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興行収入が伸び悩むアマゾンスタジオ、エグゼクティブは解決に励む

【出典】6/26/2019

https://www.hollywoodreporter.com/news/amazon-studios-film-division-tumult-string-box-office-flops-1220968

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ジェニファー・サルク氏の事業改善策をよそに、アマゾンスタジオの映画制作部は未だヒット作を出せずにいる。

業界ベテランでありアマゾンスタジオのマーケティング・配給チーフのボブ・バーニー氏の退職、またスタジオ制作映画『Late Night』の収益低迷などから、2017年後半以降に映画館で公開された映画10作品の収入に同スタジオがもがいている様子がわかる。テレビ業界の熟達者だが映画ビジネスの経験が少ないサルケ氏が2018年前半にアマゾンスタジオのヘッドに就任以降、最初の作品である『Late Night』は、6月頭に公開されるも興収が1100万ドルにも届いておらず、期待に反する結果となっている。ミンディ・カリングが脚本を担当、エマ・トンプソンと主演を務めるこのコメディ映画は、今年のサンダンス映画祭にて、サルク氏が歴代最高額の1300万ドルで米国配給権を獲得した。

ハリウッドでは、映画の興行収入が伸びない場合マーケティングが非難されることが慣習化している。しかし、あるソースによると、実のところはサルク氏が製作ヘッドのTed Hope氏とJulie Rapaport氏をアマゾンスタジオ映画部のヘッドに昇格させる数ヶ月前からBerney氏は席を外されていたそうだ。Matt Newman氏を加え、映画部のヘッドとなる3人は映画部前チーフでサルケ氏就任後スタジオを去ったJason Ropell氏の席を埋めることとなる。

サルケ氏と3人のヘッドは、2019年サンダンス国際映画祭で歴代最高額の4700万ドルで映画5作品の買収契約を締結した。その契約によって、8月公開の『Brittany Runs a Marathon』とドキュメンタリー映画『One Child Nation』の海外配給権を1400万ドルで取得した。『Late Night』の契約内容は全米公開であったが、結果ハイリスクなものとなった。

大人向けインディー映画の全米公開は、特に夏の期間は厳しいものとなるだろう。アマゾンは、過去にオスカーノミニーの『マンチェスター・バイ・ザ・シー』や『ビッグ・シック』で成功を飾るも、収入の伸びはゆっくりであった。また、この2作は他社が配給を担当した。

内部の者によると、アマゾンは『Late Night』のマーケティングに3500万ドルを費やしたという。6月の全米公開作品としては比較的少なめであり、公開前の映画の認知度の低さにも関わらずスタジオ上層部はマーケティング予算の追加を行わなかった。

バーニー氏とサルク氏の間にイザコザがあった訳ではないようだ。「衝突はなかったが、2人は業界内でも全く違うエリアからスタジオに参加した。バーニー氏はインディー、サルク氏は企業的。2人は決して親しくなることはなかった。」と、あるソースは話す。

アマゾンはコメントを拒否、バーニー氏とは連絡がつかなかったが、同氏の友人によると、4年契約の期限が切れ自らスタジオを去る決断をしたという。

スタジオ役員の再編成は現在進行中であり、時間のかかる作業だとアマゾン内のソースは言う。また、映画は映画館での公開終了後も、アマゾンプライムという次の舞台が待っている。それでもやはり、バーニー氏がスタジオを離れた翌日、同社では悲観的なムードが漂っていたそうだ。

サルク氏が大々的な公開戦略の転向を検討する中、アマゾンは既にバーニー氏の後任を探し始めている。アワードシーズンが近づく今、多数の公開予定作品を抱える同スタジオの最優先は、後任を見つけることだ。サルク氏はサンダンス映画祭後、数作品は限定公開のみの予定り、また劇場公開をしない作品もあると発表した。ジェイソン・ブラムとニコール・キッドマンのBlossom Films製作作品や、カンヌ国際映画祭で獲得されたジョセフ・ゴードン・レヴィットの「7500」などは、劇場公開の予定がない。

その反面、『Late Night』のように、近日公開のシャイア・ラブーフ主演映画『Honey Boy』は劇場公開予定である。『Honey Boy』もサンダンスでアマゾンが獲得した作品だ。9月公開予定のアダム・ドライバーとアネット・ベニング出演のスリラー映画『The Report』も同様。『The Report』は限定の映画館でのみ数週間公開され、その後アマゾンプライムで配信される。『Brittany Runs a Marathon』は8月23日に劇場公開予定だ。

アマゾンスタジオによる自社製作作品の実績にはムラがある。スタジオ初の自主配給絵作品は、ウディ・アレン監督の高予算映画『Wonder Wheel』であった。アレン氏との契約は、当時のスタジオヘッドであり、セクハラ問題で解雇されたロイ・プリンス氏によって行われ、同作の国内興行収入は2017年末にたった140万ドルで終わった。その他の自社制作作品も同様の結果で、『Peterloo』は152,000ドル、『Beautiful Boy』は760万ドルに終わった。

