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Within社 どのデバイスからもアクセスできるVRウェブサイトを開設

【出典】2018/6/13

https://variety.com/2018/digital/news/within-vr-website-webvr-1202843564/

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ロサンゼルスのVRスタートアップのWithin社はどのデバイスからもVRコンテンツを利用することができるウェブサイトをリリースした。このウェブサイトは対応しているブラウザからアクセスすれば、VRヘッドセット、スマホ、タブレット、PCで利用することができる。

Within社が新しく開発したテクノロジーWebVRは追加ソフトウェアのダウンロードは必要なく、使っているハードウェアに合わせウェブサイトをナビゲートすることが可能。ヘッドセットを利用しているユーザーはVR上にサイトが表示され、コントローラとトラッキングツールを使って操作する。

VRヘッドセットを使わずウェブサイトにアクセスしたユーザーは通常のウェブブラウザを使用するようにVRコンテンツを探すことができる。「VRコンテンツをできるだけ簡単に探しだし、共有できることを目的にしていた」と語るのはWithin社のコンテンツローンチマネジャーのJon Rittenberg氏だ。

リリースされたコンテンツの中には、オバマのホワイトハウス動画、アニメショート、短編実写などが含まれる。サイト作りにはウェブブラウザのファイアフォックスを開発したモジラが協力しておりWebVRを業界のスタンダードにしようと働きかけている。モジラはWebVRのアプリ版も開発中、VRのソーシャルプラットフォームHubsも開発している。

しかし、多くのVRプロデューサーは現在それぞれのVRヘッドセットに向けたネイティブアプリ開発にフォーカスしているのが現状だ。VR技術をすぐに取り入れたポルノスタジオがVRヘッドセット向けに制作したアプリは、不適切なアプリとアプリストアから認識され、締め出されてしまっている。

VRヘッドセットがさらに主流になれば、多くのオーディエンスにリーチができるWebVRの需要は高まるだろう。

ディスカバリーVRやオキュラスのベテラン達によって新しいAR/VRスタジオTomorrow Never Knowsが設立

【出典】http://variety.com/2018/digital/news/tomorrow-never-knows-vr-1202755420/

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ディスカバリー・デジタル社、オキュラス・ストーリー・スタジオ社、およびライトシェド社に所属していたバーチャル・リアリティ(VR)分野における4人のベテランがサンフランシスコで、新企業を立ち上げた。共同創設者兼CEOのネイサン・ブラウン氏は、Tomorrow Never Knows と名付けられた新スタジオは、VRおよび拡張現実(AR)や人工知能を含む新興テクノロジーを使った、画期的なストーリーテリングプロジェクトの展開を目指している。

「我々の社是は、ストーリーテリングの限界を常に破り、新しいツール、方法論、およびワークフローの創造を強要することによりオリジナルクリエイティブとテクノロジーを生み出すことができる」と彼は語った。

Tomorrow Never Knowsの創設前にブラウン氏は、TVネットワークからのバックアップを受けた最も野心的なVRアウトレット、ディスカバリーVRを共同設立した。Tomorrow Never Knowsの共同設立者トム・レフトハウス氏もディスカバリーVR出身である。ライトシェド社と国連のVRプログラムUNVRの創設者であり、「クラウド・オーバー・シドラ」や「ウェーブ・オブ・グレイス」などのVRドキュメンタリーを制作したガボ・アローラ氏も参加している。4人目の創設パートナーは、エミー賞を受賞した短編VRアニメーション「ヘンリー」とエミー賞ノミネート作品のVR映画「ディア・アンジェリカ」の監督で、オキュラス・ストーリー・スタジオの共同創設者のサチカ・アンセルド氏だ。

4人は現在アンセルド氏とアローラ氏の持つストーリーテリング術と、ブラウン氏とロフトハウス氏が持つ技術力とビジネスの経験を組み合わせたいと考えている。ブラウン氏は、「契約取引と収益化には多くの創造性が必要だ」と述べた。

VR業界は当初、たくさんの熱意と共に受け入れられたが、アーリーアダプター以外のより多くのユーザーへのリーチにはまだ至っていない。「(ヘッドセット)市場は、私たちが期待したほど速く成長していない。」とブラウン氏は認めた。しかし、彼は、自信過剰な程の予測が、「非合理的な悲観主義」と彼が呼ぶ道を拓いたと主張した。

