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女子サッカー界を支援するブランド:男女平等に真摯に向き合うブランドが報われる

【出典】4/9/2019

https://www.thedrum.com/opinion/2019/04/09/brands-women-s-football-those-who-genuinely-care-about-the-agenda-will-be

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女子サッカーは現在、普及率と関心の観点から、今日最も急成長している女性スポーツの1つである。女子サッカー界は今、2019年のフランスでのワールドカップを見据えている。

 

バークレイズと女子のスーパーリーグとの数百万ポンドにもおよぶ三年間の契約や、Boots’ UKが女子イギリス代表、アイルランド代表と結んだスポンサーシップに関する最近のニュースから、確かに商業的およびマーケティングの観点から女子サッカー界が大きな注目を浴び始めている事がわかる。

 

これらのスポンサーシップは、女性のサッカー、または一般的に女性のスポーツをスポンサーすることがあなたのブランドを美しく見せるための安価な選択肢であるという誤った考えを払拭する。男性のスポーツが競技だけでなく、競技外でも選手について取り上げているように、女性スポーツも同じ熱量をもって取り上げられるべきであり、今ようやくそうされはじめている。女子スポーツとの提携は、ブランドにとってそれほど魅力的ではないにしてもその機会は等しく、スポンサーシップ業界として私たちは、その恩恵と価値についてブランドに伝え続ける義務を負っている。Visaは男子・女子両方のスポーツに対し同額のサポートを行っている。

 

女子サッカーは、男子サッカーと比較すると、規模、価値、アクセス性に優れ、まだ未開拓なフィールドであるため、従来の典型的なやり方、考えで固まってしまっている環境の中でブランドにとって爽快で非常にエキサイティングな機会を提供する。チャンスは目の前にあり、マーケティングと文化の観点から、功績を上げるためのプラットフォームとして女子サッカーが提供することができる価値を活用するためのオープンな目標と熱心なメディアがある。現役のスポンサー、権利保持者、メディア所有者、そしてタレントは、女子サッカーが持つ観客へのエンゲージメントの実証や、認識やマーケティング/ビジネス目標における主要なポイントをシフトするために協力し続ける必要がある。

成長

 

2015年にカナダ開催された、FIFA女子ワールドカップでのスリリングな試合は世界中を魅了した。スタジアムの観客数はトータルで135万人以上に達し、全世界におけるテレビ視聴者の数は188の国と地域で、7億500万人という記録的な数字をたたき出した。(2015年のラグビー男子ワールドカップの観戦者数より多い)日本対アメリカの決勝戦は、これまでにアメリカで最も注目されたサッカーの試合であった。

 

2017年のUEFA女子ユーロは史上最も注目された大会で、視聴者数から5000万人以上。公式のトーナメントのソーシャルメディアプラットフォームで55万件を超えるインタラクションが報告されている一方、#WEURO2017のFacebookアカウントとInstagramアカウントでの動画の観覧数は440万件にのぼった。スタジアム動員数も前回大会を上回り、オランダは史上初すべての試合のチケットが完売した。今年のワールドカップはさらに壮大な大会になるであろう。

国内の様子

 

イギリス国内のレベルでは、テレビとメディアの間での女子サッカーに関する報道が増加している。英国TVに1190万人の視聴者をもたらした、2015年のカナダでのワールドカップでの女子イギリス代表の功績により、FAとクラブはメディアへの露出の機会を得ることができ、メディア戦略を構築しはじめた。BBCのようなテレビ局はこのブームにのり、女子サッカーの報道を拡大し、さらに全国的にスポーツの発展を後押しするであろうバークレイズやBoots’ UKが結んだ長期間に及ぶスポンサーシップをもたらした。次の鍵となるステップは、FAの女子スーパーリーグの国内放送プラットフォームを開発することである。国内放送を開始する事によって、試合を定期的に放映し、スロットを獲得し、そしてシーズンを通して定期的に女子サッカーへの注目や関心を集めるための最高のメディア露出を保つことができるようになる。

 

着実に成長を遂げていてはいるものの、女子サッカーは世界および地元のスポンサーから広く支持され始めたばかりであるである。しかし、多くの人はまだ女子サッカーのもつ可能性に対し懐疑的で、女子サッカーは商業的に価値があるものではないと考えている。女性のサッカーだけでなく、あらゆるスポーツやスポーツ全般にわたって、その環境、情景は変化し、向上し続けている。特に女子サッカーに焦点を当てると、その進歩と発展をさらに深めるために、改善すべき事が三つある。第一に、世界的なサッカーの運営組織は、女子の大会の成功を活用し、男子の試合とは別にサッカー界の商業的機会をさらに探求する必要がある。ただ、スポンサーシップパッケージに追加するだけの方法とは決別しなくてはいけない。第二に、ブランドは女子サッカーの試合においてもっと多く露出をし、女性が今日における象徴てきな経済価値であることを認め、Visa、Barclays、Bootsなどのブランドから学び、インスピレーションを得る必要がある。最後に、コートのピッチの質は、全国的に、地域的にそして世界的に一貫したサポートを得て継続的に改善し続けなくてはならない。