ウォール・ストリート誌のアナリストによると、アマゾンプライムのコンテンツ製作にかける費用は非常に少ないそうだ。それよりも重要なのはコンテンツ製作によりアマゾンと映画製作者やタレントとの関係を築くことである。フィナンシャルサービスのWedbush SecuritiesのMichael Pachter氏は、「興行収入は重要でない。アマゾンプライムの登録者は、映画を見るためでなく、配送料無料のために加入しているのだから。」と話す。

今日までに、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』がアマゾンの最大興行収入作品であり、国内収入は4760万ドル。続いて『ビッグ・シック』が国内収入4290万ドルで2位。過去に自習配給された10作品では、『レイト・ナイト』が1070万ドルで1位、『Beautiful Boy』が760万ドル、『Cold War』が460万ドル、『Life Itself』が410万ドル、『You Were Never Rreally Here』が250万ドルとなっている。

アマゾンスタジオのヘッド就任以前、バーニー氏は多数の企業での経験を経たのち、メル・ギブソン監督作品『パッション』の配給により業界に名を馳せた。その後、ワーナー・ブラザースが運営するインディー映画配給会社のPicturehouseのヘッドに就き、続いてFilmDistrict社に移った。

新しいLEDシネマスクリーンがいかにして映画製作と鑑賞体験を変えるか

【出典】https://www.hollywoodreporter.com/behind-screen/how-new-led-cinema-screen-could-change-filmmaking-moviegoing-1104745Picture1

アメリカ初のLED映画スクリーンが、カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のチャッツワースにあるパシフィックシアター ウィネトッカにて初披露され、ワーナー・ブラザーズの『レディー・プレイヤー・ワン』がこの新しいシステムで提供される初めての映画になる。サムソン LEDシネマスクリーンは、映画の誕生以来使用されてきた劇場投影システムからの急進的な変化である。従来のスクリーンとは違って、LEDスクリーンは巨大なテレビスクリーンに似ているため、投影ブースを過去のものになるだろう。

サムソンはLEDスクリーン対応コンテンツ制作に関する新たな情報を公開、スタジオと映画制作者にとってどんな影響があるのか。

なぜLEDスクリーンに切り替えるのか?同社スティーブン・チョイ副社長は、「観客を劇場に引き込むための新しい策が今まで何もなかった。」と述べ、「驚きの要素を提供するためには新しい経験が必要だ。」と主張している。

これまでのところ、スクリーンが生成する画像は、ポストプロダクションオフィスのラウンドアバウト・エンタテインメントのシニア・カラーサイエンティストのジェローム・デューハースト氏をはじめ、ハリウッドの多くの人々に感銘を与えた。彼は、LEDスクリーンの 「漆黒の色は他のシステムよりずっと深い」と主張する。

色彩のエキスパートではない一般客に違いがわかるのか、LEDスクリーンに対し追加料金を払いたくなるのかはまだわからない。現在パシフィックシアター ウィネトッカはLEDスクリーンを搭載した部屋に特別料金を課していない。しかし今後シアター側はLEDスクリーンに対しプレミアム価格を請求し始めるだろう。

新しいLEDスクリーンで公開するための映画を制作するために、サムソンはポストプロダクション施設を完備し、映画製作者が作品をLEDディスプレイで見ることができるようにしたいと考えている。北米でサムソンLEDスクリーンを提供する最初のポストプロダクションオフィスは、現在ラウンドアバウトのサンタモニカ支社にある。 この施設は2K解像度、標準または高ダイナミックレンジ、7.1サラウンドサウンドを再生できる17フィートのスクリーンを提供し、Blackmagic DaVinci Resolveカラーグレーディングシステムを提供する。サムソンは今後より多くのポスプロ施設にスクリーンを追加したいと考えている。

プレス公開時、この劇場は通常画質で『ブラック・パンサー』と『A Wrinkle in Time 五次元世界のぼうけん』の予告編を、また『Life Itself』を含む様々なアマゾンの作品と、ARRIの新しい大判カメラAlexa LFによって撮影されたデモ作品を高画質で披露した。

しかし、高画質における面では、先週のNAB Showで多くの撮影監督が懸念していた、デジタル領域でのポストプロダクションによる画像操作・調整の簡単さを強調している。実際、『レディー・プレイヤー・ワン』の撮影監督であり二度のオスカー受賞を経験するヤヌーシュ・カミンスキー氏は、シネマトグラファー自らが撮影した画像のコントロールを失っていると嘆いていた。

サムソンはさらに、映画制作者やハリウッドスタジオの幹部らにもLEDスクリーンを公開している。より高いフレームレートの使用を検討するジェームズ・キャメロン、アン・リーやその他の映画制作者は、特にこのスクリーンに関心があるかもしれない。『レディー・プレイヤー・ワン』は、映画館の標準である毎秒24フレームの速度で上映された。しかし同社は、システムを毎秒60フレームの高いフレームレートの実現に務めていると主張する。

サムスンが最初にLEDシネマスクリーン計画を発表して以来、音響をどのように処理するかという問題が議論のテーマであった。これは、従来の映画館は、スクリーンのすぐ後ろにスピーカーが設置されているが、LEDパネルを搭載すればそれが不可能だからだ。

