タグ別アーカイブ: Movie Pass

ムービーパスは一年弱で90%のサブスクライバーを失った

【出典】 2019/04/18

https://variety.com/2019/digital/news/moviepass-subscribers-loss-crater-225000-1203192468/Picture1

映画見放題サービスのMoviePassの加入者数が1年で300万人から23万人へ急速に減少している。20186月、同社は月額9.95ドルで映画館で毎日映画が1本観れるサービスを提供することで加入者を300万人までに急速に伸ばしたが、ビジネス的にほぼ不可能だった。

そして同サービスは月に3本まで観れるサービスに変更、月単位での契約ではなく年間契約に20188月にシフトした。

結果年間契約したくない登録者が一気に解約する結果となった。そして20193月から月額14.99または年間119.4ドルで映画館で映画が毎日1本観れるサービスをスタートした。しかし、このサービスには制限があり公開されたばかりの人気作品などは対象に入らない。結果193月の新規加入者数は13000人のみだ。

ムービーパスは加入者が映画を見に行かないことを望んでいる

【出典】2018/10/3

https://www.theverge.com/2018/10/3/17933582/moviepass-subscription-ted-farnsworth-investment

Picture1

ムービーパスの加入者は、過去6ヶ月間にわたって厳しい規制に阻まれていた。サービスの変更、映画視聴の無制限化の廃止、またはロードショームービーへのアクセス制限などが重なり、結果として資金が尽きオフラインになった。数々の変更により、ムービーパスの初期の魅力的な価値及び、インセンティブのほとんどが削除される形となった。そのため、ムービーパスの使用者数は減り続ける一方で、当社によると、なんと驚くべき事にそれが狙いだと言う。

ムービーパスの親会社ヘリオスアンドマセソンのCEOであるテッド・ファーンズワース氏は、ザ・ラップのエンターテインメント業界会議、「ザ・グリル」の中で、「私の予想では、将来人々は月に一度かそれ以下の頻度で映画を観に映画館へ足を運ぶだろう」と述べた。 「今現在、我々はユーザーの予約購読だけでうまくやっているが、今こそ他の事にも力を注ぐべきだろう」テッド・ファーンズワース氏は語った。

ファーンウォーズ氏の非常識とも捉えられる声明を批判することは簡単である。なぜなら使用者にできるだけ多くの映画を見てもらうため、映画館や映画ファンの「友だち」としてサービスを提供していたはずのムービーパスが、今では視聴者が一か月につき一作品以下の映画を見ていることを「ちょうどいい」と考えているからだ。この度重なるサービスの使用制限がユーザー離れを引き起こしたことを考えると「成功」と言えよう。

ムービーパスが生き残るためには、サービス利用者数の減少が必要である

ビジネスの観点から見ると、サービス利用者数の減少は明らかにムービーパス、ヘリオスアンドマテソンが生き残るために必要であることを示している。 事実、ムービーパスの映画見放題の定期購読は、同社が映画チケットを全額で負担し、使用者から月額9.95ドルを課金していたが、決して財政面で持続可能ではなかった。人々がムービーパスを継続して利用していた場合、この定期購読方式は損失なしでは持続できなかった。だが、今現在利用者が減少している中、「重要な時期に差し掛かった」とファーンウォーズ氏は語る。

他のビジネスとしてムービーパスは映画広告の販売、映画の配球なども手がた。それに加え、ユーザーからの抗議を受けるまでは、他企業とのパートナーシップを築くために、ユーザーの位置情報を収集していた。ヘリオスアンドマセソンはデータ分析会社であり、最終的に2017年にムービーパスを買収したが、この買収によりムービーパスが映画チケットの販売サービスのみに集中するという案が無いことがあからさまとなった。利用者に関するデータを集めた膨大なユーザーベースをすばやく立ち上げることは、さまざまな分野で収益を上げる戦略の一環であったため、初期は月額9.99ドルの無制限プランという低価格となった。

