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CWのNetflixのスーパーヒーロージャンルの番組を支配する手法

【出典】2017/01/09

http://www.polygon.com/2017/1/9/14215208/cw-netflix-flash-arrow-supergirl

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The CWは日曜日、アニメ板の「Constantine」シリーズを製作すると発表しました。

この番組は、Matt Ryanが主演し、エクソシストになったオカルト探偵を演じるNBCの13話の短いシリーズです。このアニメーション版はCWのネットストリーミングであるCW Seedで10分の短編を5~6話放映します。Ryanとそのキャラクターをライブアクションシリーズとして「Arrow」、「The Flash」、「Legends of Tomorrow」、「Supergirl」と同じ放送ネットワークに戻すわけではありませんが、彼らが達成しようとしていることは明らかです。

Netflixと同様に、CWは多くのファン層と先行投資に基づいてデータベースを作り上げることに投資していこうとしています。

CWはどのようにしてゲームを変えていくのか

CWについては次の通りです。どのCWの番組も特にうまくいったことはありません。「The Flash」、「Arrow」、「Supernatural」、「Jane the Virgin」は最大のシリーズであると言われているが、「Game of Thrones」や「The Walking Dead」と戦えるほどのものではありません。例えば、「The Flash」のミッドシーズンの最終話では300万人の視聴者を獲得しました。これとは対照的に、「The Walking Dead」は1050万人の視聴者がミッドシーズンの最終話を視聴しました。「Arrow」は200万人以下です。CWの親チャンネルであるCBSで放送されている「Elementary」のような標準的な番組でも500万人の視聴者を獲得することができます。

格付けが低いのに、なぜCWは企業にとって実行可能な他の作品に焦点を当てないで、番組の続編を作り続けるのかという疑問にたどり着きます。そこにはいくつかの理由がありますが、一番の理由はNetflixやHuluのような他のサービスがCWや他のチャンネルにどれだけの価値があるかというのを見てきたからです。7月に、NetflixとCWはストリーミングサービスのシーズンが終わってから6日以降に新しい番組を独占的に放映できる契約を結びました。報道によるとCWとCBSは約10億ドルで契約を結んだと言われています。

CWには伝統的なテレビとしてではない何か野望があることは明確です。もしターゲットの視聴者がコードなし世代の一部である場合、ストリーミングを彼らに売る方が簡単です。それはCWがDCの番組をふやすべきかどうかではなく、どのようにして配信するかが問題になります。

CWはジャンルプログラムに関して、AMC、HBO、やFXなどと戦えないことは分かっています。理由の一つとして、若者を対象としたネットワークで、他のネットワークが放送できる内容の番組を放送するということが簡単にはできないということがあります。他の理由としては、このネットワークは未熟で、11年目にして何をしたいかを探っているというものです。

より多くの伝統的なホームドラマを取り込もうとするなどのある種の戦略は失敗しましたが、他は成功しました。具体的には、クリエーターとエグゼクティブプロデューサーのGreg Berlantiのスーパーヒーロー帝国の完全支配によって、このネットワークをスーパーヒーローコンテンツ専用のネットワークにするという決定を下しました。

2012年の「Arrow」放映以降、CWは月曜日から金曜日までスーパーヒーロー専用のネットワークとなっています。Pedowtiz氏は去年Variety紙にネットワークとWarner Brothersが常に目標だったと話しました。実際、Warner BrosのCEOであるKevin TsujiharaはVariety紙に「CWに多くのDCの番組があることにより、番組の中で相互に交流することができます。それは我々にとってエキサイティングで重要です。」と、話しています。

CWはDCキャラクターにアクセスでき、Warner Brosとパートナーを結んでいるネットワークの一つです。Berlantiは番組にハマり声を届けてくれる視聴者を見つけることができた、言い換えると、CWは評価をあまり気にしなくてよくなったということです。「Supernatural」のように、番組に確実に投資してくれるファンをもっていて、彼らはなんとしてでも番組を見ようと探し出してくれます。それはネットワークにとって一番の心配事でした。

その点から、CWははっきりと声明を出しました。ストリーミングサービスの「The Flash」、「Arrow」、「Supergirl」、「Legends of Tomorrow」、や「Vixen」、「Constantine」の間でCWはスーパーヒーローのコレクションを作り上げています。Pedowitz氏はネットワークではバットマンシリーズを作る予定はないとなども言っているが、時間の問題のような気がします。Foxの「Gotham」はテレビ上で唯一のバットマンシリーズでしたが、今シーズン、15%も視聴率が低下しました。CWは避けられないバットマンシリーズの終わりを待って、バットマンを夜間の放送枠に持ち込むことで、空いたスペースへ入り込もうとしていることは納得がいきます。

Netflixが「Arrested Development」、「Gilmore Girls」や「Full House」でやったように、何があってもチャンネルを変えることから、CWは既に観客がいる番組を作ることに興味があります。そして、Netflixがこれらのシリーズを見続けられる唯一の方法であるのと同じように、CWは「Flash」と「Supergirl」とチームを組み独占的なネットワークになりました。

