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『トイ・ストーリ−4』のブランドタイアップ

【出典】6/20/2019

https://www.thedrum.com/news/2019/06/20/which-brands-are-playing-with-toy-story-4

 

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ピクサーの大人気シリーズ『トイ・ストーリ−』のファンは6月21日に公開される期待のシリーズ4作目を待ちわびていることだろう。映画批評サイトRotten Tomatosでは、他アニメーション作品と驚異の差をつける評価を得ており、様々なセクターのブランドがこの人気に乗り込もうとしている。

第1作目の公開から23年が経つ今、トイ・ストーリーシリーズは世代を超える人気を誇る。風変わりな愛すべきキャラクターたち、多くの文化的レファレンス、そして心温まるストーリーが大勢の人々の心を掴んできた。同時に、新作の公開毎にアニメーションのスタンダードをあげる作品である。この記事では、ディズニーのブランドパートナーシップキャンペーンの中でも優れたトイ・ストーリー4の企画を紹介する。

eBay

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動画リンク: https://youtu.be/WcdJOdsy69Q

オンライン市場eBayは、イギリスのYouTuber LadBabyにチャレンジを仕掛ける。子供のチャリティーに募金するためバズ・ライトイヤーのおもちゃをeBayで売ってお金を調達する、という内容だ。そこでLadBaby (本名Mark Ian Hoyle)は妻と3歳の息子の協力を得て、バズの人形を上空5万4千フィートまで飛ばした。

バズは成層圏にたどり着いたのち、地上へ戻りeBayでオークションにかけられ、その売り上げ全額が子供ホスピスチャリティーに寄付される。

クライスラー

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動画リンク: https://youtu.be/wPJiTt31f0A

クライスラーは映画のキャラクターを起用したCMを放送した。クライスラー パシフィカ内に置き去りにされたおもちゃ達は、揃って車内で遊び始め、ダンスパーティーが始まる。ウッディがラジオをかけ、ボー・ピープがビートボックスを始めれば、バズや仲間達が自由自在に移動可能のシートを動かしダンスフロアが完成する。

GoRVing

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動画リンク:https://youtu.be/TJD3wAe3CLw

GoRVingはRV旅行のプロモーションとして、『トイ・ストーリー4』内でボニーが家族とRVで出かけるシーンを用いたCMを制作。トイ・ストーリーのデザインが施されたRVがアメリカの20都市を回り、ファンは写真を撮ったり懸賞の当たるゲームに参加することができる。

ベビーベル

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動画リンク: https://youtu.be/8-cVdryhC4s

チーズブランド ベビーベルはトイ・ストーリー4限定パッケージを販売し、その購入者は抽選で映画のグッズが当たるキャンペーンを実施している。またフランス、ドイツ、スイス、オーストリア、ベルギー、そしてイタリアのファンに向けて、同ブランドはフロリダのディズニーワールドにあるトイ・ストーリーランドへの旅が当たるキャペーンも実施中だ。

マクドナルド

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動画リンク: https://youtu.be/A9G1gZEj8_4

マクドナルドはディズニー並びにピクサーとコラボし、店舗で映画の体験をファンに届ける。ハッピー・セットのおもちゃに、トイ・ストーリーのキャラクター10種類が登場。おもちゃを集めると、映画に登場するマジカルカーニバルを作り上げることができる。

アラスカ航空

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動画リンク: https://youtu.be/UXkc6C35HjU

アラスカ航空はトイ・ストーリー4のデザインが施された機体を公開。このディズニー・ピクサーと同航空会社の提携では、限定デザインの機体の乗客に対しゲートで特別な体験が待っており、また機内で映画館チェーン シネマークのメンバーシップに登録すれば初月が無料になるキャンペーンも実施中だ。

MacDonald、パーソナライゼーション・ツールを提供するDynamic Yieldを買収

【出典】 2019/03/25

https://techcrunch.com/2019/03/25/mcdonalds-acquires-dynamic-yield/

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ファストフード店を運営するMcDonaldが、パーソナライゼーション・ツールを提供するDynamic Yieldを買収したことを発表した。