アンセルド氏は、同社がこれらの課題、特にアーリーアダプターが購入したヘッドセットの商業的可能性に関しては明確に認識していると語った。「現時点は、ヘッドセットに対する収益化はナイーブな話題である」と彼は語った。一方、自宅以外での使用となると全く別の話だ、と彼は語った。 「ロケーションベースVRはかなり成長している。」

これは、Survios社のようなVRゲームスタジオやThe Void社のような没入型ロケーションベースのエンターテイメント企業が、よく取り上げられる。 Tomorrow Never Knowsの場合、ロケーションベースのエンターテインメントには、フェスティバルなどとの協力も含まれる。

事例:同スタジオが初めて発表した2作品の1つである『The Day the World Changed(世界が変わった日)』がトライベッカ映画祭で公開された。このインタラクティブ体験は、核兵器と広島への原爆投下の余波を取り上げ、核兵器廃絶キャンペーンと協力して制作された。

『世界が変わった日』に加えて、同社は今年初めにサンダンス映画祭でDogwoof社が購入した、スーフィズムに関するVRドキュメンタリー『ZIKR:A Sufi Revival(スーフィ・リバイバル)』を制作した。

Tomorrow Never Knowsは、VRの制作を簡略化するツールの構築を目指している。ブラウン氏は、「作品制作に伴いユニークなツールや体験を生み出すことを目指している」と語った。

アンセルド氏はこのスタジオの名前Tomorrow Never Knowsの由来は、子供が未来に対して抱く興奮感を表現していると語った。「最近は夜が明けるたびに新技術が公開されているような気がする。私は子供の頃から、朝起きる度にどんな新しいプレゼントが待ち受けているのか毎日楽しみにしていた。」

スクーター・ブラウン、デヴィッド・マゼルがアスペン・コミックスの株式の50%を取得、ミソス・スタジオを立ち上げ

【出典】http://deadline.com/2018/03/scooter-braun-david-maisel-mythos-studios-aspen-comics-stake-1202354334/

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SB Projectsの創設者であるスクーター・ブラウン氏とマーベル・スタジオの創立会長であるデヴィッド・マゼル氏は、ミソス・スタジオと呼ばれる新たな合弁会社を設立し、アスペンコミックスの株式の50%を取得したほか、同社の後期創立者マイケル・ターナー氏が創作した象徴的なアートワーク、キャラクター、世界などを含む同社のIPのエンターテインメント権を取得した。

二人は既に、いくつかのプロジェクト (現在進行中)に取り組んでおり、その内2つはアスペンコミックスの原作に基づいている。第一弾は、マイケル・ターナー氏作の「ファゾム」という、1998年のベストセラー漫画にインスパイアされたものだ。スーパーヒロインのアスペン・マシューズ海洋生物学者が、自己の神秘的な背景を知った後に、海中・外での自己発見の旅に乗り出すという物語である。

2番目のプロジェクトは、2003年に最も売れたインデペンデント系漫画の1つである「Soulfire」にインスパイアされている。物語は、高度に発達した圧倒的な技術があるが、すべての魔法が失われた未来の場所が舞台になっている。選ばれし男の子マリカイと超自然のキャラクターのチームが、悪を倒して世界に魔法を取り戻す話である。

二人は今、この2作の配給会社と制作投資パートナーを探している。

ミソス・スタジオは、ロサンゼルス郊外に位置し、製作とクリエイティブの幹部達の協力を得たブラウン氏とマゼル氏が、長年にわたるSB Projectsの COO スコット・マンソン氏と共に率いる。『アングリーバード』を共に手がけたアニメーションプロデューサーのキャサリン・ウィンダー氏も再びマゼル氏とタッグを組む予定だ。今後のプロジェクトには、オリジナルで取得済みのIPを元にしたライブアクション作品とアニメーション作品がある。

