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インフルエンサーマーケティングにおいて、なぜショッパブル広告が重要なものになろうとしているのか

インフルエンサーとショッパブル広告を用い、クリックの回数やコンテンツから購入画面までのステップを減らすことで、eコマースをブーストできる可能性を示唆

【出典】2017/6/30

http://www.adweek.com/digital/kamiu-lee-activate-by-bloglovin-guest-post-shoppable-ads-influencer-marketing/

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ここ最近登場したショッパブル広告の興隆により、SNSユーザーを買い物客と考える風習が浸透しつつある。

このトレンドは、フェイスブックやInstagram、Snapchat、Pinterestといった主なソーシャルメディアプラットフォームにはすでに取り入れられている。

つい最近、MikMakという企業がショッパブル動画をInstagram StoriesとSnap Adsでeコマースサイトにジャンプできるリンクを使うことでクリック購入体験をテスト運用すると発表したが、

インフルエンサーマーケティングは、ショッパブル広告の中で急成長している市場である。実際、Bloglovin’の調査結果には、63%のマーケターがインフルエンサーマーケティングによるキャンペーンに対する予算を今年に入って拡大させており、それによりショッパブル広告の需要が拡大していると記載されている。

現在、こうした広告はブランドにのみ提供されているが、インフルエンサーも利用できるようになる可能性が高い。

リンクをトラッキングすることに対する投資対効果の減少によるプレッシャー

インフルエンサーマーケティングは、広範囲での戦略であり、新たな関係を構築する絶好の機会でもあるため、一度きりのイニシアチブ以上として考えられるべきであるが、投資対効果を正確に計りにくいため、ブランドからの圧力は増してきていると言える。

この点において、ショッパブル広告は問題解決に繋がると考えられている。この広告形態により、ブログやSNSを読閲覧してから購入を決めた消費者をそのまま誘導することができるようになり、インフルエンサーによる投資対効果がより測りやすくなったのだ。

投資対効果がインフルエンサーマーケティングを運営する理由となるべきではないが、ショッパブル広告はリンクのトラッキングを計測するのに有用であると言えるだろう。

 気持ちの繋がりから改善されるeコマース

インフルエンサーがショッパブル広告を取り入れることで、コンテンツから購入ページに一気にジャンプすることができ、eコマースをさらに盛り上げることができるだろうと考えられている。ブランドは、商品購入画面までたどり着く時に、クリック数が増えれば増えるほど、潜在顧客を失っていると言えるからだ。

インフルエンサーによって精選されたコンテンツとショッパブル広告を連携させることで、ブランドへのエンゲージメントを上げることにも繋がると考えられている。消費者が広告という先入観なくコンテンツを楽しむことができることから、こうした動きは特にソーシャルメディアにおいて顕著に見られる。

インフルエンサーを活用することで、より多くのエンゲージメントを獲得し、コンテンツとショッパブル広告の橋渡しができるようになる。消費者も、信頼するソースからメッセージが来ると、ブランドや商品により親近感が湧くのかもしれない。

ショッパブル広告により広告の計測ができるようになったことから、インフルエンサーの責任がより大きくなったと言えるかもしれない。しかし、だからといって、キャンペーンローンチの方法の戦略に大きく影響を与えるようなことはないだろう。というのも、インフルエンサーはこれまでも実績を上げているし、その実績が具体的な数値化されるだけだからだ。

 インフルエンサーのエコシステムでショッパブル広告が意味するもの

ショッパブル広告は、単純な閲覧行動から消費者購入にまでこぎつけることができる素晴らしいツールなのだ。

ショッパブル広告というキャンペーンに対する指標をきちんと設けることで、お金の流れも管理することができるようになり、インフルエンサーとブランドの関係性も向上すると考えられる。

しかしながら、消費者の購入意欲を高める可能性があるからこそ、インフルエンサーとブランドの関係に摩擦を生じさせてしまうという可能性もある。ブランドはもっと多くの商品を宣伝してほしい一方で、インフルエンサーは自らのコンテンツを第一に考えなければならないからだ。よりオーガニックなコンテンツを作り、自らの意見に率直であることが、フォロワーのロイヤリティを失わないようにする一番の近道であると言えるからである。

こうしたショッパブル広告が世の中に増えているため、連邦取引委員会のガイドラインもこれに準ずるものになり、これに従わなければならなくなることも予想される。

また、インフルエンサーがトラッキングすることができるリンクを直接提供することにより、eコマースの売り上げ全体を底上げすることになるため、お金をもらって宣伝活動を行うステルスマーケティングと実際に商品に賛同してプロモーションを行うマーケティングをはっきりと区別しなければならない。

Bloglovin’が行なったリサーチ結果によると、消費者の内31%がこうしたインフルエンサーのコンテンツを不正確であると感じており、59%がインフルエンサーのスタイルに合わないコンテンツがエンゲージメントを下げていると述べているようだ。

インフルエンサーの投稿が心からのものである限り、ショッパブル広告を取り入れたからといってエンゲージメントが下がることはないだろう。