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急成長しているAmazon AlexaとGoogle Homeに追いつくために奔走するマーケティング担当者

http://www.adweek.com/digital/marketers-are-racing-to-reach-rapidly-growing-audiences-on-amazons-alexa-and-google-home/

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ブランドがますますIoTを理解しようとするにつれて、ブランドのマーケティング担当者は2018年にアマゾンとグーグルがIoTを活用したデバイスをどのように扱っていくのか、ということ考えるだろう。そのため、 今週ラスベガスで開催されるCES(Consumer Electronics Show)では、18万人の参加者にとってAIスキルとサービスを急速に拡大しているAlexaとアマゾンのAlexaとグーグルのGoogle Homeの動向を探ることは、必然的に避けられないことだ。

「Alexaが市場に参入してから1年しか経っておらず、普及率や習慣化といった点に関しては 、それほど速く進んでいない。」とR / GAの米国のエグゼクティブ・ヴァイスプレジデントであり最高技術責任者Steven Moy氏は語った。Consumer Intelligence Research Partnersのデータによると(どちらの会社も販売数を公表していないが)、AlexaとGoogle Homeは米国で2,700万台のデバイスを販売している。

音声アシスタントの急激な拡大は、それに対応するブランドスキルを積み上げるという点では、「最初にiPhoneが 出てきてApp Storeが立ち上がり、アプリ開発がラッシュになった時」と同じような新しいゴールドラッシュである、とMindshare North America’s Life+のマネージング・ディレクターであるJeff Malmad氏は述べている。また同じように今や、消費者の音声スキルへのアクセス方法は、スマートフォンがコントロールしている。「究極のデバイスとIoTへの出入り口は、今日となってもそれは 携帯電話だ。」 Moy氏やMalmad氏の代理店や他の代理店も同じように、 企業がAlexaやGoogle Homeに勝利するためにどのように協力しているかを示すことが、CESにて大きな存在感を持つことになる。

「Alexaが高いけん引力があるため、他のブランドは“音声をどのように活用するか?どのように既存の製品に相互会話をもたらすのか?”ということを話している」とSapientRazorfishのグローバルモビリティのリーダー、David Hewitt氏は話す。 「ブランドや企業がより多くの[IOT]サービスを構成し、スケールアップを考えることを可能にする企業規模の投資が始まっている。」

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写真:LGエレクトロニクスのThinQスピーカーは、人工知能を利用して、「空気清浄機をオンにする」などの命令を口にすることで、機械を起動する。

AmazonはCESで2日間にわたって、IoTを活用した自動車に関するセッションや「Alexaがどこにでもあるようにするための Amazonの探求」と呼ばれる別のセッションを含むプレゼンテーションとワークショップを9回開催し、Alexaの基本的な仕組みを紹介する予定だ。 一方でグーグルは、バーチャルアシスタントのGoogleホームをはじめとする自社製品をデモンストレーションする大きなブースを出し、2015年以来のトレードショーの中でも一番力をいれてアピールする予定だ。またLGは、AlexaとGoogle Homeの両方にプラグインする、ThinQという優秀な新しいスピーカーを発表する予定だ。

果たして消費者は高価なIoTガジェットを購入するだろうか。

消費者は音声アシスタント用に構築されたスキルを取り入れ始めているが、インターネット接続が可能な $ 2,600の冷蔵庫や、朝にコーヒーの香りや音楽を流して起こしてくれる$120の目覚まし時計のような、革新的な家電製品を購入するほどではない。

「毎年CESで、何年も前からIoTを活用したスマート冷蔵庫が並んでいるが、誰も自宅に置いていない。 」とMalmad氏は言う。近い将来、価格が下がり、スクリーンも安くなり、消費者がこれらの音声接続スピーカーに慣れ親しんでくることで、スマート化された冷蔵庫がより一般的になっていくだろう。それは、車で後進しているとき、車の後ろの様子をカメラが映し出すようになったのと同じように、一般化するだろう。

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写真:サムスンの高性能冷蔵庫には21.5インチのタッチスクリーンが付いており、ユーザーは買い物リストを作成したり、音楽をストリーミングしたり、テレビを見ることができる。

もう一つの消費者が購入していないものといえば、スタートアップや中小企業による 時計や健康管理用のウェアラブルアイテムだ。たとえば、JawboneはCESでは過去に製品のデモンストレーションを通して大きな存在感を見せてきたが、同社は7月に廃業した。

「ウェアラブルの業界で真の勝者が決まりはじめていて、それはApple WatchやAndroid Wear、Samsungの世界になってきている」とMalmad氏は語った。

それでも、L’OréalやPernod Ricard、Owlet (健康情報をトラッキングするための技術を組み込んだベビーソックスを製造するスタートアップ )などのマーケティング担当者は、IoTデバイスに勝機がまだあると考えている。

R / GA Venturesの一員としてOwletと協業しているR / GAのMoy氏は、代理店と一緒にスタートアップと提携し実用化することが重要だと主張している。この代理店は、モバイルアプリで親が赤ちゃんの呼吸と心臓の状態を追跡できるように、$300のインターネット接続のソックスを作り出した。

