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インフルエンサー探し?:B2Bブランドの成功の手法

【出典】 2019/05/21

https://contentmarketinginstitute.com/2019/05/looking-industry-influencers/

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インフルエンサーを用いたマーケティングと聞いて、どんなブラントが思い浮かぶか?旅行、ファッション、テクノロジーがまず挙がるだろう。

溶接、木工、鍛冶はどうか?違うって?ぜひこのまま読み進めてほしい。Craig Coffey氏とLincoln Electricのチームが行ったことは、まさしくインフルエンサーマーケティングに他ならないからだ。

インフルエンサーがいない?問題ない。

最初は困難からのスタートだった。Lincoln ElectricのマーケティングディレクターのCraig氏は、溶接用具の製造会社でインフルエンサーマーケティングプログラムを立ち上げようとしていた。

しかし、溶接と良いコンテンツの制作方法の両方を知っている人材のタレントプールは小さかった。「考えてみてほしい。世界の0.1%の人しか溶接方法を知らない。0.1%だ。悲観的な人はなんて難しいんだと思うだろうが、私は楽観的なので、『つまり99.9%の人がターゲト市場だ。』と考える。だから、もし少しでもその0.1%を伸ばすことができれば、それはとても大きなことだ。」

Craig氏はSpring Makeを活躍中のインフルエンサーとゲストスピーカーをLincoln Electricのエリアに招き、クリエイターがビジネスゴールに到達する助けとなるような授業を提供することで、プロのクリエイターを目指す木工、溶接工、蹄鉄工クリエイターたちを呼び集めるためのイベントだと捉えている。特に、自身のブランドのインフルエンサーとして採用するのにポテンシャルのあるコンテンツクリエイターをターゲット層とした。授業の内容としては、例えばオンラインプレゼンスの向上方法、インフルエンサーとして自身を売り出すためのプレスキットの作り方、Lincolnを含むインフルエンサーを探しているブランドの目に止まるようなクリエイターとしての技術の育成が挙げられる。

この春の二日間のイベントは木工、溶接、鍛冶作業から始まった。スポンサーとインストラクターは、有給のイベント参加者たちの技術向上を促進した。

Crow Creek Designs のオーナーであるJess Crowは、アラスカからクリーブランドまでこのイベントのために飛んだ。彼女はインスタグラムやフェイスブック、最近では短い動画を制作しシェアできるプラットフォームのTik Tokで活動している。

「Tik Tokから、『インスタグラムでの活動が気に入ったため、我々のDIYキャンペーンにぜひ参加してほしい。』と言われた。 プロジェクトの内容や価値のある情報を12秒にまとめるのは困難だったが、面白い試みだし、そのうちコツをつかめる。」

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Jessにとって、Spring Makeの利点は以下の2点だ。

インフルエンサーを探しているブランドと繋がること

実践的なトレーニングをエキスパート達から学び、新しい道具や機材を試すこと。

JessはSpring Makeのクリエイターをインフルエンサーにする試みにおける、135名の招待された参加者のうちの一人だ。

自分のブランドではなく、業界に焦点を当てる

Spring Makeを見てみると、Lincoln Electricは強い存在感を放っていた。ノベルティバッグ、溶接ワークショップにある機材、Lincolnのロゴとともに展示された販売用の溶接機材。しかし、Lincoln Electricは唯一の参加ブランドではなく、他にもRidgid Tools、Jet Tools、PFERD、その他機材や時間、人材を投資したスポンサーたちも参加していた。スポンサーブースは、制作エリアの外に設立されていた。

この二日間はLincoln Electric にとってセールスピッチのための時間ではなく、成長中のタレント、関係やコネクションを築くこと、何か新しいことを学ぶためのものだった。

業界内の有名企業からの質の高いサポートによって、イベントに影響力と信頼性が付いた。Jessによると、「インフルエンサーの成長を手助けしてくれるこういったブランドに対しては甘くなってしまう。『Lincoln Electric』と、ブランドの名前が書かれているのを見ると、このイベントが特別でハイエンド、そして専門的なものなのだと感じさせてくれる。」

「ここに来ている会社は一流だ。そういった会社はここで働いている人たちにしっかり投資をし、会社がスポンサーとなったり、話したりしているのを見ると、イベントが素晴らしいものになるのは明確だとわかる。長い間業界にあり続けている会社を見ればわかる。」

強化する

溶接(Lincoln Electricの業界)のみならず、業界を超えて視野を広げた。これによって、観客の増加や、自身の作品のために他の工作業界について学びたい溶接クリエイターの勧誘、新たなスピーカーや人材の発見の機会を得ることができた。

「さらに、溶接というのは矛盾した工作ではないことを示したい。」とCraig氏は語る。「溶接は様々なものとうまく組み合わさる。織物であれば、金属を溶接して作られた椅子にかかったレザーのスリングシートを思い浮かべてみてほしい。木材であれば、上の部分が木製で足が金属でできたテーブルなど、まだまだある。しかし、多くの人は「どうやったらこれらが上手く合わさるか」を考えるのではなく、別のものだと分けて考えがちだ。

「木工作業場が溶接作業場の近くに意図的に設営されてあった。参加者にこのことを伝えたかったんだ。『よし、君の木材を使ったプロジェクトをここに持ってきて。次はこの金属のストラップを周りにつければ、完成だ。』」

Craig氏は、旅行や仕事を通じて知りあった人々をゲストスピーカーやインフルエンサーとして招いた。中にはクリエイターコミュニティを繋げている人物とも言える、デザイナーでクリエイターのJimmy DiRestaを含む。その他スピーカーやソートリーダーは、成功までの道のりやアドバイス、どのようにビジネスを成長させたかについて話した。

Crafted Workshop のJohnny Brooke氏は、どのように注目を集めてスポンサーを獲得するのかについて話した。インフルエンサーがどのようにプレスキットを作り、アクセスを解析・分析してポテンシャルのあるスポンサーと交渉するのかについて話した。