日曜日、ネットワークは低い評価にも関わらず、2017/2018年の秋シーズンに4つのDC作品をリニューアルすると発表しました。なぜネットワークが、「Crazy Ex-Girlfriend」、「Jane the Virgin」、「Supernatural」、などの番組のように新バージョンの番組をやることを選ぶかと聞かれた時、CWの会長、Mark Pedowitzは数字のためではないと答えました。

「素晴らしいプログラムであると絶賛されたとき、ただ(新バージョンを作り)観客を増やすことを願うだけだ」と、Pedowtiz氏はVariety紙に話しました。

Pedowtiz氏は特に「Supernatural」に関しては、「彼らがやりたいと思っていて、私がこのポジションにいて、番組がうまくいくかぎり、長続きします」と、何度も言い続けています。

Warner BrosとCWの両社は、DCの貴重な作品たちを買い取り、より多くのキャラクターをネットワークに連れ込む長期間でのプランがあると話しました。それがネットストリーミングサービスのSeedで放映されるか、メインチャンネルで放映されるかはPedowitz氏と他の役員によります。しかしTsujihara氏がVariety the CWは「私たちにとって、とても戦略的で重要な販路」であることを語りました。

ですから、CWはHBO、AMC、FXや他の基本的な放送レーティングと実際に戦うことはこれからもありませんが、それ自体が絶対的な力になるという訳でもありません。このネットワークは何年にも渡り、シリーズをたどって、どのようにしてついてきてくれる観客を取り込むかを見つけ出しました。それはコミック愛好家のためのホームとなり、さらに大きくなっていくだけです。

CBSのCEO、Les MoonvesはVariety紙にCWのスーパーヒーローシリーズのラインナップについて聞かれたとき、「ショーはより強くなり、それらを維持するための私たちも、もっと強くなっている」と話しました。

Game Awards、視聴者を15億人追加

【出典】2016/11/25

http://www.polygon.com/2016/11/25/13685508/the-game-awards-just-found-an-extra-1-5b-viewers

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第3回Game Awardsは来月ロサンゼルスで開催されるが、このセレモニーは15億人を含めた視聴者にライブストリーミング配信されるようだ。

ビデオゲーム界のアカデミー賞とも言うべきこのGame Awardsは、2016年に発表された数々のビデオゲームの中から最も素晴らしかったものを決めるセレモニーだ。毎年、TwitchやYoutube、ゲームのコンソール等様々なプラットフォームからストリーミング配信されている。

今年は、フェイスブックやVR等様々な手段でセレモニーが配信されるが、最も大きな変化は中国でも配信されるようになったことだろう。

中国のマルチメディア企業Tencentは、QQやWeChatといった様々なメッセージアプリのプラットフォームを活用して、中国版のライブ動画を中国国内に幅広く配信しようと計画している。セレモニーは中国語に翻訳され、グローバルライブ配信中に受賞者を発表するTencent News Appを活用することで、中国の視聴者がFans Choice Awardsで投票することもできるようになるそうだ。

Tencentとセレモニーの責任者Geoff Keighley氏のパートナーシップ契約によって、中国ではこれまで直接介入することが困難だったゲーム市場に参加することができるようになる。

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中国でビデオゲームコンソールが禁止という法律が完全になくなったのは、ほんの昨年の夏である。現在コンピュータゲームやモバイルゲームが中国のゲーム業界で最も人気の高いものになっているのは、このせいかもしれない。

「今最も大きなゲーム市場は、中国です」とKeighley氏は述べる。「欧米のゲームやコンソールは最近リリースが始まったばかりですが、PCゲームとモバイルゲームにおいてはすでに巨大な規模へと成長しているのです」と。

中国では、従来のメディアがゲーム業界に及ぼす影響というのは、ほんのわずかである。Keighley氏のYouTubeショーやTiwtter、フェイスブックは、中国ではアクセスすることができないのだ。

だからこそ、今回の動きは大きな可能性だけでなく、多くの未だ解決していない問題をも孕んでいるのである。

「私には、中国のオーディエンスの性質は正直なところわかりません」とKeighley氏は述べる。「中国では、PCゲーム市場やeスポーツが大きいことは理解しています。TencentがTencent NewsサイトやQQ.comのような彼らのポータルを活用することで、我々を正しい方向に導いてくれることを期待しています」と。

彼は続けて「中国でも、セレモニーやどんなゲームが紹介されるかに関する関心はあると考えています」と述べる。

こういった関心は、ゲーム業界という枠を超えて存在するようだ。Keighley氏はTencentが他の欧米のこういったセレモニーを中国でテスト配信することに意欲的であると述べる。

「これは試験的なものですが、People’s Choice AwardsやVictoria’s Secret Fashion Showといったショーはすでに中国で配信したことがあるようです」と。

また、Keighley氏とTencentの関係は12月1日に開催されるGame Awardsに留まらないようだ。Keighley氏は1月に中国を訪れる予定であり、Tencentのローカルビデオゲームショーに参加し、プレゼンターを務める可能性もあるようだ。

