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アップル:ゴールドマンサックスと提携して新たなクレジットカードを提供か

https://www.theverge.com/2018/5/10/17339632/apple-goldman-sachs-credit-card-report

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アップル社は投資銀行のゴールドマン・サックスと提携しクレジット・カードを発表するかもしれないとウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。現在提携しているバークレイズとの契約を終了し、アップルペイブランドを使った新しい金融サービスを2019年にスタート予定だ。ゴールドマン・サックスはアップルカスタマー向けにローン決済も準備していると同紙は報じている。

ゴールドマン・サックスがFinalというクレジットカードスタートアップを買収して数ヶ月後の出来事によることから、業界では同社がクレジットカード業界に本格参入するのではないかと噂されている。過去にゴールドマン・サックスはアメリカン・エクスプレスと提携してプラチナカードサービスを提供していたが、一般消費者に向けたビジネス拡大は初めてである。アップルとしてはアップルペイをさらに普及したい思惑があるのだが、クレジットカードとどのように連携されるか、そしてカード保持者にはどのような特典が付随するかはまだ未定だ。

 

IKEAの「尿をかける妊娠検査広告」は面白いだけじゃない

https://www.theverge.com/2018/1/17/16897774/ikea-pregnant-women-pee-ad-mercene-labs-technology-heart-disease-diagnostics

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昨年の初め、ある広告代理店がストックホルムのMercene Labsの製品マネージャーJonas Hanssonに連絡を取った。IKEAの型破りな広告を制作できるかどうかを確認するためである。その広告とは、ベビーベッドの割引額を表示させるために、妊娠した女性に「そのページに尿をかけること」を呼びかける雑誌広告だ。

「最初は、それが本気のアイディアだとは思わなかった」とHansson氏は語る。しかし代理店ÅkestamHolstはいたって真面目だったため、Hansson氏は仕事を受けることにした。

先月、スウェーデンの雑誌Ameliaにデビューした広告はすぐさま話題になり、メディアで取り上げられた。この広告には、市販の妊娠検査と同様の技術が使用されている。だが実際、それはそれ以上のものであった。ある特定の種類の心臓病を診断するためのより良いツールにつながる可能性がある。

これは次のように機能する。妊娠した女性がその広告に尿をかけると、尿は金ナノ粒子でできた赤いインクを溶かす。それは、それらのナノ粒子に、hCGと呼ばれる妊婦の尿に含まれている 特定のホルモンに結合する抗体が注入されるためだ。hCG結合抗体に浸した特殊紙によって、赤いインクが雑誌のページに浮き上がり、数分で割引価格が明らかになる。妊娠している母親は、尿に浸かった 広告をIKEAの店に持っていく必要はない。この広告は、$ 124のベビーベッドがIKEAの家族割引を使うと$61で購入できることを知ってもらうためである 。

ÅkestamHolstのアートディレクターのEvelina Rönnung氏とHugo Wallmo氏はThe Vergeへのメールでこう言った。「この広告は、通常の妊娠検査よりもっと難しいものだった。」

市販の妊娠検査薬では、女性が妊娠していて尿にhCGが含まれていれば、ストリップの色が変わる。しかし、雑誌の広告は、それらの妊娠検査薬よりも100倍大きい必要があったため、技術を調整する必要があった。 「通常の妊娠検査薬と似たような材料でテストしたところ、文字が表示されるまで約1時間かり、かつ読みにくいものだった。」とHansson氏は言う。

そこで、Hansson氏はMercene Labsによって開発されたさまざまな種類の材料をテストした。同社の製品は床からマイクロチップまであらゆるものに使用されている。最終的に彼と彼のチームは、異なるレイヤーにいくつかの材料を組み合わせた。その一つは大きな穴のある紙のようなレイヤーで、尿がページの上をすばやく広がることを可能にした。またこのレイヤーには、hCGホルモンと相互作用する抗体も含まれており、割引価格をベビーベッドの隣に表示することができた。紙のようなそのシートは、その後尿がどこにも広がらず、雑誌のページが崩れないようにするための、薄くて柔軟な物質の2つの層の間に挟まれた。このサンドイッチの状態によってその広告は、プラスチックの一部のような固いものではなく、光沢のある雑誌のページのように感じさせることができた、とHansson氏は話した。

