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Comic-Con 2019で発表されたマーベル「フェーズ4」の映画、テレビドラマの総まとめ

【出典】2019/7/21

https://www.polygon.com/2019/7/21/20702312/new-marvel-movies-phase-4-release-dates-eternals-blade-female-thor

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『アベンジャーズ:エンドゲーム』は過去最高の記録を生み出し、マーベルは今までに3つフェーズ、23の映画作品、11年間続いたインフィニティーサーガを世に送り出してきた。次はなに?と皆が気になっている。

サンディエゴで開催されたコミコンで、Marvel Studiosとケヴィン・ファイギ氏はMCUフェーズ4から公開される映画とテレビ作品のラインナップを一挙に発表した。少なくても2020年5月から2021年11月までの間に、MCUフェーズ4は5つの映画と5つのディズニープラスシリーズの作品を公開するとのこと。次のリストのうち、MCUムービーが太字で表示されている。

  • 『ブラック・ウィドウ』2020年5月1日公開
  • 「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」2020年秋配信(Disney Plus)
  • 『エターナルズ』2020年11月6日公開
  • 『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス』2021年2月12日公
  • 「ワンダヴィジョン」2021年春配信(Disney Plus)
  • 『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』2021年5月7日公開
  • 「ロキ」2021年春配信(Disney Plus)
  • 「What If…?」2021年夏配信(Disney Plus)
  • 「ホークアイ」2021年秋配信(Disney Plus)
  • 『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』2021年11月5日公開

さらに、ケヴィン・ファイギ氏は、2022年以降に公開される映画も紹介した。以降、MCU映画とDisney Plusシリーズについてそれぞれまとめている。

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ブラック・ウィドウはブダペストを再び訪れ、タスクマスターと対峙する

スカーレット・ヨハンソン主演の『ブラック・ウィドウ』の初の単独作品は、フェーズ4作品の中では最後に公表された作品であったが、『アベンジャーズ;エンドゲーム』や『スパイダーマン;ファー・フロム・ホーム』で長く続いたインフィニティサーガが終止符を打った後、最初のマーベル映画作品となり、インフィニティ・ウォー以前を描いている。

マーベルは、若干のアーカイブ映像に加え、撮影初日から30日間の間に撮られたショットを含んだ、トレーラーを公開した。 キャストには、デヴィッド・ハーバー、フローレンス・ピュー、レイチェル・ワイズ、などの面々が並ぶ。

image57最後に、2012年のアベンジャーズでのホークアイとの会話を思い出してみよう。その会話では、この映画の主な舞台であるブダペストについても言及している。誰が演じるのかはまだ謎なままだが、タスクマスターが悪役として登場すると判明している。

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『エターナルズ』でアンジェリーナ・ジョリーが新たにMCU作品に加わる

『エターナルズ』はケヴィン・ファイギ氏がコミコンのHall Hのステージ上で最初に発表した作品であった。この映画は、宇宙を舞台に描かれるようである。原作のオリジナルストーリーに少し手を加えながらも、『エターナルズ』は人類をDeviantsから守るために、Celestialsによって地球へと送られた古代から存在する宇宙種族について描かれている。

アンジェリーナ・ジョリーはThenaを、サルマ・ハエックはエターナルズのリーダーのAjakを演じる。キャストにはリチャード・マッデン、クメイル・ナンジアニ、Brian Tyree Henry、Lia McHugh、Don Lee、さらには最初の聴覚障害者のMCUヒーローを演じるLauren Ridloffなどの豪華俳優陣が揃った。

Chloe Zhaoが監督を務めた『エターナルズ』は2020年の11月6日公開予定。

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セバスチャン・スタンとキャプテンアメリカの盾を手にしたアンソニー・マッキーはステージに上がり、2020年秋にDisney Plusで配信される『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のストーリーについて初めて公表した。

ティーザーのなかで、Winter Soldierのコードフレーズ(Longing, Rusted, Seventeen, Daybreak, Furnace, Nine, Benign, Homecoming, One, Freight Car.)、つまりダニエル・ブリュールが演じたルムート・ジモが『キャプテンアメリカ;シビル・ウォー』でバッキーを洗脳状態に戻すべくささやいた言葉が映し出された。登壇中常にブリュールはジモのキャラクターを常に思い起こさせていて、「この作品を観る皆さんが何を思うのか想像できない。悪役がパネルの支配権を掌握し、あなたは、私が言葉で言い表せないような暴力を脅かすことを期待している。」と述べた。ダニエルは原作漫画でジモが被っているパープル・マスク姿を作中でみせるであろう。

『インフィニティ・ウォー』でサノスが起こした危機に他のアベンジャーズの仲間と共に立ち向かっていく前は、『シビルウォー/キャプテンアメリカ』でのラストでベッキーは洗脳を解くためにワカンダの科学者によって眠らされていた。彼の洗脳が解けたかどうかは、このTVシリーズの中で明らかになるだろう。

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』はDisney Plusの最初のマーベルシリーズとして、2020年の秋に配信が開始される。

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シャン・チーはマンダリンとテン・リングスと戦う

マンダリンは『アイアンマン3』のテロ組織のリーダーとして登場したが、それは俳優のトレヴァー・スラッテリーがテロリストのリーダーを演じていただけの偽りの姿であった。本作でのマンダリンは本物のテン・リングスのリーダーでシム・リウ演じるニューヒーロー、シャン・チーの敵となる。

テン・リング(元アイアンマンでトニースタークを誘拐したのと同じ組織)のリーダーマンダリンは、伝説的な香港の俳優トニー・レオン(代表作:『花様年華 In The Mood For Love』)によって演じられる。オークワフィナもこの作品に参加している。

Destin Daniel Cretton監督作の映画は『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス』2021年2月12日公開予定である。

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『ワンダヴィジョン』は『アベンジャーズ・エンドゲーム』後を描く…果たしてどうやって?