「中国のゲーム業界は私もまだ充分に把握できていません」とKeighley氏は述べる。

「『World of Warcraft』の開発会社であるBlizzardが中国で大きいことは理解しています。また、中国用に『Call of Duty』があることも、2Kが『NBA Online』をリリースしています。しかし、ゲーム業界で何が成功しているかを充分に理解できているとは言えません」と。

YouTubeにてCBSの番組ライブ配信スタートか Unplugged、来年新たに始まるTVサービス

【出典】2016/10/25

http://www.polygon.com/2016/10/25/13403606/youtube-unplugged-live-tv-cbs

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HuluやHBOのように、Googleは番組ライブストリーミングビジネスへと進出しようとしている。メインターゲットは、従来のケーブルテレビ番組に見切りをつけた年代の人々であるようだ。

Bloombergは5月、GoogleがYouTubeにて番組をライブ配信しようとしていると報じた。The Wall Street Journalも、YouTubeが来年早々にCBSのいくつかの番組を配信することに合意したと報じている。しかし、最も大切なのはYouTubeがCBS独自の番組をライブ配信しようとしていることである。

それらのチャンネルのうちの一つであるCW(CBSとWarner Brosの合弁会社)は、「The Flash」や「Arrow」、「Supergirl」、「Legends of Tomorrow」、そして「Crazy Ex-Girlfriend」等を放送してきた。しかし、CWがCBSの提案する契約にサインをするかどうかはまだわからない。ちなみに、NetflixとCWは今年10億ドルの契約を結び、テレビ放送翌日にストリーミング配信を可能にした。その権利は、以前Huluにあったものである。前月のインタビューで、CWの代理人はストリーミングコンテンツの全てがアプリ内で提供できるようになるだろうと話しているがPolygonがこの事実確認を急いでいる。

CBSだけが、YouTube Unpluggedに参画しようとしているわけではない。報告によれば、21st Century FoxやABC-Disney、NBC Universal等も独自の番組をYouTubeに持ち込もうとしているようだ。これら3つの放送局は、Huluとも話し合いを進めていると報じているものもある。Huluは、オリジナル作品を来年からストリーミング配信しようとしているようだ。NBC UniversalはComcastの子会社であるが、Polygonの親会社であるVox Mediaへの投資も行なっている。

8月の時点では、YouTubeはテレビ評論アソシエーションのプレスツアーにて、レポーターたちに今の最重要事項がオリジナルコンテンツを製作することであると述べた。YouTubeのエグゼクティブ達はライブ配信ついてはあまり触れなかったが、有料プレミアコンテンツであるYouTube Redに焦点を当てていることを匂わせた。そのプロセスの一部には、新たなタレントや若い俳優、ダンサー、コメディアン、映画監督を見つけてくるということも含まれる。

「YouTubeはすべてがオリジナルコンテンツです」とYouTubeのグローバルコンテンツチーフのSusanne Daniels氏は述べる。「我々は、YouTubeがクリエイター達にとってのホームになってほしいと考えています。彼らはYouTubeが作品にとっての未来であり、ひと月に10億人以上が訪れるプラットフォームであることを十分に理解しています」と。

Hollywood Reporterによると、エグゼクティブ達はYouTube Unpluggedが同じような道を辿ることで、ローンチ前に2-3の主要ブロードキャスティングネットワークと提携ケーブルネットワークと契約できればいいと考えているようだ。同サービスはブロードキャスティングネットワーク主体であり、テレビでいう生放送をケーブルテレビに加入することなく視聴できるようなシステムを構築することを目的としている。

報告によれば、YouTube UnpluggedはSonyのPlayStation VueやDishのSling TVのような競合他社と同じように25ドルから40ドルで利用できるようだ。2017年はストリーミングサービス上でのライブ配信が始まる時代である。Huluもその準備を着々と進めている。

フェイスブックのCEO、VR内で人と会うソーシャルアプリを発表

【出典】2016/10/6

http://www.polygon.com/virtual-reality/2016/10/6/13189076/facebook-mark-zuckerberg-shows-off-vr-social-app

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今日行われたOculusコンサートで、フェイスブックの創設者であるMark Zuckerberg氏は、バーチャルリアリティ内で行われるライブで多くの人と繋がることができるソーシャルアプリのライブデモを行った。これは、ソフトウェアを介して、他のアバターと見つめ合ったり表情を変えることができるプラットフォームだ。

Zuckerberg氏はまた、VRでチャットをしている人をサメのいる水中や火星の地表といった場所へ動かすという機能を見せた。ユーザーは、その異空間から別の異空間へと移動することもできる。Zuckerberg氏のオフィスに移ることもできるのだ。

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これは、現存するOculus Riftとタッチ認証技術を使ったデモンストレーションである。このソフトウェアでは、バーチャルカードゲームやチェスを楽しむことができる。また、バーチャル空間で絵を描き、それをバーチャル内で実体化することもできるようだ。