この問題が無視できないほど大きくなったとき、ヘリオスアンドマセソンの株価はそれに対し反応し、株価は1セントにまで急落した。しかし、それにもかかわらず、同社は今後も引き続き経営する方針で、業界会議、「ザ・グリル」の中で、ファーンウォーズ氏は最近新たに6,500万ドルの資金を確保したと主張した。ヘリオスアンドマセソンは「ビジネス・インサイダー」から会社の投資についての質問を受けたとき、詳細を明かすことを拒否した。会社の将来についてのさらなる結論を導き出す前に、ムービーパスの資金調達ラウンドの結果を我々は待つべきであろう。

しかしどの様に結果が転んでも、ファーンズワース氏とムービーパスは着々と短期的な結果を得ているようだ。事実この執筆時点で、当社の株価は150%以上も上昇している。確かに、株式価格は4セント未満に抑えてられているが、それは大きな障壁である。そして、ムービーパスのように企業が厳しい状況に直面しているときは金融市場の世論がすべてである。だから今こそ顧客のことを大事にすることが必要以上に求められる。

AMCのCEO: A-Listムービーチケットプログラムをお祝い

【出典】 2018/08/01

https://deadline.com/2018/08/amc-adam-aron-stubs-a-list-movie-ticket-program-saudi-arabia-europe-1202438016/

Picture1

 

アメリカ最大の映画館チェーンAMC EntertainmentのCEOであるアダム・アーロン氏は、同社が新たにスタートした映画チケットサブスクリプションサービスAMC Stubs A-List(月額19.95ドルで週最高3本まで鑑賞できるサービス)に関し「この新しいサービスが生まれたことを誇りに思う。今後の成長が楽しみだ」と語った。同社の第二四半期は予想を上回る売り上げで、興行収入成績が振るわなかった昨夏と比べて今季はバラ色だ。

 

アーロン氏は同プログラムがローンチされて5週間以内で18万人の加入があったことを強調した。そしてそのうち40%は新規の加入である。(残りの60%は既存のロイヤリティプログラムからのアップグレード)

 

アーロン氏は「(競合である)Moviepassは1年間で300万人の加入があったが、毎月A-Listに15万人加入させることは不可能だ。しかし先日は4日間で3万人の加入があったことを考えると、市場には同サービスに対し需要がまだまだあることがわかる。」と続けた。同氏は月額19.95ドルという値段設定は妥当であると考えている。競合のMoviepassは半額の10ドルで提供しているが、AMCのA-Listは着実に加入者を増やしている。

 

「我々は自分たちが何を行なっているかしっかり理解しており、利益はしっかり考えている。Moviepassに対抗した処置なのではないかと考えている人もいるが、このサービスは永続的に続く予定だ。」

ムービーパスの新しいサバイバルプラン

【出典】 2018/07/31

https://www.theverge.com/2018/7/31/17634508/moviepass-price-increase-limited-first-run-movie-access

Picture1

映画チケットサブスクリプションサービスのMoviePassにとって7月は良くない時期だった。同社は資金が底をつき一晩システムを停止せざる得なかった。結果多くの観客が新作「ミッション・インポッシブル/フォールアウト」を見逃すことになってしまった。同社は停止の理由を「技術的な問題」と声明しているが、資金が尽きたことも関係しているだろう。結果、同社の株価は暴落してしまった。

同社のプレスリリースによると、利益を確保するためにMoviePassの月額料金を$14.95に値上げすることを発表。そして新作映画はリリース後2週間まではチケットが限られるとのこと。さらにタイムテーブル上で人気の映画に対して料金が変動し、追加料金を支払わなければならないシステムも新たに追加される。

同社は今後映画スタジオやブランドとパートナーシップを結ぶことで利益を作り出そうとしているが具体的な施策はまだ明らかにされていない。

同社CEOのLowe氏は「このようなサービス改定は会社を存続させるために必要だ。皆が変化を好まないことは理解しているが、これらの変化が今後、業界で一番革新的なサービスを提供し続ける上で大切なステップなのだ」と語った。

映画チケットサブスクリプションサービスのSinemia: ファミリープランを追加

【出典】2018/6/22

https://www.engadget.com/2018/06/22/sinemia-family-plan-moviepass/

60

映画チケットサブスクリプションサービスのSinemiaがファミリープランを開始したと発表した。3人で月1本の映画を鑑賞する場合、月額$14.99で月2本見る場合は$24.99となる。もし3DやImaxなど特殊なスクリーンで鑑賞する場合、$29.99となる。