Disney Plusのシリーズの中で間違いなく奇妙な物語となるであろう、『ワンダヴィジョン』はエリザベス・オルセンが演じるワンダ・マキシモフ(スカーレットウィッチ)ポール・ベタニー演じるビジョンの単独作品となる。

「これまでとは違うメガイベントシリーズ…」と言及された、『ワンダヴィジョン』は、インフィニティ・ウォーでビジョンが殺れ、そしてその後も復活しなかったにもかかわらずアベンジャーズ:エンドゲーム後を描く作品となっている。オルセンは、「すこし変わったものになるでしょう…。そして、ついにワンダ・マキシモフをスカーレット・ウィッチとして理解していく。」と語った。現在明らかになっている情報では1950年代を舞台にしており漫画原作のHouse of MシリーズやTom King版「ビジョン」のストーリーをベースにしていると思われる。

『ディア・ホワイト・ピープル』で知られるTeyonah Parris演じる、大人のモニカ・ランボーを含む他のMCUキャラクターも登場するようだ。

『ワンダヴィジョン』はDisney Plusにて2021年に配信開始予定である。

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スコット・デリックソン監督とベネディクト・カンバーバッチは新作映画の準備を進めている

『ドクター・ストレンジ2』は初のMCUホラー作品としてマルチヴァースを探求する。

Hall Hに登壇したケヴィン・ファイギが「クエンティン・ベックがマルチヴァースについて嘘をついたが、それが現実に存在しないということではない。」と言及した。

この作品で監督を務めるスコット・デリックソンは、ゴシックや恐怖のトーンを作品に浸透させたいと語ったが、ベネディクト・カンバーバッチは、恐怖のなかにも前作のようなユーモアを加えたいとその後に述べた。スコットは更に「私たちはドクター・ストレンジを少し破壊させようとしている。」と語った。面白いことに、エリザベス・オルセンもスカーレット・ウィッチ役としてこの作品に参加する。マーベルによると、『ワンダヴィジョン』の舞台は『ドクター・ストレンジ』の続編に反映される。

『ドクター・ストレイン・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』(DSitMoM記載)は、2021年5月7日に初公開される。マーベルが発表したスライドによると、それは『ワンダヴィジョン』と『ロキ』の間である。

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『ロキ』のテレビシリーズはエンド・ゲームの後にロキに何が起こったかを描く。

『ソー・ラグナロク』と『インフィニティ・ウォー』の冒頭のどちらでも、ロキがサノスによって殺されたところが描かれている。しかし、『エンドゲーム』でキャプテンアメリカなどがタイムスリップし過去に戻った際に、ロキはスペース・ストーンを奪い逃走したため、ロキは生きているということになる。

「このシリーズでは、その直後にロキに何が起こったのかを描いている。」とケヴィン・ファイギは述べた。「ロキ」という大声援のなか登場した、トム・ヒドルストンは、改心し善良な心をもったロキはこの作品にはいないことを語った。「皆さん、2012年のアベンジャーズを見ましたね。このテレビ作品の彼はまだその時の男です。」と彼は述べた。

『ロキ』は、おそらく『ワンダヴィジョン』と『ドクターストレンジ』の続編の後、2021年春にDisney Plusで配信される予定である。

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ケヴィン・ファイギが『What If…?』について発表した。

ジェフリー・ライトがウォッチャーの声優を担当する?

『ウエストワールド』のジェフリー・ライトは、この物語のナレーターとして、天文観測者のウォッチャーの声優を担当する。それに加え、MCU映画に出演経験のある俳優たちが声優を担当していくことが明らかになった。

一体誰が参加するのか。今明らかになっているキャスト陣は以下の通りである。マイケル・B・ジョーダン(『ブラックパンサー』キルモンガー役)、セバスチャン・スタン(ウィンターソルジャー/バッキー役)、ジョシュ・ブローリン(サノス役)、マーク・ラファエロ(ハルク/ブルース・バナー役)、トム・ヒドルストン(ロキ役)、サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー役)、クリス・ヘムズワース(ソー役)、ヘンリー・アトウェル(ペギー・カーター役)、チャドウィック・ポーズマン(ブラックパンサー/ティ・チャラ役)、カレン・ギラン(ネビュラ役)、ジェレミー・レナー(ホークアイ/クリント・バートン役)、ポール・ラッド(アントマン/スコット・ラング役)、マイケル・ダグラス(初代アントマン/ハンク・ピム役)

、ニール・マクドノー(ティモシー・ダム・ダム・デューガン役)。ドミニク・クーパー(ハワード・スターク役)、ショーン・ガン(クラグリン役)、ナタリー・ポートマン(ジェーン・フォスター役)、デヴィッド・ダストマルチャン(カート役)、スタンリー・トゥッチ(エイブラハム・アースキン博士役)、タイカ・ワイティティ(コーグ役/『ソー ラグナロク』監督)、トビー・ジョーンズ(アーニム・ゾラ役)、ジャイモン・フンスー(コラス役)、ジェフ・ゴールドブラム(グランドマスター役)、マイケル・ルーカー(ヨンドゥ役)。どんなエピソードになるか楽しみである。

「ウォッチャーは、すべてのことを観察する存在であり、地上にはいない。彼はマルチヴァースを見守っており、時には地球人の行動に介入するかもしれないし、しないかもしれない。」とライトは語った。2021年はマルチヴァースが大きなテーマとなる。 

『What If…?』は2021年夏にDisney Plusで公開される。

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ホークアイはディズニーPLUSシリーズで弟子のケイトビショップを鍛える

5つめのディズニープラスシリーズはジェレミー・レナーの物語である。コミックでは、ケイト・ビショップが新たなホークアイとして登場しており、このシリーズではジェレミー・レナーはエンドゲーム後、若き弟子のビショップにホークアイの名を継承するために彼を鍛えあげるところが描かれるとみられている。このTVシリーズのタイトルデザインはマット・フラクションとデヴィッド・アハのコミックに非常にインスピレーションを受けているが、作品の物語自体もそうであることをファンは望んでいる。

レナーは登壇した後、「スーパーパワーがなくてもスーパーヒーローになる方法を教えよう」と言った。誰もがすごいスーパーヒーローになれるというメッセージは素晴らしい物であると彼は考える。このシリーズでは「ローニン」の闇についても掘り下げられる。

『ホークアイ』は2021年の秋にDisney Plusで公開される。


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タイカ・ワイティティがナタリー・ポートマンにハンマーを渡す

ナタリー・ポートマンは『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』で女性版ソーを演じる

前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』同様、監督はタイカ・ワイティティが務め、ジェイソン・アーロンのコミック、『マイティ・ソー』を原案とし、ナタリー・ポートマンが女性版ソートして『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』に登場することが明らかになった。ポートマンはムジョルニアをもってステージ上に登壇した。