また、ユーザーはVR内で動画を一緒に見ることが可能で、プレイヤーは画面をホールドしズームアップやズームアウトして、プライベートなVR映画館を作り出すこともできる。そのソフトウェアによって、ユーザーがビデオ通話のようなこともできるため、バーチャルスクリーンを使ってFacebook Messengerの電話を取ったり、人と繋がったりすることができるようだ。

今後VRがどのように社会に馴染んでいくか、またVR内で他の場所を訪れるというアイディアがどのように広まりより「現実的」になるか、将来が楽しみである。

Steamの新しい評価スコアシステム、大々的に幾つかのゲームに影響を及ぼしている 我々が思っているよりも、人々はMighty No.9が好きなようだ

【出典】2016/10/3

http://www.polygon.com/2016/9/15/12929788/steam-review-scores-changed-steam-spy-data

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今週初めにSteamでユーザーの評価の平均の計算方法が見直され、Steamのキーアクティベーターよりも購入者の意見を優先するように変更された。たとえそれらが全体のデフォルトのスコアを決める要因でなくても、サードパーティーからのゲームキーに基づいた評価はSteamで今も閲覧可能である。そして、その違いは大きい可能性もあるのだ。

Steam Spyは新しいシステムに最も影響を受けた427個ものゲームを集めた。Googleスプレッドシートではすべてのゲームの新旧のユーザーのスコアと変更の後にも含まれる多数のレビューを表にした。「Simple Ball: Extended Edition」や「Lands of Devastation」、「Bathory」、「The Bloody Countess」、その他のインディーゲームなどがトップを占めたが、昔と今のレビューの平均値には大きな隔たりがあるようだ。「Simple Ball」は新しいシステムにおいてたった14パーセントの評価であった。例えば、レビューのうちのわずか7パーセントがSteamを通してゲームを買った人から書かれたものであった。

ここで暗示されることは、これらのゲームの開発者たちがSteamのキーを影響力のある人たちか、または積極的なレビューを書く気にさせられたその他の人たちに送ったということだ。自分たちでSteam Spyのデータを分析している人たちにとっては急上昇であるが、過去のレポートは、キーが偽って取得されている、または開発者が彼らのゲームに対しての積極的な評判を買えるなどの可能なStreamのグレーマーケットで詳細になっている。

「Lands of Devastation」はこの理由でもう買うことができなくなっている。Steamのそのゲームのページでの投稿によると、発行元のRai Studio Gamesがボットのネットワークがどうにかして大量の規制で認められていないレビューを投稿したというのだ。

さらに面白いのは、システム変更の後にユーザーのスコアが実際に落ちた時であった。「Mushroom 11」や「Mighty No. 9」、「Cibele」、「Sportsfriends」そして「Citizens of Earth」は他の方法よりもさらにそれらを持ち直させた人々によって健闘している。おそらく、Kickstarterの支持者やHumble Bundleの購入者は、Steamを利用している人たちよりもそれらのゲームに対して容赦ないのかもしれない。しかし、その理由は広範囲に渡り、漠然としていると言えよう。

もしあなたが量的な分析や確実なデータの熱狂的な支持者であれば、その全体のリストは注意深く読むに値するだろう。Steam SpyがSteamユーザーの評価と購買の両方の傾向を観察しているからだ。そして、開発者たちの意向に関わらず、定期的にSteamの売れている商品のリストを更新しているようだ。

Amazon、テレビ番組よりもオリジナルコンテンツに尽力

【出典】2016/8/8

http://www.polygon.com/2016/8/8/12403034/amazon-original-series-prime-transparent-grand-tour-woody-allen

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今年の6月、Amazonの設立者兼社長を務めるJeff Bezos氏は、これからAmazon PrimeとAmazon Studio(Amazon独自の映画部門)、オリジナルシリーズに焦点を当てたいと述べた。それは、日曜日にロサンゼルスで開かれたテレビ批評家賞協議会でのAmazonのパネルで、Amazon Studio代表のRoy Price氏がコンテンツの量を今までの2倍にしたいと言った時のことであった。

「2015年はオリジナルコンテンツを作るのに2014年の2倍のコストを要しました」とPrice氏は述べる。「これは軌道に乗っている証拠で、想像したよりも早いペースです。Amazon Primeも同じで、世界中で51%も増加しています。これもひとえに、我々が配信しているオリジナルシリーズのおかげに間違いありません」と。

Bezos氏の将来のAmazonオリジナルコンテンツへの展望について聞くと、Price氏はあまり多くのことは言えないが、クオリティを犠牲にすることなく新旧の登録者を楽しませられるようにできるだけ沢山の番組を配信する計画であると述べた。

「もっとたくさんの映画を、もっとたくさんの番組を、もっとたくさんの子供向け番組を、もっともっと製作していきたいと考えています」とPrice氏は述べる。「今年は去年よりもかなりの量のオリジナルシリーズを配信しました。そして、世界中の視聴者のためにも世界中のコンテンツを配信する予定です。日本では11ものシリーズが配信されており、今回初めてインドへの進出もしています。ドイツでもいくつかのコンテンツを撮影しているところです。常に成長し続けることが、選ばれるオンライン動画配信サービスでいるための基本となっているのです」と。