女性アスリートの力

男女平等を推進することは、私たちの時代の最も強い動きのひとつである。女性の消費者は社会において最も経済的に強力なセグメントの1つであるであるため、この男女平等についての問題に対し真摯に向き合っているブランドは女性からの支持を得ることで売り上げをふやすことができるであろう。特に5人に1人の女性が一家の担い手であるため、ブランドにとって女子サッカーのスポンサーになることは、非常に有益なケースである。この急成長する女性経済は、女性の経済的安定性と購買力が大幅に向上したことを意味する。

市場で成功しているブランドの多くが、女性のロールモデルを促進することの価値を認識している。Nike、Adidas、Under Armorなどのスポーツブランドの大手が、最初に経済における女性の可能性を見いだし、それを活用し始めた。Nikeは1992年にアメリカの女子サッカー代表チームを支援し、Brandi Chastain氏のような有名選手とスポンサー契約を結び、他のブランドの先駆けとなった。Nikeはまた、オランダの女子チームによる女子ユーロリーグでの大胆な動きを支持し、より多くの女子サッカー選手が誕生する様にと願い、雌ライオンの紋章が描かれたユニフォームを発表した。アメリカでは、女子チームのシャツの男性用サイズでの販売をはじめた。これに続き、EA Sportsは女性のゲーマーからの要望もあり、女子サッカー選手をFifaビデオゲームシリーズに登場させた。

未来

2026年までに、FIFAは各年代における女子サッカーの人口を世界的に6,000万人増加させることを目指している。他のサッカー組織も『Together we play strong一緒にサッカーをして強くなろう』キャンペーンをはじめた欧州サッカー連盟、UEFAとの支援を約束している。将来のサッカープレイヤーのための投資は、直接ピッチ上での成功につながり、同時に更なるビジネスチャンスの可能性と、将来の試合に投資するための多くの資金へと変わる。

もっと多くのブランドが女子スポーツが持つ可能性や価値に気づく必要がある。一方で、女子サッカー界は、革新性と創造性を一番に大事にしているブランドを探し、商業的可能性の探求に焦点を当てた専任チームを結成することに専念し、世界規模のキャンペーンを活用する必要がある。スポーツの知名度だけでなく、試合にでている女子選手の知名度をあげること、また女子選手達のピッチ上やピッチ外での人柄や魅力を披露する事は、すべての事業出資者に利益をもたらす。これは女性のサッカー、スポンサー、そして女子サッカー界のスターにとってわくわくする未来の始まりに過ぎない。現代世界の文化的変化を推進し、そして今後の女子サッカー界の全体的な成長とスポンサーのためのマーケティングチャンスのために、ブランドと女子サッカー界の間のコミュニティをより密接に結びつけるであろう。

ナイキの自動靴ひも調整機能がついたバスケスニーカーが2019年に$350で登

【出典】12/20/2018

https://www.engadget.com/2018/12/20/nike-self-lacing-basketball/Picture1

「バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2」で主人公のマーティ・マクフライが履いていたような自動で靴ひもを調節するバスケットボール・シューズが2019年に登場する。ナイキは自動靴ひも調節機能がついたバスケットボールシューズを$350で販売することを発表した。2016年に同社は$720で調節機能がついたスニーカー(写真上部)を販売したが、その時よりさらに軽く、安価ではき心地の良いバージョンがリリースされる。Picture1

今年の9月にジョーダン33が販売されたが、そのスニーカーには足をすぐフィッティングできるファストフィットテクノロジーが採用されている。 この技術は、アスリートの足元を素早くフィッティングできるように開発されたシステムで、靴ひもの結びなおすプロセスを大幅に減らす工夫が施されている。前足部のストラップを引っ張ることでスニーカー内部のケーブルを締め、かかとから足首まで360度固定ができる。来年販売されるスニーカーではこのテクノロジーを自動で行えるのではないかと推測されている。同社は商品に新技術を次々と取り入れており、2019年には今までで最もエアソールが分厚い「the 720」がリリースされる予定だ。

ブランドごとによって異なる消費者が持つ「価値」:ナイキのコリン・キャパニックのキャンペーンをアンダーアーマーが真似してもなぜ意味がないのか?

【出典】12/5/2018

https://marketingland.com/heres-why-nikes-colin-kaepernick-gamble-wouldnt-work-for-under-armour-253044Picture1

ナイキがアメフット選手コリン・キャパニックを起用したキャンペーンがデビューして2週間で同社のオンラインセールスは31%上昇、株価も6%アップした。キャパニックを起用したことで大きく成功したが、そこにリスクももちろん存在した。広告がデビューしてすぐ、ナイキのブランド価値は一気に下がった。株価は下がり、広告に反発した者はナイキ製のスニーカーを焼き、そのビデオは一気にバイラル。ナイキに対して不買運動も起きた。ナイキは半ばギャンブルとも言えるこのキャンペーンをいかに成功することができたのだろうか?