ソー役のクリス・ヘムズワース、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンはまだ脚本を読んでいないというが、テッサはアズガルドの新たな王となったヴァルキリーは新しいキングとして、彼女のクイーンを見つける必要があると述べた。パネルの後、ケヴィン・ファイギはヴァルキリーがMCU史上初のLGBTQヒーローであるとio9に語った。「その事実がストーリーにどういったインパクトを与えるかは、ソー4だけでなく私たちの製作する映画全ての表現レベルにおいて見ることができるだろう。」と彼は述べた。

『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』は2021年11月5日公開予定。

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MCUフェーズ5以降:『ブレイド』、『ファンスタティック・フォー』、『ブラックパンサー』続編、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

この記事では、今後2021年の終わりまでのラインアップについて記載したが、その次には何が待っているのか。ケヴィン・ファイギがHall Hでのマーベルの発表の終盤頃に言及したとおり、様々なものがある。『ブラックパンサー』や『キャプテンマーベル』の続編やジェームズ・ガン監督の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 、そしてもちろん21世紀フォックスの『ファンタスティック・フォー』や『X-Men』など。 

ディズニーの最後の決算発表によると、どの映画がどの日程で公開されることは不明だが、2022年の次の三つの日程でMCU映画が公開される。

  • 2022年2月18日
  • 2022年5月6日
  • 2022年7月29日

ファイギまた、ウェザーリー・スナイプスが過去に演じた、吸血鬼ハンターの「ブレイド」としてマハーシャラ・アリがMCUに加わることを発表し、大きな拍手がおこった。

言及されていないが、これらすべての作品の公開は保証されているのか?『ファー・フロム・ホーム』後のソニーピクチャーズから公開されるMCU公認のスパイダーマン映画。フェーズ5は、すでに少なくとも6つの映画が含まれることがわかっており、どのDisney Plusシリーズが新たにこの期間に制作さるとしても、少なくとも先2年間マーベルは忙しくなるであろう。

言及がなく、誰も知らないが、アントマンとワスプ、彼らが楽しい時間を過ごしていることを願っている。

2018年の世界映画興行収入は歴代最高 ディズニーが圧倒

【出典】1/2/2019

https://variety.com/2019/film/news/box-office-record-disney-dominates-1203098075/Picture1

2018年、映画業界の興行収入は世界最高となり、北米で11億9千万ドル、世界全体では41億7千万ドルを記録した。ディズニースタジオズ作品がその5分の1を占める。

調査会社コムスコアは2018年総合興行収入を発表し、ディズニーが世界全体で73億3千万ドルの興収を算出したことを明らかにした。これはスタジオ単独収入において2番目に高い数値で、これを上回るのは同じくディズニーによる76億1千万ドル(2016年)だ。米国内では、 2016年のスタジオ市場記録30億ドルを上回る30億9千万ドルの興収を記録し、映画業界史を塗り替えている。同スタジオ作品『ブラックパンサー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『インクレディブル・ファミリー』はどれも6億ドル以上の興収を収めた。また、世界全体ではディズニー史上2番目の42億3千万ドルの興収となった。

2018年に14作品を公開した同スタジオの米国内市場シェアが26.1%ということを踏まえると、米国内4人に1人の劇場鑑賞客がディズニー作品に出費したことになる。

スタジオ会長アラン・ホルン氏は、「世界中のディズニー、ピクサー、マーベルスタジオズ、ルーカスフィルムファンのお陰で、昨年はウォルト・ディズニー・スタジオズにとって最大の年となった。『ブラックパンサー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で社会現象を起こし、創立以来10年間輝かしい成績を収め続けるマーベル・スタジオを特に称賛したい。」と声明を出した。

世界全体の劇場集客数は2.7%の伸びを見せ、北米のみでは2017年と比べ7%上昇した。10億ドル以上の興行収入を収めた昨年公開作品は、『ブラックパンサー』(13億5千万ドル)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(20億5千万ドル)、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(ユニバーサル・スタジオ、13億ドル)、『インクレディブル・ファミリー』(12億4千万ドル)の4本。ソニー・ピクチャーズによる『ヴェノム』は8億5500万ドルで5位、パラマウントによる『ミッション:インポッシブル フォールアウト』は7億9100ドルで6位の興収であった。

北米スタジオ別興行収入ランキングは以下の通り:ユニバーサル・スタジオが19億6千万ドルで2位、ワーナーブラザーズが19億3千万ドルで3位、ソニーが12億8千万ドルで4位、フォックスが12億4千万ドルで5位、パラマウントが7億5700万ドルで6位。ライオンズゲートは前年比1.5倍越えの3億8900万ドル、STXエンターテイメントが2億6960万ドル、MGMが1億6400万ドルとなった。

2017年は、ストリーミングサービスの普及による劇場集客数2.3%減少などにより米国映画ビジネスは低迷を見せたが、2018年はそれを挽回した。コムスコアのシニア・メディア・アナリスト Paul Dergarabedian氏によれば、米主要スタジオは観客が好む映画を見極めたことがこの成功に繋がると話した。

さらに、「2018年は、映画史上最大興行収入だけでなく集客数の前年比増加といった意味でも記録的な年だった」と付け加えた。「劇場公開作品ラインナップの多様さ、劇場体験の人気、そして人々の現実逃避欲が2018年の特徴であったが、それは2019年も続く見通しだ。3連休に公開される『ミスター・ガラス』は1月公開作品史上最高の興収になると予想される。」

2019年には『ライオン・キング』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『トイ・ストーリー4』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『スター・ウォーズ/エピソード9』などが公開予定だ。

Dergarabedian氏は「2019年は公開予定作品ヒットパレードとなり、業界が前年以上の成功を収めるだろう。」と言う。

マーベルスタジオ、初のアジア系スーパーヒーロー「シャン・チー」の映画化に着手

【出典】12/3/18

https://www.complex.com/pop-culture/2018/12/shang-chi-first-asian-marvel-superhero-franchise-in-the-worksPicture1

Deadline誌によると、マーベルは「シャン・チー」を同スタジオの初・アジア系ヒーローシリーズとして、着々と映画化を進めているようだ。脚本家は中国系アメリカ人のデイヴ・キャラハム氏に決定しており、同スタジオは現在アジア人、又はアジア系アメリカ人監督の起用を検討している。

 

キャラハム氏は既に数々のスーパーヒーロー映画に携わっている。来年公開のワンダーウーマンの続編『ワンダーウーマン 1984』の脚本を共同執筆し、『スパイダーマン: スパイダーバース2』の脚本も執筆。さらには、もうすぐ製作開始の『ゾンビーランド2』の原案、『アントマン』(2015年)の撮影現場でのリライト、そしてハリウッド版『ゴジラ』(2014年)の原案も手がけた。