この映画劇場のために、サムソンが所有するハーマン・インターナショナルが、7.1サラウンドサウンドに対応できるJBLプロフェッショナルのシネマサウンド音響システムを開発した。ハーマンの映画ソリューションマネージャーのダン・サエンツ氏の説明によると、新しいセッティングではフロントスピーカーが画面の真上に設置され、スクリーンから音が出ているかのように感じるフィルタリング技術を組み込んでいる。またスクリーンから観客に向けて高音域のサウンドを跳ね返す、もう一つ追加のスピーカーを前面に配置することで、従来の劇場のサウンド体験を狙う。

それでも、展開の最大のハードルは搭載にかかる費用となるだろう。サムソンは、スクリーンの価格は50万ドルから80万ドルの間になると見ており、劇場オーナーにとってかなりの値段である。エンジニアリング会社ミッション・ロック・デジタルのチーフテクノロジーオフィサーであるピート・ルード氏は、トップクラスのレーザー・プロジェクターは一般に15万〜30万ドルのコストしかかからないと見積もる。サムソンは、LEDシネマスクリーンは最長で17年もつことを例として、コストの一部を相殺するのに役立つ利点があることを主張した。

同社はまたLEDスクリーンを室内光と一緒に使用することができるため、ダインイン・シアターやゲーマーなどとって魅力的なオプションとなる可能性があると指摘した。

パシフィックシアター ウィンネッカが米国で最初の搭載であるが、サムソンのLEDシネマスクリーンは、韓国の2つ、チューリッヒ、バンコク、上海の各1つを含むいくつか国外の劇場ですでに利用されている。夏には世界中に少なくとも10台、年末までには約30台を設置する予定だ。現在、34フィートのスクリーンにフォーカスしているが、サムソンは46フィートの4K LEDスクリーンにも取り組んでいる。これは2018年後半の導入を目指している。

MPAA、映画支出の増加をNetflixなどのストリーミングサービスによるものだと発表

【出典】https://www.hollywoodreporter.com/news/mpaa-touts-netflix-streamers-driving-growth-movie-spending-1099560

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伝統を破り、MPAAは年次報告書に“ホームエンターテインメント(家内でのエンターテインメント)を組み込むことに決めた。その報告書は、2017年に世界の興行収入が400億ドルに達したが、アメリカ内の観客者数は22年連続で低迷したことを発表した。

ハリウッドの主要スタジオを代表する米国映画協会(MPAA)は、Netflixやその他のストリーミングサービスの功績を大いに讃えている。

MPAAの会長兼CEOであるチャールズ・リヴキン氏は、伝統から離れ、MPAAによる映画事業の健全性に関する年次報告書に、ホームエンターテインメントの支出を含めることを決めた。以前は、このレポートは映画館での収入のみに焦点を当てていた。

変動しやすい劇場市場やかつてはハリウッドの収入のドル箱であったDVD販売の終焉と比較して、デジタル・サブスクリプション・サービスの爆発的な増加を考えれば、協会の方針の変更の理由は十分にうなずける。

2017年には、劇場およびホームエンターテイメントの総グローバル支出が884億ドルに達した。ストリーミング・サービスを含むデジタル・ホーム・エンターテイメントは、前年比31%増の321億ドルとなったが、DVDなど物理的ホーム・エンターテイメントの支出は15%減の157億ドルであった。しかし、5年前と比較して161%増のデジタル部門のおかげで、ホームエンターテインメントの総支出は11%増(478億ドル)となった。

「今日のホームエンターテイメントは爆発的に広がっており、減速の兆候はない。」とリヴキン氏は記者会見にて述べた。

アメリカ国内のホーム・エンターテイメントの支出額は前年比5%増の205億ドルで、その内デジタルへの支出は137億ドルとなり、前年比20%増、2013年比110%増となった。物理的ホーム・エンターテインメントへの支出は、北米でも15%減(68.3億ドル)だった。興味深いことに、オンライン映画の視聴回数と取引件数は前年比で11%減少したが、ストリーミングサービス、ペイ・パー・ビュー、その他のデジタルプラットフォームをテレビで視聴する、オンラインテレビの視聴率は45%上昇した

ベン・アフレックの『ザ・コンサルタント』がアメリカのデジタル映画レンタルリストにおいてトップ、続いて『モアナ』と『ワンダー・ウーマン』が登場した 。

国際的に見ても、状況はまったく同じだ。デジタル支出は185億ドルで、2016年と比べ41%増加し、DVDなど物理的な売上高は16%減の89億ドルだった。

1月の発表を確認してみると、北米の興行収入は111億ドルで、2016年から2%減少し、観客動員数は22年連続で低迷した。国外の収入は、主に中国の興行収入(79億ドル)が20%近く増加したことを背景に、7%増の295億ドルに上昇した。世界の売上高は5%増(406億ドル)だった。

MPAAのメンバーのディズニー、フォックス、パラマウント、ソニー、ユニバーサル、ワーナーブラザーズの6つの主要スタジオは、ストリーミングサービスに映画を配給しているが、個々の映画のレンタルや販売よりも収益は少ない。