「イノベーションを達成するためのフレームワークがある。“日々の生活に価値を付加しているか?”ということだ。」とMoy氏は語る。 「ビジネスの構造が必要だということも信じている。それは持続可能で意味のあるものでなければならず、その場限りのものではいけないのだ。」

ロンドンを拠点とするIoT専門のSharpEndは、Pernod Ricard、Unilever、EstéeLauderのキャンペーンを立ち上げる時に、同様の考え方を基にしている 。 Pernod Ricard所有のMalibuの場合、 顧客がバーテンダーに位置情報を送信し、カップの底面をひねるだけで新しい飲み物を注文することができるというセンサーを活用した 多数のコップのプロトタイプをIbiza Rocks Hotel用に制作した。

従来の広告手法で消費者に浸透させる代わりに、より多くの体験を生み出すことで、ブランドがMalibuの先を行くことを期待している、とSharpEndの創業者であるCameron Worth氏は話す。

「将来的に広告を出さなくなるブランドは、より価値のあるブランドになるだろう。」と彼は語った。 「このような技術をすべて製品に組み入れることができれば、実用性とエンターテイメント性があるブランドというポジションに移行する本当のチャンスがうまれる。」

2018 CES 注目を浴びるのは巨大テレビだけではない

http://deadline.com/2018/01/ces-2018-show-preview-smart-speakers-connected-devices-1202238883/

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過去に開かれたCES (コンシューマーエレクトロニクスショー)は巨大なテレビの見世物会場みたいで、まるで家電量販店に訪問するかのようなイベントであった。

もちろんテレビが同イベントの大きな役割は未だに担っている。しかし今年最も注目を集めたのはスマートスピーカーとIoT、そして最新のテクノロジーを持ったシリコンバレー企業だ。

世界で最大級の電化製品の見本市として、主催者の全米民生技術協会(CTA)は音声認識、AI、コネクティビティを今年のテーマになると予測しており、グーグルがどの企業の中でも一番注目されていた。

CTAによると、アマゾン・エコーやグーグル・ホームなどの音声操作が可能なスマートスピーカー去年のホリデーシーズンに想像以上に売り上げ、前年比279%アップだった。スマートスピーカーの人気はこれからも続くと予測されており、今年はアメリカ国内での総売り上げ台数が4400万台に到達されると言われる。

この音声認識をするスマートデバイスの人気のおかげで、スマートホーム市場は他にも様々な機器、スマート温度計、WiFiセキュリティカメラ、スマートロックなどに興味を持つ消費者が増えてきた。

コンサルタント会社のMagid Advisors 社、Mike Vohaus氏は「これらのデバイスに対し、消費者は急速に興味を持ち始めている。そして人々は生活を快適にするアシスタントとしてだけではなく、家の防犯目的として考えている」と語る。

テレビメーカーもこの戦いに参上し始めている。サムソンはギャラクシー携帯に備わっているBixbyボイスアシスタントを同社のテレビに導入。LG社はグーグルボイスをテレビに導入予定だ。

テレビ以外にも音声アシスタントは様々な分野に普及している。Whirlpool社の洗濯機、乾燥機、そして鏡までもだ。

自動車関連は今までアフターマーケット商品がCESで人気を集めていたが、これからは自動運転車が注目を集めるだろう。元アップルとBMW社の役員が立ち上げた自動車メーカーByton社がコンセプトカーを発表したことが話題を呼んだ。

フォード社のCEO兼プレジデントのJim Hackett氏は同社の自動運転車に関しての構想を発表した。配車アプリのLyft社の創業者John Zimmer 氏は自動運転技術に関しての開発状況に関して触れた。

UTA社パートナーのBrent Weinstein氏は、「今まで自動車メーカーやその他メーカーが自動車関連業しか関わっていなかったのでLyft社が参入することは業界に大きな影響を与えるだろう。」と語る。

2017年は4000社近くの企業が出展、広告業界やテック企業にとっても多きなイベントとなりつつある。YouTubeやフェイスブック、ツイッター、そして大手企業のユニリーバ社やコカコーラ社まで出展している。

アドバイザリー会社MediaLink社のCEOMichael Kassan氏によると、「CESはビデオメディア広告業界にとって最も大きい2つのイベントのうちの1つだ。1年の始めをCES、そして真ん中にカンヌライオンが行われる。」

IoTがビジネスにもたらす影響

【出典】12/11/2017
https://tech.co/iot-impacted-small-businesses-2017-12

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テレビ、スマホ、車、そしてエレベーターまで、IoT技術を取り巻くエコシステムはさらに拡大されている。コンシューマーテクノロジーだけではなく、農業から動物学まで様々業界に浸透している。リサーチ会社Gartner社によると、2017年に84億の‘様々な物’がIoTに繋がれるとのこと。多くが消費者向けの製品であるが、IoT消費のうち全体の〜57%が企業向けだと示されている。

しかしほとんどのIoTは、データトラッキング、アセットマネジメント、コミュニケーションなど、シンプルなワークフロー向けに配置されている。通信会社ベライゾン社の「State of the Market: Internet of Things 2017」というレポートによると、IoTの配置目的トップ3が下記の通りである:

  • カスタマーサービス(33%)
  • 資産のマネジメント(26%)
  • 製造・配達(25%)