買収金額は非公表だが3億ドルはくだらないだろうと言われており、ファストフード店の買収では過去20年で最大級のディールとなった。Dynamic Yieldでは、Eコマースや旅行、ファイナンスなど幅広い領域のサービスと提携し、Amazonの様にパーソナライズされたオンラインコンテンツを生み出すツールを開発している。

天気や店舗の混み具合、トレンド商品に応じて自動的にドライブスルー用のメニューを変更することが可能になる。そして消費者がオーダーを始めると、その消費者の過去のオーダー履歴をもとに追加の商品をレコメンドしてくれるようになる。

2018年にはアメリカのいくつかの店舗でテストが行われており、2019年中にはアメリカで本格的に開始され将来的には世界中の店舗でも展開される予定だ。当然ながらレコメンド機能だけではなくセルフサービスの売店やモバイルアプリの様なデジタルプロダクトに本技術を導入することも視野に入れている。

McDonald CEOSteve Easterbrook氏は、今回の買収についてこう語る。

「より良い体験を提供することで顧客満足度を向上させ、会社を急成長させようとすればテクノロジーを軽視することはできない。今回の買収によりテクノロジー業界での存在感を高め、顧客毎にパーソナライズされた体験を提供するという我々のビジョンの達成に向けて動いていく。」

Easterebrook氏の計画は20173月に初めて公にされ、モバイルアプリや未来型店舗などの例だけに留まらず、テクノロジーに注力することを明言している。Dynamic YieldではMacDonald以外の会社にも引き続きサービスを提供することが明らかになっており、パーソナライゼーション・テクノロジーの技術開発も引き続き行う。

スタートアップデータベースのCrunchbaseによれば、Dynamic Yieldは現在までで合計8,330万ドルを投資家から調達している。(投資家:Innovation EndeavorsBessemer Venture Partners and Marker CapitalNaver BaiduThe New York TimesBaiduThe New York Times)

Dynamic Yieldの共同創業者でCEOLior Agmon氏は、顧客志向の企業になることでパーソナライゼーションに根ざした事業創造が出来ると信じて7年前に創業した。McDonaldの様なアイコニックな企業に参画できる事は刺激的であり、実店舗を通して顧客の日常生活に影響を与えることができるのはとてもエキサイティングな事だと語っている。

 

マクドナルドの黄金アーチのロゴの一部が、最寄りの店舗へのガイドに

Cossetteの巧みなキャンペーンはグローバルな適用が可能
【出典】2018/03/03
http://www.adweek.com/creativity/mcdonalds-crops-the-golden-arches-to-direct-you-to-the-closest-restaurant/

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(右側に)

マクドナルドのブランディングはとても象徴的で、最低限のフォーマットでもコミュニケーションが上手にできる。これは以前、同社がフランスで公開した極めてシンプルな広告で、長い間証明されている。マクドナルドは現在カナダで、同じ手法を屋外広告に適用し、それが意外に実用的になっている。

Cossette社による新しいキャンペーンは、マクドナルドの象徴的な黄金のアーチのロゴを切り取ることで、人々を一番近いMcDonaldレストランに導く。この「アーチに従え」キャンペーンは巨大な黄色M文字の一部分を、進むべき方向のガイドにすることで、運転手にわかりやすくマクドナルド位置を伝える。

キャンペーンの動画はこちら

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「新しい道しるべの方法を創り出す上で、我々はそれがロゴの中にあることに気づいた。」と、マクドナルドは語った。「切り取った黄金のアーチを道標に変換し、ビジュアルは本当に必要なものだけ残すことで、十分に活用されてない広告スペースを、簡単で統一したデザインシステムに変えた。そしてそれは、世界中どのマーケットでも適応できる。」

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(左側に)

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(行き過ぎ)

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(次の出口に)

いまのところは、交通量が多いトロントの中心部とグレータートロント地方に、四つの広告板(三つは静止、一つはデジタル)しかない。だが、最終的にこのコンセプトが、カナダや世界中で数多くの道案内ポスターのデザインが統一されていないという問題を解決できるだろう、とCossette社の最高クリエイティブ責任者Peter Ignazi氏は言った。

