮することはないだろう。また、体を動かすことができない人にとっては、ディニーランドの最新アトラクションがそこまで感動を与えるものだと思わないかもしれない。さらに、世界中で3.6億人近くいる聴覚障がいに苦しむ人にとっては、多くの素晴らしいテクノロジーの恩恵を受けることができないかもしれない。しかし現在、ある企業が聴覚障がいを持つ人でもバーチャルリアリティが利用できるような開発を進めているという。

どのように機能するのか?

ヨーロッパのGreta & Starksは、視覚・聴覚に問題を抱えている人向けに技術開発を行なっている企業である。その企業が、聴覚障がい者向けのARヘッドセット「Starts AR」を開発中であるというのだ。

Starks ARはコールセンターのヘッドセットに似ているが、マイクのアームは着用者の目の位置に伸びている。Google Glassに似た小さなディスプレイには、どの言語の字幕も映し出すことが可能であるようだ。

様々なスタートアップ企業が聴覚に障がいを持つ人を支援するためのソフトウェアやハードウェアを開発しているが、Starks ARは無限に広がるARの可能性を障がいを持った人向けに技術開発を行なった最初の企業と言えるかもしれない。同社はクラウドファンディング・キャンペーンを実施予定で9月20日に開始する予定だ。同社はこれまでアプリを作っていた企業であり、ハードウェア開発は同社にとって新しい方向への一歩となるだろうと考えられている。

これは、歓迎すべきことであるだろう。世界は我々が望んでいたテクノロジーの世界へ進化しているが、その一方で障がいを持つ人を置き去りにしてはならない。

Google、バーチャルリアリティ広告の世界がどのように見えるのかをひと目見せる

【出典】2017/6/29

http://mashable.com/2017/06/28/google-vr-ad/

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Googleは、初となるキューブ型の広告を公開した。

この新しいバーチャルリアリティ広告は、タップしたり数秒間見つめたりすると立体空間上で動画プレイヤーが開くというシステムになっている。

これはまだ公式の商品ではなく、バーチャルリアリティの環境におけるシンプルで邪魔に見えない広告のモックアップである。このプロジェクトは「Advr」と呼ばれ、Area 120というGoogle社内で奇抜なアイディアやコンセプトを育てる組織の中で考えられた。

Googleエンジニアのブログによると、彼らは何かシンプルで混乱を最小限に抑えられるものを開発しようとしていたようだ。

「バーチャルリアリティ広告フォーマットは、開発者がカスタマイズできるほど適応性のあるものであり、ユーザーが役に立ち邪魔にならないと感じるものであるべきです」とGoogleの開発者2人は自らの投稿に記載している。

広告業界は、ここ数年に渡りバーチャルリアリティの可能性を模索している。マディソンアベニューにある代理店の何社かは、この媒体について研究するラボを作り上げている。しかし、トリックのようなキャンペーンを除けば、少し動きがのろいと考えられる。原因としては、消費者が受け入れるのに思った以上の時間を要していることと、こうした広告がコマーシャルに閉じ込められるという考え方を好まないユーザーを圧倒していることが考えられる。

今回Googleから発表された広告は少しシンプルすぎる気もするが、他のバーチャルリアリティ広告が嵌った落とし穴をうまく避けていると言えるだろう。VRゲームをプレイしている最中であっても、体験全体を台無しにすることなくこの広告キューブを入れることができるからである。

動画プレーヤー以外にも、Googleはコマンドのドロップダウンメニューやアプリダウンロードといった他の機能をどのように追加することができるかを説明している。

Googleは、スタンドアローンのサイトやよりフォーマルなアジェンダによって、昨年3月にローンチされたArea 120のアイディアを増やしているようだ。

バーチャルリアリティと拡張現実に投資された金額、2015年にほぼ7億ドルに到達

【出典】2016/1/20

http://techcrunch.com/2016/01/20/investments-in-virtualaugmented-reality-hit-nearly-700m-in-2015/Untitled

 

増え続ける投資でバーチャルリアリティと拡張現実の業界がヒートアップしている。Digi-Capitalの報告によると、バーチャルリアリティと拡張現実(以下VR・AR)への投資額が急成長しており、2015年にはほぼ7億ドルに達成したらしい。