それは消費者と「直感的」にコネクトする方法をナイキが見つけたからだ。キャパニックのキャンペーンは同社のシューズや衣服の広告という枠を飛び越え、消費者が持つパーソナルな価値観を揺さぶったのだ。消費者行動を分析するResonate社によると、このようなキャンペーンを同じスポーツブランドのアンダーアーマーが行ったら失敗すると予想している。

 

シュワルツの価値理論

ナイキのオンライン売上が一気に上昇したという結果から、我々は最近ナイキのオンラインサイトで買い物をした消費者の価値観をリサーチした。今回のリサーチにはシュワルツの価値理論というセオリーを導入した。社会心理学者シャロム・シュワルツが開発したこの理論は人間が最も大切にしている「価値観」を10類に分類、この価値観は年齢・人種関係なく誰にも応用でき、消費者の購買行動を予想するときにも使われる。ナイキのオンラインカスタマーがもつ価値観とシュワルツが提示している価値観とどれくらい関連性があるか調べていくと、ナイキのキャンペーンはとても上手に消費者へメッセージを送っていることがわかった。

 

影響(Influence

この価値観は巨万の富を築くこと、そして影響力を持つことだ。このような価値観を持った人は巨万の富を得たいと願い自身のステータスやパワーを欲しがる。物質欲が最も最優先であり、彼らにとって人生とは金と社会的地位なのだ。

キャンペーン内で使われたメッセージ

  • 「地球上で最も優れたバスケットボール選手になるな。バスケットボールより大きな存在となれ」

 

想像力(Creativity)

この価値観は新しいスキル・知識を身につけたり、新しいアイデアを考える、クリエイティブでいることにフォーカスしている。この価値観を持った人は個人主義、適応力があり想像力がある。彼らにとって人生とは探検であり、新しいことを学びクリエイティブでいることが最も大切なのだ。

キャンペーン内で使われたメッセージ

  • 「自分の夢がクレイジーかもしれないと疑うな。自分が十分にクレイジーか疑え」

 

達成(Achievement)

この価値観は自身の能力を見せたい、そして人々から尊敬されたいという価値観にフォーカスしている。このような価値を持つ人物は、成功したいと思い皆から賞賛されたいと思っている。彼らにとって人生とは人よりも一足早く前に出て勝ち人々を感動させることである。

キャンペーン内で使われたメッセージ

  • 「学校や世界で一番早いランナーになりたいと思うな。歴史上最も早いランナーになりたいと思え」

 

独立(Independence)

この価値観は自由と自己決定による意思を重んじる。このような価値観を持った人々は自発的で独立的、他人を頼らず己自身で問題解決をする。彼らにとって人生とは自分でコントロールするものなのだ。

キャンペーン内で使われたメッセージ

  • 「あなたは誰かのようにならなければならない、なんてことはない。」

ナイキのキャンペーンに込められたメッセージとシュワルツの価値理論によって出されたナイキのオンラインカスタマーが大切にしている価値が非常にマッチしていることがわかる。過去6か月間で合計9400万人のアメリカ人がナイキのオンライン・実店舗全てを含めたチャンネルで買い物をしている。そして約1億5000万人のアメリカ人が上記4つのうち一つまたはそれ以上の価値観に同意している。そのことからわかる通りナイキは既存のナイキファンだけでなく、将来ナイキのファンになるかもしれない同社と同じ価値観を持った潜在顧客にもアプローチすることができたのだ。

そして同じキャンペーンをアンダーアーマーが行っても失敗する理由は下記だ。

アンダーアーマー顧客の大切にする価値観をリサーチするとナイキ顧客と全く異なることが明らかになった。多くのアンダーアーマーの顧客は自身に対する評判を大切にし、社会的に尊敬されたいと思っている。よってこれらの顧客に対して、「良い市民であること。不名誉を避けるここと」をメッセージ化した方が良い。そしてアンダーアーマーのオフライン消費者は伝統と自身で何かをやり遂げることに対し価値を見出している。よってナイキとアンダーアーマーで唯一共有できる価値観は「達成=Achievement」のみだ。

ナイキによるコリン・キャパニックの起用は間違いなく物議をかもすことはわかっていた。(国歌斉唱時の抗議)伝統と社会的尊敬を価値とするアンダーアーマーの顧客に対してアンダーアーマーが彼を起用したら間違いなく衝突が起こるだろう。すでに承知の事実であるが、昨今の消費者はブランドに対し商品・サービス以上の価値を求める。ナイキは自社の消費者のことをしっかり理解していたからこそ、今回賭けに出ることができたのだ。ナイキは顧客とエモーショナルな絆を今回のキャンペーンで築き上げ、多くのアメリカ人に同社が大切にする価値を共有することができたのだ。

異なるブランドが似たような商品を扱っているからといって、同じ顧客がサポートする訳でないことがわかった。だからこそブランドは自身の顧客がどんな価値を大切にしているかしっかりと理解する必要があるのだ。

 

 

マーケッターはスポーツのスポンサーシップをさらに求めている

http://adage.com/article/cmo-strategy/marketers-demand-sports-sponsorships/314004/

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ミネソタ州の ティンバーウォルフはシーズン最後のゲームを迎えるところだ。これは 決勝戦出場を決めるだけではなく、このNBAチームが手にするビールのスポンサー金額の運命の分かれ道でもある 。