スタジオや他の映画会社は、プロデューサーでもありオリジナル映画やテレビ番組に膨大な資金を割くNetflixと相容れない関係だ。またNetflixは、映画館でオリジナルの映画を公開する際に劇場の方針に従うことを拒否しており、劇場所有者を悩ませている。

会見に参加した劇場所有者出演契約協会のジョン・フィティアン会長は、「劇場所有者を代表する協会が、報告書におけるホームエンターテイメント部門を擁護することに矛盾を感じる人もいるかもしれない。最もテクノロジーに敏感な 人々は、最も頻繁に映画を観る者でもあります。私たちは、より多く大々的に映画を製作し提供してもらえるよう、配給・制作パートナーが家庭内でもっとお金を生むことを望んでいる。」と述べた。

フィティアン氏は、ストリーミングサービスもテレビ番組を提供していて、映画視聴をテレビ視聴から切り離すことは不可能であると警告した。

MPAAは、Netflix、Hulu、Amazon、HBO Go、CBS All Accessを含むデジタルエンターテイメントグループからの数字を引き出している。

「以降のページで展開されるのは素晴らしいビジネスストーリーである」とリヴキン氏は報告書の導入欄に記した。 「強力で活気のある劇場並びにホームエンターテインメント市場は、世界中の観客に比類のない体験を提供するために絶えず進化している。」

ジム・ヘンソン・カンパニーに勤務した後、オバマ政権時の米国大使を全うしたリヴキン氏は、「Theme(テーマ)」という新しい名前の年次報告書に他にも大きな変更を加えた。映画鑑賞の習慣や人口統計データを集計する際、MPAAの調査は電話ではなくオンラインで行われた。 MPAAの関係者によると、オンライン調査は、若い視聴者を抑えるという面で特に重要だと言う。

この報告書によると、2017年の映画鑑賞者はより多様性があったが、調査の実施方法の変更により前年との比較が困難であったようだ。

リヴキン氏と彼のスタッフは、映画鑑賞者が多い若い世代の鑑賞者数が急激に減少したことを重視しなかった。というのも、前年比を比較することは不可能だと考えているためだ。 18歳から24歳までの観客数は2016年から28%減少し、12-17歳の年齢層では22%減少した。

25歳から39歳までの人々が引き続き最もよく映画鑑賞に出かける世代であり、その次に多いのが40歳から49歳の世代である。この数字は、若い消費者を劇場に誘い込む上でハリウッドが直面する課題を反映している。

民族グループでは、1人当たりの劇場訪問回数が高かったのはヒスパニック系が最高の平均4.5回、続いてアジア人(4.3回)であった。販売されたチケットのうち、55%が白人、続いてヒスパニック系(23%)、アフリカ系アメリカ人(12%)、アジア系(7%)、その他(3%)であった。

また、北米の人口の4分の3以上(2億6,300万人)が、2017年に少なくとも1回映画館に足を運び、一般的な映画ファンは4.7枚のチケットを購入した。性別に関しては、女性と男性の間に差は見られなかった。

調査結果: 2017年TV広告費、10億ドル減少

【出典】https://www.hollywoodreporter.com/news/tv-ad-spending-declined-by-1-billion-2017-1098085

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eMarketerの新しいレポートによると、今年のテレビ広告費は0.5%減の698億7000万ドルとなる見通しだ。eMarketerの新しいレポートによると、米国のテレビ広告は2017年に10億ドル以上減少した。

 

調査会社は、この傾向は2018年と2019年にかけて続き、今後2年間で計10億5,000万ドルの損失をもたらすと予測している。ケーブルテレビ解約やOTTビデオ視聴に加え、GoogleとFacebookがリードするデジタル広告市場の成長が19%近く増加して1,073億ドルになるとの予想などが、減少に寄与している。

 

「視聴者のOTTビデオ視聴への移行は、テレビ広告市場を変えている」とeMarketerのシニア予測ディレクターのモニカ・ピアート氏は述べ、テレビ視聴率の低下と広告主による出費の減少が合致する事も指摘した。

 

米国のテレビ広告費は2014年、2015年、2016年に増加したが、昨年は1.5%低下し全体で702.2億ドルとなった。この下落は、たった0.5%だけの減少が見込まれる2018年にわずかに修正される見込みだ。

 

しかし、FacebookやGoogleなど広告巨大企業らの最近の課題が、テレビ業界によるマーケターの予算獲得の手助けをしているようには見えない。 TVの米国メディア広告支出全体のシェアは、2017年の33.9%から今年31.6%に減少すると予想されている。
eMarketerは明るい見通しで、夏季オリンピックと米国大統領選挙が控える2020年に、テレビの広告費の上昇を予測している。市場は、その年に0.5%増の695億2000万ドルになると見込まれている。

 

多くのOTTプラットフォームはサブスクリプション方式なので広告を放映しないが、ほんの一握りのデジタルTVサービスは広告を販売する。そして、それらのサービスは成長している。例えば、Rokuは2018年に広告収入で2億9,300万ドルを上回るだろう。そして、eMarketerは、Huluの広告収入は13%増加して12億ドルになると見込んでいる。