全体のトレンドから、投資が徐々に増加しつつあることが分かったようだ。報告によると、「6四半期に渡りVR・AR業界への投資額が拡大し、2015年第4四半期だけで2014年中頃の6倍となる2.5億ドルが投資された」ようだ。

報告には、2015年の段階ではM&A投資額がまだ3.11億ドルだったことも記載されているが、業界の若さを考えるとあまり驚くべきではないだろう。報告には、近い内「大手企業が競争者を越えることによって」重要な動きが行われるだろうとも記されている。

もう1つ、この報告から秘密主義の大手会社Magic Leapが業界の最も力を持っているということがわかる。何せ同社は2014年に行われGoogleにリードされたシリーズBで5.42億ドルを調達しているのだ。

Magic Leapの2015年の投資額は未確定のためこの報告には含まれていないが、Forbesによるとその額は8.27億ドルに及ぶとされている。

報告は「VR・ARへのプラットホームシフトによって、2020年までに投資が1200億ドルに達成するかもしれない」と結論づけている。

Audi、ディーラーに印象的なVR体験を導入

【出典】2016/1/10
http://www.engadget.com/2016/01/10/audi-vr-dealership-car-configurator/

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バーチャルリアリティのアプリケーションの中には、開発された当初から絶好調だったものもある。ビデオゲームにおける没入型バーチャルリアリティ動画の始まりには、2つの大きな節目があった。しかし、バーチャルリアリティは正当化するためのものではない。FacebookによるOculus VRの購入など、技術はこれまでの領域を超えて拡張する必要がある。今年のCESで、Audiは明白かつ賢明な動きを再現できるVRビジョンを披露した。今年の第2四半期に導入を開始し、Audiのディーラーでは購入プロセスの一部としてHTC ViceかOculus Rift上であなたを案内する事が出来るようになる。

Audiが提案する52種ものモデルの中から好きなゴーグルを選び、それはカスタマイズも可能だ。

カラーオプションもあり、車の外観の変更を行うパッケージも備わっている。また、車の細部を全て見るために、車両の周辺を歩く事も出来る。自動車メーカーのウェブサイト上にあるカーコンフィグレーターとは異なり、VRによって映し出された車両にはかなり近づく事が出来る。ディーラーには、VRデモの音と同じように、周りの人々があなたに話しかける声を聞く事が出来るようにデザインされたBangとOlufsenのヘッドホンとVRゴーグルが含まれた専用キットが装備される。

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残念ながら、AudiはCESのデモにおいて完全なコンフィギュレーターを用意する事は出来なかったが、 AudiのR8という車の外周を歩けるようになったという事実は想像を超えていた。デモでは、ドアやバックエンジンコンパートメントを開けることができる。そしてVRで車を運転したり、車内がどの様になっているか見るためにエンジンの中に顔を入れて覗く事も可能だ。また、運転席からの眺めも確認し、車内のデザインも見て回る事も出来る。

Audiが車の詳細を組み込んだバーチャルリアリティ開発に出費を惜しまないというのは、たいへん素晴らしい事案である。バーチャルリアリティで描かれる車が現実に存在するかのように感じられるようになるには、もう少し時間がかかるかもしれないが、Audiの車をとても詳しく知ることができるようになるのは間違いない。あなたが手にする車をどうしたいのか、使用可能かつ異なるオプションを検討しながら詳細を確認する事ができるというのは、とても便利である。

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Audiは車を超えた経験に注目している。私は、パリの建物の屋上で車からは景色と空のすべてを眺めるという経験をした。私は車に焦点を当てる前に、周りの環境を見つめるのに多くの時間を費やしてしまった。Audiの代表は、多くの顧客が初めてVRを試した時にその体験が最高のものだったかどうかをしっかり確認したいと述べた。同社は、誰もがVRによって悪い体験を していないことを確認する事がいかに重要かを痛感しているようだ。

このバーチャルリアリティプロジェクトでは、実際に車を購入する際に体験しなくてもいいような体験まで出来るようになっている。スイッチ一つでパリに行くことができ、またスイッチを押すと月面に赴くこともできる—そして、Neil Armstrong氏が月面を初めて歩いたときの言葉を聞いて、その景色を吸い込まれるように見入る自分に気づいた。