Ugly Duckling House のSarah Fogle氏は、借りた土地に家を建てるなという概念について解説した。この考えはしばしばCMIの創設者であるJoe Pulizzi氏が用いている。メールマガジン登録数とウェブサイト訪問者数を伸ばすべきか、アルゴリズムのなすがままにSNSに集中すべきかについて語った。

Fix This Build That のBrad Rodriguez氏は、ソーシャルプレゼンスについて参加者に語った。何が上手くいき、何が改善できるのか、そして参加者のメディアと業界両者へ向けてベストプラクティスについて語った。

汚れよう

インフルエンサーマーケティングのビジネス面について理解することは重要だが、このタイプのクリエイターは実際にすることが好きだ。Craig氏、イベントチーム、スポンサー、専門家はワークショップを行った。クリエイターの流儀に従い、自由で、自主的に進めることができる機会を作り、それぞれの専門分野における著名人をファシリテーターとした。専門家は手順、道具などについて時間をかけて解説をした。実際に手を動かしながら学ぶことが、観客を引き込むための鍵だ。

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楽しむ

Spring Makeは体験型イベントだった。プログラムやワークショップの他に、以下のイベントを開催した。

Spring Make やスポンサーブランド普及のためのTシャツやノベルティを扱ったショップ

参加者の使用、SNS掲載用の写真撮影のための無料ステッカー、ポストカード、ペン等の配布

カメラマンを用意した撮影スタジオでは、ヘッドショットなどの写真を無料で撮影することが可能

参加者、スポンサー、登壇者が繋がるためのネットワーキングイベントが可能だ。

参加者は以下の新しい知識を得ることができる。

  • インフルエンサーマーケティングの技術
  • ブランドとの関係構築
  • 最新オンラインプレゼンスに関する資料
  • コネクションとさらなる連帯意識

関係を深める

イベント後の盛り上がりが冷めてきたら、その次は?Spring MakeはLincoln Electricとは別のコンテンツブランドへと進化した。多くの写真がインスタグラムやツイッターの投稿されている。コンテンツはクリエイターやインフルエンサーが制作をし、Spring MakeのSNSが拡散をする。こうして、Spring Makeのイベントチームは、会話を途切れさせないよう再利用することが出来て、2020年のSpring Make参加促進にも使える1年分のコンテンツを獲得することが出来たのだ。

うまくいくのか?

Craig氏は、100台以上の機械を販売すること(イベント参加のための費用と同じ)ができれば成功と呼べると語る。

「このイベントから儲けを出すことは考えていなかった。それは意図ではない。もし、セールスに今日以前と今日以降で違いが生まれるとすれば、それは自信を持ってこのイベントと直接的に関係していると答えるだろう。」

Craig氏はもう一つの利点について説明した。「たくさんの人たちが私の元へ来て『Lincolnでの君は、社会的影響力の点で、他の競合者のはるか先を行っていたよ。レーダースクリーンでも捉えられないほどだ。』と言ってくれて、私は非常に元気つけられた。」

「だから、今はこの差を維持したいと考えている。そして、競合他社が追いつけないように、もしくは、デジタル空間においてクリエイターについて考えた時にLincolnと溶接が同義になるよう

前に進み続ける。0.1%の成長を見せる、大きな可能性のある市場に集中するつもりだ。

そして、このようなインンフルエンサーたちの支援は、成功へと繋がるだろう。」

活動の成果を見る

インフルエンサーマーケティングで素晴らしい点は、インフルエンサーの活動の様子を見ることができるところだ。Spring Makeの開催期間中は、多くのインフルエンサーがLincoln Electricに関するコンテンツを丁寧かつ具体的にSNSでシェアした。

Jimmy DiRestaはインスタグラムのストーリー機能を使い、自身の名前とビジネスをプロモーションする一方で、Lincoln Electricの溶接機材を実際に使っている様子を紹介した。

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Jess Crowは、Lincoln ElectricのPOWER MIGという商品について話題に出す一方、どの道具や機材を買いたいか質問をするなど、24,000人以上ものインスタグラムのフォロワーと会話をした。公開時には「いいね」が1,542まで伸び、コメント数は114を超えた。

ブランドはもっと社会的影響を重要視すべきだ

Lincoln Electricが0.1%の成長に焦点を当てている一方で、多くのB2CやB2Bブランドは業界の数字に注目するべきだ。結局、インフルエンサーマーケティングは流行ではなく、今の時代やらなければいけないことだ。Spring Makeでは、Craig氏が全ての業界においてSNSの影響力の必要性と価値を示すべく、以下の7の統計をシェアした。

  • 40%の顧客が広告ブロックを使用している(Marketing Land)
  • 70%のミレニアル世代はセレブではないブロガーが指示する商品を好む(Collective Bias)
  • インフルエンサーマーケティングは、従来のマーケティングと比べて11倍ROIが高い(Invesp)
  • 94%の優秀なマーケターは社会的影響力に投資している(Invesp)
  • 48%のマーケターは社会的影響に焦点を当てたキャンペーンの予算を高く設定する(Invesp)
  • 2020年までに、50%のコンテンツがマーケティング外から制作される(CMO Kathleen Shaub)
  • 71%のマーケターはアンバサダープログラムが最も有効なインフルエンサーマーケティングだと考えている。

あなたのフィードに侵出するCGインフルエンサーについて知っておくべきこと

【出典】05/07/2019

https://mashable.com/article/cgi-influencers-instagram-what-you-need-to-know/?utm_source=feedly&utm_medium=webfeeds

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ベラ・ハディッドやケンダル・ジェナーなどのインフルエンサーの立場が危うくする存在がいる。それは、バーチャルインフルエンサーだ。

今の世の中、CG画像がインフルエンサーの仕事を全うしている。もちろん、CGインフルエンサーの裏には、投稿のキャプションを考えたりコンテンツ自体を制作する人間が存在するが、それが誰なのかは明かされない。お金の流れも不明瞭だが、分かっているのは、確かに誰かがCGの人間を使って稼いでいるという事だ。