 

eMarketerの上級アナリストポール・ヴァーナ氏は次のように述べた。「OTTプラットフォームの数とその規模は増えており、多くの企業は魅力的な価格帯でライブチャンネルを提供することで有料テレビと競争している。 ケーブルテレビ解約やチャンネルを削りたい消費者にとって現在、数年前にはなかった豊富な選択肢がある。また、より多くのプレーヤーが市場に参入するにつれて、その選択肢がより確実なものになると期待している。」

 

カンヌ映画祭でNetflixの最初の技術的不具合でブーイング

【出典】2017/5/18

http://www.hollywoodreporter.com/news/cannes-netflixs-first-press-screening-marred-by-technical-malfunction-1005368

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動画配信大手Netflixは、国際報道機関からの非難によって、ポン・ジュノ監督の期待作「オクジャ」の ストリーミングに手間取っているようだ。

皮肉なことに、Netflixの出品作品「オクジャ」の初公開であったのにも関わらず 、映画の技術的な手違いによって台無しになってしまった。

映画は、公開時の大型スクリーンに対応できず 、画像の上部と下部が見切れてしまうミスフレイムとなった。この技術的ミスによって、映画が始まった直後に、上映は突然中断され、国際報道機関からは急速な非難が高まっている。

約10分程かかって、ミスフレイムは直り無事上映を再度スタートすることができた。しかし、 Netflixのロゴがスクリーンに映し出されると、観客からはブーイングも混じった歓声が上がった。

観客の中では、この技術的なミスはNetflix に対しての間接的な嫌がらせで意図的ではないかと噂する人もいる。

Netflixの代理人はコメントを拒否しており、映画関係者によると、実際には上映用のスクリーンに不備があったとしている。映画祭側は、朝方早くにこの騒動について謝罪した。

上映を終え、観客からは拍手かっさいが上がった。出鼻をくじく封切りとなったが、映画への評判は上々のようだ 。The Guardianのピーター・ブラッドショウ氏は、「ポン・ジュノの”オクジャ”は、ロアルド・ダール 、メリッサ・マシスン 、ドディー・スミス の精神で素晴らしいファミリーアクション・アドベンチャーです。」とツイートした。Vanity Fairのリチャード・ローソン氏も「”オクジャ“は素晴らしい。スピリチュアルで不思議な面もあり、道理や感動する要素もあって、最後のシーンはとても幸せな気分になる。」とツイートした。

Netflixにとって今年のカンヌ映画祭は、映画を2つ出品し大きな革新となる年になった。 (ポン・ジュンホの“オクジャ”と、ノア・バームバックの“メイヤーウィッツストーリー”)純粋な映画ファンは、オンラインだけで世界中に公開されそれぞれが小さなスクリーンで見る映画が映画祭に出品されるのは、映画館で見たいといういうお客さんを減らしてしまうとうったえている。

映画祭の主催者は先週、フランス映画協会(FNCF)がカンヌの公式セレクションに2つのNetflixオリジナル映画 を含めることに反対した後、今後、映画祭の出品作品はフランスの映画 館で上映されているものに限るという新しい条件を発表した。 NetflixのCEOであるリード・ ヘイスティングス氏は、Facebookのポストで「このルールは私たちの人気を阻もうとしている。」と語った。

アカデミー賞のルール変更:来年からどのような影響を及ぼすのか

【出典】2017/4/7

http://www.hollywoodreporter.com/race/oscars-how-academys-rule-changes-will-impact-next-race-analysis-992184

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映画芸術科学アカデミーは金曜日、アカデミー賞のルールを変更したと発表した。特に、長編ドキュメンタリーと長編アニメーション映画のカテゴリでルールが変更されたようだ。今回の変更は、今年のアカデミー賞の作品賞の発表中に起きたアクシデントほど注目を集めなかったようだが、来年のアカデミー賞に大きな影響を与えることは間違いないとされている(ルールは毎年カテゴリ別の審査委員会によって精査され、アカデミーの理事会で承認される前に提出された変更点を検討するが、今年はそれが3月28日に行われた)。

このドキュメンタリー部門に影響を与えるルールは、ESPNが制作し今年のアカデミー賞で長編ドキュメンタリー部門を受賞した5幕7.5時間の長編映画「O.J.: Made in America」からインスピレーションを得たことから「The O.J. Rule」と呼ばれる。この映画が素晴らしくなかったわけではないが、多くの審査員がこの映画をノミネートするかどうかを悩んでいた。というのも、今回のノミネートにより、テレビネットワークやテレビ局の映画部門がアカデミー賞を受賞するような作品を制作することを促進させてしまう可能性があり、そうなるとアカデミー賞にノミネートされる可能性のある作品の幅が一気に広がってしまう恐れがあったからだ(今年のアカデミー賞同部門では145の長編ドキュメンタリー作品が審査された)。