Hansson氏は、これらの特性をすべて組み合わせることができ、特定のタイプの心臓病を検出するための診断ツールの開発のために使用できるタイプの合成紙の開発に取り組んでいる。例えば、心臓発作は、胸の痛みのような症状のみによって診断することは非常に困難だ。しかし、もし救急車にいる救急医療隊員が血漿から特定の生体指標(体の状態や病態を示す指標)を捉えるツールを持っていれば、雑誌広告が妊娠ホルモンを尿から捉えるように、心臓発作を起こしているかどうかを素早く判断することができる。それは患者にとって生きるために重要な、即時の治療を受けることを可能にするのだ。 「この種のテクノロジーの目標の1つは、妊娠検査のような単純な検査 行うことだが、診断することが非常に困難な病気のためでもある。より高い精度が必要であるからだ。」り、Hanssonは話した。

そのようなツールの完成はまだ先で、新しい合成材料は、それが病気を診断するために使用されるまでに、長い一連の試験および臨床試験を受ける必要がある。しかし、Hansson氏は見通しにワクワクしている。そしてこれはすべて、Hanssonが当初信じられなかったおかしな広告から始まった。

「おかしな依頼だと思ったが、同時にとても面白いと思った」 と彼は話した。「IKEAがそれを承認するかどうかは確信していなかったが。」

マジックリープ社、ついにARゴーグルを発表。2018年から販売開始

【出典】12/20/2017
https://www.theverge.com/2017/12/20/16800474/magic-leap-one-creator-edition-augmented-reality-goggles-announce

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3年以上の開発を経てついにマジックリープが「クリエーターエディション」と呼ばれるARデバイスを発表した。「マジックリープ ワン」と呼ばれるデバイスは複数の機器から構成されており、大きめなゴーグル、ライトパックと呼ばれる円形のコンピュータ、そして手で制御するコントローラが付属する。音声、ジェスチャー、頭の動き、目の動きなどを認識することが可能で、物体を常にマッピングすることが可能とのこと。ウェブサイトでは「例えばバーチャルTVを壁に配置して、どこかに行ってしまって帰ってきたあとでもバーチャルTVは配置されたままになる」とのこと。開発者向けキット(SDK)が2018年初頭にリリース予定、製品自体は来年中に発送される予定だ。

マジックリープ社はローリングストーンズ誌を招待した際、バーチャルキャラクターがユーザーのアイコンタクトに反応、バーチャルコミックが宙に浮遊したり、バーチャルライブパフォーマンスなどのデモを披露した。同社はパフォーマンスを落とさずに全ての機能をゴーグルサイズまでにサイズダウンすることに苦労していると報じられていたが、どうやら今回の発表はその報道を否定する形となった。

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ローリングストーンズ誌によるとゴーグルは2サイズ用意される予定で、額・鼻・テンプルパッドなどはオプションでカスタマイズ可能だ。そして度付きレンズ搭載モデルも発表予定だ。

外部コンピュータであるライトパックはベルトやショルダーパッドに装着可能で特別なグラフィックカードが使用される予定だ。そして低出力のコンピュータがゴーグルにも搭載予定で、環境感知・マシーンラーニング機能が扱える。マイクロソフト社のホロレンズのように、内臓マイク4個、カメラ6個、そしてスピーカーが搭載される。正直ホロレンズと似ているが、視野角度はホロレンズより広く、装着感も優れているとのことだ。

現時点でマジックリープワンの販売価格や詳細な発送日は未定だ。2018年内に発送すると約束しているが、以前開発者キットは2015年に発送されると発表していた。今回の発表は事実であり、人々が数年間待ち続けていた同社の最新テクノロジーが一般の手に届くことを願う。

アップル社、アップルウォッチを使用した心臓の鼓動リズムに関する研究を開始

【出典】11/30/2017
https://www.theverge.com/2017/11/30/16719458/apple-watch-study-irregular-heart-rhythms-stanford-university

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アップル社は1129日に通常と違う心拍パターンのデータを集めるアプリをリリースした。Apple Heart Studyと呼ばれるアプリは不整脈など心拍パターンの異常を検知したらユーザーに通知するアプリで、心房細動を抱える患者をサポートする。

このアプリに関しアップル社はアップルウォッチの最新OSの発表とともに9月にアナウンスされた。同社はスタンフォード大学と提携し、当プロジェクトを進めている。ユーザーの心拍データを集めることにおり、不整脈に関するデータを患者、医者そして研究者により知ってもらう予定だ。