CBSによると、デジタルインフルエンサー業界は今後2年で20億ドルに到達する見込みである。恐ろしいことに、これらの人工インフルエンサーがとてもリアルであることだ。メディア会社のFullscreenの調べによると、CGインフルエンサーのフォロワーの42%が、本物の人間でないことに気がつかなかったという。

以下は私がCGインフルエンサーのことを理解しようと、またどうして存在するのかを探ろうとした結果のレポートである。その間には彼らとの絡みや、実在しない人物に既読無視されたことに対する不思議な気持ち、また彼らが何か隠してるのではないかという疑いまで生まれた。

Lil Miquela, 1.5 million followers

Lil Miquela (リル・ミクエラ) 150万フォロワー

リル・ミクエラ、本名ミクエラ・ソウザはカリフォルニア州ダウニー出身の19歳という設定だ。彼女はインスタグラム上の成功に不可欠なものを全て兼ね備える—優れた外見、華やかな洋服、底をつかない(いや、実在しない)銀行口座、そして積極的なアクティビスト。投稿のキャプションは、彼女がボットであることを忘れさせるような、機知に富んでいて共感しやすい内容。「まじで、90年代に生まれてたらよかったのに…」という、なんとも人間らしい希望を語る。それが彼女の人気と不気味さの理由の一つだ。

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去年、ミクエラはビジー・フィリップスやローガン・ポールと並びタイム誌の最も影響力のある人物25人の中に選ばれた。(人間以外で選ばれたのは彼女のみ。)ボット機能の主流化が始まったと言っても過言ではない。インフルエンサーだけでなく、歌手でもありグッズ販売も行うミクエラには、Spotifyで約52,000人のマンスリーリスナがいる。実在しない人物にしてはなかなかの数字だ。リル・ミクエラの高級すぎるブランドClub 404の靴下は1足$30ドルで販売されている。

なぜCGインフルエンサー?

新世代アバターをもっと紹介する前に、なぜこういった存在が現れたのかを理解する事が重要だ。

ミクエラの存在する理由はBrud社というロサンゼルスのテックスタートアップにある。同社は自らを、「デジタルキャラクターが作り出す世界を生み出すトランスメディアスタジオ」と企業概要が意味不明だ。その他の詳細は無く、分かっているのはSara DeCouとTrevor McFedriesという二人が設立者ということ。二人には取材を拒否された。

Cain Intelligence社は更に不思議な存在だ。実在するかしないかも不明のDaniel Cain氏という人物によって設立された、別のスタートアップ。「AIの一種で、人間が自社の特殊ロボットと自然な形・言語で触れ合う事を可能にするConscious Language Intelligence(CLI)業界のリーダーだそうだ。彼らのウェブサイトは暗く殺風景で、スパイ映画の悪役が作りそうなイメージだ。(ちなみにトランプ支持者。)

これを読んでいるあなたが混乱していたら、それこそが狙いだ。リル・ミクエラやブローコ(Blawko)というまた別のCGインフルエンサーはBrud社に作られた。バミューダという他のインフルエンサーはCain Intelligence社が制作。しかし、バミューダのインスタグラムのバイオにはBrud社のアカウントがタグ付けされており、隣に「よく見て。」と書かれている。ということは、Cainは、バミューダをローンチするためのマーケティング用の架空会社のようだ。Brud社によるCGインフルエンサーの世界に注目を集めるための戦略として、よくできている。

この3人のCGインフルエンサーに関して話を聞く上で、唯一私がコンタクトが取れたのは、Huxley社というクリエイティブエージェンシー所属のJemma Litchfield氏、3人の代理人だ。Eメールで、彼女は「ミクエラの世話をした」と話す。また、インタビューには答えないが、私が希望すれば記事の事実確認をしてくれるとのことだった。Brud社とCain Intelligence社に関して明確にはしてくれなかったが、初稿に訂正を加えてくれた。

もしかすると、Brud社とCain社がCGインフルエンサー達の早期成功の理由なのかもしれない。今日、不思議に思ったことはググられやすい。しかし、自分の知識以上の情報が見つからないと、逆に興味を惹かれる。あるいは、苛立ちを引き起こす。

とりあえず、ミクエラの仲間達バミューダとブローコを紹介しておく。

Bermuda(バミューダ)133,000フォロワー

デジタル界を揺るがすブロンドヘアのバミューダは、トランプ大統領の支持者で自ら「ロボット至上主義者」を名乗る。また彼女はミクエラのインスタグラムをハックしたこともあり、その結果両者のフォロワーが急増、100万人を越え、デジタルインフルエンサー業界に大きな変化をもたらした。例えば、超有名デザイナーとの破格なブランド契約などだ。現在バミューダとミクエラは一緒に出かけたり、ランチをしたり、メイクを施し合う仲だ。

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ブローコ(Blawko)135,000フォロワー

ミクエラやバミューダがゾッコンのBrud社出身インフルエンサー、ブローコも、2人と同様で奇妙なほど偽りのない性格を持つ。彼はゲーマーで、デートに出かけ、部屋の片付けをしない。ミクエラとバミューダとの三角関係については…まさか、いやらしい妄想をさせるのが彼らの目的なのか?真相は不明!