どの番組を配信するか、どの番組を見送るかは、Amazonが常に行っている一つの過程である。これまで、Amazonは配信したいと思った番組をPrime会員に視聴してもらい、投票を募り、配信する番組を決めるという方法を取ってきた。最も票を集めた番組シリーズは、Amazonが配信に向けて進める番組になることが多いが、Price氏によるとその方法もすぐに変わる可能性があるという。

Price氏は最初にリリースされた時に投票を集められなかった番組の一つに、Golden Globe賞、Emmy賞、Peabody賞を獲得したシリーズ番組「Transparent」があったと指摘する。たとえその番組がたくさんの票を集められなかったとしても、Price氏と彼のチームはそのシリーズを継続して展開させると決定し、その後その番組はAmazonの中で最も有名な番組の一つにになったのだ。

Price氏は視聴者の選択に対するAmazonの決定について話していた時に「両方の視点で考えることが必要だと考えています」と述べた。「我々は一つの側面からしかではなく、たくさんの情報を得ることができます。視聴者の意見やインターネット上の評価、そして批評家たちの言っていることも考慮して決定を下しているのです」と。

Price氏は最後に、一つの番組に対してのデータは重要だが、シリーズに対しての批評家からの賞賛の可能性ほどは重要ではないことを明らかにした。代表例として、Woody Allenが主演を務める限定シリーズで、視聴者に投票を募らないパイロット番組がある。同社にとって視聴率を心配するよりも、業界の中で最も才能のある人を守る方が重要だ、とPrice氏は言いたいのだ。

「素晴らしいテレビ番組や革新的なものが共通して持っているものとは、情熱と想像力のあるクリエーターです」とPrice氏は述べる。「番組を作りたいと願うWoody Allenのようなクリエーターがいたら、その意見に焦点を置くのは当然のことなのです」と。

Price氏は、テレビ番組の製作に自由がないことや視聴率が下落していることによって、想像力のあるクリエーターたちはむしろNetflixやAmazon、Huluなどのストリーミングサービスと働きたいと思うような時代に到達したと言う。

Price氏はさらに、Amazonが現場責任者に与えることのできる魅惑的なものは膨大な予算である、と加えた。前「Top Gear」のホストJeremy ClarksonやRichard Hammond、James Wayがホストを務める新番組「Ground Tour」は、Amazonとの契約で約2.5億ドルもの予算を得ている。Amazonは、それ以外にも大きい予算のシリーズが計画されていたのかとPolygonに聞かれると、Price氏はそれこそがAmazonが探していた方法だと回答した。

「視聴者が何を見たいのか、それをPrime会員が増える中で提供する立場に我々はあります。皆さんは我々のパイロット番組、そしてシリーズ番組を楽しみにしてくれています。その動向を見守ることこそ、重要なことなのです」と。

YouTube、より多くのRedオリジナルシリーズや映画に全力を尽くす準備を整える

【出典】2016/8/6

http://www.polygon.com/2016/8/6/12393710/youtube-pewdiepie-ron-howard-red

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YouTubeは毎月10億以上の再生回数を集める数百万もの動画を特徴としている。未来を見据えるにあたり、同社はRon HowardやMorgan Spurlockといったハリウッドタレントの助けを借りて、より多くのオリジナルシリーズや「野心的な」映画を作るためにその時間とお金を投資したいと考えているようだ。

YouTubeのグローバルコンテンツのリーダーであるSusanne Daniels氏は金曜日にLos Angelesにある同社の最大のスタジオで批評家のグループに次のように述べた。「YouTubeが新しい会員限定のプラットフォームを立ち上げてからというもの、YouTube Redの会員数は我々の期待を大きく超えてきました」と。結果として、同社はオリジナルシリーズや映画の質を高め、今までよりも多くの作品を生み出していく方法を模索している。

「YouTubeはオリジナルコンテンツに力を入れています」とDaniels氏は述べる。「我々は、我が社のクリエイターを映像ディレクターや作家、そしてプロデューサーがハリウッドクリエイターとコラボすれば良いと考えています」と。

Daniels氏はまた、「若いクリエイターとハリウッドの第一線のクリエイターを混ぜることはここ7ヶ月における一つの目標でした。発表した10本のオリジナルシリーズや映画は、普段YouTubeで目もくれないようなプロデューサーたちの目に止まったようです」と続けた。Daniels氏によれば、クリエイティブで自由な場であるYouTubeは業界のベテランたちが望んできた一つの要素であるらしい。

「我々は、YouTubeがコンテンツ業界の未来であり、毎月10億人以上の視聴者を持つプラットフォームであることを理解しているクリエイターやクリエイティブな声に対して、ホームとして機能することを望んでいるのです」とDanielsは述べる。