「アジア系製作陣によるアジア系カルチャーをテーマとしたヒーロー映画」として、『ブラック・パンサー』がアフリカ系のコミュニティに巻き起こした社会現象を再現しようというマーベルの戦略だ、とDeadline誌は加えた。さらに、コミックデビュー当初のような固定観念の型にはまったキャラクター設定とは違い、実写版では「モダン化」されたシャン・チーを描くそうだ。(シャン・チーのデビューは1973年のSpecial Marvel Edition 第15巻にまで遡る。)

比較的有名でないヒーロー達にはちょっとした紹介が必要だ。マーベルのウェブサイトのキャラクター紹介によると…

シャン・チーは国際的犯罪組織の首謀者の父のもとに生まれ、幼い頃から厳しいメンタルトレーニングや武芸の稽古に追われる、親離れの孤独な生活を送った。

そんなある日、父の敵の暗殺というミッションを課された彼は初めて外の世界へ繰り出す機会を与えられる。父親のことを「偉大な人道主義者で皆のヒーローだ」としか聞いていなかったシャン・チーは、父への絶対的な忠誠心を誓っていた。ロンドンのメイフェアにて相手の家に忍び込み、暗殺を成功させると、すぐにまた別の敵が現れる。サー・デニス・ネイランド・スミスと名乗るその敵は、シャン・チーに父親の本性を明かすが、シャン・チーはカンフーの技を駆使し彼から逃れることに成功。疑惑を胸に母親の居場所を突きとめたシャン・チーだが、そこでも父親の悪の本性を告げられる。父親の手先として操られていたことを知った彼は、父親の敵として、犯罪組織を潰すことを誓う。

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コミコン2018から届ける6つの話題

https://variety.com/2018/film/news/comic-con-2018-six-takeaways-1202882124/

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今年のコミコンが幕を閉じ、大勢のコスプレイヤー達がとうとうサンディエゴのコンベンションセンターを後にした。今回、Marvelと『ゲーム・オブ・スローンズ』は満足いかないものだったが、他に様々な印象的瞬間を提供してくれた。例えば、女優Jamie Lee Curtisが、彼女の出演作『Halloween』に命を救われたと泣く一人のファンをなぐさめ、ネットで非常に話題となった。サンディエゴでプレビューされたプロジェクトの数々に対するファン達の反応を見ると、スターの力は衰えているにも関わらず、このコンベンションはオタク文化の最新のトレンドを見せてくれた。ここでは、ホールHでの5日間から持ち帰ってきた6つの話題を特集する。

Marvel、HBOは席を空ける

D23 Expoやスター・ウォーズセレブレーションイベントの宣伝を続ける中、Disney社はコミコンではあまり存在感を見せず、Marvelの『アベンジャーズ』シリーズやスピンオフ作品を宣伝するパネルを用意することもなかった。Marvelの開始間近の二つのテレビシリーズ、『アイアン・フィスト』と『クローク&ダガー』のパネルはあったものの、他の一切の映画や実写テレビドラマを2019年以前に公開する予定はなく、社はこの舞台を見送ったも同然だった。HBOについても同様だ。HBOは、代表作品である『ゲーム・オブ・スローンズ』と『ウエストワールド』のいずれも持ち込まなかった。前者のファイナルシーズンは来年まで公開される予定はないが、後者のセカンドシーズンは6月に終了している。MarvelやHBOが空席を作った中、それは上映された他のどの作品にも単純に埋められることはなく、コミコン2018は大作映画やその可能性がある作品層が薄いものとなってしまった。

『ファンタスティック・ビースト』はジョニー・デップの問題を抱える

Warner Bros.はホールHでのパネルにて、スキャンダルまみれのあのスターを隠すことはしなかったが、彼を南カリフォルニアに来させるべきではなかったかもしれない。デップは『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の宣伝セッションでの質問コーナーには出なかったが、最後にスペシャルゲストとして登場し、題名にもある悪の魔法使いの衣装に身を包みながら、マグルについて話をした。ソーシャルメディアの反応は酷いものだった。特に、デップの元妻であり、彼を暴行で訴えたAmber Heardが、およそ一時間後に『アクアマン』のパネルに登場したのが良くなかった。映画が解禁される11月には、PRで起こりうるこのような大惨事は悪化する一方だろう。

女性やLGBTQの台頭が話題

ジョディ・ウィテカーを迎えた『ドクター・フー』のプロモーションビデオで、彼女が初の女医としてキャスティングされたことに対する前向きなファンの反応が取り上げられ、テーマソングが会場にこだました。また、ライアン・レイノルズは『デッドプール』での彼のキャラクターにパンセクシュアリティを見出したいと語った。さらに、男性から性転換した女優Nicole Mainesが、『スーパーガール』の最新キャストとして紹介された。このドラマで、彼女はテレビ初のトランスジェンダーのスーパーヒーローを演じることとなる。各ジャンルで多様性を受け入れようとする動きに対して、近年女性嫌悪的な、あるいは偏屈な反応が見られる。にもかかわらず、サンディエゴでは多様性を売りにしていた。スタジオはそれを強く宣伝し、観客は喜んで受け入れたのだ。

SonyのMCUに対する羨望

スパイダーマンに登場するたくさんのヒーローや悪役たちは、新たなシネマティックユニバースを生み出すことができるか。それがSony Picturesに直面する課題である。当社は長年、Kevin Feige氏がMarvelで成し遂げてきた成功と同等のものを、自社でプロデュースすることを夢見てきた。(スパイダーマンはMarvelのキャラクターだが、その権利はSonyにある。)図体の大きいスパイディの悪役にスポットを当てた『ヴェノム』は、フランチャイズで世界観を共有した初めての作品となる。そして、マイルズ・モラレス(声優はShameik Moore)が主人公のアニメーションアドベンチャー、『スパイダーマン: スパイダーバース』が続く予定だ。コミコンのファンはSonyが公開した映像を喜んで受け入れたが、より幅広い大衆の観客にとっては、このキャラクターたちはあまり目立たないかもしれない。