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Brud社出身ではないCGインフルエンサーも紹介する。

Lil Wavi (リル・ウェイヴィー)12,100フォロワー

インスタグラムユーザー@lil_wavi も、一見、よくいる駆け出しラッパーで、最新ストリートウエアを纏うタトゥーだらけのハイプビーストに見える。しかしよく見てみれば、彼もまた一人のデジタルアバターだとわかる。2000年代のビデオゲーム「ザ・シムズ」を思い出させる容姿だ。本人曰く、彼はコンピューターの世界に生きるので、最高にクールで高額のデザイナーファッションアイテムなど目玉商品を簡単に手に入れることができるそうだ。リル・ウェイヴィーのアカウントの管理者はマッシャブルへのメールで、「革新とクリエイティビティ、既存の枠にとらわれない思考を奨励することが私の全てだ。ファン達にはそういった面で影響を与えたい。ポジティブさを発信していくことが、自分にとって一番重要なことだ。」と語る。

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Noonoouri、279,000フォロワー

このインフルエンサーはブランドパートナーシップやファッションショー出演の経験あり。CGキャラクターがどうやって実在のイベントに出演できるのかは不明だが、彼女のページを見ると、イベント出演の様子が多々伺える。そして彼女はインフルエンサー通しての役割を全うしている。例えば、Vogueオーストラリアがお気に入りの化粧品が何か訪ねた際、彼女は「KKW Beautyのコントアー・ハイライターが好き。とてもいい商品!」と回答。彼女は過去にYouTubeとインスタグラムにおいてKKWの商品の広告キャンペーンを行なったことがあるので、その商品を話題に持ち出すのは特別なことではないかもしれない。ただ、驚きなのは、ピクサー映画から出てきたようなキャラクターがコスメを使用し儲けているということだ。

Noonoouriの製作者Joerg Zuber氏は、彼女のデビュー以前も長年かけて製作に励んだ。彼女のインスタグラムのページには最近がアフリカでファッション系イベントへの多数出演した様子が載っている。また彼女はフランスのパリ出身だそうだ。マッシャブルに対するEメール内で彼女は「私は私。この時代私たちは独り占めせずなんでもシェアするべきだ。」と言う。

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Shudu (シュードゥ) 172,000フォロワー

「世界初のデジタルスーパーモデル」と名乗るシュードゥは、ビューティーフォトグラファーのCameron James Wilson氏のアートプロジェクトとしてローンチされ、リアーナのコスメブランド「フェンティービューティー」のインスタグラムページに投稿されて人気沸騰。その写真では、話題の同ブランドのリップ商品をまとった彼女が力強い眼差しでこちらを見ている。インフルエンサーではなくモデルだが、彼女の人間らしさも売りの一つである。人格といったものはないが、それはWilson氏がまだシュードゥに相応しい人間を見つけていないからだ。「シュードゥのストーリーを語り、彼女に人間らしさを与えることは、彼女と似た人だけにしかできない。」とWilson氏はメールで述べた。また彼はもっと多くのデジタルモデル製作を進めるのに積極的であり、「3Dアートプログラムを勉強し使用できる人なら誰でも、身長180cmのスーパーモデルになれる!」と言う。

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バービー
チャンネル登録者数620万人

見たことのある顔の登場だ。大人気バービー人形はデジタル界にも存在し、そこではVブロガーとして活躍している。彼女の初めての動画は2015年に公開され、その中で彼女は自己紹介を行い、ウィスコンシン州出身(初耳!)で姉妹がいることなどを話す。「色々なことに関心がある。」と言う彼女のその目は人間のユーチューバーのように瞬きをする。それ以来、マテル社のYouTubeチャンネルに75本以上のVログを投稿しており、妹のスキッパーや彼氏のケンがよく登場する。数えきれないほどの職種を経験し、どの職も楽しむバービーは、元祖インフルエンサーと言える。そのアイデアから彼女をインフルエンサー化するのは、全く驚きではない。

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バレンシアガのデジタルモデル

スペインのファッションブランド「バレンシアガ」の、サイズ変更可能なデジタルモデルは、2019年春季コレクション披露のためアーティストのYilmaz Sen氏によって作られた。同ブランドのインスタグラム動画に見られるデジタルモデルたちを見ていると、将来のファッション業界における技術の進化について考えさせられる。クールな髪型だったり、エルサやルベンといった名前だったり、彼らの全てが高級ファッションを連想させる。しかし、ランウェイを歩く実在のモデルらと違い、このモデルたちはその場で静止していると思いきや、ゴム製の物体のように体を変形させる。曲芸氏のようなCGモデルがオートクチュールを着こなすのだ。

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今後の行方

デジタルインフルエンサーのページを探ると、奇異とまでは言わないが面白い未来の技術とそのポップカルチャーにおける役割が見えてくる。これらボット達の信憑性や魅力、そして目的に意義のある人もいる。もしかしたらこれはパフォーマンスアートと言えるのかもしれない。それとも、消費者活動を利用する手の込んだ行為なのか。確かにユーチューバーのShane Dawson氏がリル・ミクエラの本性を暴こうとする動画は、人気を集めている。その中でDawson氏は彼女に電話をかけてみるが、電話先の人物はオートチューンで声を変え、どんな質問にも慎重に答え本性に関するヒントを全く与えなかった。

テック専門家のLiz Bacelar氏はフォーブスに対し、すべての人がデジタルアバターを持つ日がやってくるだろう、と話した。そして、広告目的またはセキュリティ目的でガソリンスタンドなどありふれた場所に顔面認識機能が設置される今、Bacelar氏の語る世界は遠くないだろう。自動運転の自動車に乗るアバター達が人間の私たちに割引コードを使わせるような世界を想像してみてほしい。『レディ・プレイヤー1』や『ウォーリー』などSF映画にみられるように、人間の代わりにデジタル版の私たちを育てるようになるかもしれない。

あなたの新しくできたCGの友達を、ピクセル状の開拓者だと想像してみてほしい。人間は元々使えないものとしてレンダリングされた存在なのかもしれない。とりあえず今我々にできることは、インスタグラムに一目置いておくことだけだ。

2019年、予想される5つのデジタルマーケティングのトレンド

https://www.forbes.com/sites/theyec/2019/02/19/five-digital-marketing-trends-to-expect-in-2019/#2bcbf9d95d43

Picture1昨年は、ソーシャルメディアでの成功への鍵が、「社会的に意識されていること」にあったという教訓があった。またそれは、画像は1000語の価値があり、ビデオは100語の価値があることを含めて、だ。2019年も新しいトレンドが生まれるだろう、特に広告代理店業界では。2019年にマーケティング担当者の目を引く(そして対処する)だろう、いくつかの重要なトレンド予測を紹介したい。