Anheuser –Busch InBev (ビール製造会社)のフランチャイズは、決勝戦まで到達するなどの一定のゴールに達すると、スポンサーからの報酬が増える、という新しいスポンサーシップの導入している。この成果報酬型の取り決めは、Anheuser –Busch InBevのプロのチームをスポンサーする80以上のチームのうちいくつかで始めた。スポンサーシップは長年固定だったため、これは大きな変化である。

過去14年間 に決勝戦まで進めていないティンバーウォルフ にとっては、このスポンサーシップの到来はチームにとって少し挑戦的であった。しかし、「自分たちが良い成績を出せると信じる 。」と ティンバーウォルフの収入役のチーフであるRyan Tanke氏は語る。それは本当になった。4月11日にチームはナゲッツを倒した後、次シーズンへ進んだのだ。

Anheuser –Busch InBevにとって、計算は簡単である。勝ったチームのファンがもっとチケットを買い、最終的にはビールも買うからだ。しかし、 そのビール醸造会社にとって、勝敗のみが重要な訳ではない。チームによって制作されるバドワイザーのソーシャルメディアの動画の再生回数など、測定可能な部分も重要なのだ 。 ティンバーウォルフがTwin Citiesでバドワイザーのマーケットシェア を1年以内に上げたら、チームがうけとる報酬が高くなる、とTanke氏はいう。結果ベースのモデルによって、マーケッターはこれまで以上に緻密なデータ検証を元に、スポーツディールするようになる。そのディールは、男性オーディエンスを惹き付けるためのチケット購入までの経路や、テレビやラジオ、屋外広告など伝統的な広告によって増強される 。ほとんどの名の知れたブランドにとって、単純に認知を増やすだけでは意味がない。そのようなオーディエンスはそれほどお金をかけない方法で充分だからだ。 スポンサー費用のように数千万ドルもかけなくてもいい、デジタルメディアのターゲティングなどである。

「10年前、スポーツと男性はセットだった。でも今は、男性は何にでも興味がある。」と 体験型マーケティング会社Engine Shop のCEO、 Brian Gordon氏は言う。「データはマーケティングをどこでやったらいいかを教えてくれる。」と彼はいい、例として最近料理に興味を持っている男性が多いことを挙げた。「興味が分散したことで、マーケティングの費用をどこにいくら投下すればいいか、より効率よく、細かく考えることができるようになったのだ。」、と話す。

視聴者の高齢化

テレビ放映されるスポーツは未だに人気だ。しかし大きな問題を抱えている。Ad Age が最近伝えたように、NFLは昨シーズンの視聴率がその一年前と比べて9%も落ちた(試合はその年の50トップ番組のうち37位であったが)。それと同時に、試合の公式サイトによると全米フットボール試合の観客動員数は過去3番目に多く観客を収容した2017年の1700万人 から1640万人に落ちた。さらに心配なのは、スポーツ観戦をする観客の高齢化だ。MagnaGlobalは昨年、スポーツビジネスジャーナル誌のために調査を行ったところ、24個のスポーツのうち23個のテレビスポーツ放映の視聴者の平均年齢が過去10年の間で上がったという。NFLの視聴者平均年齢は、2006年の46歳から2016年には50歳まで引き上がっていて、アメリカメジャーリーグの視聴者平均年齢は52歳から57歳へ引き上がっている。

「テレビ視聴率は下がって、観客数も下がっている。ブランドビルダーである私たちにとって、顧客の注目を得るのはさらに大変である。」とAnheuser –Busch InBev のアメリカチーフマーケティングオフィサーのMarcel Marcondes氏は語った。「私たちは{スポーツ}を生活の中に取り込む方法を考えなければいけない。」と続けて語った。ESP-IEGというWPPに所有されている広告コンサルタント会社の一番新しいデータによれば、この会社は年間3億5000万ドルも広告に費やす。これはペプシについで2位の費用だ。そのため、幹部たちは成果報酬型のアプローチがスポーツ界で広く共感をうむことを望んでいる。「リーダーシップの精神を持って行動することが大事。」とMarcondes氏は語る。

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スポーツのスポンサーシップ業界は引き続き好調だ。ESP-IEGによると2016年から2017年にかけて行われた四つのプロリーグに使われた広告費は35億ドルに上り、昨シーズンの33億ドルもよりも多い。 2017-18年はNFLとその32チームに使われた広告費は6%も増え13億ドルであった。今後、全体の広告費は億単位でなくても数千万ほど上がるだろう。ブランドはスポーツギャンブルに関連したスポンサーの機会を探しているからだ。というのも、今年最高裁判所でネバダ州以外でも 賭け事が合法化されたためだ。NBAが『公式ギャンブルパートナー』としてカジノのブランドとのディールをアピールしているのを想像してみてほしい。「これは最も大きい変化の一つになる。一番ではなくても、スポンサーの分野ではそうであろう。」とESP-IEGのヴァイスプレジデントのJim Andrews氏は語る。

ブランドが公式のビールブランド、または公式の銀行などになるために大金を支払うので、そのブランドのマーケッターはチームやリーグ戦だけが提供することのできるコンテンツや楽しい経験へのアクセスを要求しはじめている。「権利を持つ側が売りたいモノ・コトから、そのブランドが買いたいモノ・コトがより重要になってきている。 」と、スポーツイベント関連でブランドとの仕事を多く行っているEngine Shopのゴードン氏は語る。