ショーランナーもスターに

テレビは、コミコンで価値あるプログラムを動かし続けている。今年、ホールHでは実写映画のためのパネルを9つ、そしてテレビにフォーカスしたものを11個取り上げた。この状況の中、ショーランナーは映画監督に引けを取らないくらい、サンディエゴでこれまで以上の大きな影響力を見せつけた。Vince Gilligan は7月19日のホールHのメイヤーとなり、『ベター・コール・ソウル』と『ブレイキング・バッド』のパネルに連続して出演した。Amazonのショーランナーのパネルでは、Carlton Cuseや、コミコンのシンボルで『グッド・オーメンズ』の実写化に取組んでいるNeil Gaimanなどを含む、エグゼクティブプロデューサーの殺人打線がフィーチャーされた。

もはやザック・スナイダーのDCではない

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』や『ジャスティス・リーグ』は、あまりに暗くて憂鬱すぎるとして、批評家たちに一蹴された。これは、以前『ウォッチメン』のかじを取ったスナイダーが一役買って作り上げた美学だが、よっぽどしぶといファン以外は興味を失ってしまったようだ。全くもってである。最新のDCコミックス映画『アクアマン』や『ワンダーウーマン1984』、『シャザム!』は、ユーモアに重きを置いている。ホールHで見せられた映像は遊び心やジョークが散りばめられ、バットマンの血生臭い映画には一切ないような、明るいトーンの映像だった。

アントマン&ワスプが公開された今、マーベルの未来は女性ヒーローか?

https://variety.com/2018/film/box-office/ant-man-and-the-wasp-marvel-future-female-1202868239/

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マーベルシネマテッィクユニバース20作目は、シリーズ初の男女ダブル主演の作品となった。

『アントマン&ワスプ』が公開され観客は初めて、ワスプことHope Van Dyne役の女優エヴァンジェン・リリーが、アントマン役ポール・ラッドとダブル主演するのを目の当たりにした。今作は1億6100万ドル を売り上げ、そのうち7600万 は北米からの収益だった。

エストロゲンを注入したのが効いたのだろう。最近のマーベルの映画、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『ブラックパンサー』よりは出足が遅かったが、第1作目の国内公開時の5700万ドルと比べると素晴らしい結果だ。公開3日間で1億750万ドルの製作費用を取り戻したということ(国外興行収入合わせて)を踏まえると、『アントマン&ワスプ』で、マーベルはまたもや成功を収めるようだ。

「男性のスーパーヒーローはもう見飽きた。豊富な経験や価値を分け合う時が来た。」とExhibitor Relations のアナリシスト、Jeff Bock氏は語る。「マーベルは今一番熱い。彼らは映画をもっと多様化する努力をしている。」と続けて述べる。

漫画やオタク文化は今まで男性中心だったが、それも変わってきている。オスカー受賞女優Brie Larsonが主役を演じる 2019年に公開予定の映画『キャプテン・マーベル』への期待値は高い。グラスシーリング(女性が組織の中で昇格できないこと)が破られつつある中で、『キャプテン・マーベル』はマーベル史上初、女性主導のこれまで例のみない映画となるだろう。

3月の『キャプテン・マーベル』公開直後には『アベンジャーズ4』が公開予定であり、マーベルシネマテッィクユニバース第3章の終わりとなる。今年『ブラックパンサー』が公開される前までは、白人男性のスーパーヒーローしか存在しなかった。マーベルスタジオの社長Kevin Feige氏は第4章(『アベンジャーズ4』後の映画)は過去の作品とは大幅に変わる、と述べた。明かされない秘密があるのがマーベルの特徴であるため、この曖昧な声明の意味は誰にも理解できないであろう。

おそらくマーベルは今後今まで通り、続編と新シリーズを半々で公開する。これを機会にマーベルは世界最強のヒーロー達を引き続き世に送り出す中で、様々なジェンダーを取り入れ、多様性ある人材登用を積極的に行っていくだろう。

女性のヒーローでいうと、マーベルは遅れをとっている。 男女両方の観客が女性のスーパーヒーローが世界を救うところを見に映画館に足を運ぶことを初めて証明したのは、DCである。昨年の『ワンダーウーマン』は世界的に大ヒットし、主演女優のガル・ガドットはDC映画の世界の中でも、トップスターの仲間入りを果たした。彼女は今、バットマンとスーパーマンより輝いている。

『ワンダーウーマン』』が公開される前のハル・ベリー主演『キャットウーマン』やジェニファー ・ガーナー主演『エレクトラ』などの作品はうまく結果を出せず、製作者は女性スーパーヒーローものに対して後ろ向きの姿勢になっていた。

「女性ヒーローものに対してためらいがあったのは確かだ。キャスティングは悪くなかったが、駄作に終わった。」とBock氏は言う。彼はさらに、「タイミングの問題だったのだ。 ふさわしい人が山頂を目指すことができる前だったから。」と語る。

また、「『ワンダーウーマン』と『ブラックパンサー』の大ヒットを受けて、マイノリティー主演の映画を公開するのは全く新しくなくなった。」と述べる。

ガドットのワンダーウーマンのように、リリーのワスプが世界を救う鍵を握る。ラッドはコミックの救世主ではあるが、今回はワスプが地球を救うメンバーとして肝心である。彼女は、アントマンと同等に重要な役なのだ。

「女性キャラクターはもはや、’災難に合う乙女’ではない。それは私達をとりまく現実世界を反映している。ただ反映しているのではなく、もしかしたら対抗しているのかもしれない。」と興行収入分析者のPaul Dergarabedian氏は語る。

遅めのスタートを切った割には、マーベルは興味深い女性ヒーロー像を作り上げている。『ブラックパンサー』のレティシア・ライトとダナイ・グリラ、さらに『マイティ・ソー バトルロイヤル』のテッサ・トンプソンは大活躍を見せ、スピンオフ映画制作の可能性まで示した。

「客の興味が途絶えることはないようだ。」とDergarabedian氏はマーベルの立て続けのヒットを踏まえて述べる。「この人気を保ち続けるには、新しいキャラクターを掘り下げることが重要だ。」と加える。

近い将来アベンジャーズの主要キャラクターが引退していく可能性を踏まえ、マーベルシネマティックユニバースの運命は、多様化してきている世間を反映したスーパーヒーローの手に渡るのかもしれない。これは、 誰もが望んでいる変化だろう。

韓国系アメリカ人女性が主人公のスパイダーマン「Silk」が映画化へ

【出典】2018/6/22

https://variety.com/2018/film/news/spider-man-silk-movie-korean-american-superhero-1202855335/

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韓国系アメリカ人のヒロイン、Cindy Moonが主人公のマーベルコミック「Silk」が映画化されることが発表された。