「医療関係者と協働することにより我々は、ある症状を抱えたユーザーに対し正確な医療情報を提供するだけではなく、循環器学の新たな発見に貢献できることを期待している」とアップル社のCOOジェフ・ウィリアムス氏は語った。このアプリはアップルウォッチの心拍センサーを使って計測する。

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このアプリのユーザーは、アップルウォッチが心拍数の異常を検知したら、iPhoneとアップルウォッチに通知される。そしてリサーチドクターによる無料診断と心電図を測ることができる。このアプリは現在アメリカのアプリストアでダウンロード可能、22歳以上でアップルウォッチを所持している人はこの研究に参加可能だ。

 

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他にもFDA(アメリカ食品医薬品局)は初めてアップルウォッチ向け医療用アクセサリーの販売を許可した。その製品はAliveCor社のKardiaBandと呼ばれる心電図取得機能(EKGモニター)付きバンドだ。バンドについたセンサーとアプリを使って心房細動や不整脈を検出することができる。現在アプリストアでは、心拍数の異常や、ストレスレベルを検知するアプリなど多くが登場している。今年初めに発表された研究結果によると、アップルウォッチは97%の確率で不整脈を検知することが可能とのことだ。この数値は疾患を抱えているか公式診断を下すためには正確な値ではないが、便利な機能として役立つだろう。

NBC、Snapchatで初となるデイリーニュース番組「StayTuned」をローンチ

【出典】2017/7/19

https://www.theverge.com/2017/7/19/15997964/nbc-news-snapchat-show-stay-tuned

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NBCは今日、Gadi SchwartzとSavannah Sellersがホストを務めるデイリーニュース番組をSnapchat でローンチした。

これはSnapchatとしても初の試みであり、第三者企業が同プラットフォームで放送される初のニュース番組でもある。Snapchatは、過去2年間に渡って、3分の「Good Morning American—house」を制作したり、The New York Times やViceといったメディアためのチャンネルをローンチしたり、CNNのPeter Hambyが監修する新部署をローンチする等、ニュース番組制作に莫大な投資をしてきた。

Varietyによると、NBCはこの番組のために当社の人事採用や制作作業に30名のチームを結成したようだ。Mashableを今の状態まで成長させた元ディレクターのAndrew Springer氏がこのチームを率いる予定である。

番組は2-3分の尺になる。 NBCは、基本的に平日に2回、週末に1回放送するが、必要に応じて速報も配信するという(30名のスタッフが常に待機する理由もこの速報のためだろう)。Varietyによると、NBCデジタルコンテンツでSVPを務めるNick Ascheim氏は「これからはコードカッターの時代がやってきます。そのため、そういった人々に情報を届ける手段を知るべきでしょう」と述べる。今回の動きは、ニュースの価値を下げることより、縦長動画やもっと短尺の動画に対するクリエイティブな手段を模索していると考えられているようだ。

彼は、確実にSnapchatがNBCをもっと若い視聴者に導いてくれると確信しているようだ。NBC Universalは、今年3月にSnapchatの新規株式公開(IPO)に5億ドルを投資した。CEOを務めるSteve Burke氏はLA Times に対し、1997年にMicrosoftがComcastに10億ドルを投資したとこに比べれば、今回の動きは「大した規模ではない」と説明している。「SnapchatやBuzzFeed、Vox等への投資により、莫大な利益が得られると確信しています。今回の動きは、我々がどういった企業と将来共に歩んでいくのかの明確な指針となるでしょう」と。

伝統を守ってきた大手のメディア企業がアプリ上での2分のプログラムに対して30人のスタッフを雇う価値があるかどうかは、これから明らかになっていくだろう。

アメリカ50州、世界初の弁護士ロボットを導入

【出典】 2017/7/12

https://www.theverge.com/2017/7/12/15960080/chatbot-ai-legal-donotpay-us-uk

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今日からアメリカの50州全てで、チャットボットAIを搭載したロボットを使って無料で法律相談が受けられるサービスをスタートさせた。この試みは、ニューヨークやシアトル、イギリスではすでに成功しており、イギリスの起業家であるJoshua Browder氏によって発明されたものだ。彼の発明は、「世界初のロボット弁護士」と呼ばれていて、2年間に375,000件の駐車違反を処理するのに役立つ見込みだ。