インフルエンサーの継続的な成長

問題は、ブランドがインフルエンサーを説得すべきかどうかではなく、どのようにインフルエンサーマーケティングを最も効果的に実行するか、である。2018年を通して、私の所属している広告代理店では、クライアントの希望する規模と予算に基づいて確実な方法でオーディエンスとつながるために、クライアントに関係する分野のマクロとミクロインフルエンサーを起用することの重要性を強調していた。キーになるのは、この影響力が増え続けている現象を、どのように利用するかを知ることだ。

Instagramがインフルエンサーキャンペーンの最適なプラットフォームであることが証明されている。昨年のインフルエンサーコラボレーションの93%がこのプラットフォームで行われた。ブランド固有のインフルエンサーネットワークとの長期的な関係を築くことで、最も一貫性のあるメッセージングと信頼性が得られることもわかっている。

カスタマーサービスと体験におけるAIの統合

マーケティング担当者の仕事としてボットを利用するということは一度もなかったが、人工知能(AI)の可能性は、昨年のチャットボットをはるかに超えて広がった。Alexaのような音声認識システムからAva for Autodeskのような完全に開発されたペルソナまで、仮想エージェントさえも改良されつつある。

それでも、ブランドにとっての「ワォ!」要素は、単に音声コマンドだけではない。画像認識システムは、広告主がクライアントに提案することに熱心であるべきAIの1つの側面だ。GapやTargetなどの小売業者がすでに独自のシステムを導入しているため、画像ベースのデジタル支払い、注文確認、商品検索などの可能性が見えてきている。

Instagramの)ストーリー

InstagramがSnapchatの象徴的な機能を実装した後から、ほぼすべてのプラットフォームが独自のバージョンの「ストーリーズ」を実装してきた。Z世代と若いミレニアル世代は、Instagram利用においてメイン層であるが、現在はすべての世代がそのプラットフォームとその機能を楽しんでいる。

クリックするだけでストーリーのコンテンツを1人のユーザーから他のユーザーに共有できるため、ブランドのフォロワーにとって、発売予定の新商品やコラボレーションを簡単に広めることができるのだ。[検索]タブで、キャンペーンのハッシュタグを使用して、ポストのフィードやストーリーの場所を特定することができる。そしてもちろん、ストーリーの投稿は完璧なグリッドやフィードを作る、というプレッシャーを取り除く。このライフタイムの短さは、ポスト戦略をわずか24時間で再考し、再構築することができる。

プライバシーモードに入るデータ

2018年春のFacebookの監視により、倫理的で透明性の高いデータ利用に対する、消費者の新たな要求が生まれた。ザッカーバーグ氏がPRの悪夢に対処している間、マーケティング担当者はコンテンツを開発しオーディエンスに配信する方法を再構成しなければならなかった。

私が所属している広告代理店は、カスタマイズされたコンテンツがすべての人にとってメリットがあることを知っている。それは、より良い製品を消費者に提供し、より良い投資収益をブランドにもたらす。そしてありがたいことに、消費者はそれに同意する− ブランドが彼らの力を乱用しない限り。したがって、データを完全に放棄するのではなく、信頼を失うことなく視聴者の見識を維持するためのいくつかの方法を模索することをお勧めしたい。

ライブ配信

ソーシャルプラットフォームでのライブビデオの利用は、2018年にはブランドの常識となり、2019年になっても成長し続けると予測している。Facebookのレポートによると、Facebookライブの日々の視聴数は、年間を通じて4倍になったという。また現在、Facebook上にポストされている5つのビデオのうち1つはライブビデオである。

私達は、クライアントに対し、本社での舞台裏から会議やイベント、製品のデモンストレーション、Q&A、インタビューなどのライブビデオをソーシャルメディアの運用プランに入れ込むことをお勧めしている。これらのライブで行われる会話は、ブランドと消費者の間のより個人的な接点を提供し、リアルタイムの対話と対話を可能にする。最も重要なのは、ライブビデオは無料のサービスであるということだ。物理的に一緒でなくても、消費者とブランドは密接な瞬間と経験を一緒に共有することが簡単にできるようになったのだ。

2019年の2か月が経ち、行動を起こす時が来ました。上記のトレンドを知りアドバイスを取り入れることで、あなたは今、あなたの現在のクライアントとさらに強い関係を築き、より大きく、より多様なオーディエンスの注目を集める確信を持っているだろう。

 

ファイア・フェスティバルのドキュメンタリーから分かるミレニアル世代について

【出典】1/21/2019

https://www.forbes.com/sites/katetalbot/2019/01/21/what-the-fyre-festival-documentaries-revealed-about-millennials/#568dfb5505dePicture1

HuluとNetflixは先日、ファイア・フェスティバルの実態に迫ったドキュメンタリーを公開した。ファイア・フェスティバルとは、2017年に行われた宿泊型音楽フェスで、当初2週間に渡りバハマの離島での開催が計画されていたが、大失敗に終わった。それぞれ『Fyre Fraud (原題・ファイア詐欺)』『Fyre』とタイトル付けられた2作品は、同フェスティバルの驚くべき全容を視聴者に明かす。元々は超豪華なアクト、旬なインスタグラムモデル達の登場、そして船上パーティー開催を謳歌していたが、実際には上記の一つも実現せず、むしろ参加者らが一刻も早く島を抜け出したいと願う結果となった。

両方の作品から共通して汲み取れるのは、ミレニアル世代の価値観についてだ。以下3つのテーマによって、なぜファイア・フェスティバルがミレニアル世代にとって2017年最もホットなイベントだったのかが見えてくるだろう。

 

インスタグラム・インフルエンサーの影響力

ミレニアル世代とZ世代の3分の1がインフルエンサーの言葉を信じる時代、SNS上のインフルエンサーや、ベラ・ハディッド、ケンダル・ジェナー等モデルが同イベントのマーケティングとセールスに大きく影響しているのは、驚くことではない。マーケティングチームは、ラグジュアリーさや贅沢さをアピールするソーシャルビデオを製作。何百万人ものフォロワーを抱える400人の大人気インフルエンサーに、一面オレンジ一色の画像と#FyreFestivalのハッシュタグを投稿してもらい、そのビデオのプロモを行なった。結果、24時間以内に3億にものぼるインプレッションを獲得した。