ソニー・ピクチャーズのプロデューサー、エイミーパスカル氏が現在同プロジェクトを開発中。初代スパイダーマンのピーターパーカート同じように、科学エクスポで使われた放射線によるアクシデントにより、放射能を浴びたクモに噛まれ特殊能力を持つ。

彼女はピーターパーカーと同じクラスで同じ時期にクモに噛まれ、俊敏なスピード能力、指からクモの巣をだす能力、そして第6感がさらに研ぎ澄まされたスパイダーセンスを持つ。昨年公開された「スパイダーマン:ホームカミング」でMoon役をTiffany Espensenが演じた。

ソニーはまだ本プロジェクトに関しコメントをしておらず、まだ開発段階だ。監督、脚本家、俳優もまだ決まっていない。Pascal氏は2015年までソニー・ピクチャーズのトップを務め、その後はソニー・ピクチャーズ傘下のプロダクションオフィスを設立、「ゴーストバスターズ」、「モリーのゲーム」、そしてスパイダーマンシリーズスピンオフの「ヴェノム」をプロデュース。

マーベル制作、ブリー・ラーソン主演の「キャプテン・マーベル」がマーベル史上初の女性スーパーヒーロー作品となる。「キャプテン・マーベル」は2019年38日に公開、マーベル初の女性監督作品となる。マーベルスタジオトップのケビン・ファイギ氏は今後「多くの」女性監督がマーベル映画を撮ると発言している。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」監督が語る:Netflixとマーベルが変えた視聴習慣

http://variety.com/2018/film/news/avengers-infinity-war-joe-russo-netflix-marvel-storytelling-1202797754/

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ジョン・ファヴロー監督がマーベル・シネマティックユニバース1作目の「アイアンマン」を世に送り出してから10年がたった。この映画がきっかけとなり映画業界は大きく変わった。今までに19のマーベルシネマティックユニバース作品が制作され、ついに「アベンジャーズ/インフィニティウォー」が先日公開、歴代最高のオープニング成績を残した。

ルッソ兄弟(アンソニーとジョー)はこのマーベル作品の中心人物で、キャプテンアメリカの続編である「ウィンター・ソルジャー」と「シビル・ウォー」そして「インフィニティ・ウォー」の監督を行なっている。

「もし自分たちでIP(知的財産)を持っている人が、マーベルのように偉業を達成しようと苦労していたら、どのようなアドバイスをするか?」

という質問に対して、ジョー・ルッソは、

「止めた方がいい。全てのコンテンツがシネマティック・ユニバースでうまくいくとは限らない」

と語る。臆病な回答に聞こえるかもしれないが事実であることは確かだ。マーベススタジオの10年間にわたる努力の集大成が「インフィニティ・ウォー」なのだ。

しかしルッソ兄弟にとって今回の成功に背景は観客の視聴習慣の変化が大きいと語る。「Netflixやマーベル、そしてスターウォーズフランチャイズがエンタメ業界を席巻している理由は、観客が新しいフォーマットのストーリーテリングを求めているからだ」と兄弟は語る。「過去100年間は約2時間の2Dのストーリーが受け入れられていたが、今後10〜15年でストーリーが語られる手法は大きく変わるだろう」と続ける。

Netflixが一気に10エピソードをリリースするのは新しいタイプの長編であり、観客は自分のペースで視聴することができる。だからこそ、多くの若い世代に受け入れられているのだ。

このような構成だとストーリーを予想することも難しくなる。ルッソ兄弟は「最近の観客は公開前からストーリーを予想することが上手になってきているので、我々は意図的に予告編の内容を本編とは違うものにしたり、違う情報を与えるなどして映画の秘密を隠そうとした」と語る。

ハリウッドは模倣文化であり、もし何か新しいことが成功すれば、全く同じことを複製するケースが増える。マーベルの大成功に習い、他スタジオも同じような道を辿ろうとしている。シネマティックユニバースを作り出そうとする、DCコミック(バットマンやスーパーマン)、ハズブロ、レゴ、ユニバーサルのユニバーサル・モンスターズ、そしてスターウォーズなどだ。しかしルッソ兄弟は、フォーマットにフォーカスするのではなく、ストーリーの世界観を広げていくにはどのような可能性があるのかにフォーカスすべきだと考えている。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の成功により、公開予定作品に対する新戦略を余儀無くされる可能性

https://io9.gizmodo.com/thanks-to-infinity-war-marvel-may-need-a-new-strategy-1825787133

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もしあなたが「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を既に鑑賞していた場合、様々な感情が入り乱れていることだろう。

「何故このようなことが起きてしまったのか?」

「続編のアベンジャーズ4では一体何が起きるのだろうか?」

新しいアベンジャーズ4は北米で2019年5月に公開予定、その前に「キャプテンマーベル」が2019年3月に公開される。そしてアベンジャーズ4が公開された2ヶ月後に新しいスパイダーマン映画が公開される。「インフィニティ・ウォー」内で起きたことを考えるとちょっとしたパラドックスがここで発生するのだ。

 

〜〜〜「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に関するネタバレが下記に含まれる〜〜〜〜

ここからは「インフィニティ・ウォー」に関するネタバレが含まれるので注意。
劇中でスパイダーマン含め多くのメインキャラクターが死亡してしまった。しかしきっと次回のアベンジャーズ4で蘇って戻ってくるだろう。何故ならば、今後のマーベルユニバースを続けていく上で殺してしまうには勿体無いキャラクターばかりだからだ。(興行収入成績で大成功を収めたブラックパンサーも含む)

しかし一番の疑問は、現時点で死亡しているキャラクターの続編公開が控えている中、どのように次作品のネタバレをせずマーケティングやマーチャンタイズを行う予定なのだろうか?まずアベンジャーズ4では、既に死亡したキャラクター達はポスターや予告編、おもちゃ、トークショーに登場するのだろうか?それともディズニーは、既に死亡したキャラクターとみなして一切登場させないのか?死亡したキャラクターを演じる俳優は有名人ばかりだ。ベネディクト・カンバーバッチ、チャドウィック・ボーズマン、クリス・プラット、トム・ホランド、デイブ・バティスタ、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタンなど。彼らは有名、観客から愛され、観客は彼ら見たさで映画館に集まるのだ。