ブランドは、バーチャルリアリティのテクノロジーやアップグレードサービスなど、スタジアム内の体験について考えるようになってきている。「私たちのゴールは、客が有意義な時間を過ごすことを第一に考えることだ。スポーツ関連のことは二の次である。」とA-B InBevのアメリカスポーツマーケティング代表のNick Kelly氏は、最近行われたESP-IEGカンファレンスにて話した。

ワシントンのレッドスキンズのゲームでは、ファンはバドライト・ソーシャルラウンジにてVRが実装されたフットボールヘルメットを着用し、プレイヤーとしてフィールドを歩いているような体験ができる。ミネソタのティンバーウォルフは最近、プレミアムシート購入のためのサービスを展開した。ファンはアプリを通してオーダーでき、また、チーム側はそれを通してどのようなオーダーが多いか調査することができる。そうすることで、ビール無料などのプロモーションをすることが可能になるかもしれない、とTanke氏は言う。より若いファンをセイントルイスのキャンディナルの試合に呼び込むために、バドワイザーはチームと組んで、指定席を購入する必要がなく、ファン同士が交流できるコートの真上にある「バドワイザー・テラス」へアクセスができるマンスリーパスを販売している。毎月自動更新されるが、いつでも止めることができる。「ミレニアム世代の顧客はNetflixや Huluなどでそのシステムに慣れているはずだ。」とKellyはインタビューで述べた。

コップを冷たいまま保

テレビ技術が革新を続ける中、ファンにスタジアムに足を運ぶことに価値があると思わせなければいけない。「試合前3〜4時間前からスタジアムに入り、家ではできない楽しい体験をすることが、人気になってきている。」と、バドライト・ソーシャルラウンジを含め、スタジアムでしかできない体験を提供しているMVP InteractiveのCEO、James Giglio氏は言う。

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それは、ビールを冷たくしておくなど、とてもシンプルなことの時もある。アトランタのブレーブス をスポンサーするCoors Lightは、SunTrust Parkにある Coors Light Chophouseというスタジアム右のエリアに、飲み物を冷蔵してくれるカップホルダーを実装した。「ファンは、ブランドのために試合に行くのではない。チームのために行くのだ。」とMillerCoorsのブランドエクスペリエンスコーディネーターの Adam Dettman氏は語る。そのため、各ブランドは、顧客のスタジアムでの経験をどう良くするかにフォーカスするべきだ 。

 

Visaはスポンサーシップを通して、新しく導入した支払い方法をアピールしている。ロシアのFIFA ワールドカップ会場ではVisaのみで支払いが可能で、同社は支払い機能を搭載した指輪やリストバンドなどのウェアラブルデバイス を来場者に配った。Visaはオリンピックの公式スポンサーでもあり、韓国で行われた冬季オリンピックでは同じような支払い機能を搭載した特別なグローブ、記念品のステッカーやバッジを販売した。このイベントは、「『これが未来の支払い方法だ。』と言えるほど、歴史的にも重要な瞬間となった。」とVisa のブランド・改革オフィサーのチーフであるChris Curtin氏は語った。

 

JPMorgan Chaseはチームよりも会場にスポンサーの費用を費やしている。会場が一年を通してほぼ毎晩スポーツやイベントで使われるという利点を活用しているのだ。JPMorgan Chase は、数年前にJay-ZとBeyoncéのツアーにスポンサーしたときの反省もあり、会場とのスポンサーシップを気に入っている。「ツアーへのスポンサーシップでの良くない点は、それぞれの会場内で起こることには介入できないことだ。」、とJPMorgan Chaseのスポーツ・エンターテイメント部門代表のFrank Nakano氏は語る。

 

JPMorgan Chase はニューヨークにある有名なスタジアムやラジオ・シティー・ミュージック・ホール、シカゴシアター、ロサンゼルスのフォーラムなどを所有するMadison Square Garden Coと深い関係を持つ。チェイスのカードホルダーは、他の人よりも早く好きな席を選べる特典、また無料の食べ物や飲み物が楽しめる「Chase Lounge」への入場特典などが付いてくる。 JPMorgan Chase は、ゴールデンステイト・ウォリアーズの2019−2020年のシーズンが行われるサンフランシスコにある会場に「Chase Center」と名前を刻んだ。20年間も名前の権利を買うのは当然安くはなかった。メディアのレポートによると、1年間で1000万ドル以上相当の価値があるようだ。ウォーリアーズはAccentureを公式 “技術革新”スポンサーとした。つまり、データを有効活用した、楽しい体験の提供へとつながっていくことになる。2016年後半に契約をしたそのコンサルティング会社は、ウォーリアーズの地元オークランドでチームの内側にフォーカスした昨シーズンのゲームのVR視聴を導入していた。

 