「我々は、メジャーな都市から小さな町までカナダ全域で、一番近くのマクドナルドを案内する標識があるということに気づいた」とIgnazi氏は言った。「このキャンペーンは、ひねりのある面白いビジュアルによって、それらの標識を活かす。最低限の文字と、クリエイティブなロゴや色彩使いで、『アーチに従え』はカナダだけではなく、グローバルな規模にも適用できる。」

「消費者はロゴの一部を見ただけでも、黄金のアーチを認識する。このキャンペーンは遊び心のある一例だ。」と、マクドナルドの地域マーケティングスーパーバイザーのAndrew Mumford氏は述べた。

 

マクドナルドとVR広告によるゴールドラッシュ ハッピーセットに隠された闇とは

【出典】2016/3/14

http://www.theverge.com/2016/3/14/11214484/mcdonalds-vr-htc-vive-sxsw-2016-capitalist-dystopia

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私が最初に目にしたHTC Vive のVRヘッドセットは、マクドナルドのハッピーセットについているものであった。白い背景の上で、私に早くつけて欲しいと訴えているかのようだった。Vive製のきのこ型コントローラーを強く握りしめ、マクドナルドがバーリャルリアリティで何を見せてくれるのだろうとワクワクした。

VR が現実世界との関係に変革をもたらし、不可能を可能にする体験と未知への躍動感を我々に与えてきたのは事実である。一方で、マクドナルドは2016年のSXSWで、VRが企業の消費者ビジネスにおけるプラットフォームの一つになりうるということを示唆した。ウェブにおけるバナー広告がビジネスの宝庫となったように、VRもお金を稼ぐプラットフォームとして発展する可能性は多いにあると言える。

自分の話に戻ろう。オースティンコンベンションセンターが舞台となるSXSWは、炎天下の中行われる映画や音楽、テクノロジーの祭典である。多くの企業が、消費者と持続性のある関係を求め、様々な「体験」を提供する場となっているのだ。宣伝用ムービーの公表やフードトラック、アートショー、コンサート等、後にSNSに投稿されるようなイベントなのである。

マクドナルドのVR体験は、近々販売予定の革新的なVRヘッドセットを付けるという点を除いてそれらのサービスとは一線を画しており、ファーストフードや会社に関する話は一切無いのだ。ハンバーガー泥棒と戦ったり、キャラクターのロナルドに子供達にソーダを配るようグリマスをサポートしたりというようなことだってない。その代わり、ハッピーセットが私を白いキャンバスに覆われた奇妙な三次元空間にテレポートさせてくれる体験が楽しめるのだ。

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片手にペイントハンドル、そしてもう一方にはトリガー付きのペイントガンを持って、絵を描いたりするのだ。描いている間は、マクドナルドのロゴが全方向からフラッシュし、すばしっこいハッピーセットが自分を描いてくれと訴えてくる。数分間のこの体験が終わった後、周りの目を引くガラス張りのキューブから離れ、GIFを作ることができるブースへと向かう。エントランスでは、ロフト内で行った全てのことを写真や動画にできると共に、それらがマクドナルドの今後のビジネスに使われることもあると書かれたプラカードが堂々と掲げられていた。

もちろん、これがVRゲームを商業目的で使った初めての例というわけではない。HBOはテレビドラマ「Game of Thrones」 に関する多くのVRイベントを企画してきたし、Legendary のようなフィルムスタジオだってGoogleカードボード用のアプリを使った宣伝用の特別なVR映像クリップを制作している。テクノロジー分野に強いほぼ全ての企業が、VRを新しい商品に取り入れようとしているのだ。