スタンフォード大学の3年生であるBrowder氏は、彼のチャットボットが法律の面に影響してくるのではないかとTwitterを通しThe Vargeに話している。さらに、実際に相手側の弁護士と争うことができるのかも懸念されている。 「法律は2000億ドル以上の産業となっていますが、法律を無料で提供できる環境を整えたいと考えています」とBrowder氏は述べる。 「大きな法律事務所にとっては、残念なことかもしれませんが、これは大事なことです」と。

Browder氏は、このチャットボットのおかげで政府が負担する時間とお金の削減に繋がると信じている。彼は「このAIにより、みんな得をすることになるでしょう。政府は、駐車違反への控訴状を読むために人を雇って膨大なお金を費やしています。DoNotPayは、読みやすいフォーマットで控訴状を送ることが出きるのです」と述べる。

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Browder氏は、DoNotPayがコピー&ペーストすることで、ボットが自動で書類を作成してくれる機能の開発を急いでいる。州法の違いに対応するため、ボランティアやアルバイトの弁護士を雇うなどして調節を行い、その地域の弁護士や慈善団体と協力してその州に対応したボットを設置し、そのユーザーの位置情報からボットの切り替えができるようにしている。

質問を直接入力する事もでき、例えば駐車違反の申し立てや、航空会社からの法的な補償請求や差別に関する被害報告など、合計1000種類のカテゴリの質問に対応可能だが、特定のキーワードに対してのみ結果が表示される。ユーザーの問題に対する適切な検索結果が出た場合、 その場で控訴状が発行され、署名するだけで完了となる。

手紙には「裁判所は、正当に発行された駐車違反チケットを取り消すのも公平に対処しなければなりません」 といったことも書かれている。しかし、さらにボットに問い詰めれば、「さらにご相談しますか」というメッセージと共に、Google に戻るリンクが出てくるだけである。

運転席がないトラックが登場

【出典】 2017/7/5

https://www.theverge.com/2017/7/5/15923232/einride-tpod-self-driving-truck-sweden-logan

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多くの専門家は、自動運転技術が最初に導入されるのは運搬用トラックではないかと確信している。高速道路を主に走る長距離トラックは、自動運転システムに最適だからだ。スウェーデンのスタートアップ企業Einrideが取り組んでいるのは、まさにこの事業である。最近、同社はハンドルやペダル、フロントガラスなどがない全く新しい自動運転型トラックの全貌を公開した。

電気自動トラック 「T-Pod」 は運転席が必要ないため、通常のトラックと比べて車体を短くすることができ、その長さは約23フィート(約7m)になる。Einrideによると、T-Podはおよそ20トン分の荷物を積むことが可能であり、その大きさはクラス8のトラックに匹敵する。

Einrideは、2020年までにGothenburgからHelsingborgの間に200台のT-Podを導入し、そのルート内に充電ステーションを設置することを目標としている。現時点で、目標達成まで約60%のところまできているそうだ。このルートを使って、年間200万個のパレットを運搬する予定だ。このT-Podの全容は、Gotland島で一週間行われるスウェーデンの政治イベントで発表された。

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全自動運転になることで、ドライバーの雇用の減少が懸念されている。アメリカでは、440万人の雇用が運送に関係しており、そのうち、約250万人がトラックに関係した仕事をしている。最近の調査によると、アメリカとヨーロッパでは、2030年までに50-70%までトラック運転手の需要が減り、640万人から440万人にまで減少することが明らかになった。

しかし、だからといって自家用車の自動運転技術の進歩が止まることはない。AlphanetのWaymoは、自動運転技術を使ってタクシーのようなサービスに乗り出す予定だ。(Uberが自動運転技術を持つOttoを買収したことによって、2社のスタートアップ企業も本腰を入れて計画に臨んでいる)。一方、Teslaは独自の全電気自動車の技術のセミナーを行っている。Embarkなどの殆どの小さいスタートアップ企業は、Einrideのようにドランバーが一切必要なくなる未来を描いているようだ。

実際EinrideのT-Podを聞いて思い出すのが、映画「ローガン」の予告編だ。自動運転のトラックが出てくるシーンはほんの一瞬だが、とても印象的で、人が道に飛び出してきてもおかまいなしに無人トラックが通過していく。そのような恐ろしい未来が来るのも意外と近いかもしれない。