アカデミーのドキュメンタリー部門は金曜日、「複数幕ある作品やシリーズ作品は賞の候補に入らない」とし、そのルールに引っかかりそうな際どい作品はドキュメンタリー部門の審査委員会が決定権を持つことを発表した。今回の新しいルールでも「O.J.: Made in America」は規定を満たしていたと思われる。というのも、テレビで初めて放送される前に映画館で公開され、その前にSundance Film Festivalでスクリーニングも行われているからだ。

2017年に公開された作品の中には、Netfllxの「Five Came Back」のように、このルール変更によってすでに受賞対象外になってしまった作品もある。(187分の映画として)劇場でも公開されたことを考慮すると、同作品がアカデミー賞を狙っていたことは間違い無いだろう。Mark Harris原作でMeryl Streepがナレーションを務める同作品は、Steven Spielbergを含め第二次世界大戦を生き抜いた5人のハリウッドフィルムメーカーについて描かれており、素晴らしい高評価を得ている。この作品がアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門の審査委員達を魅了することは間違いないが、Netflixでストリーミングされていたことを考えると、ノミネートの対象外であることは明らかであると言えよう。

しかし、「Five Came Back」が他のどの映画祭でも賞を受賞しないとは考えにくいだろう。少なくとも、今年の末に行われるエミー賞にはノミネートされると考えられている。

また、今回アニメーション映画部門でもルールが変更された。長編アニメーション映画部門のノミネート作品を選ぶことができるアカデミー会員を先例のないほどの数にまで引き上げたのだ。これは、過去8年間で9作品もアカデミー賞にノミネートされた作品を制作しているニューヨークに拠点を持つ会社にちなんで「The GKIDS Rule」と呼ばれている。同社は、同部門の他のノミネート作品のように大型映画スタジオを後ろ盾に持つこともなく、予算や人員に雲泥の差があるのにも関わらず、ここまでの偉業を成しているのだ。その上、大型映画スタジオの作品の中には、Warner Bros.の「The Lego Movie」やParamountの「The Adventures of Tintin」、Disneyの「Tangled」、DreamWorks Animationの「Rise of the Guardians」、Universal/Illuminationの「Sing」のように、ノミネートを果たさなかったものもあるというのだから、驚きである。

2002年のアカデミー賞で長編アニメーション映画部門が発足してから今年に至るまで、長編アニメーション部門は短編アニメーション映画と長編アニメーション映画の部門内外の様々なアカデミー会員によって構成される審査委員会によってノミネート作品が選ばれてきた(この部門には長年5,000名が所属していたが、現在は150人程度である)。審査委員会に所属するには、Linwood Dunn Theaterで行われるアカデミー賞対象作品の試写会のうち3分の2に出席することが必須条件とされており、これをクリアしないと投票権が与えられない。こうした理由から、審査委員を探すのに苦労しており、そのほとんどが高齢者か引退した人間である。それにより、GKIDSのような従来のアニメーション作品がノミネート作品に選ばれることが多く、時代の最先端を行くようなアニメーション作品は選ばれにくいのだ。

アカデミーは金曜日、会員なら誰でも審査委員会に参加することができ、作品はDVDやアカデミーによってセキュリティを保証されたウェブサイト上のストリーミングで見てもよいと発表した。これは、英国アカデミー賞でも取り入れられているシステムであり、アカデミー賞受賞作が受賞しなかった作品に比べて長期間人の目に触れるようになることを考えると、同然の変更かもしれない。これは、審査委員が投票前に見なければならない作品を見ていることを確実にする「栄誉システム」以外の何物でもないだろう(この変更により、今後アカデミー賞受賞対象作品のPR企業に在籍する多くのアカデミー会員が審査委員会に名乗りをあげるようになるだろうと考えられている)。

つまり、これはGKIDS作品が長編アニメーション映画部門で受賞するための道がますます険しくなったことを意味している。また、Disney/Pixarだけでなく、Universal/Illumination(「Despicable Me 3」)やWarner Bros.(「The Lego Batman Movie」と「The Lego Ninjago Movie」)、Fox(「Ferdinand」)、DreamWorks Animation(「The Boss Baby」)等、大型映画スタジオからのアニメーション作品が受賞する可能性が確実に高くなったと言えるだろう。

Kendall Jenner出演のPepsi広告、失敗に終わる SNSから冷やかしや嘲り、怒りの声

【出典】2017/4/4

http://www.hollywoodreporter.com/news/kendall-jenner-pepsi-ad-falls-flat-social-media-erupts-mockery-derision-outrage-991288

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Pepsiのマーケティングエグゼクティブ達や同社のキャンペーンでKendall Jennerを起用しプロテストをテーマにしたコンテンツを制作した広告代理店がこの広告を公開した時、何を考えていたのだろうか。Oscar Wildeの「話題に上ることよりも恐ろしいのは、話題に上らないことである」という格言を考えていたのかもしれない。

しかし、広告が公開されてからのSNSでの反響を考えると、話題に上らなかった方が良かったのではないかと心配になってくる。というのも、Kardashian-Jenner家の一員であるKendall Jennerを起用したコンテンツは、Kendall Jennerが自分の撮影を抜け出しトランプ大統領への抗議らしきデモに参加するというストーリーであるが、このコンテンツに向けられた冷やかしや嘲り、怒りの声で、TwitterやInstagram、Snapchat、フェイスブックが炎上したのだ。