先週、ロサンゼルス発の企業Immersvが、スマートフォン上で人気を博した技術を他の場所で応用させる目的で、VR広告プラットフォームをローンチした。「VRにおける広告業界はまだまだ発展途上である。しかし、これまでの自社で作成したVR広告に対するユーザーの反応を見る限りでは、VRの動画広告は成功を導くだろうと推測することができる」とCEOのMihir Shah氏はVarietyに述べる。Shah氏によると、ImmersvのVR動画広告はVRを利用していない普通の広告に比べおよそ2倍となる80%の完成率を達成しているようだ。

こんな状況であるからこそ、VR体験のスポンサーにGolden Archesがついていても何ら不思議はないだろう。大多数のユーザーの目に触れる前から、企業はVRをウェブとなんら変わりなく展開するプラットフォームとして活用している。VRのパイオニア的存在Oculus VRを世に送り出したフェイスブックも、360度パノラマ動画広告をヘッドセットとブラウザの両方でユーザーが見ることができるようにここ数ヶ月尽力しているようだ。同社はすでにMountain DewやNestle、そして他の飲料ブランド大手とも契約を交わしており、VRビジネス展開に向けて準備は万端のようだ。

今春発表されたOculus RiftとHTC Viveにより、VRマーケティングはますます盛り上がりを増している。マクドナルドのバーチャルハッピーセットが利益を生むようになれば、VRはまさしく今後我々を魅了するビジネスの場になるに違いない。テクノロジーだけでなく、マーケティングにおいても無限の可能性を秘めているVR。広告業界が介入した今、これからいっそうの飛躍が期待される。

マクドナルドのハッピーセットの箱でVRゴーグルを作れる!?Happy Goggles、試供品がスウェーデンでデビュー

【出典】2016/2/29

http://www.adweek.com/adfreak/mcdonalds-now-making-happy-meal-boxes-turn-virtual-reality-headsets-169907

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スウェーデンのマクドナルドは、子供達を対象にハッピーセットの箱がVR(仮想現実)に早変わりするHappy Gogglesというキャンペーンを始めた。およそ3500箱が3月5日と12日の週末に配布される予定で、価格は4.10ドルである。

このキャンペーンはスウェーデンの「Sportlov」という祝日と連動していて、この日に多くの家庭がスキーに行くことを念頭に、マクドナルドはSlope Stars というVRゲームをゴーグルと共に開発した。このゲームはゴーグル無しでもプレイ可能である。

あの赤い箱を、線に沿って分解し折りたたみ、同梱のVRレンズをはめ、スマートフォンを中に入れるだけで、Happy Gogglesは簡単に作ることができる。

Google Cardboardにポテトフライがついてくるセットのようなものだ。

DDB Stockholmが立案・デザイン・包装にいたるまでを担当。North Kingdomはそのゲームの開発に携わり、宣伝はPrimeが行った。

このプロジェクトは、以前Pizza Hutが行ったピザボックスが映写機になるというものに似ているが、このVRを取り入れた新たな試みは大きな前進であろう。マクドナルドは、開発したこのVRプロジェクトが今のデジタル時代で家族の絆を深めることができれば良いと期待している。マーケティング部長のJeff Jackett氏も「親が子供のデジタル事情や経験について学べるだけではなく、ゲームを通して彼らが一致団結することもあるかもしれない」と述べる。

「これがHappy Gogglesを世界に発信する第一歩である」という同氏の発言から、もし人気が出れば今後このプロジェクトが拡大していくこともあるかもしれないことが伺える。

マクドナルドはVR等の「別世界」を利用したビジネスに長年力を入れており、アナログ時代におけるハンバーガー泥棒のキャラクターRonaldといった斬新さを先駆けに、昨今ではハッピーセットボックス型の家(Airbnb社提供)、擬人化されたマスコット、そしてビッグマックがプリントされた衣服等の製造などが行なわれている。

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昨年VRをビジネスに取り入れたMattelが受けた非難を踏まえ、マクドナルドはHappy Gogglesが小児精神科医のお墨付きであり、ゲームを通して友情を深める機会を与えてくれる良い製品である、と主張している。

とはいうものの、そのような「お墨付き」が反マクドナルド派の意見を変えるのは難しいだろうと予想される。今回のプロジェクトに不満を持つ人も出てくるだろう。