上記の結果はあまりIoTの利害関係者やIoTファンが望んでいた結果ではないだろう。しかしこれからもIoTの世界が広がるような開発は多く行われている。もちろんこのような開発はIoTの基本的なフレームワークに焦点を当てたイノベーターたちにより先導されている。例えばStreamrというプラットフォームはリアルタイム・データストリーミングとIoTのアプリを管理するメディエータだ。

トークン化されたリアルタイム・データ

IoTが抱える主な課題は、デバイス間のセキュリティ、接続性、相互運用性を保証するデータストリーミング・インフラストラクチャが欠如していることだ。Streamrは分散型P2Pネットワーク上でリアルタイムデータをトークン化することで問題を解決する。簡単に言えば、データをDATAcoinと呼ばれる暗号通貨に変換することでトレードを可能とする。

Streamr社CEO Henri Pihkala氏は「IoTの急激な成長と偏在性は比類なき価値をデータにもたらし、サービスセンターやサプライチェーン、そして近代経済までも変革しつつある」と語る。スマートシティ、ガソリンスタンド、天気センサー、そして他の車などのIoTから情報を必要とする自動運転車を想像してほしい。天気予報や交通情報など必要なデータを取得するには、必要な額のDATAcoinをデータソースに支払わなければならない。

Streamrの経済を支えるDATAcoinはP2Pネットワークの帯域幅を提供することにより得ることができる。Streamrは世界を制覇するような大企業ではないが、良いスタートを切っている。ヴィジュアルエディター、Stremrエンジン、データマーケットプレイスなど、データに基づいたIoTアプリをデザインする開発者向けに提供されている。現在Streamrネットワークは仮想通貨イーサリアムのブロックチェーンを頼っているが、将来的には他のブロックチェーンプラットフォームとも互換性を持つ予定だ。

IoTに対してデータストリーミングができること

ブロックチェーンを使ったデータストリーミングサービスのStreamrを使えば、多くの企業がIoT技術導入の際の障害を乗り越えることができる。例えばブロックチェーンを使ったデータストリーミングネットワークの場合、サイバーアタックやシステム異常でオフラインになったとしても、ネットワークは昨日することができる。よって、企業に大きなダメージを与えるかもしれないDDoSやDoS攻撃のリスクを除くことができるのだ。

トークン化された処理を行うことにより、IoTデバイスは自動的に必要なデータを取得することができるため、IoTデバイスのエコシステムを複雑化しないですむ。間違いなくIoTは全ての業界を変革するポテンシャルを持つ。そしてデータストリーミングとブロックチェーンテクノロジーがその変革スピードをより加速することを願う。

スタートアップ企業、IoTで何ができるか?

【出典】2016/9/7

http://tech.co/what-can-startups-do-with-iot-2016-09

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IoTをもとにしたソフトウェアは、ITから他のビジネスに渡って、多くの買い手がいる成長市場だ。IoTの買い手たちは、みんな違った目標、プロジェクト、成功基準を持っている。売り手にとってその多様性があるため、自分たちの商品の基準を単純化し、普遍的なものにしづらくなっている。

IoTプラットフォームの急速な発展は、企業側がテクノロジーとビジネスの向上を求めたことにより進んだ。IoTプラットフォームは、今後も成長し続け、産業や地域、新たな規格によって違う様を見せてくれるだろう。サービス提供者にとっては、その産業や地域による異なる要求に応えていくことがとても大きな課題となるだろう。

IoTが解決するものと提案するもの

IoTサービスの提供者として顧客にサービスを提案する前に、理解しておかなければならない点がいくつかある。

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成長するモデル

成長するモデルは、企業に目に見える発展を提供しなければならない。前述のように、一つのIoTプラットフォームが、全ての企業の要求基準を満たすということはまずない話だ。しかし、最低限よりよく監視が行き届く入り口とデバイスのコントロールを提供する必要がある。

例えば、BC Hydroは180万台ものスマートメーターとスマートグリッドをカナダの7つの州に展開した。それによって、窃盗を75%(金額に換算すると、メーターリーディングシステムだと3.3億ドル、セルフサービスツールだ2.24億ドル減らすことができた。

第三者のハードウェアやソフトウェアを結合

企業は、違った種類のプラットフォームにて様々な装置やソフトウェアを所有している。それらの大半のものを結合し、整えることができるような一つのIoTを企業は求めている。そうすることにより、企業は第三者のモデルやサービスが必要ではなくなるのだ。

業界への専門性

一つの会社は種類の異なる全ての製品を生産できないのと同様に、一つのIoTが全ての会社に当てはめて使えるとはいえない。IoTの販売業社として、もしあなたがある業界に働いたことのある、もしくは働いている経験を持っているのならば、それは強みになるだろう。同じ業界内、または同じプロジェクトを行う組織は、仕事やインフラに対する知識を持っているあなたのことをきっと気にいるだろう。その能力を認められることで、企業はその問題をよりよく解決できるあなたを重宝するはずだ。