Twitchのアプリ、大幅なアップデート

【出典】2017/6/28

https://www.theverge.com/2017/6/28/15886214/twitch-mobile-app-update-android-iphone

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ゲーム配信会社Twitchは、iOSとAndroidのアプリを大きく変更しリニューアルする。今回のアプリのアップデートにあたり、ファンから長い間多くの要望が寄せられていた機能も加わった。例えば、アプリからモバイルデバイスに直接ストリーミングさせる機能や、ダークモード(暗色系の配色に切り替える機能)の追加等、様々な機能がより簡単に使えるようになった。 Twitchによる変更点のリストによると、変更点は以下の通りである:

– ナビゲーションバー:「ライブ」「ポーズ」「ブラウズ」を含めた機能のアクセスをより簡単に

– パルス:Twitchのオススメや新しいコンテンツを教えてくれる機能

– スワイプサーフィング:スワイプすることで新しいストリーミングするものを選択したり、プレイリストに移動するといった簡単な操作が可能に

– 簡単プレイリスト:下に画面をスワイプすると、コンテンツのリストを見ることができる機能

– モバイルストリーミング:アプリからモバイルに直接ストリーミングする機能

– 言語ランキング:それぞれの地域の言語でアプリが使うことができるようになる機能

– ダークモード(暗色系の配色に切り替える機能)

– お知らせ:トップ画面にお知らせが表示される機能

Twitchのアップデート版アプリはすでに完成しており、7月上旬にはリリースされるであろうと考えられている。

Instagramで最もフォロワーの多いセレブ達、93%の広告の分類に失敗

【出典】2017/6/12

https://www.theverge.com/2017/6/12/15784998/instagram-sponcon-celebrity-posts-not-labeled-ftc名称未設定

 

マーケティング会社Mediakixは、1か月間にわたってInstagramで最も高い人気を誇る著名人50名のアカウント投稿を調査し、レポートを作成した。このレポートによると、ブランドを宣伝する投稿の93%は、連邦取引委員会(FTC)のガイドラインに準じた方法で分類されていなかったようだ。

BuzzFeedのKatie Notopoulos氏は、非対応のInstagram投稿152件の全リストにおいて、どのような種類のスポンサーコンテンツが付与されたのか、4つのカテゴリーによって分類した。その彼女の分析によると、Selena Gomezの Coachとの提携のように、49%が長期的なスポンサーシップ契約を持つ投稿として分類されなかったというのだ。また、16%はNotopoulos氏が「big freebie」と名付けた、何千ドルもの価値を持つブランドからの贈り物の投稿に分類されず、12%が「small freebie」と名付けられた、衣服、アクセサリー、または美容製品のようなアイテムの投稿という分類に分けられなかった。また、ダイエット茶や歯のホワイトナー、食事キットといった1回のみの投稿等、明らかにお金を払って投稿してもらっている広告でも、12%の投稿がこうした分類から漏れていた。11%の投稿は、「不明瞭」と判別された。

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これは、FTCや消費者にとって継続中の問題である。当局は、2016年の夏にソーシャルメディアの掲載に関する厳しい規則を施行する計画を発表したが、セレブは彼らが望むままにやり続けた結果こうなってしまったようだ。

今春に起きた悲惨な出来事として名高いFyre Festivalの一連の出来事でも、Instagramの多くの著名人達がこの渦中に巻き込まれ、高いスポンサー料を受け取り、この音楽イベントのプロモーション投稿を行なった。しかし、こうした投稿全てがFTCのガイドラインに準じているわけではなく、このイベント自体についてほとんど何も知らないような人々によって投稿されていた。だからこそ、FTCは Instagramで影響力を持つ90のブランドと著名人達に手紙を送り、スポンサーコンテンツをより明確に開示しルールを再整理するようにアドバイスしたと発表した。

FTCのガイドラインによると、スポンサーのついたInstagramの投稿は「sponsored by」のようなキーワードにより非常に明確にされているか、#adや#sponsoredのようなハッシュタグを追加するという2つの方法のいずれかを満たしていなければならない。ハッシュタグは、「目立つ」必要があり、長いキャプションや一連のハッシュタグの最後に付けることはできない。また、「more」をクリックしなくても見える位置に加えられていなければならない。