このコンテンツには多くの欠陥が見受けられる。Kendall Jennerが抗議のアイコンとして起用されているのが全く彼女のキャラクターと合っていないし、最後のシーンでJennerが抗議デモを沈静化しようと闘争心をあらわにしている警察官に近づき、ソーダで懐柔するというのも甚だおかしいだろう。

政治に全く無関心なことで有名なKendallがトランプ大統領に対するデモを率いるということを抜きにしても、SNSユーザーからは「Black Lives Matter」運動や最近の女性運動、移民運動をコンテンツに組み入れたことに批判の声が集まっている。

以下に、Twitterで挙げられていたこの広告に対するリアクションをまとめてみた:

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Pepsiは水曜日にこの反発を受け、「この広告は、全く違うバックグラウンドを持つ人々が調和の精神に基づいて集うことを表現したものであり、我々はこうしたメッセージを発信していくことが重要であると考えています」と声明を発表している。

ハリウッドのタレントエージェンシーバトルで2017年に勝つのはどこか (ゲストコラム)

【出典】2016/12/16

http://www.hollywoodreporter.com/news/who-will-win-2017-as-hollywoods-talent-agencies-battle-get-big-guest-column-956788

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IPO?はおそらく今年ではないが、中国取引を模索しているCAAは成長することに固執しており、WWE-IMGのリーダーはコンテンツを持つということは解雇されないということを知っていると”Powerhouse”の筆者James Andrew Millerは言う。

2107年はこれからの10年間を定義するという意味でもハリウッドのタレントエージェンシーの入れ替わりがすごいことになるだろうとされています。エージェンシーがクライアントリストをなくしたり盗まれたということをもとに判断されたり、単にエージェントのチームメンバーが変わったといったことをもとに判断される時代は過ぎ去りました。。その頃から、Wonderlandの会長がプライベートエクイティマネーをあけ、(最初は、2005年Rizvi TraverseのICMへの投資、2010年のTPG CapitalとCAAと2012年のSilver LakeのWMEの31%の購入) ビジネス、会社のパフォーマンス、将来への予測は流動的で劇的です。

いまや、より多面的な世界であり、少なくとも大規模なエージェンシーでは、本当の成長はもはや昔のシステムではうまくいかず、外からのお金が必要だということが認められています。Netflixや他のプラットフォームの台頭で、テレビの後援で映画を作ることは少なくなってきているので、クライアント手数料は成功のたった一つの方法ではなくなってきています。例えばCAA Sportsは2017に3年連続で収益の面でエージェンシーの中では一番で、選手の代表代理権は期中収益の1/4にすぎないといわています。WME-IMGが約75%の収益を外部の伝統的なクライアントサービス得ているというわかりやすい例というだけではありません。これはただのパラダイムシフトではなく、市場がより大きな領域まで広がったということをはっきりと示しているのです。

エージェント業界のプライベートエクイティの役割について話すときに、よくあること(それと最も注目されること)は、投資そのものよりも、イグジット戦略やプライベートエクイティプレイヤーをどうするかということです。たしかに、WWEが2013年に24億ドルでIMGからスポーツ選手とファッションモデルを買収して、この夏にUFCマーシャルアーツリーグを40億ドルで買収したときは、価格に対して空いた口が塞がらなかった。それはともあれ、対談は大体ちょっとおした金の話から不変の質問「エージェントはいつウォール街をかじることになるのか」について代っていきました。

したがって2017年の最初の質問はIPOの件はWME-IMGとCAAどっちだ?ということになるのが明白です。CAAの件の答えはほぼNOです。CAAの53%を保有しているTPGは急いでいないかのように振る舞うでしょう。というのも、莫大な資産(750億ドルの管理資本)は他のどのプライベートイクイティよりも助走することも耐えることもできます。(J.Crewに12年間もくっついていました) また、CAAと株式シェアを行っているEvolution Mediaからより多くの取引をもらおうと積極的に動いています。本日までに、Evolution Mediaは総額3億ドルにもなる投資を2ダース分行っています。それは氷山の一角だから、「始めようとしている」という話を聞けば信じてしまうかもしれません。IPOはもっと進んでいるかもしれないが、それがいつか正しいオファーを申し立てられたのを蹴飛ばすということとは言っていません。TPGに関しては、人生はいつも投資収益になります。同社はCAAを買おうと考えている中国から申し入れを受けていて、まだミーティングは行われていないがTPGとCAAは中国の投資家との様々な可能性のあるパートナーシップの意向を探しているところです。

ちょうど一年前、多くのオブザーバーは2016年の下4半期か2017年の前半にWME-IMGとSiler LakeがIPOを申請すると予想していました。しかしそれはUFCを買収する前の話でした。少なくとも次の年には、UFCを細かく分析し、ドレスアップして吸収し、より大きなWME-IMGとなり、IPOするでしょう。それ故、私たちはco-CEOのAri EmanuelとPatrick Whitesellが証券取引所でベルを鳴らす瞬間まではもうしばらく待たなくてはいけなさそうです。