サポートの範囲

大企業は、ビジネスを地理的に広げ、サポートを必要としている。IoTサービス提供者が、その企業の全てのエリアでシステムのサポートができたら、企業にとっては大変助かることだ。その一方で、小さな企業は広範囲にわたるサポートは不必要で、IoTサービス提供者がそのエリア分のコストを削減した方が利益になる。賢く選んだ方がいいだろう。

大規模に展開可能かどうか

IoTはそのビジネス領域を定める必要がある。そうしなければ、テクノロジーにおける移行の段階にて、その拡大に対応できないという事態が生まれてしまうからだ。

多くのIoTサービス提供者は、テクノロジーが多くの買い手を見つけるにつれて、ここ最近急激に成長をしているスタートアップ企業である。その分野は競争が激しく、明日を担っていくリーダーは企業に提供するためにその基準を知り生み出していくことが必要だと言えるだろう。

IoTの最新アプリは住宅セキュリティではない

【出典】2016/9/3

https://techcrunch.com/2016/09/03/iots-killer-app-is-not-home-security/

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私は、Revel SystemsのCTO(最高技術責任者)であるChris Ciabarra氏がTechCrunchに投稿した「IoTの最新アプリは住宅セキュリティではない」という、記事を読んで少し困惑してしまった。

彼がとてもいい人だということは分かっているが、そこに述べられているIoTは住宅セキュリティの要となるという内容の記事には、少し言葉を濁して言うと誤解を生みトラブルの原因になると感じてしまったのだ。

このタイトルから推測するに、きっとあなたはその記事内ではIoTが住宅のセキュリティに対して役割と責任を担うことの準備が万端だ、ということが述べられていると思ってしまうかもしれない。しかしながら、ITセキュリティを仕事として常に考えている身としては、この記事については断固として反対せざるを得ない。

大雑把に言って、「Internet of Things」として市場に出ているほとんどのものは、重大な仕事を担うにはまだ早いと言わざるを得ないのだ。

Ciabarra氏の記事において、彼はインターネットデバイスを設置することによるIoTをベースにした住宅セキュリティの夢について説明している。

IoTにおいて、驚くべき進歩をなし得るためには、「自動の水鉄砲を組み立てることを楽しむ」ことから、「自分の命をその種の技術で守る」という考え方に変わるほどの変化が必要だ。これは言い過ぎなどではない。しかし、私は彼を評価せねばならない。映画「ホームアローン」を除いては、人類史上おもちゃに精通していたことで自宅の安全が守られたという例はないだろう。

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長年、Ciabarra氏はモーションセンサーやカメラ、窓や扉を用いて、家をIoTで張り巡らすと言っており、しまいにはナンバープレートを読み取り不審車が現れたら即時にテキストメッセージを送るような装置も誕生するだろうと言っている。

最後の部分に関しては、読者の方々にそのメリットの判断をすることを委ねるが、彼の極端な主張はIoTを住宅セキュリティの中心にあまりにも性急に据えたようなもののように感じる。

きっといつかその状況は変わるが、今のところ、IoTはまだ初期段階だと言わざるを得ないだろう。

これを可能にするには、誰かのWi-Fiが常に使えてインターネットが常に作動し、全てのファームウェアやソフトウェアが安定していて、信頼できるものであるというような大前提があればこそである。

もちろん、これらの基準が現段階で満たされるということはまずないだろう。Wi-Fiや携帯電波を妨害するようなものは存在している。有線のインターネット接続が、機能しなくなることはあるし、物理的に切断されることだってあるだろう。

盗難や火事、不審者を持ち主に警告すべきスマートフォンは、受信容量が足りていないか、電池切れになっている、もしくはカバンの底にしまってあるかもしれない。電波が弱い時に、うまくスマートフォンが機能しないことだってありうる。

今回の中では、閉ざされたファームフウェアや承認されていない工場に自由に信頼を預けたことが、最も批判されるべきことだろう。

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前述のようなホームセキュリティプラットフォームは、「ステーション」と呼ばれる集中管理の場所がないことも欠点である。サーバーによって管理されるというシステムは確率されているようだが、基本的な点であまりに幼稚な部分が目立つものが多い。

例えば、私が一番初めに見た商品のレビューでは、「ユーザーが侵入者の画像を見るためには、このアプリを開いておかなければなりません。そのため、もし利用者が侵入された時にアプリを開いていなければ、残念ながら運が悪かったとしか言えません」という記載があったが、私はこれを見て言葉を失ってしまった。

あなたの家に侵入され、録音をするために何もできないままそれを見て、アプリを離れることもできないから911に電話をかけることすらできない。そのような状況を想像してみてほしい。これは、住宅セキュリティなどではなく我々を傲慢に溢れる世界に押しやるようなものだ。

そのレビューに対する見解は他の見方からしているものもあるが、ある一つの商品や製造者を選び取ることが必要な訳ではない。このような二流商品にまつわる話はよくある話だ。これが、「スマートプラグ」と呼ばれるモデルが、いかに簡単に他者から操作されるかということを示している「素晴らしい」例と言えるだろう。

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あなたの無邪気な甥が、電気を点けたり消したりを一日中することに対して、その装置はそれを火事の原因として捉えることだってあるかもしれないのだ。