「スクーター氏は、すでにポップカルチャーのエンジニアとして、また世界中の視聴者を対象としたマーケティングのマスターとして、伝説的な人物だ。私は次世代のフランチャイズエンターテイメントを世界にもたらす完璧なパートナーは彼以外いないと思う。」と、ミソス・スタジオの共同設立者のデイヴィド・マゼル氏は語った。 「彼はまた、長年の個人的な友人であり、我々はすでにこれらの素晴らしい作品を一緒に実写化することを最高に楽しんでいる。映画、テレビ、音楽、そしてブロードウェイでの経験を組み合わせることで、将来のプロジェクトのための私達のフィールドは非常にエキサイティングな場となる。」

ブラウン氏は、ジャスティン・ビーバー、カニエ・ウェスト、アリナ・グランデなど、エンターテインメントの最も大きな存在の一部をマネジメントしている。ブラウン氏と彼のチームは、彼の会社の映画・TV部門も大きく成長させ、それには『スコーピオン』、『ギヴァー』、そして国内の最高収入の音楽ドキュメンタリーの1つ『ネバー・セイ・ネバー』 を含む。

マゼル氏は、マーベルスタジオの社長、副会長、会長、そしてマーベルエンタテイメントのCEO要職など、2003年から2010年の間にマーベルでさまざまな役職を担当した。

AMCがVRスタートアップを買収、劇場公開を狙いDreamscape に2000万ドルを投資

【出典】2017/9/26
http://deadline.com/2017/09/amc-invests-20-million-in-dreamscape-vr-expands-theatrical-rollout-1202177023/

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映画館チェーン北米最大手AMCエンターテイメントは、ハリウッドの大スター達の支援を受けてVRのスタートアップであるDreamscape Immersiveに2,000万ドルを投資している。

AMCはシリーズBの投資ラウンドに1000万ドルの投資、VRコンテンツに向けてさらに1000万ドルの投資を行っている 。同社はまた、今後18ヶ月間にかけて、北米と英国にある最大6つの劇場の引き受け、開演、運営を援助する予定である。Dreamscapeに投資したモールデベロッパーのWestfieldは、改装されたロサンゼルスのセンチュリーシティーモールの中に、2018年初頭に旗艦店をオープンする予定だ。 VRを体験することができるいくつかの場所は、既存のAMC系列の映画館内にできる予定だ。その他は、単独的に展開される。

Dreamscapeの共同会長はWalter Parkes氏とKevin Wall氏だ。 CEOはBruce Vaughn氏(元Walt Disney Imagineeringのトップ)。AMCの視点から見ると、このパートナーシップは、新しい技術的手段によって、人々の劇場離れを救う希望の光となるだろう。

「Dreamscape Immersiveは、仮想現実の中で刺激的な新世界へと導き、先駆的で全身を覆っているように感じる技術によって、私たちは21世紀を本当に生きているということに気づくだろう。目を見張るような未来が迫ってきているのだ。」と、AMCエンターテイメントのCEOで社長のAdam Aron氏は、プレスリリース内で語った。

Parkes氏は、このパートナーシップは、VRと映画館など劇場の世界を橋渡しするのに役立つだろうと語った。また、彼は 「Dreamscapeの没入型技術はデジタル世界の最先端を代表するものだが、その心と魂は映画の共通言語にしっかりと収まっている。よって最初の主要な商業パートナーが世界最大の映画館主となったことは、ものすごくワクワクすることだ。」と述べた。Vaughn氏は 「AMCと協力して、映画鑑賞でのみ可能だった想像的な世界に実際に入り混み、体験する機会を提供することを楽しみにしている。」と付け加えた。

同社の技術は、スイスの研究機関Artanimによって開発されたボディマッピングツールを使用。Artanimは参加者に、 アバターとして仮想世界の中に存在している感覚を与える。 Dreamscapeは、デバイスやコンピュータに依存する他のVRプラットフォームとは異なり、参加者が現実世界と同じように最大6人のユーザーを同時に探検し対話するソーシャル体験を提供する。

Dreamscapeのトップクラスの出資者には、Warner Bros.、Fox、MGM、Imax、Steven Spielberg氏が含まれている。その顧問のリストにはアドバイザーとして映画製作者のGore Verbinski氏、作曲家Hans Zimmer氏、元ディズニー・COOのTom Staggs氏が名を連ねている。