こうしたガイドラインがあるにもかかわらず、著名人が 「Thanks [brand] !,」のような曖昧な用語や#spや#partnerのようなハッシュタグを使用してルールを回避しようとすると、この規定が曖昧になってしまう。

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こうしたガイドラインの例外の一つとして、広告として投稿される必要のないアーティスティックなプロジェクトのプロモーションが挙げられる。例えば、著名人が演じた映画や彼らが登場した雑誌の写真撮影、友人からリリースされた新しい音楽アルバム等がこれに該当する。しかし、こういったケースは誰の目にも明らかであり、消費者を騙すような影響を与えることはない。

最大の問題は、ファッションであると言えるかもしれない。Mediakixの調査結果によると、スポンサー投稿の61%がファッション業界に関連しているようだ。これは、お金が発生しているものと個人的なものの境界線が大抵の場合曖昧であることを逆手に取っているのだろう。Reebokのトラックパンツをはくと、自動的に広告としてカウントされるのか、といった具合にである。必ずしもそうであるわけではないため、ガイドラインをうまく回避していると言わざるを得ないだろう。好きなメイクアップアーティストをタグ付けした投稿が、広告であるかもしれないし、そうでないかもしれないのだ。そういった投稿が、単なる個人的な投稿であると主張するのはたやすいことなのである。

ソーシャルメディアでブランドを宣伝するためのFTCのガイドラインは至って広範囲に渡っており、明快に作成されている。だからこそ、セレブがそれを乱し続けているというのではあまり意味がないだろう。

FTCの代理人は、この一連の事実についてのコメントを控えている。

Amazonが多くのマーケットを独占するなか、ファッションにも事業拡大

【出典】2017/5/24

https://www.theverge.com/2017/5/24/15685250/amazon-fashion-conquer-dwyane-wade-store

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先週、AmazonはChicago BullsのシューティングガードDwyane Wadeに自身のブティックを任せることを発表。 「 自分のオンラインストアで@amazonfashion に自分のスタイルを発信していきたい 」とInstagram の920万人のフォロワーに向けて Wadeは語った。 WadeのAmazon ストアでは、彼がコラボレーションしたミッション・アクティブウェア、スタンス・ソックス、タイ・バー・アクセサリー、そして彼自身のスニーカー・ラインWay of Wadeというブランドを扱う。一見新しいシステムに見えないが、有名人のブランドだけでオンラインストアを開設するのは今までにないことだ。そして、Amazon Fashionはとってもとってもスマートだと言えるだろう。

ファッション業界は、Amazonが今一番力を入れたい業界で「オンラインはファッションを買うのに最適な場所だ」としている。しかし、小売業の専門家やファッション業界に詳しい方で、Amazonのファッション業界参入に疑問を抱いている人は少なくない。Amazonにはおしゃれというイメージが少なく、買いたいと思わせるほどの魅力を感じさせないとしている。 Business of Fashionのリッチー・シーゲル氏は、「オンラインでは、高級なブランドの商品がディスカウントされている限り、ブランドの魅力まで売ることはできない。 靴下やトレーナーのような実用的なアイテムはAmazonのトップセラーになるかもしれないが、1000ドルのドレスやバッグを販売するために必要な夢を一緒に売ることができるのか疑問だ」と語る。

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日常に必要な洋服(Amazonが得意)とファッションを売る(Amazonが苦手とする)ことの違いは感情だ。例えば、洋服は実用的な問題解決(「私は靴下が必要」)であるが、ファッションは主観的な自己表現(「私はこの面接で好印象を持たれたい」)なのだ。Wadeは、長年のキャリアの中でファンとの感情的な繋がりを築いてきた。また、本人も男性としてスタイリッシュなイメージで定評がある。店舗のトップページには、Amazonが注目していることも示されている。また、とても見やすく整理されていて、写真がたくさんあり分かりやすく、製品ラインナップも統一されている。結局のところ、Amazonがこの二つのファッションの違いを解決するかもしれない。