広告内に小さな文字で印刷されているが、電源プラグは過度にそれ自体が熱くなったら自動的にシャットダウンされる。広告が何かを示している訳ではないのであれば、それは器具が燃えるように熱くなってからではないということだ。いかにも安っぽいやり方であり、そんな商品が家庭に入るのかと呆れたものだ。

これらは、他のスマートプラグから得た情報だが、他の製品もどれも似たり寄ったりのものである。

地域のネットワークにいるものならば、誰でもスマートプラグの電源を点けたり消したり、リセットしたり機能停止にすることもできる。

TLS (Transport Layer Security)は、他のSymantec EV certificateなどにより電波が妨害されることもありうる。

たとえ、地域限定に電話を設定していても、である。

あなたはすでに予想しているかもしれないが、ファームウェアはこれらの問題に対処している。しかし、現実に目を向けるとそれらは生産者によって一様だ。一般的にその差は少しであるが、かなり大きな差であるとも言える。そして、我々はこれらの装置がコンピューターと同様に、害のあるコードつまりウイルスを持ちうるという現実にまだ目を向けていない。

まだ実証されておらず、未熟な装置をあなたのネットワークに導入することはリスクを伴う。もうここでやめなければならない。他の手段はまだない。

業界によってもたらされたIoTの幻想は、非常にかっこいいものだ。しかし、それはただの幻想であり、まだ夢である。今のところ、これらの装置はまだ粗末で不安定であり壊される危険性を伴っている。そして、需要が高まっている時だからこそ、慎重に扱うべき問題である。

IoTのキラーアプリになるものは何かというと、公には言えないが思いつくことが正直できていないのだ。私は厭世主義ではないが、数年後にIoTが革命を起こすのではなく他のシステムを拡張することになるであろうと予想している。そして、IoTはこの分野では非常に卓越してきているのだ。

IoTが秘める可能性は、まだ秘められたままだ。しかし、批評家としてそのことについて真剣に考慮してみると、全ては「信頼」へと直結している。利用者は、IoTが制御不能になる恐れのある合法的なコンピューターであるのだ、ということを覚えておかなくてはならない。

生産者が準備を整え、IoTの開発に本腰を入れるのならば、リスクを負ってそれを試してみることもするだろう。誰にそんな未来のことがわかろう。きっとある日、私は自宅のIoTがいかに優れたものかを書くときが来るであろう。しかし、それは私がIoTを信頼するまでは絶対にないと断言できる。

もののインターネット、食生活にどのような影響を及ぼしているのだろうか

【出典】2016/5/7

http://tech.co/internet-of-things-changing-what-you-eat-2016-05

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Emerging TechnologiesのGartnerのHype Cycle(特定の技術の成熟度、採用度、社会への適用度を示す図)によると、もののインターネットから発想を得たテクノロジーの興隆やデジタル化が進むことにより、今後5年から10年で適用度がますます高くなっていくである。現在、もののインターネットテクノロジーが国際的に食糧生産を活性化するだろうと考えられている。世界の人口がここ50年で2倍になっており、2050年までに80億人になると推定されている今、どんな手を借りてでも食糧生産における問題は解消しなければならないだろう。ベンチャーキャピタルもこの問題を受け、食糧生産に関わるテクノロジーへの投資を2倍にしているようだ。2014年の第3四半期では農業や食糧生産に関わるテクノロジーへの投資は2.69億ドルだったのに対し、翌年の同時期には48%も増加していたのだ。

驚くべき事実と捉える人もいるかもしれないが、農業はもののインターネットをビジネスモデルに組み込むことで、ビッグデータにおける課題を解消することができるということを証明するために活用された。

生産性

食糧生産に貢献している全ての土地が最大限の収穫高をあげる必要がある。これを成し遂げるために、農家はワイヤレスでクラウドシステムによるリアルタイムでのモニタリングや最善の選択をするためのデータ分析ができるシステムを体験しているのだ。

有害生物防除

殺虫剤は広範囲に使用されているが、環境破壊やその後の政治的な争いにも繋がっている。もののインターネットによって自動化されたRoundUpスプレーといった話には誰も関心がなく、もっとコストを削減できて効率の良い代替案を模索しているのだ。Semiosという会社は、霧や葉の健康具合、土壌の水分、害虫被害を探知するセンサーにネットワークを導入した企業である。害虫被害が危機的レベルに達すると、フェロモンを展開することで、害虫のサイクルを妨害するというシステムである。

保存

水を有効利用するということも最重要課題の一つである。食糧生産において、水が枯渇すると被害が甚大であろうことは誰の目にも明らかである。こういった状況に直面する農家は、水の浪費を極力避け、きちんと管理していかなければならないのだ。そこで、水やりのプロセスにもセンサーを導入し、土壌の水分を管理することで、水を有効に利用することができるのである。

もののインターネットの食物に対する影響

無線周波数認識装置という単語を聞いたことがある人も多いかもしれないが、これは冷蔵庫にある品物の品質が落ちてきた時や品物がなくなってしまった時にユーザーにスマートフォン上で知らせてくれるシステムである。しかしもののインターネットはまた牛の健康状態まで管理しようとしているようだ。guardian.comが発表した報告には、リサーチャーがどうやってこのデータを牛から集め、アルゴリズムをデザインして牛乳や精肉に活用するのか、またどうやって病気にかかった牛を見分けるのかが説明されている。