この問題は「スパイダーマン:ホームカミング」の続編にも関係する。「アベンジャーズ4」の場合、生き残ったサノス、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ブラックウィドー、そして新しく登場する予定のキャプテンマーベルにフォーカスしたマーケティングができるかもしれない。しかしスパイダーマンの場合そのようなチョイスは用意されていない。現在彼は死亡したことになっており、2019年5月3日に公開される「アベンジャーズ4」まで蘇らない。しかし彼の続編は2ヶ月後の7月5日に公開予定だ。通常、映画のポスターや予告編は公開の6ヶ月〜10ヶ月前に登場する。もちろんスパイダーマンが主人公であるわけだから、公開前のマーケティングやマーチャンタイズに彼は「アベンジャーズ4」公開前に登場するだろう。しかし「アベンジャーズ4」公開前に彼がポスターや予告編に登場してしまったら、それは「彼が蘇る」という大きなネタバレになってしまう。

スパイダーマンを制作するソニー、アベンジャーズを制作するディズニー両社に本件について問い合わせを行なった。ソニー側の回答は「マーベル社とスパイダーマンのマーケティング戦略を立てている」、ディズニー側は、「アベンジャーズ4の前に2つのマーベル作品が公開されるので、そちらを注視してほしい」との回答だった。ディズニーの制作タイムラインは公開スケジュールの数ヶ月以上前から立てられているので、既にこのような問題については議論済みなのかもしれない。

ワーナー・ブラザースは2017年に似たようなジレンマを17年に公開された「ジャスティス・リーグ」で経験した。前作「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で死亡したスーパーマンが次作品でも登場することは決まっていた。観客のほとんどはスーパーマンが蘇ることは鑑賞前から知っていた。しかしワーナーブラザースはマーケティングの段階からスーパーマンを完全に排除、映画にも登場しないような戦略を立てた。この戦略がうまくいったのかどうか数値化することはできないが、果たして映画史上最もアイコニックなキャラクターをあたかも登場しないようにする戦略は意味があったのだろうか。

ディズニーとソニーがすべきなのは「インフィニティ・ウォー」で起きた出来事は無視してマーケティング戦略を立てるべきだ。スパイダーマンやブラックパンサーをマーケティングで使わないのは非常にもったいない。「復活するのか?しないのか?」にフォーカスするのではなく、「どのような形で復活するのか」にフォーカスすべきなのだ。

このようなネタバレに怒りを感じるファンはいるかもしれない。しかしこのようなファンは、映画スタジオのマーケティング戦略に関わらず劇場に足を運ぶだろう。映画スタジオがマーケティングターゲットにすべき人々は、映画に対してあまり情報がない人、アクティブにウェブをチェックしない人、子供のためにマーベルのおもちゃを買う人々、そして有名でかっこいいスターを見るために映画を見るファミリー層なのだ。「インフィニティーウォー」でどれだけ有名なメインキャラクターが死んだとしてもマーケティング、マーチャンタイズには登場すべきなのだ。各スタジオが今後どのようにマーケティング戦略を立てるか楽しみだ。

 

 

映画スタジオは今夏ディズニーと戦わなければならない

【出典】http://variety.com/2018/film/box-office/disney-summer-box-office-1202756200/

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もうすぐ夏がやってくる。スパンデックスをまとったヒーロー、恐竜、世界を股にかけるスパイが映画館を埋め尽くすことになるだろう。大ヒット間違いなしの『デッドプール2』、『ジュラシック・ワールド:炎の王国』、そして『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は観客の心を掴み、史上最大の興行収入成績を叩きだすだろう。

「大作映画は観客のスマホの電源を切り、自宅から映画館に向かわせることができるだろう。」とImax EntertainmentのCEO、 Greg Foster氏は語った。ハリウッドは何年も前からオリジナリティを捨て、親しみやすさを優先し、フランチャイズ優先戦略に移行した。タイトルの後ろにローマ数字が付く作品を作ることが投資を成功に導き、観客を映画館に呼び戻すことができるとわかったからだ。しかし、この戦略にはデメリットもある。

映画ビジネスは新しい物を作り出すことに成功していない。『ジュラシック・ワールド』や『ミッション:インポッシブル』はフランチャイズの第5、6作目で、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は40年目に突入している『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品だ。現在上映予定されている夏の大作映画は11作品(2017年には13作品と発表されていた)である。

オリジナル映画も来月から続々と上映される予定で、ドウェイン・ジョンソンが世界最長ビルでテロリストと戦いを繰り広げる『Skyscraper(原題)』、SFスリラーでヤング・アダルト世代をターゲットにした『The Darkest Minds(原題)』はヒットすると予想されている。

「彼らは同じような大作映画を年々量産している。」とExhibitor RelationsのアナリストのJeff Bock氏は語った。「俯瞰してみると、それらの多くがフランチャイズになれるほどのヒットにはなっていない。」と続けた。

この事は2017年の悩みの種でもあった。観客はすっかり古くなってしまった『トランスフォーマーズ』や『エイリアン』などのシリーズにそっぽをむき、アメリカ国内興行収入は38億ドルだった — これは十年以来の最低成績だ。アメリカの祝日であるレイバー・デイ(9月3日)が近づき行楽シーズンになるまで、どうなるかわからないが、ハリウッド主要スタジオの収益は44.2億ドル止まりになると見ており、これは2016年とほぼ同じ成績だ。

問題はどの映画も失敗する可能性があるということだ。ソーシャルメディアは『ア・クワイエット・プレイス』のような低予算映画をヒットに導けることを証明した。しかし、反対に大予算映画もほんの少しのツイートやFacebookのポストのよってコケることが判明した。トム・クルーズが主演した「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(去年の夏公開)のSNSでの厳しい反応や誰も望まなかった大作中世物語を描いた『キング・アーサー』への酷評による大コケがその良い例だ。

「観客の観察眼は毎年鋭くなっている。」とユニバーサル・ピクチャーズの国内配給部門主任のJim Orr氏は語った。「制作する作品を世に出す時にこの事を心にしっかり留めておかなければならない。」と続けた。

これから上映される作品が成功するかどうか見極めるのは難しいが、一つのことだけは確かだ:映画ビジネスにおいて、夏の大作映画シーズンでディズニーだけは他のどのフランチャイズよりもヒットを連発し続けるだろう。

「ディズニーは他を圧倒するだろう。」と B. Riley & Co.のアナリストの Eric Wold氏は述べた。「彼らの公開予定作品リストを見れば一目瞭然だ。」と同氏は続けた。