ソーシャルビデオとインフルエンサーを用いた空想のイベントプロモーションにより、二度とない体験と音楽フェスの最先端を味わおうとしたミレニアル世代のチケット購入に繋がったのだ。Picture1

貴重な経験

多くの人がソーシャルビデオだけを元にチケット購入を決意した理由としては、「FOMO (Fear Of Missing Out/取り残されることへの恐れ)」があると考えられる。インスタグラムなどSNS上の投稿から得るエンゲージメントの量が、ミレニアル世代の価値観を定めている時代だ。ドキュメンタリーは、ミレニアル世代が高額を費やしてでもファイア・フェスティバルに参加し、友達やフォロワーが投稿出来ないようなポストをしようとする様子を見せる。VIPチケットは最高12,000ドルで、多くのミレニアルがこの貴重な経験に参加しSNSに投稿するために巨額を投資したのだ。

絶え間無いコンテンツ製作

Netflixの『Fyre』中で、ファイア・フェスティバルの創設者ビリー・マクファーランド氏が「映像があればあるほど良い。」と言うシーンがある。これはまさに本当で、同フェス開催発表の瞬間からフェス自体まで全てが、プロによる撮影とソーシャルメディアの投稿によって記録されていた。インスタグラム・ストーリーのユーザーが4億人を超える今、ミレニアル世代は彼らの日常をリアルタイムで撮影している。豪華な食事を約束されたフェス参加者に実際に配給されたチーズサンドイッチや、FEMA(アメリカ連邦緊急事態管理庁)の緊急災害用テントを使用した宿泊施設などを、参加者がリアルタイムで投稿したことが、フェス大失敗のバイラル化に繋がり、#FyreFraud (ファイア詐欺)や #FyreFail (ファイアの失敗)と言ったダグがツイッターの急上昇ワードになった。

携帯電話使用率とSNS中毒者が過去最多である今、イベントオーガナイザーに対してインスタグラム・ストーリーが持つ影響、特にこのケースでの悪影響は、紛れもない事実である。

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ツイート訳:

@fyrefestivalが約束したSteven Starrによるケータリングは、パンとチーズとサラダとドレッシングだけ。#fyrefestival

ファイア・フェスティバルは確かに大失敗で詐欺に終わった。しかし、マーケターにとっては、インスタグラム・インフルエンサーを使用したマーケティング戦略、FOMOを感じさせるコンセプト、そしてSNS用コンテンツの製作は、商品のローンチやイベントの決行にミレニアル世代を惹きつける良い方法である。

ニンジャが収入1,000万ドル、キル数95,000回の一年を振り返る

【出典】1/3/2019

https://variety.com/2019/gaming/news/how-much-does-ninja-make-1203098388/amp/Picture1

フォートナイトが起こした社会現象についてのCNN年末特番は、タイラー・“ニンジャ”・ブレヴィンスの性格やライフスタイル、あるいは妻で同じくストリーマーのジェス・”Jゴースティー”・ブレヴィンスについてはこれといって特別な話題がなかったが、数値に関しては驚きの桁を報じた。

ニンジャは2018年、サブスクリプションやエンドースメント、広告料などで1000万ドル稼いだとCNNに話す。また「フォートナイト」の年間プレイ時間は4千時間、ゲーム内キル数は94,958人で、彼のゲームによる稼ぎは留まるところを知らないそうだ。

ニンジャの総収入額と驚異的な記録は異常値で、自分の特技の限界を超越する彼のパフォーマンスの産物だ。このゲームストリーマーはゲーム界の顔で、『Ellen 』『ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジミー・ファロン』など人気テレビ番組への出演経験もあり、今や自身のアパレルブランドや音楽アルバムもリリースしている。

これも彼が昨年多くの賞を獲得した理由の一つで、バラエティ誌の2018年ゲーム界で最も影響力のある人にも選ばれている。ニンジャについてもっと知りたい方は、彼がゲームに関する良い思い出を語るこのビデオをぜひチェックしてもらいたい。

スポンサードコンテンツは果たして効果的なのか?

【出典】12/5/2018

https://adage.com/article/opinion/paid-endorsements-sell-product/315807/?utm_source=Opinion&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+AdvertisingAge/OpinionPicture1

インフルエンサーマーケティングが果たして本当に効果的なのか?マーケティング業界内では、インフルエンサーマーケティングを支持する者もいれば、逆に消費者はスポンサードコンテンツに惑わされず効果がないと考える者もいる。

 

後者は間違いだと筆者は感じている。

なぜならば、ミレニアル世代はSNSにスポンサードだろうがオーガニックだろうが気にせずコンテンツを共有、そしてしっかりとエンゲージしているからだ。

 

ではオーガニックとスポンサード投稿ではどのくらい効果が違うか、#sponsoredがついた投稿約15000万件を6ヶ月に渡り1)フェイスブック、2)ツイッター、3)インスタグラム、そして4)YouTubeの4プラットフォームで分析した。そしてそのようなポストを行なっている投稿者を12ヶ月に渡って調査、最終的にインフルエンサー(一般ユーザーではない)が投稿した814000ポストを分析、そのうち7%(59000ポスト)がスポンサードだった。

 

今回の調査で分かったことは「インフルエンサーマーケティングは有効」ということだ。

 

インスタグラムは4つのプラットフォーム中で一番エンゲージメント率が高い。平均エンゲージメント率は25%。YouTube7.7%で次に高く、ツイッターは一番低い0.41%だった。

 