ファッション業界へのチャレンジがうまくいけば、Amazonは大きな利益を得るだろう。Slice Intelligenceの首席アナリスト、ケン・カサール氏は、「Amazonのファッション業界への関心は高く、投資金はアメリカの売上高の3000億ドルほどにも登る。The Vergeによれば、アパレルは米国最大の小売業種の1つであると指摘している。 コンサルティング会社A.T. Kearneyの小売部門の首席であるManik Aryapadi氏は 「ファッション商品は、通常、非常に収益性の高いカテゴリーである。」と補足した。 KeyBanc Capitalのアナリスト、Ed Yruma氏は、2017年のアパレル販売による利益の増加により、Amazonの1株当たり25セント値上がりすると予測している。

AmazonのCEO Jeff Bezosは、新しい市場を拡大 する上で長い戦いになることは恐れていない。同社はマルチブランドのレディースウェアのe-tailer Shopbopを買収して以来、少なくても2006年からファッション業界進出を夢見てきた。それ以降、2012年にCostume Instituteの展示会を開催し、2015年にニューヨーク・ファッション・ウィーク:メンズを立ち上げ、ファッション業界の注目度の高いイベントに順調に取り組んできた。 今後の、Amazonのインドと東京でのファッションウィーク の2つの国際ファッションウィークを後押ししている。

しかし、2017年はAmazon Fashionがついに開始する年だ。アマゾンは今年に入ると、7つのプライベートブランドをひっそりとオープンさせ、主にメンズはアクセサリー、レディースはドレスとハンドバッグを取り扱っている。 4月には、独自のランジェリーラインを追加し、お手頃な価格を実現させた。最近では、Alexa対応のEcho商品で、写真を撮り、その写真のスタイルのフィードバックがもらえるというサービスも発表した。その裏では、同社は自動衣料品工場、海運会社(別名:ドラゴンボート)、実店舗への出資など多方面でも力を入れている。

Amazonから洋服を購入したいと答えている顧客は増加傾向にあるようだ。2016年には、Amazonはアメリカの18〜34歳を対象にした調査で、Amazonがオンラインストアの中で最もアパレル系商品で利用者が多く 、Nordstromの市場シェアを二倍以上も上回る形となった。 Cowen&Co.の2016年10月の調査では 、アマゾンプライムは、便利でサービスもしっかりしていて、レビューの評価が高いので、サイト上でアパレルを購入する際に一番使うと答えた人が多かったそうだ。またCowenの別の調査では、Amazonがアパレル商品の取り扱いを始めた時は6.6%だったが、2017年には8.2%、2021年には16.2%の伸びを見せ、TJ Maxx とMacy’sを抑えて年間アパレル売上は620億ドルにも及ぶと見られている。 「Amazonは、他のブランドの衣料品で最大の小売業に成長することが出来るだろう。」とCassarは語る。「おそらく2017年には実際に達成するだろう」と述べている。しかし、Amazonがこれまで実現させてきた衣料品での成功がファッション業界に通用するかは疑わしい。 「Amazonは買い物客との感情的なつながりを確立して、ファッションブランドそのものになることはできないと思う。」と指摘している。

Aryapadiは、ファッションを売って成功するために、Amazonが必要とする3つの大きなポイントを指摘した。 「まず、Amazonはデザイン/クリエイティブな才能がある者を雇い、他と同じにならないよう、彼らに自由でユニークな発想を出してもらう必要がある。」としている。さらに、消費者(特にミレニアム世代)は特別でユニークな商品を求めている。第二に、Amazonは異なる価格帯で商品を売る必要があると強調した。「Amazonの価格は常にその時の価値によって変動するが、高級なブランドラインのものは高くても欲しいと思わせるためにあまり価格は変動させてはいけない。」最後に、Aryapadiは、オンライン小売業者はそのサイト以外でより深く消費者を引き込む必要があると主張している。 「実店舗があるブランドは、その店が消費者との感情的なつながりや、ブランドのテーマを体感してもらう場所となる」と説明する。ニューヨークやパリのような流行都市に店舗を開くということは、 「Amazonがファッション業界で信頼性を築く手助けをしてくれるだろう」と示唆している。

Dwyane Wadeのショップの中のブランドの1つであるMissionの創設者兼CEOであるJosh Shaw氏は、このプロジェクトはAmazonのファッション業界進出には必要で力をいれるべきところだとしている。「 Amazonの 印象は変わるだろう。 Amazon Fashionは、1年前から評判は良く手応えがあった。あれこれとやかく言われることは何もない。Amazon が思いつくことは全て上手くいくのだ。」とShaw氏は話す。