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そこでは、月面での足跡やアポロの着陸地点をチェックでき、遠く離れた地球を見ることができる。これは車の宣伝というより、使用者を感動させるためだけに設計されたようなプロジェクトであるように思えた。そして、月にR8を落としてそれを確かめることもできた。

今年後半にバーチャルリアリティのデモをローンチする時には、Audiは動いている車の中を体験できる場面も設計すると考えられる。Audiの代理人曰く、自分でバーチャルリアリティの車を運転することができるようになるかもしれない。今回のプロジェクトは、これまで体験したバーチャルリアリティ体験の中でも最高のプロジェクトのひとつである。それは高品質というだけでなく、便利なユーティリティを有し、とても楽しかった。R8を購入する事はないだろうが、バーチャルリアリティの世界でこういったことを体験するのも悪くない。

「The Martian」のバーチャルリアリティスピンオフ、CESにてデビュー

【出典】2016/1/5

http://www.hollywoodreporter.com/behind-screen/martian-virtual-reality-spinoff-debut-852136

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2016年はバーチャルリアリティの年になると期待が高まる中、1月6日から9日までラスベガスにて行われるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)にて20th Century Foxが「The Martian」を基にしたVR体験を発表することが判明した。このプロジェクトは「The Martian VR Experience」と名付けられ、体験者は宇宙飛行士のMark Watney(Matt Damon)として火星を探検できる。

ハリウッドのVRへの関心は、特筆すべきことではない。Piper Jaffreyによると、VRコンテンツの市場は2025年までに54億ドルに達するだろうと予想されている。しかし、テクノロジーがまだ初期段階であり、OculusやHTCのような会社が今年ヘッドセットをローンチする予定であることから、CESでも話題になると考えられている。そのVRヘッドセットの流行にはコンテンツが不可欠なのだ。

「VRテクノロジーが成功するには、商業化する必要がある」とFox Home Entertainmentで社長を務めるMike Dunn氏は述べる。「これからずっとこの分野を成功させていくために、商業化してまた体験したくなるような充実したVRコンテンツを増やそうとしているのだ」と。

VRヘッドセットでは、映像が体験者の周囲を360度包み込む。Martian VRの場合、それは火星に置き去りにされた宇宙飛行士になりきり20-30分間生き残るための試練に挑戦するというものである。このプロジェクトにはストーリー性もあり、Ridley Scottが監督した映画からの映像も一部体験できる。Martian VRは、Oculusの有線ヘッドセットのような商品が発売されると同時にVRコンテンツサイトでダウンロード可能となる予定であり、Dunn氏は値段について具体的には話さなかったが「お手頃」であると述べた。

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このプロジェクトのエグゼクティブプロデューサーは Ridley Scottが務め、FoxとFox Innovation Lab、ScottのRSA Films、そしてThe VR Co. の共同製作にアドバイスを与えているようだ。監督はアカデミー賞を受賞した経験を持ち、「Avatar」や「Alice in Wonderland」といった作品のプロダクションデザイナーを務め、The VR Co. (この会社の顧問会にはSteven Spielbergを含む)の創設者兼CEOでもあるRobert Strombergが務めた。20名のアニメーターと共に7ヶ月もの製作期間をかけてプロジェクトに取り組んだ。

「プロセスがとても興味深い」と、Scottはこの新しい媒体の開発についてThe Hollywood Reporterに語る。「自然に見える経験を再現することがコツである。現在は映像がより明瞭に見えるための開発を続けている」と。Strombergは、Martian VRが映画に重点を置いており、「映画を見て沸き起こる感情を再現することが、目的の一つである」と述べる。「危機的状況から起こる恐怖感だけでなく、映画の楽しさや面白さを維持しながら、様々な感情を体験者に感じてもらいたい」と。

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Foxは、Martian VRを新しいビジネスの始まりとして捉えているようだ。というのも、彼らは今年映画に基づいたVRプロジェクト2作目やスタジオが所有するテレビ番組のIPに基づいたモバイルVR コンテンツをローンチするらしいのだ。「我々のIPを検討し、VRに適切なものを探している」とFox Searchlight Picturesのプロダクション部門エグゼクティブ副部長兼Fox Labのディレクターを務めるDavid Greenbaum氏は述べる。