もし北米で蜂群崩壊症候群(蜂がいなくなってしまう現象)が起きてしまったら、人間の世界への打撃は計り知れないものになるだろう。蜂は花粉を運ぶ媒体者だからだ。Varroa Destructor Mitesというダニの種類は蜂を攻撃することで知られているが、しかし、このダニは温度を華氏107度から108度(摂氏41度から42度)にすると死滅するが、この温度は蜂には何の影響もない。これを踏まえ、Eltopiaという企業は「Mite Not」という製品を開発した。この製品は、トウモロコシの成分でできたプラスチックフィルムに電気回路が組み込まれており、みつろうでコーティングすることで蜂が巣を作れるようにしたものである。この電気回路はヒートセンサーとヒーターが搭載されており、ある状況に陥ると電気信号でヒーターを作動させることができるというシステムである。ハイテクで殺虫剤を必要としない製品であるといえよう。

もちろん、もののインターネットを農業ビジネスに導入することによる長期的なコストと実際の投資対効果の割合も、調査されるようだ。もののインターネットを基盤とした農業管理システムは、他分野と同じようにハードウェアへの投資が必要である。また、こういったシステムのソフトウェアはSaaSモデル(低位の各種サービスを要求に応じてどう的に組み合わせてサービスを提供するという考え方)下で販売されることになり、前払い投資や循環手数料が付与される。世界の農業システムは全ての人に関わることであるが、もののインターネットに関わるテクノロジーを低コストで提供出来る状況を作り上げなければならないという責任は、テクノロジーに携わる人の肩に重くのしかかっていると言える。

「モノのインターネット」、商業には?

【出典】2016/2/24

http://mashable.com/2016/02/24/internet-of-commerce-brandspeak/

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第29回 Mobile World Congress において多くの新しい機器が登場する中、インターネット業界に革新をもたらす議題がバルセロナでの主要会議で噂を集めている。

もちろん、「モノのインターネット」はテクノロジーにおける重要な概念として議論されてきた。しかし、今回は議論が「商業」にフォーカスしているところが新しい。

インターネットを利用した携帯型支払いサービスは、お金を安全にかつ便利に今まで不可能とされてきた領域にまで流動させる画期的な手段として活用されてきた。MasterCardなどの貢献により、今インターネットが従来の「モノ」から「機能」を繋げる時代へ移り変わってきているのだ。

「モノのインターネット」の概念が現れ始めた当初は、携帯で温度計の調整が行えるといった、インターネットが周囲に実在するモノをコントロールすること自体に我々は驚いていた。しかし、今ではそれはモノのインターネット化のほんの一部に過ぎない。

MasterCardは、携帯や時計だけでなく、インターネットに繋いだ全ての端末で当社の支払いサービスを利用できるCommerce for Every Device プログラムを昨年10月に発足させた。

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MasterCardでの支払いサービスが搭載されたSamsung製Family Hub冷蔵庫

技術的には、携帯型支払いサービスを搭載することは難しいことではない。実際、2007年から主要なテクノロジー関連会社がこの技術を導入してきた。

困難なのは、人が行うのと変わらない安全レベルのサービスを生み出すことである。

MasterCard は、デジタルウォレットサービスMasterPass や、資本取引を円滑に行う技術、そして先進的な貨幣サービスAndroid PayTM、Apple PayTM、Samsung Payのような商業プラットホーム等の革新的な支払い方法でその困難を乗り越えてきた。

未来の支払いサービスは携帯電話だけには留まらないと予想されている。

Commerce for Every Device プログラムを通して、MasterCardはカスタマーが自由かつ安全で最も便利な方法でショッピングができるように、新たな風を吹き込んでいる。

例えば、Coin との共同開発で、スマートウォッチやフィットネストラッカーのような身につけるデバイスからの支払いサービス機能付与を新たに提案したり、Samsungとはお家でショッピングが可能なスマート冷蔵庫をCES (コンシューマー・エレクトロニクス・ショー) にて1月にお披露目した。

MasterCardでは、自社・他社双方の研究促進を図るこのコラボレーションを「co-innovating」と呼んでおり、それは、「モノのインターネット」化が進んだ未来を予見しているかのようにも見える。

MasterCardの技術革新は家電領域をも超える。ワンタッチ支払いが可能な車の鍵を開発したGeneral Motors と共同で、運転手がダッシュボードから車内で支払いサービスを利用することができるようなシステムを現在開発中で、そのシステムはラジオ局にも応用されるかもしれない。

「モノのインターネット」は変革の時代に突入している。モノがインターネットに繋がることに感銘を受ける時代は終わりを迎え、それが世の中の問題を解決する手段にならなくてはならない時代に入ってきているのだ。幸いにも、MasterCardは自社の支払いサービスをモノに繋げ、安全性や利便性へ配慮しながら我々の生活を潤してきた。

目新しい製品の発表でテクノロジー業界を賑わす一方で、Mobile World Congressの核となるものが何かを突き止めることが、今後の課題である。

CES 2016年を独占する7つのトレンド

【出典】2016/1/1

http://mashable.com/2016/01/01/ces-2016-tech-trends/

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新年に伴い、1月の最初の週にCESが行われた。この1月4日に始まる世界最大のテクノロジーショーは 、ラスベガスのストリップを一週間まるでテクノロジーの楽園に変貌させるのだ。