しかし、Chase Centerはチケットが国内で一番高くなるだろうと予想される。 シーズン中のプレミアシートは一試合600ドルもする。さらに、返却されるのが30年後という 35,000ドルのメンバーシップ料がかかる。San Francisco Chronicleというメディアは最近、ファンの中で『嫌なショック』があったと報じた。月給制で働く一人のファンは、新聞記者に「チームは好きだし、試合も好き。でも、僕は企業じゃない。そんなに高いのは払えないよ。」と話した。

Twitter、契約の一新によりMLBの試合を毎週ライブストリーミング

【出典】https://techcrunch.com/2018/04/03/twitter-to-live-stream-weekly-mlb-games-in-renewed-deal/

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メジャーリーグの試合中継が、新たなパートナーシップ契約の結果としてTwitterに登場するテキサスレンジャーズとオークランドアスレチックスの試合は、2018年のシーズン中、テレビ中継されないMLBデイゲームのライブストリームとしては最初の試合となる。

MLBは、Twitterで中継される試合のスケジュールを、ツイートで発表する予定だ。

Twitterは以前にもMLBと協力してきた。同社が2016年にライブストリーミングへの取り組みを強化していた際、MLBだけでなくNHLやNFLのような他のスポーツ組織の週刊試合中継をする予定であることを発表していた。その後、2017年4月から10月まで毎週試合を放送した。米国のユーザーは2018年4月から9月まで無料でストリーミングできるようになる。

ファンはlive.twitter.com/MLBにてオンライン並びに接続されたデバイスで試合を見ることができ、又視聴の際にTwitterアカウントにログインする必要はない。しかし、試合の放送はTwitter限定ではない。各中継は参加チームの地元のテレビ局との同時放送である、またTwitterは、スポンサーへコンテンツ内の広告パッケージを提供すると述べている。

これらの広告取引には分配収益があるが、Twitterは収益の分配方法についてコメントしていない。

TwitterはMLBの試合の唯一のオンライン中継プラットフォームではない。 Facebookは最近、ナイトゲーム25試合をライブストリーミングする独占契約を結んだので、他の場所でその試合は視聴不可能である。

MLBは、比較的新しいストリーミングサービスでも試合を配信できるような取り組みを重ねている。たとえば、YouTube TVは先月、ワールドシリーズの数年にわたるスポンサーとなる契約を発表した。これには、スタジアム内の看板、TV広告、オンエアコールアウトなど、同サービスを大幅に売り込む計画が含まれている。そして、今月登場するディズニー所有のストリーミングサービスESPN +は、180以上ものMLB試合を放送する予定だ。またMLB.TVのアウトオブマーケットパッケージを購入することでより多くの試合を見ることができるオプションも用意している。

試合に加えて、MLBは2018年の間、シーズンを通して@ MLB Twitterアカウントからリアルタイムでハイライトを再び配信すること、また@LasMayoresからはスペイン語のハイライトも配信すると、Twitterは述べている。 そしてTwitterは、MLB全30チームと提携して、ハッシュタグで起動される絵文字を利用可能にする。

NASCAR が2つの異なるEスポーツ大会を準備中

https://www.autoblog.com/2018/02/04/nascar-e-sports-gaming-championships/Picture1

NASCAR (全米自動車競争協会)はEスポーツが若者たちを引き付けるための良い戦略だと考えているようだ。現在協会内では2つの異なる部門がそれぞれEスポーツイベントを企画しており、年内に開催される予定だ。二つのうち一つのイベントは2月のデイトナ500に向けて開催されるかもしれない。

Sports Business Dailyによる報道によると、ライセンス&コンシューマープロダクツ部門バイスプレジデントのBlake DavidsonがEスポーツチャンピオンシップを実際のレースイベントの週末にレーストラックでの開催を考えているとのこと。トーナメントに参加するプレーヤーはXboxやPlaystationで販売されている初心者向けのNASCAR Heat 2というゲーム、または上級者向けゲーム、iRacingのどちらかを選び参加する。オーバルトラックのラスベガス・モーター・スピードウェイはトラック内にあるスクリーニングルームを使いバーチャルレーシングイベントを開催予定だ。

イベント企画は現在進行中なので合計いくつのレーシングトラックがイベントをホストするかは未定だが、全部で20のNASCARレーシングトラックを持つInternational Speedway Corp社とSpeedway Motorsports Inc.,がこのキャンペーンに参加する予定だ。

このトーナメントが発表されてから3週間後、Sports Business Daily誌はRace Team AllienceのチェアマンRob Kauffman氏がiRacingを使ったチーム制のEスポーツトーナメントを企画中と報じた。数十万ドルの賞金をかけたトーナメントであり、オンライン上でストリームされる予定だ。そしてプロドライバーも参加するのではないかと言われている。
NASCARのゲームやバーチャルイベントへの参加は比較的遅参者に入るかもしれないが、NASCARをテーマにしたゲームは1990年の「Bill Elliott’s NASCAR Challenge」から発売されており、93年に発売された「デイトナUSA」は今まで最も売れたゲームの一つとして知られている。2017年エクスフィニティ・シリーズのチャンピオンになったプロレーシングドライバーのWilliam Byron氏はiRacingのゲームからキャリアをスタートさせた。

Eスポーツの契約によりEAの「マッデンNFL」がESPNとディズニーXDにて放映

http://variety.com/2018/digital/news/espn-electronic-arts-esports-nfl-espn-1202677948/Picture1