果たしてスポーサードコンテンツはエンゲージメント率に違いは出るのか?オーガニック・スポンサードであろうとインスタグラム上で結果は変わらなかった。一方YouTubeではスポンサードコンテンツの方がエンゲージメント率が高いことが明らかになった。(おそらくYouTubeのスポンサードコンテンツはある程度高予算を使えるからだろう)そしてスポンサード、オーガニック問わずコールトゥアクションまたはタグされたURLに対してのコンバージョン率はお互いさほど変わらなかった。

 

コンテンツがスポンサードまたはオーガニック関わらず同じ結果をもたらすことがわかったが、もしインフルエンサーのフォロワーがフェイクであったり、ネガティブなコメントをする傾向のあるフォロワーだった場合、結果はネガティブとなる。よってインフルエンサーマーケティングを行う場合は彼らをフォローしているオーディエンスをしっかり理解し彼らにあったサービス・商品を選ぶことが重要だ。Picture1

インフルエンサーを使いソーシャルROIを最大限化する方法

【出典】 2018/11/8

https://adage.com/article/digital/maximize-social-roi/315489/

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Chrissy TeigenはRevolve(リボルブ)のスタイル・インフルエンサーとして様々な衣服を販売している。

EコマースリテーラーのRevolve(リボルブ)は2017年だけで500億円近くの売り上げ、数ヶ月以内にIPOするのではないかと噂されている。様々なメディア媒体で同社躍進の理由について取り上げられており、その大きな理由はデザインから梱包まで一貫してデータ分析を取り入れているからだ。ファッションレーベル兼マーケティング会社である同社はインフルエンサーを報酬制モデルとして起用する非常に斬新な手法を取っている。

リボルブのターゲット市場はファッションブランドのピンクやアバクロと同じ若者がターゲットだ。しかしピンクやアバクロは未だにインフルエンサーが若者文化をリードしていることに残念ながら気づいていない。一方、リボルブは多くのインフルエンサーを自社に取り込み、彼らの自由に商品をプロモートしてもらうことにより自社だけ持続可能なマーケティングエコシステムを確立した。インフルエンサーを使ったマーケティング戦略をより拡大するためには彼らとパートナーになり、一緒にクリエイティブを考えることが必要と初期の段階から同社は理解していた。

インフルエンサーと彼らの「声」を信用することがオンラインで成功する秘訣

もしあなたのブランドに起用したインフルエンサーが合わないと思ったらすぐに決別した方が良い。しかしインフルエンサーのオーディエンスがあなたのブランドとマッチしているのであれば、積極的に利用し最適化をはかれば良いのだ。もしあなたのインフルエンサーがバイラルビデオを生み出したらラッキーだ。しかし重要なのは大量のコンテンツを同時にそして常に発信することで売り上げを伸ばすことだ。

CMOやマーケティング部署のVPなどにこのような話をすると、いつも同じ質問が返ってくる。

「クオリティ・コントロールはどうすんだ?」と。

しかし彼らが本当に知りたいことは、「何をコントロールすべきか?」なのだ。

1)メッセージ

オーディエンスに一体何を伝えないのかはっきり決めておくべきだ。本の朗読が聞けるサービス、オーディブルはインフルエンサーを使ってソーシャルマーケティングを成功させている。同社の下記のコアメッセージさえインフルエンサーが従えばどのような本を紹介しても良い。

 「私は今素晴らしい本を読んでおり【本のタイトルと説明が入る】、朗読バーションはオーディブルで手に入れることができます。こちらのプロモコードXXXを入力すれば割引がききます。」

しっかりアトリビューションを考えることにより、より良いメッセージフォーマットを作ることができる。オーディブル社は、ユーザーが会社名ではなく本のタイトルや“オーディオブック”というキーワードに引っかかることが分かっていたので上記のようなメッセージを選択したのだ。

 

2)コールトゥアクション(行動喚起)

残念ながらコールトゥアクションの重要さを理解しているマーケティング部の重役も少ない。ROIを観測し続けスケールアップするためには必要だ。オンラインオーディエンスに向けたスペシャルオファーやサービスを考えることが最終的な売り上げにつながる。

優秀なソーシャルマーケティング担当者はインフルエンサーをデジタルセールスチャネル兼エンドーサーと考えており、消費者にコールトゥアクションを引き起こすことができる。良いコールトゥアクションは継続可能・共有可能・そして拡大可能だ。コンテンツ制作の中で非常に有効な施策となるだろう。あなたは視聴者に対しどうやってクリック・購入・イベント参加できるかクリアに提示しているだろうか?そして視聴者がしっかりあなたの施策をフォローしているか観測できているだろうか?もし二つともあなたが理解しているのであれば、あなたのソーシャル戦略は成功するだろう。

セレブリティーインフルエンサーの時代はもう終わったのか?

【出典】2018/7/28

https://www.zdnet.com/article/is-celebrity-influencer-marketing-dead/

セレブリティーインフルエンサーは急速に力をなくしつつある。最新のレポートによると、ブランドは、ケンダル・ジェナーやアリエル・チャナンなどの代わりに、顧客や社員にインフルエンサーの役割をしてもらう方が効果的なのだという。

 

半数以上のブランドが、インフルエンサーの起用によってブランドの幅広い定着を試みている。しかし、現在のインフルエンサーのシステムは、相応の価値を発揮しているのだろうか。

2018年度のSprout Social Indexによると、半数近いマーケター(46%)が、インフルエンサーの起用は不可欠だと考えている。しかし、実際にそのための予算があると答えたのは、5人に1人未満(19%)であった。

 

私たちは、インフルエンサーや有名人よりも、自分の友達に商品を勧められた時の方が、 二倍近く購入を検討するのだ。およそ3分の2(61%)の顧客が、友達がSNSでおすすめした商品やサービスを調べると述べたのに比べ、有名人やインフルエンサーに勧められたものを調べると答えたのは、たった3人に1人だった。

 

インスタグラム市場が20億ドルにも上る中、スポンサーされた投稿のうち4分の1は、フォロワー数の成長に不審な点があるインフルエンサーのものだと、ドイツのインフルエンサーマーケティング会社InfluencerDB は推測した。ブランドは5億ドルも偽物のインフルエンサーに費やしているのだ。