毎年、CESが現在のテクノロジーと将来のトレンドを発表する。例えば、昨年発売された 「hoverboard」は現在大ブームとなっている。

CES 2016年が開催される日も間近に迫り、既に何社かから発表が行われた。おそらく昨年の大ヒット製品は再び登場し、新しいトレンドにも期待できるだろうと予想されている。

  1. 未来の車

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自動運転車は決して新しいトレンドではないが、昨年発売日が近づいていることが明らかになった。Teslaのautopilotは正確には自動運転車ではないが、CES 2015で行われたデモンストレーションは自動運転車に大きな影響を与えたのだろう。

今年のCESは、以前とは異なりオートショーっぽくなるかもしれない。自動車の技術とインターネットに接続された自動車は以前にもCESで取り扱われたことがあるが、今年多くの大手自動車メーカーがCESでプレゼンを行う予定である(Chevy Boltを含む)。GMがDetroit Auto Show(CESからわずか1週間後に開催される)ではなくCESでデビューすることを決めたことは、重要なポイントかもしれない。

同時に、AudiやMercedes、BMW、Ford、Volkswagen Groupも自動運転システムに関するイベントを企画している。Telsaと競争しようとしている中国の電気自動車会社Faraday Futureからのコンセプト自動車デビューも見逃さない方がいいだろう。

  1. バーチャルリアリティにクロースアップ

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2016年は、バーチャルリアリティが大ブームになるだろう。Oculus Riftの発売日も近づいており(最新のバージョンがCESで登場予定)、そしてフェイスブックを含む様々なサービスが360度動画をサポートし始めており、Google Cardboardのようなよりシンプルな機械によって自己没入型の体験を求める声が強まったのだ 。

技術的にはOculusが最も進んでおり、CardboardがVR初体験の人に向いているので、中盤のヘッドセットメーカーにおけるターゲット層はまだまだ存在する。Oculus Touchの代わりになろうとしているコントローラー等、多く現れることだろう。

バーチャルリアリティに似ている技術(360度動画と拡張現実テクノロジー)も忘れない方がいい。球形撮影のシンプルかつ複雑なカメラシステムが注目を集めるだろう。2015年にマイクロソフトのHoloLensが波乱を起こしたためARも復活するだろうと考えられている。

  1. ドローンの到来

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ドローンの強制的な登録制度で2015年は幕を閉じたが、2016年はドローンが更に奮起するだろう。法律で許可されたCES 2016には、必ず現れるだろう(実際は許可されている場所が少ないようだ)。ケージ内でのデモンストレーションであっても、より進化したドローンが見られるかもしれない。

CESは消費者に焦点を絞っているため、使いやすくよりいいカメラで、より小さいドローンが登場するだろう。軽さによって強制登録を免れるドローンもあるだろうし、最新のトラッキング機能や安定テクノロジーが付属しているドローンも登場するだろう。

  1. 進化したストリーミング

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ストリーミング業界において最大の会社であるNetflixとYouTubeの両社は、CESで基調演説を行う。これだけ見ても、CESにおけるストリーミングの重要性は理解でき、昨年のショーでローンチしたSling TVは、今年も影響を与えると予想される。

2016年にストリーミング業界で成功するには、将来のことを考えなければならない。つまり、4K動画や360度動画、バーチャルリアリティ、コンテンツへのアクセス、無線で便利なハードウェア、そして遅いインターネットコネクションでも使えるようになるといったことを考えることは不可欠だろう。大手は既にこういう開発に取り組んでいるが、まだまだ他の企業が業界に入り込む余力は十分にあるようだ。

同時に、Sling TVの成功によって他の生中継コンテンツを提供するOTTサービスの道が開いた。インターネットテレビ版Netflixになりたい競争者は、間違いなく現れるだろう。

  1. スマートホーム

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2015年にもスマートホームに期待が集まっていたが、あまり得られるものがなかった。AppleのHomeKitとGoogleのBrilloのような大手プラットホームは、我々のスマートデバイスを簡単で使いやすいシステムに統一してくれるはずだったが、なかなか進んでいない状態になっている。同時に、SamsungのTizenやLGのwebOSのような競争者が徐々にそれぞれのユーザーベースを作っているようだ。

おそらくCESでは、以前人気となったスマートホームのテクノロジー(課題を解決する自立した商品や他のデバイスと繋ぐことができる商品)が再び現れるだろう。確実にHomeKitとAmazon Echoとの互換性を訴える開発社がCESに登場するだろうが、おそらく実用的な技術(洪水のためのセンサー等)ばかりであろう。

  1. 運搬手段の個人化

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誰でもホバーボード現象について聞いたことがあるだろう。実際、このトレンドは昨年のCESで大ブームになっている。現在デバイスの安全性が疑問になっているものの、今年のCESにこのトレンドが更に大きくなるだろうと予想されている。

「Hoverboard」という会社はCESで正式的に商品をデビューし、Gogoroのスマートスクーターも戻ってくるだろう。確実にいくつかのホバーボードスタートアップ企業が登場し、折りたたみ式や充電用の携帯電池のような装備も発表されるかもしれない。