エレクトロニック・アーツ社(EA)、ナショナル・フットボール・リーグ、ESPNの3者間の新取引の一環として、ESPN2などのディズニー所有のネットワークにEスポーツが登場する。

EAは今後「マッデンNFL 18 Championship Series」の独占配信のために、ESPNとディズニーXD(10代前後の男の子に人気のケーブルネットワーク)と提携する予定だ。両当事者は、ESPNで打たれた最初の「長期的なマルチイベント競争ゲーム契約」として取引を特徴付けた。

「ESPNとDisney XDとの提携により、ESPNやディズニーのさまざまなプラットフォームを通じて世界中のファンに当社独自のマッデン・ストリーミングやソーシャル・チャネルを通じてデジタル配信していく。」とEAのEスポーツ部門シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャー、Todd Sitrin 氏が表明した。

マッデンNFLアルティメットリーグは、「マッデンNFL 18」をプレイする選手のうちトップ16人が1対1の競争を繰り広げ、2月2日(金)から、NFLドラフト当日4月28日にかけて行われる予定。

一方、「Madden NFL 18」クラブ選手権トーナメントは、1月26日(金)に行われるPro Bowlにて始まる。ファンは、1月27日(土)からESPNEWSで準々決勝を見ることができる。次の放送では、ファンたちは ESPN2とESPNのデポルテにおいて、2月1日(木)にミネソタのミネアポリスで開催されるスーパー・ボウル・エクスペリエンスからの生中継を楽しむことができる。

第52回スーパー・ボウルと2018年のNFLドラフトの間で、ディズニーXDとESPNアプリは、毎週マッデンNFLアルティメットリーグからの最新の出来事を紹介する。 「Madden NFL 18」競争ゲームコンテンツのホームとなるだろう。マッデンNFLアルティメットリーグのチャンピオンは、ESPN2による2018年NFLドラフトから中継されるマッデン・ボウルにて表彰される。

ESPN2は、4月から『アルティメットリーグ・エピソディックシリーズ』も放送する。このコンテンツは唯一のエンターテイメントスタイルで、アルティメットリーグのベストプレイヤー達に続き、キャラクターやストーリーに焦点を当て、5月1日まで放映される。エピソードはESPNアプリでオンデマンドでも入手できる。

「私たちはEAとNFLとの関係を継続、拡大することで、世界的に行われている数々のEスポーツ競技会を観客に紹介するだけでなく、無数のESPNとDisneyグローバルプラットフォームを使って参加者の素晴らしいストーリーを伝えられることに、非常に心を躍らせている。」と、 ESPNデジタルメディア・プログラミングの副社長John Lasker氏は声明の中で述べる。

放送は、BTスポーツを通して英国とアイルランドで、TSNを通してカナダで、そしてESPNインターナショナル・ネットワークを通してオーストラリア、ニュージーランド、カリブ海地域、中南米(ブラジルを含む)で視聴可能だ。

Under ArmourとHTC、フィットネスのプラットホームを開発

【出典】2016/1/5

http://www.engadget.com/2016/01/05/under-armour-and-htc-built-an-entire-fitness-ecosystem/

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スポーツウェアの王者と言われてきたUnder Armourだが、しばらく前からテクノロジー会社へと変換する準備を行ってきた。数年前に発売されたE39からArmour39まで様々な商品を開発してきたが、 利便性が主な課題となっていた。 同社は、2013年末にフィットネスアプリを買収し始め、2016年にはテクノロジーとアプリを合わせ、HTCとのパートナーシップを結ぶことで新しいハードウェアをデザインするようだ。しかし、これはただのウェアラブル端末でなく、Under Armourのアプリとガジェット両方を使ったプラットホームを同時にローンチすることになる。

バーチャルリアリティによるNBA観戦はとても良いものである。しかし、シーズンチケットを売るまでのことはないだろう

【出典】2015/10/28

http://techcrunch.com/2015/10/28/a-live-nba-game-is-cool-in-vr-but-dont-sell-off-your-season-tickets-yet/

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私は昨夜(NextVRアプリのおかげで)バーチャルリアリティで Golden State Warriorsの試合の大部分を視聴した。それだけ視聴しても映像酔いすることはなかった。

私は現実世界ではSan Mateoにいたが、まるでその瞬間はOaklandでのOracleアリーナにいたように感じられた。このゲームでは2台のアクティブ・カメラがあり、1台はコートサイド、もう1台は垂木のような形で設置されていた。

下記の写真でフロントカメラがあった場所がわかる(私は現地にいなかったので、この投稿は非常に助かった)。

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OculusやSamsungのデバイスで撮影した動画や写真を見ることはそんなに簡単なことではない。実際に私はスクリーンショットのとり方すら理解することができなかった。幸運にも、他の誰かがやってくれていたのだが。

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子供でさえ活用できている。

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それでは具体的な話をしよう。垂木のようなカメラは観客席の中にトンネル状に設置されたものであり、まるで産まれたばかりの人間のような風貌をしていた。そのカメラ映像からは周りの人々の会話を聞くことができたが、周りの人もそれが何かを理解している人はいない様子だった。