YouTubeが持つ大きなコラボレーションプロジェクトの一つが、90分のドキュメンタリーである。「Vlogumentary」は、YouTubeのパーソナリティであるShay “Carl” Butlerと受賞ディレクターであるMorgan Spurlockによって製作された。Spurlockは「YouTubeはコンテンツ業界の『発端』という位置付けからも魅力的であり、一人のファンとしてそれで生計を立てているクリエイターのストーリーを伝えたいと考えました」と述べる。「未だに多くの人はYouTubeで生計を立てることが現実的なキャリアプランであると思っていませんが、何百もの俳優や作家、そしてディレクターがいてこのプラットフォームのために働き、生計を立てているのです。これは、コンテンツ業界において革命とも言えるべき結果でしょう」と。

「YouTubeは新しい形のスタジオであり、ネットワークです」とSpurlockは述べる。

「YouTubeは、もはやプラットフォーム以上のものでホームともいうべきものです」とButler氏は述べる。「子供達にとっては安全な場所であり、また時には彼らが行ける唯一の場所でもあります。ただコンテンツを消費するだけのものではなく、コミュニティとして成立しており、コンテンツを提供する場以上のものになっているのです」と。

Daniels氏はこれに対し、「人々にYouTubeがただの猫の動画を視聴するプラットフォーム以上のものであることに気づかせることが大きな目標であり(猫の動画が大好きであったと付け加えたが)、それは他のネットワークと競合することを意味しています」と述べる。Daniels氏はYouTubeの未来に対して楽観的であるようだが、一方でエグゼクティブ達は視聴率が同社にとってどのような影響を与えるかについてコメントを控えた。

YouTubeは、Netflixのようにテレビの番組やケーブルネットワークと同じ視聴率の基準を設ける必要がない。また、YouTubeが独自に調べたオリジナルシリーズの視聴者数を発表する一方で、公式な第三者の情報源は何一つない。Daniels氏は「残念なことに、完璧な視聴率調査システムは存在しません。そして、他のネットワークのリーダー達は、YouTubeが発表する視聴者数は虚偽だと主張しているもにもかかわらず、そのことについては言及していないのです」と述べる。

Daniels氏はさらに「全体的にもっと正確なシステムが必要だと思います」と付け加えた。「私がネットワーク(The CW)にいたとき、Nielsenに対して全く満足していませんでしたが、他にこれ以上のシステムが存在するとも思えませんでした。我々がYouTubeに報告しているものよりも公平な数字を得ることができると思いません。YouTubeは、Redにより多くのオリジナルシリーズを生み出すためにトップコンテンツクリエイターともっと働きたいと考えています(PewDiePieのような)が、ファンに対して無料動画を提供する場を減らそうとは全く考えていません。また、ファンはPewDiePieが自分のチャンネルで何か新しいことをしていることを知っていますが、より大きな予算がなければ可能ではないことも理解しています。彼が無料のものを配信し続ける限り、ファンは見捨てられたと感じないでしょう。事実、我々は彼のRedチャンネルでより多くのオリジナルのコンテンツを配信した時にYouTube登録数が大きく上昇することを目の当たりしてきました」と。

YouTube Redサービスは月額9.99ドルで、登録した人は音楽やゲームなどYouTubeのチャンネルにある全てのオリジナルコンテンにアクセスすることができる。

なぜNetflixは視聴率を気にしないのか Ted Sarandos氏が語るNetflixサービス拡大の野望

【出典】2016/7/27

http://www.polygon.com/2016/7/27/12303076/netflix-tca-2016-ted-sarandos-ratings-original-programming

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毎年開催される夏のTelevision Critics Association (TCA)においてNetflixのチーフコンテントオフィサーであるTed Sarandos氏は、プレスに対しストリーミングサービスにおける視聴率の意味のなさを述べた。

Netflixのエグゼクティブたちが度々受ける質問の中に、何故視聴率等のデータを公開しないのかというのがある。Saranados氏は、アメリカ最大の視聴率調査会社Nielsen が発表したOrange is the New Black シーズン4のプレミアが670万人の視聴者数を獲得したというニュースについて語った。その数字は確かに大きいが、それよりも大きい数字を公表している他の視聴率調査会社もあるようだ。

「メディア業界にとってレポーティングと視聴率はどちらも重要です。ただ、だからといって我々が視聴率にこだわる必要はありません」と彼は述べる。

HBOのように、Netflixは加入者ベースのビジネスを展開している。いわゆる伝統的なブロードキャストネットワークとは異なり、Netflixはオリジナルコンテンツ作成や俳優確保等のために広告に気を配る必要がないのだ。

こういった理由から、Netflixは何人の人がその番組を見たのかではなく、そのシリーズがどれだけ世間に話題を呼び、批評を受けながら文化的な面でインパクトを与えたかに焦点を当てることができるとSarandos氏は述べる。

「Netflixはリアルタイムで更新が進むグローバルネットワークであり、我々の番組を通していかに話題性を提供できるか、そしてその目標にむかってオリジナルコンテンツを常に発信できるかに最も力を注いでいます」と。