去年、ディズニーはアメリカ本土で8本の最高の興行収益を上げた作品の内、4本をリリースした。2018年、スタジオはさらに強力になった。マーベル・コミック・シリーズの『ブラックパンサー』を公開し、国内市場シェアの30%を獲得したのだ。これからディズニーが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』、『インクレディブル・ファミリー』、『アントマン&ワスプ』を順に上映していった後の成績を想像して見て欲しい。

「アクセルペダルから足は離さない。」とディズニーの配給部門チーフのCathleen Taff 氏は語った。「ヒット作からヒット作へ、映画を作り続ける。」と続けた。ディズニーは『スター・ウォーズ』とトップクラスのアメコミ・シリーズの権利を獲得している中、他のスタジオは別の方法に挑戦している。

ワーナー・ブラザーズはジョージ・クルーニー率いる犯罪スペシャリス集団たちをサンドラ・ブロック、ケイト・ベッキンセールら有名女優に置き換えた『オーシャンズ8』を制作した。さらに、同スタジオはベストセラー小説『クレイジー・リッチ・アジアンズ』の映画化で、主要キャストが全てアジア人ということで注目を集めている。

パラマウントは『Book Club(原題)』という4人のシニアの読書リストに『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を入れたことから始まるドタバタ劇を描いた作品でシニア層の獲得を目指している。ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントは血なまぐさいスリラー映画『イコライザー2』と『ボーダーライン』のスピンオフ作品『Sicario: Day of the Soldado(原題)』が公開予定だ。

「我々の公開作は有名俳優が出演し、R指定で、アダルト層向けで、夏の公開には不向きとされている作品だ。」とソニー・ピクチャーズの配給部門主任のAdrian Smith氏は語った。

これらの多くの映画は対抗馬としてスーパーヒーロー映画やCGを多用する大作映画と勝負することになる。夏前半は大予算映画同士が共食いをすると懸念されており、あるスタジオの重役は大作の公開がない7月末か8月に公開日を変更してほしいと願っているとのこと。彼らは今夏あまり良い結果に終わらないと予想している。なぜなら『スーサイド・スクワッド』のように夏休み終わりにリリースされる大作が今年はないからだ。

スタジオの未来はこれからの4ヶ月にかかっている。アメリカ国内売り上げは4月の初週で2%以上落ち込んだ。夏の興行収入での成功はヒット作の少ない冬を乗り切るために必要不可欠だ。スタジオと劇場チェーンは年末に公開される映画の動向を特に気にしている。なぜなら、この3年間で初めて、ディズニーは12月に『スター・ウォーズ』シリーズの新作(エピソード9)やスピンオフの公開を行わないからだ。

来年の今頃までには、映画のフランチャイズは同じだが、スタジオは劇的に変わっているかもしれない。もしアメリカ政府が520億ドルもの取引(ディズニーの20世紀フォックス事業買収案件)を認めたら、20世紀フォックスはディズニーのものになるだろう。ワーナー・ブラザーズもAT&Tの部門の一つになる可能性があり、パラマウントの親会社 ビアコムはCBSに再合併するかもしれない。これらの合併はハリウッドの作る映画に影響するかもしれない。

スクーター・ブラウン、デヴィッド・マゼルがアスペン・コミックスの株式の50%を取得、ミソス・スタジオを立ち上げ

【出典】http://deadline.com/2018/03/scooter-braun-david-maisel-mythos-studios-aspen-comics-stake-1202354334/

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SB Projectsの創設者であるスクーター・ブラウン氏とマーベル・スタジオの創立会長であるデヴィッド・マゼル氏は、ミソス・スタジオと呼ばれる新たな合弁会社を設立し、アスペンコミックスの株式の50%を取得したほか、同社の後期創立者マイケル・ターナー氏が創作した象徴的なアートワーク、キャラクター、世界などを含む同社のIPのエンターテインメント権を取得した。

二人は既に、いくつかのプロジェクト (現在進行中)に取り組んでおり、その内2つはアスペンコミックスの原作に基づいている。第一弾は、マイケル・ターナー氏作の「ファゾム」という、1998年のベストセラー漫画にインスパイアされたものだ。スーパーヒロインのアスペン・マシューズ海洋生物学者が、自己の神秘的な背景を知った後に、海中・外での自己発見の旅に乗り出すという物語である。

2番目のプロジェクトは、2003年に最も売れたインデペンデント系漫画の1つである「Soulfire」にインスパイアされている。物語は、高度に発達した圧倒的な技術があるが、すべての魔法が失われた未来の場所が舞台になっている。選ばれし男の子マリカイと超自然のキャラクターのチームが、悪を倒して世界に魔法を取り戻す話である。

二人は今、この2作の配給会社と制作投資パートナーを探している。

ミソス・スタジオは、ロサンゼルス郊外に位置し、製作とクリエイティブの幹部達の協力を得たブラウン氏とマゼル氏が、長年にわたるSB Projectsの COO スコット・マンソン氏と共に率いる。『アングリーバード』を共に手がけたアニメーションプロデューサーのキャサリン・ウィンダー氏も再びマゼル氏とタッグを組む予定だ。今後のプロジェクトには、オリジナルで取得済みのIPを元にしたライブアクション作品とアニメーション作品がある。

「スクーター氏は、すでにポップカルチャーのエンジニアとして、また世界中の視聴者を対象としたマーケティングのマスターとして、伝説的な人物だ。私は次世代のフランチャイズエンターテイメントを世界にもたらす完璧なパートナーは彼以外いないと思う。」と、ミソス・スタジオの共同設立者のデイヴィド・マゼル氏は語った。 「彼はまた、長年の個人的な友人であり、我々はすでにこれらの素晴らしい作品を一緒に実写化することを最高に楽しんでいる。映画、テレビ、音楽、そしてブロードウェイでの経験を組み合わせることで、将来のプロジェクトのための私達のフィールドは非常にエキサイティングな場となる。」

ブラウン氏は、ジャスティン・ビーバー、カニエ・ウェスト、アリナ・グランデなど、エンターテインメントの最も大きな存在の一部をマネジメントしている。ブラウン氏と彼のチームは、彼の会社の映画・TV部門も大きく成長させ、それには『スコーピオン』、『ギヴァー』、そして国内の最高収入の音楽ドキュメンタリーの1つ『ネバー・セイ・ネバー』 を含む。

マゼル氏は、マーベルスタジオの社長、副会長、会長、そしてマーベルエンタテイメントのCEO要職など、2003年から2010年の間にマーベルでさまざまな役職を担当した。