私が立ち上がった時、正面の様子が奇妙に感じられたので、ひとまずソファーに座ってみると安定した。視聴するベストポジションは基本的に床に座ってコートを見つめることであったらしい。右に目を向けると、ホログラムで浮かび上がったかのようなカメラマンがいるように感じたが、彼は本物だった。

頭をリズミカルに左右に向ける動作が、現地で生観戦しているように感じられ、本当にリアルな感覚を得ることができる。360度全てを見渡せる訳ではないし左右に無数の黒い点が見受けられるが、それは映像を台無しにするほどのものではない。ストリーミング視聴のために課金をするということになっても、本物さながらの試合観戦を体験するために360度どの角度も観れるようになればいいかもしれない。無料ならなおさらである。

ストリーミング自体は驚くほど滑らかであったが、Wi-Fiのデータ速度がそこまで早くなくても滑らかな映像が楽しめるというのは素晴らしいことである。Samsung Gearを同じデータ環境で何度か試したことがあるのだが、頭が痛くなり長時間つけることができなかった。試合会場で自分の前に人がいるという状況も、現実の生観戦と同様であり、透視することはできない。Wi-Fiのスピードももちろんこのストリーミングを楽しむ上で重要な鍵の一つである。

私はまるで観客席にいるように応援していた。携帯電話をチェックしたり、気が散ったりするだろうか?答えはNOだ。私は、善悪はともかくとして試合中にツイートや写真を撮ってしまう癖があるが、今の所バーチャルリアリティではこうした行動をとることはできない。

物理的に試合観戦に行くことすら断念するほどかと言われれば、それはないだろう。サウンドは素晴らしいものがあるが、Oracleスタジアムで体験することができるものとは程遠いものと言える。加えて、この体験は孤独感を払拭することはできない。試合を婚約者と同時に共有することもできないのだ。

見えるものをバーチャルリアリティで見る。現状は、ただそれだけで素晴らしいと言えるだろう。

バーチャルリアリティで82試合以上のバスケット試合を全て観戦しようと思うだろうか?そんなことはおそらくないだろう。カリフォルニア在住の身で愛してやまない Sixersの試合を数試合観るだけならば、観たいと思うかもしれない。私はバーチャルリアリティを本当に気に入っており、毎日気軽に利用したいと考えている。

ESPNに私の声は届くだろうか。

将来的には、複数のカメラが設置されより多くのアングルからバーチャルリアリティの試合観戦を楽しむことができるかもしれない。有料のプレミアムオプションも月額10ドル以下の金額で登場することになるだろう。

アディダス、Runtasticを2億4000万ドルで買収

【出典】2015/8/5

http://techcrunch.com/2015/08/05/runtastic-acquired-by-adidas-for-240m/Untitled

 

長い間フィットネスアプリメーカーとして君臨し続けてきたRuntasticは、この度アディダスグループに買収された。その買収額は2億4000万ドルと報じられ、本日署名され確定した。

ヨーロッパ発祥のこのアプリメーカーは、2009年オーストリアにて設立された。運動を定量化し、可視化するこのアプリメーカーは、これまでフィットネスや健康、マラソンアプリとして20種類以上をリリースしてきた。また、装着型やその他のフィットネスモニターが装備されたハードウェアも商品として展開している。

Runtasticの筆頭株主は、投資子会社のAxel Springer社を経由したドイツの巨大メディアAxel Springer社であり、50.1%を保有していたため当社が最も払い戻し金額が大きいだろう。また他の主な株主は、オーストリアのエンジェル投資家 Johann Hansmann博士や創業者であるFlorian Gschwandtner氏、Alfred Luger氏、 René Giretzlehner 氏、 Christian Kaar氏である。彼らは、少なくとも今のところは引き続きアディダスグループ内で引き続き株を保有し続けるという。

Runtasticのブログには、Runtastic社がアディダスグループ内で独立運営され、リンツやオーストリア、ウィーン、サンフランシスコにある現在のオフィスが引き続き使用されると書かれている 。またそこで、「親会社」の後ろ盾により多くのアイディアや製品がローンチされると宣言した。

「両社が既存のコミュニティメンバーと将来のユーザーのためにユニークな商品と体験を提供できると確信している」と公式ブログにも掲載された。

「我々は、年末までにさらにサービスや商品を最適化し、ユニークなコンテンツと新たなアプリを消費者に提供していく」とも掲載されている。

アディダスグループのCEOを務めるHerbert Hainer氏は、この買収を機にフィットネス製品における7000万人の顧客を獲得することができるだろうとコメントを残した。また声明の中で、人気のあるアスリートを起用し製品のブランディングを行うことで、この分野の成長を促すとしている。

しかし、アディダス社はデジタルフィットネスの急成長を目の当たりにし、着目したスポーツブランドの1つにすぎない。2月にはEndomondo社と MyFitnessPal社を傘下にしたUnder Armour社、5月にはWeight Watchers社が Hot5を買収する等、他企業の動きも活発化している。万歩計のブランドFitbit社も、今年に入ってフィットネスアプリに着目し、3月にFitStarを買収している。