ビジネスの面において、Netflixは2つの目標をかかげている。オリジナルコンテンツ配信とスタジオとのライセンス契約の拡大、そして加入者のベースの増築である。今年の第2四半期の売り上げ成長が伸び悩んだものの、Sarandos氏はサービス配信エリアをさらに広げる意図を見せている。新たな加入者を見いだすためになら労を惜しまない姿勢が垣間見える。

「もしNetflixに加入していることをあなたの友達に伝えたら、その友達もきっと加入するでしょう。もし我々が良いコンテンツを提供しなかったのなら、もちろん誰も興味を示さないし、あなただってやめてしまうかもしれません」と彼は続ける。

また、質の良いコンテンツ制作とキャスティングには莫大な資金がいる。オリジナルプログラムに割かれる予算は2016年分だけで60億ドルにものぼると年始に発表されている。しかし、Sarandos氏はそれでも予算としては充分でないと考えているようだ。

「予算はここに収まりません。明確な数字はわかりませんが、60億ドルは超えます」と彼は述べる。予算に加え、来年お披露目が予定されている新シリーズについても情報が開示された。「Ozark」という新しいJason BatemanとLaura Linneyのプロジェクトや、残酷なビジュアルが目を奪うホラーシリーズ等である。また、Netflixがフランチャイズ契約を結んでいる中でも最大規模のMarvelとの共同プログラムについても触れられた。2017年に5つのシーズンを作るようなことは難しいかもしれないが、何かしらの試みはしたいとSarandos氏は話している。

「『Iron Fist』や『The Defenders』、『Punisher』をこれまで獲得してきましたが、今後は他のプロパティでセカンドやサードシーズンも確保していくつもりです。ただ、それを12ヶ月の間に全て行うのは至難の技かもしれませんが」と彼は続ける。

Sarandos氏は、できるだけ多くのオリジナルプログラムを制作し、それらをいわゆる伝統的なTV番組の様にならないようにすることに焦点を当てているが、それで良いと考えているようだ。

「今のテレビ業界にはリスクを取らずに安全な道を歩くような番組が多すぎます。我々は、その概念を覆していきたいと考えています」と。

Twitch、Comic-Conのライブストリーミングを行うと発表 ただいホールHは未だ範囲外

【出典】 2016/7/19

http://www.polygon.com/2016/7/19/12230002/twitch-comic-con-2016

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Comic-Conの季節がやってきた。数多あるエンターテインメント企業がブースを作り、自社の最新作を発表する傍らで、関係者のインタビューなどが行われているのでも知られている。そしてここ数年、現地にいくことのできないユーザーたちのために、ライブストリーミングが行われるようになったようだ。

発表によると、運営局のストリーミングサービスComic-Con HQ LIVEが、開催期間である7月21日から24日の間、太平洋時間午前12時から午後5時の間実況を行う。いくつかのイベントはゲーム実況サイトTwitchでも放映され、その中には俳優のAlan Tudyk(Star Warsの新作、「Rogue One」に出演)、Nathan Fillion(SFドラマ「Firefly」で知られる)、Dave Franco(映画「Nerve」主演)、そしてPower Rangersの新作映画の出演者たちのインタビューも含まれる。

同チャンネルでは、新進気鋭の作家たちの紹介番組や、テレビ局や映画会社の巨大ブースの取材番組も行われるという。ただし、残念なことにこれらのブース(ホールH)で上映される新作の映像に関しては、配信の予定はないという。

またいくつかの企画については、Comic-Con公式サイトやTwitch以外の事業者もストリーミングを行う。人気ドラマWalking DeadのクリエイターRobert Kirkmanや出演者、原作コミックのライター、ドラマ及び公式ゲームのスタッフのインタビューは、Kirkmanの制作会社Skybound EntertainmentのTwitch内のチャンネルのみで行われるようだ。

Comic-Conはサンディエゴで7月21日から24日まで行われる。

シネマの世界はもう通用しない そういった作品は制作しない方がいいだろう

【出典】2016/5/27

http://www.polygon.com/2016/5/27/11798830/cinematic-universe-marvel-dc-universal-paramount

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ハリウッドは今、すべての映画をフランチャイズ化、さらにシネマの世界を構築してしまおうという強迫観念に囚われている。

先日、LionsgateのCEO John Feltheimer氏は新たな「Power Rangers」の衣装について驚くほど評判がいいとわかったことにより、「5作か6作、または7作」の続編映画を製作する事を検討していると述べた。

その前に、Warner Bros.は、Marvelとの遅れを取り戻すため、スーパーヒーロ映画を続々と公開すると発表した。Sonyも、「アメージング・スパイダーマン 2」が大失敗に終わっていなければこのフランチャイズがSonyの構築したシネマ世界となっていただろう。

HasbroやParamountのような企業でさえ、「G.I. ジョー」や「トランスフォーマー」等の作品を基に完全なシネマの世界を展開しており、スタジオは既に「トランスフォーマー」シリーズで2009年の一作目初公開以来13億ドルの利益をあげている。