しかし、同スタジオはVR市場の未来について保守的な観点も持っている。「投資の世界でも様々な予想があり、VRがどれだけ早くメディアとして流行するかも定かではない」とFox未来派のTed Schilowitz氏は述べる。「興味や意欲があっても、VRの流行にはまだまだ時間がかかるだろう」と。

CES 2016年を独占する7つのトレンド

【出典】2016/1/1

http://mashable.com/2016/01/01/ces-2016-tech-trends/

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新年に伴い、1月の最初の週にCESが行われた。この1月4日に始まる世界最大のテクノロジーショーは 、ラスベガスのストリップを一週間まるでテクノロジーの楽園に変貌させるのだ。

毎年、CESが現在のテクノロジーと将来のトレンドを発表する。例えば、昨年発売された 「hoverboard」は現在大ブームとなっている。

CES 2016年が開催される日も間近に迫り、既に何社かから発表が行われた。おそらく昨年の大ヒット製品は再び登場し、新しいトレンドにも期待できるだろうと予想されている。

  1. 未来の車

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自動運転車は決して新しいトレンドではないが、昨年発売日が近づいていることが明らかになった。Teslaのautopilotは正確には自動運転車ではないが、CES 2015で行われたデモンストレーションは自動運転車に大きな影響を与えたのだろう。

今年のCESは、以前とは異なりオートショーっぽくなるかもしれない。自動車の技術とインターネットに接続された自動車は以前にもCESで取り扱われたことがあるが、今年多くの大手自動車メーカーがCESでプレゼンを行う予定である(Chevy Boltを含む)。GMがDetroit Auto Show(CESからわずか1週間後に開催される)ではなくCESでデビューすることを決めたことは、重要なポイントかもしれない。

同時に、AudiやMercedes、BMW、Ford、Volkswagen Groupも自動運転システムに関するイベントを企画している。Telsaと競争しようとしている中国の電気自動車会社Faraday Futureからのコンセプト自動車デビューも見逃さない方がいいだろう。

  1. バーチャルリアリティにクロースアップ

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2016年は、バーチャルリアリティが大ブームになるだろう。Oculus Riftの発売日も近づいており(最新のバージョンがCESで登場予定)、そしてフェイスブックを含む様々なサービスが360度動画をサポートし始めており、Google Cardboardのようなよりシンプルな機械によって自己没入型の体験を求める声が強まったのだ 。

技術的にはOculusが最も進んでおり、CardboardがVR初体験の人に向いているので、中盤のヘッドセットメーカーにおけるターゲット層はまだまだ存在する。Oculus Touchの代わりになろうとしているコントローラー等、多く現れることだろう。

バーチャルリアリティに似ている技術(360度動画と拡張現実テクノロジー)も忘れない方がいい。球形撮影のシンプルかつ複雑なカメラシステムが注目を集めるだろう。2015年にマイクロソフトのHoloLensが波乱を起こしたためARも復活するだろうと考えられている。

  1. ドローンの到来

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ドローンの強制的な登録制度で2015年は幕を閉じたが、2016年はドローンが更に奮起するだろう。法律で許可されたCES 2016には、必ず現れるだろう(実際は許可されている場所が少ないようだ)。ケージ内でのデモンストレーションであっても、より進化したドローンが見られるかもしれない。

CESは消費者に焦点を絞っているため、使いやすくよりいいカメラで、より小さいドローンが登場するだろう。軽さによって強制登録を免れるドローンもあるだろうし、最新のトラッキング機能や安定テクノロジーが付属しているドローンも登場するだろう。

  1. 進化したストリーミング

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ストリーミング業界において最大の会社であるNetflixとYouTubeの両社は、CESで基調演説を行う。これだけ見ても、CESにおけるストリーミングの重要性は理解でき、昨年のショーでローンチしたSling TVは、今年も影響を与えると予想される。

2016年にストリーミング業界で成功するには、将来のことを考えなければならない。つまり、4K動画や360度動画、バーチャルリアリティ、コンテンツへのアクセス、無線で便利なハードウェア、そして遅いインターネットコネクションでも使えるようになるといったことを考えることは不可欠だろう。大手は既にこういう開発に取り組んでいるが、まだまだ他の企業が業界に入り込む余力は十分にあるようだ。