映画館チェーンのAMCシアターは先日無制限の映画チケットサブスクリプションサービスを発表したばかりだ。そして映画チケットのサブスクリプションシステムを最初に導入したMoviePassは来月から人気の映画、混雑時間に追加料金を徴収するシステムを導入すると発表した。Sinemiaは子供がいる家族向けのサービス改定を行なった。

映画館通い放題サービスMoviePass社が映画作品購入

https://www.engadget.com/2018/01/25/moviepass-american-animals-acquisition/

Picture3

Movie Pass(月額制の映画館通い放題サービスを提供する企業)の快進撃が止まらない。同社は月額制サービスだけでなく映画配給にも乗り出した。今年のサンダンス映画祭で同社は犯罪映画「American Animal」を300万ドルで購入。バラエティ紙によれば、北米配給権はインディー映画スタジオのThe Orchardと共同で行う。

Movie Pass社はこの映画を、同社が抱える150万人の会員に向けてプロモートする予定だ。そして顧客データを回収、映画館チェーンや映画スタジオに対しデータを有効活用させる仕組みとなっている。この方法に映画館チェーン大手のAMC社は反対しているが、データの効果は徐々に出ている。Movie Passでプロモートされた映画は興行収入が10%アップするという結果が現れている。最近の作品例だと、「The Post」、「Three Billboards Outside Ebbing」、「Missouri」、「Shape of Water」などだ。

同社が購入した「American Animal」も同様の効果があることを願う。Movie Passは「Blindspotting」と呼ばれる映画も購入予定だったが、ライオンズゲート社に購入されてしまったとのことだ。しかしこれからMovie Pass社は続々と映画作品を購入することだろう。

MoviePass、祝日後のシーズン、興行収入において150万人を超える加入者の獲得に成功。

http://deadline.com/2018/01/moviepass-1-5-million-subscribers-milestone-1202239114/

Picture4

100万人の加入者獲得から30日以内に、 のMovie Passは、加入者を150万に増やすことに成功した。Movie Pass社の親会社であるHMN社会長兼最高経営責任者のTed Farnsworth氏は「Movie Passは映画チケットを買うための費用を下げることによって顧客を映画館へと呼び戻しています。我々はこれが業界の変化に繋がると信じている。」と声明で発表した。「そしてMovie Passが100万人以上の映画マニアから得た情報は我々のパートナーと、映画業界の未来にとって重要な資産となることだろう。」とFarnsworth氏はMovie Passの加入者に向けて月額9.95ドルで無制限の映画チケットを提供することを語った。

「この劇的な短期間でのMovie Passの加入者増加を考えると、これからさらに加入者を増やすことができると我々は信じている。」とMovie Passの最高経営責任者のMitch Lowe氏はつけ加えた。「私たちは人々に映画館に戻る理由を与えているのだ。そして現実に多くの人々が戻ってきている。アメリカでのアワード・シーズンに劇場内の席を観客たちで埋め尽くすことができ、関係者を満足させることができるだろう。」と語った。

米国内の興行収入が10億ドル規模に拡大するホリデーシーズン(映画マニアが2〜4つの映画を2週間以内に見る)において、Lowe氏は「我々は、資金が枯渇しないよう適切な額の資金援助を受けた」と語った。

Movie Pass は業界関係者からその成功に疑いの目を持たれていた。主に大都市の平均チケと料金よりも安い価格を提示するというモデルだ。会員は月に9.95ドルのみを支払い、Movie Pass は映画館チェーンに顧客の劇場映画チケット代全額を支払う。AMCなどの巨大チェーンは外部のプレーヤーがチケット代金を決めるという新しい映画鑑賞の支払い形態を心良く思っていない。映画スタジオたちはMovie Passに対して曖昧な反応をしている。何故ならば、このサービスは彼らの懐からお金を取って行かないし、Movie Passがさらなるビジネスを呼び込んでくれれば、彼らにとっても得になるという考えからだ。