7作は既に公開しており8作目が製作中の「ワイルド・スピード」シリーズは、Universalにより全く新しい世界を形成するスピンオフ作品の候補として注目されている。Universalはまた、「ハムナプトラ」のミイラや透明人間といったハリウッドを象徴するモンスターに関するシネマの世界の開発も計画しているようだ。

どの映画も一作目の製作前から続編の計画がある事を発表しているように感じる。スタジオのエグゼクティブ達が100ドル札であおいでいる事を考えるとこの論理は明白であるが、ハリウッドにはシネマの世界の面で問題があり、これは阻止しなくてはならないだろう。

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Marvelの映画を回数に入れなくても、昨年見た映画の大半は映画を見た後次回作の公開を予期しながら映画館を出た機会が多かったのではないだろうか。

映画は続編があることを前提に製作されるべきではない。もっと理想を言うと、映画は利益を優先して製作されるべきではないが、ショービジネスという側面を全く無視することもできないというのが現状である。しかし、5作や6作と映画が続き、スピンオフ作品や他作品とのクロスオーバーの可能性がある等といったやり方で、作品の価値が保証されるものであるべきであるという考え方は、映画製作にとって害となっている。

もっとドラマ仕立てで内容が充実したコンテンツがテレビシリーズや大ヒット映画に取って代わられ、自主制作映画が衰退しつつあるという意見もあるようだ。私は必ずしも同意はしないが、自主制作映画がHuluやAmazon、Netflix等ストリーミングサービスで初公開するようになることで、映画館で公開される機会が少なくなっているというのも事実である。

その結果、大規模な劇場公開をするためには世界観が壮大な映画かPixar映画である必要があるという状態に陥っているのだ。

もし、そういった壮大な世界観で描かれた映画がまずまずのできなら問題は無いのだが、そういうことは滅多にない。「バッドマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生」を例に挙げると一目瞭然である。映画が悪いだけでなく、急いで作っているようにさえ感じられる映画だった。その他DCキャラクターもスタジオに利益をもたらさず、映画のためにも世界観のためにもならない映画だったと言えるだろう。ここから明らかなように、スタジオが一年に数作の映画を公開して利益を得られるかぎり、その時に形成される世界観において芸術家としての誠実さは重要ではないのだ。

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さて、それでは「映画は一作で完結するべきものである」という主題に入っていこう。スタジオは、俳優のスター性とマーケティングで十分な利益が得られる事がわかっているので、「スノーホワイト」や「不思議の国のアリス」といった作品はだれも求めていないのにパッとしない続編を制作し続けている。

しかし、単にできるからといってするべきではないし、映画を絶えず再生産するだけの機械にしてしまうとどんどん退屈なものになってしまうだろう。

映画は、続編やフランチャイズ作品がなくても、一つの作品として成立するし、そういった作品の方がよりよい作品になることが多い。Shane Blackの「Kiss Kiss Bang Bang」や「The Nice Guys」は続編がない方が成功すると考えられる。ストーリーが完結しているので、満足ができ、キャラクター再び見る理由がないのである。

時によっては、続編やスピンオフを制作しないことが、スタジオができる最善の選択であるということもあるのだ。

数十年後に振り返った時、必然的に二流映画となった続編のこと認知することなく、その映画の話を誇りをもってすることができる。

「ゴッドファーザー2」のように続編で成功する例は、99%起こりえないのだから、製作すること自体をやめた方がいいだろう。例えば、「X-MEN:アポカリプス」は、「ゴッドファーザー2」よりも「ゴッドファーザー3」との共通点の方が多いだろう。

しかし、そうした壮大な世界観は悪いことばかりではない。Marvelが良い例であるが、彼らが成功したのには以下の理由がある。

Marvelが壮大な世界観を作り上げることを決定した時、全てのヒーローたちを1つの映画に出演させるのではなく、まず主要なキャラクターを世の中に出し、オーディエンスに彼らの存在に関心を持ってもらおうという戦略があった。さらに、Marvelは最初からファンの多いキャラクターを起用できる環境にあり、ストーリーも蓄えがあるという利点があった。

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Marvelは、急くことなく注意深く計画を立てた。最高の脚本家や俳優、監督を起用し、さらに重要な事に、彼らは、その壮大な世界観を根底から作り上げることに重点的に取り組んだ。これは、ほとんどのスタジオが行っていないことである。大抵のスタジオは、性急に製作しているように見えるし、不必要な部分も多く、映画の状態も悪い。

大抵のスタジオがやっているからといって、そういった世界観を後悔する全ての作品で形成する必要はないのだ。

続編を作るため十分な興行収入を得る事ができるかを心配する前に、一つずつ素晴らしい映画を作る事に集中するべきである。映画はもちろん利益を上げなければならないが、ビジネスに集中しているからといって、アートの視点を失う必要はない。壮大な世界観がそのスタジオの特徴となる場合、そこそこの世界観の映画をいくつか製作するより、良い映画を製作することを考えた方がいいだろう。

1つの傑作映画ではなく、5つのできの悪い馬鹿にされる映画で認知されたいというのなら話は別であるが。

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