同時に、Sling TVの成功によって他の生中継コンテンツを提供するOTTサービスの道が開いた。インターネットテレビ版Netflixになりたい競争者は、間違いなく現れるだろう。

  1. スマートホーム

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2015年にもスマートホームに期待が集まっていたが、あまり得られるものがなかった。AppleのHomeKitとGoogleのBrilloのような大手プラットホームは、我々のスマートデバイスを簡単で使いやすいシステムに統一してくれるはずだったが、なかなか進んでいない状態になっている。同時に、SamsungのTizenやLGのwebOSのような競争者が徐々にそれぞれのユーザーベースを作っているようだ。

おそらくCESでは、以前人気となったスマートホームのテクノロジー(課題を解決する自立した商品や他のデバイスと繋ぐことができる商品)が再び現れるだろう。確実にHomeKitとAmazon Echoとの互換性を訴える開発社がCESに登場するだろうが、おそらく実用的な技術(洪水のためのセンサー等)ばかりであろう。

  1. 運搬手段の個人化

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誰でもホバーボード現象について聞いたことがあるだろう。実際、このトレンドは昨年のCESで大ブームになっている。現在デバイスの安全性が疑問になっているものの、今年のCESにこのトレンドが更に大きくなるだろうと予想されている。

「Hoverboard」という会社はCESで正式的に商品をデビューし、Gogoroのスマートスクーターも戻ってくるだろう。確実にいくつかのホバーボードスタートアップ企業が登場し、折りたたみ式や充電用の携帯電池のような装備も発表されるかもしれない。

スマート自転車や乗客を運ぶドローンといった他の運搬手段のハイテクバージョンも期待できるだろう。将来の運搬手段は興味深そうではあるが、あまり安全ではない感じもする。

  1. 健康器具のIoT

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スマートホームと違い、モバイル健康端末は最盛期を迎えている 。優れたセンサー、低出力チップ、そして節電かつ無線テクノロジーの開発によってリアルタイムで健康データを記録するデバイスが次々と登場しつつあるのだ。血糖値や睡眠パターン、体のホルモン等を記録するデバイスがCES 2016年に登場する。

Colopl、VR領域に最大5000万ドルの出資、専門ファンド「Colopl VR Fund」を設立

【出典】2015/12/17

http://techcrunch.com/2015/12/17/colopl-launches-50m-global-fund-dedicated-to-virtual-reality/

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バーチャルリアリティ業界でアイディアやプロジェクトが欠乏しているということは全くない。現在世界中のスタジオや制作会社がこのプラットホームでコンテンツ制作に明け暮れていると言っても過言ではないだろう。OculusやHTC、Sonyから2016年に発売されることを踏まえると、今がこう言う企画開発の絶好の機会なのである。資金がなければ何もできないと思う人もいるかもしれないが、モバイルゲーム企業のWelpとColoplが共同で5000万ドルのファンドをローンチし、これを解消しようとしている。

以下が企業が公開した声明である:

バーチャルリアリティ研究・開発に2年費やし、バーチャルリアリティゲームプロジェクトに何人もの開発者を投入した今、COLOPLはいいアイディアを持った企業が2016年のグローバル市場に間に合うようColopl VR Fundを立ち上げた。Colopl VR Fundはバーチャルリアリティの関連するビジネスならハードウェアからソフトウェア、ゲーム、動画コンテンツ、開発ツール、配信プラットホームに至るまで、なんでもサポートする。

COLOPL, Inc.の社長兼CEO Naruatsu Baba氏は、バーチャルリアリティがパソコンやインターネット、スマホのように様々な分野で受け入れられると考えているようだ。

バーチャルリアリティ市場は2020年までに300億USドル規模にまで成長し、バーチャルリアリティは開発された当時のパソコンやインターネット、スマホのように次世代エンタメ/コミュニケーションプラットホームとして人々から受け入れられると考えている。COLOPLは、バーチャルリアリティに関わる開発者を我々のファンドで活気づけようとしているのだ。こうすることで、ビデオゲームのみならず、様々な分野でバーチャルリアリティが使われるようになり、人々の生活をより豊かにするだろう。

 バーチャルリアリティ専用のファンドはこれが初めてではないものの、Coloplの5000万ドルグローバルファンドが過去最大の規模であることは間違いない。