スマート自転車や乗客を運ぶドローンといった他の運搬手段のハイテクバージョンも期待できるだろう。将来の運搬手段は興味深そうではあるが、あまり安全ではない感じもする。

  1. 健康器具のIoT

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スマートホームと違い、モバイル健康端末は最盛期を迎えている 。優れたセンサー、低出力チップ、そして節電かつ無線テクノロジーの開発によってリアルタイムで健康データを記録するデバイスが次々と登場しつつあるのだ。血糖値や睡眠パターン、体のホルモン等を記録するデバイスがCES 2016年に登場する。

2015年IoT投資のトレンド

【出典】2015/9/28

http://tech.co/trends-iot-investing-2015-2015-09

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モノのインターネット(IoT)は、投資家にとってますます注目を集める市場となっている。それではそれぞれの分野における最新の動向を見てみよう。

世界中の多国籍法人の役員800人を調査したTata Consultancy Servicesによる最近の研究によると、企業の収入増加のうち15.6%から64%ほどがIoT市場への投資によるものであるということが判明した。

また多くの会社がIoT関連のいくつかの問題を抱えながらも、7%の企業が2015年内にIoT市場へ5億ドル以上を投資する予定であるという。

Accentureの2014年アメリカIoT産業における調査によると、ミレニアル世代のためにIoT産業が発展したことに合わせ、他の産業も変化しているという。

IoTのトレンド

今年初めのInternational Data Corporationの Futurescape会議にて、今年度から2016年度にかけてのIoT市場への投資におけるトレンドが発表された。

IoTデバイスとの統合をサポートすることによる、クラウドベースのサービスプロバイダプラットホームの分野で著しい成長が見られるだろう。

信頼性とIoTのデバイスの間でセキュリティに関する問題が浮上するため、セキュリティ対策がより重要になってくるだろう。

IoTのデバイスがネットワークを圧迫する可能性があるという問題に対しても、改善が求められるだろう。

2015年における半数以上のIoT関連の動きは、消費者向けアプリケーションや輸送、製造、スマートシティに焦点を当てている。地方自治では、スマートシティ化やデバイス、起業に尽力しており、その成長スピードは目を見張るものがあるといえる。

ウェアラブル市場は、スマートフォン市場を凌駕するほどの巨大市場になる可能性がある。

今年度以降のIoTのトレンドを定義するにあたって、前述したAcvcentureの報告書によると「現在、生活者の7%がウェアラブルデバイスを所有し、4%が家庭内IoTデバイスを所有している。消費者の3分2が今後5年間で家庭内デバイス購入を検討し、2015年までにウェアラブルデバイスの所有者は倍増し、2014年比で7%増加するとされている。2016年までには、ウェアラブルテクノロジーは再び盛り上がりを見せ、28%にまで増加するだろうと予想される」ようだ。

この報告書では、その他の消費者トレンドについても触れられている。

消費者の13%が来年内にウェアラブルフィットネスアプリケーションを購入することを計画し、今後5年間でこの数は33%にのぼる見込みである。

また消費者の5%が来年スマートウォッチの購入を検討し、今後5年間で23%になる見込みである。

83%の消費者がスマートタバコに、59%がスマート冷蔵庫にお金をかけ、新たなIoTデバイスの提供する安全・安心を購入するだろう。

投資家らの動き

その他のデータによって、IoT産業の成長はVCやエンジェル投資家によるものだということが確認されている。2014年に出版された TechCrunchの記事によると、特定のIoT関連のベンチャー企業97社に2015年に投資するために3億ドルもの資金が使われる見込みだそうだ。

最も注目すべき分野

GoogleやSamsung、Microsoft、 AT&T等の大企業がこの分野を支配し、 2015年も引き続きホームオートメーション関連のベンチャー企業の買い占めを継続するようだ。ウェアラブルデバイスやホームオートメーションなどの既存市場を越えて、投資家はすでに家庭やオフィス、自動車に関連する新たな市場や業種を開拓し、それらのIoTベンチャー企業を探している。

投資家らが検討しているその他の領域は、制御と通信、セキュリティを提供しすべてデバイスを通して管理することができるIoTベンチャー企業の分野である。

また、個人携帯型のデバイスや無線電力送信デバイスのような種類のIoT製品にも着目しているようだ。

Bluetoothを搭載し大人から子供まで使用することができるウェアラブル温度計Vivalnk を筆頭に、健康分野におけるIoT製品も登場している。温度計パッチのセンサー内のIoTネットワークにより赤ん坊の発熱が携帯電話のアプリを通じて通知されるのだ。

IoTの投資家が増え急速に発展する一方、消費者の一部にプライバシー保護や知識不足による躊躇が見られるため、成長している資金調達ラウンドは部分的になっている。また、全てのデバイスが連携することができるのかといった疑問も生じている。

結論

IoTベンチャー企業の狙いは、投資家の関心を集めビジネスに必要な資金を獲得することである。

それが実現する可能性は驚くほど高い。投資は需要に対応し、将来のIoT産業への成長の阻害要因を解決するために全力を尽くすだろう。