この会社は、各インフルエンサーのフォロワー数に関する今までのデータベースを作ることで、毎日のフォロワー数の変化を調べている。偽物のフォロワーは一つのところにまとまる傾向があり、ある一定期間に作られるため、インフルエンサーのアカウント成長のデータを見ると、ベルトのように固まって見えるのだ。

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Natalie Off Dutyという、最近幾つかの有名ファッションブランドとキャンペーンを行なった人気インフルエンサーを見てみると、一夜にして急激にフォロワー数を増やした形跡が見られる。

このようなパターンは、フォロワーを買ったという以外に説明がつかない。もはやセレブリティーインフルエンサーを信用できないというのも無理がないだろう。

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ブランド認知度やエンゲージメントを図るために本物の人間を起用するのが大切なことには変わりないが、セレブリティーインフルエンサー界では革命が起きているようだ。

顧客はブランドに対し、フォトショップで大幅に加工されたモデルなどは広告に使わず、自分たちのような普通の人を起用して欲しいと思っている。

顧客は、インフルエンサーや有名人ではなく、友達が投稿する等身大の投稿を見たいと思っているのだ。

 

 

報告書によると、あらゆるプラットフォームにおいて、セレブリティーインフルエンサーの投稿に目を留める人は滅多におらず、たったの1%から11%ほどだ。彼らはSNSを、必ずしも購入のためではなく、ブランドについて知り、インスピレーションを得るために使用する傾向がある。

ではブランドは、商品の良さを広めてくれる人を、どのように引き込めば良いのだろうか。一つは、身内に目を向けてみることだ。社員というのは大抵ブランドの一番のファンであり、ブランドメッセージをコスパよく伝えてくれるだろう。

大成功を収めているBlendtecのYouTube動画シリーズ『Will It Blend?』のように、ブランドが社員を広告キャンペーンの一部として取り入れることは確かにある。報告書によると、70%以上のブランドマーケターが、社員をインフルエンサーや提唱者として使っている、または将来使いたいとのことだ。

ソーシャルメディアは、今なお非常に私的なプラットフォームである。人々は家族や友達と交流するために、ソーシャルメディアを使っている。セレブリティーインフルエンサーは、しばらくは人々の興味を引いていたものの、私たちの知っている人達には勝てないのだ。

賢明なブランドならば、偽物セレブリティーとその偽物フォロワーに予算を使うことはやめるべきなのだ。

Studio71、Podcast界にYouTubeクリエイターを使い新しい風を吹かせる

https://variety.com/2018/digital/news/studio71-podcasts-harley-morenstein-christine-sydelko-1202859432/

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Studio71は、YouTubeのコンテンツクリエイター集団のリーチを新たなメディアにまで広げることで、ポッドキャストを開拓して広告収入を増やそうと試みている。

ここ二ヶ月で、このデジタルメディア会社はクリエイターパートナーたちと11のポッドキャストを開始した。この中には、Epic Meal Timeの所有者兼クリエイターであるMorenstein氏(写真)を特集した『Fanboi with Harley Morenstein』もある。Morenstein氏のポッドキャストは先週開始され、iTunesのゲーム&趣味カテゴリーでトップ5に躍り出た。他の作品には、『Kalyn’s Coffee Talk』『Don’t Mess with Christine Sydelko』や、Nikki LimoSteve Greeneが出演する『Sh*t They Don’t Tell You』などがある。

「この施策でStudio71は、デジタルインフルエンサーを取り込み、広告収入で支えられたオーディオコンテンツをミレニアル世代とZ世代の視聴者(18-34歳)に届けることができるようになる。」とCEOReza Izad氏は述べた。Podcastの視聴者は、今まで若い人たちより年配の人に偏っていた。

「この大きく、目まぐるしく成長するオーディオビジネスを目の当たりにしたとき、今こそ我々がこの領域に入り込むときなのだと感じられた。」と彼は語る。「真のビジネスチャンスとは次のことにある。デジタルネイティブ世代のYoutuberは本当に喋りが上手く、実に効果的に観客を広げていく術を知っているということだ。」

今週Interactive Advertising Bureau PwCが発表した調査によると、米国でのPodcast広告収入は、2017年の31400万ドルから、2020年には二倍以上の65900万ドルになると予想されている。

Studio71は、PodcastAppleSpotifyやその他のサービスに流通させるため、PodcastのプラットフォームであるCastboxと協働関係を結んだ。さらに、動画版のPodcastはクリエイターのYouTubeチャンネルに投稿することができる。Izad氏は、「Studio712018年の終わりまでにPodcastのラインナップを2025にまで拡大しようと試みている。」と語った。

「我々の広告主との関係を広げるのももう一つの方法だ。」とIzad氏は言う。「我が社は広告を流しはじめているが、この試みは始まったばかりだ。」

序盤でヒットしたPodcastのひとつには、1話につき75万~100万人の視聴者を獲得したChristine Sydelko氏のPodcastがある。Studio71はこれを「現代社会を柱としつつ過去の社会の遺産と組み合わせた」Podcastだと表している。Studio71Podcast部門は現在、グローバルディストリビューションと経営企画の副社長であるAdam Boorstin氏が監督しているが、この部門がオーディオプロダクションの社員を雇用した。「我が社はStudio71のポッドキャスト部門を運営するゼネラルマネージャーを雇う予定である。」とIzad氏は話した。

これまでにStudio71が開始したその他のPodcastには、Be Busta出演の『Be.Scared』、『Tré MelvinBottoms Up!』、SteveLarsonの『Going In Raw』、Julian Smithが出演する『Spellbound』、『What’s Underneath with StyleLikeU』、『Educating Josh』、Motoki Maxted出演の『Exposed』などがある。

Studio71は、ドイツのメディアコングロマリットであるProSiebenSat.1によって所有されている。201712月には、当社はStudio71Red Arrow Entertainment Groupを統合し、Red Arrow Studiosとした。