WME-IMGの権力者はある点ではこのことを認めています。3年前、主要なエージェントと契約を結んだときに、ボーナスを少なくするかわりに、所有権を与えることを約束しました。IPOは価値がある犠牲者としての位置づけをされました。そのような巨大な給料日を先送りたことによって、エージェントは少しばかりお金がもらえるになったと言われていました。多くのエージェントに15-20%の調整が入っています。そのお金は今後三年間で支払わますが、エージェントはそれを受け取るためにエージェンシーに残る必要はありません。

明らかに、WME-IMGはUFCの成長可能性はIPO遅らせる価値があると信じています。それは今や売り手と買い手になっています。会社を買うことの利点はエージェントなのか?あなたのクライアントから解雇される心配をしなくて済むことです。あなたが持っているのですから。そうです、競合会社はエージェンシーと投資者が抱えている借金のことについて話すことが好きです。しかしUFCの借金はIMGを買収してできた負債以外のやまについて注意しなければなりません。エージェンシーができる最善の防衛策というのはSoftbank、Fidelity、Tencent、Sequoia CapitalとDellの投資家は狂ってないということです。彼らは資金だけではなくWME-IMGにも信頼を置いており、最近共同社長となったMark Shapiroと彼のチームはブランドを拡大すること、創作物、イベント運営、権利料、名前料などにおいてUFCに360度の角度から積極的に監視しています。CAAはすでにそれらのエリアで強い基盤を持っているのでポップコーンをつまみながら結果的に2017年にバトルをみていたら大変なことになるでしょう。

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投資資金はUTAの考えにもありますが、方法が違います。彼らは2017年に買収を行うのではなく、顧客の資金調達を支援するためについに外部から資金を集めることを期待しています。それは前進するための優先事項です。UTAは現在300のエージェントを抱えていてこの過去数年でサイズが倍になりました。ですからこの年は 巨大な会社よりもクライアントとより近い関係を持つことを約束し、小さいエージェンシーも大きなエージェンシーもどうにかしてCAAとWMEといくつかのカテゴリーで戦えるように UTAがブランドとして続けていけるかをさらに証明していく方針です。

UTAのレーダー画面では大きく二つの変化が見られました。数十人のCAA エージェントが倒産した昨年起こった大きな価値のある収益を期間が見ていなかったと競合会社は思っています(間接的におよそ14億ドルほど) 。しかし、全て公正にとらえるとCAAのタレントがやってから時間はあまりたっていません。もっと重要なことに、もし可能であれば2017年は CAAがUTAに対して訴訟を起こして勝者と敗者が見ることができるかもしれません。この法律ドラマは裁判所と民間仲裁で行われている。フロイトは成人を曖昧なことを処理出来る能力だと定義したので、CAAがまだ損害賠償額の提示をしてきていないのでUTAはまだ試されています。裁判所の判断は基本ルールとエージェントへの相互の影響によって判断されるでしょう。

もし、CAAのリーダーがこの訴訟がUTAのビジネスの利権を遅くさせるか脅かすかと考えていたが彼らが間違っていることが判明しました。数年前、UTAのパートナーJay SuresはChuck Lorre、Steve LevitanやJudd Apatowなどのクライアントと人生を楽しんでいて、Jay Suresは何か新しいビジネスをすることに興味を持っていました。ですから、彼は伝説的なN.S. BienstockエージェンシーをUTAの買収に誘導してCAAへのフォーカスをしました。2016年が終わる頃に、Josh Elliott, Don Lemon, Kate Snow, Jake Tapper, Chuck ToddとElizabeth Vergasが載っているCAAを辞めた人も載っているクライアントリストに目を通しました。CAAは今でも優秀で未だに強いポジションにいるMegyn Kellyが何か新しいビジネスに取引にサインしたら2020万ドル投資してくれるという強い武器を持っています。しかし新しいビジネスを始めようとしてもそこには昔CAAが持っていたような無敵のオーラがないことは間違いないです。

スポーツ放送側では、CAAのNick KhanがKirk Herbstreit, Michelle Beadle, Tim Tebow, Colin Cowherd, Skip Bayless, and Stephen A. Smithを含むクライアントに対して積極的に取り込んでいます。最近KhanはESPNやその他でも一番稼いでいると言われているMike Greenbergとの取引を終わらせました。(報道によると一年北米で650万ドル)

しかしテレビ司会者事業はさらに興味深いことになっています。ICMパートナーは、Savannah GuthrieのToday出演の複数年延長が決定したHeadline Media Managementの買収を正式に発表することから2017年を始める予定です。ICMはメディア会社の羨望に苦しんでいないことを喜んで宣言しています。ICMのリーダーもロサンゼルスとニューヨークにある新しいオフィスに満足しており、ネズミ捕り以上にどんどんクライアントの会社を増やすことに集中したいと思っています。

CAAは去年、数十ものエージェントを失い、一部の競合会社はLisa Shotland, Lee Horvitz, Ashley Davis and Spencer Baumgartenなども含めて北米だけでも50ものエージェントを失ったのではないかと考えています。上記のものはエージェントプロダクションから予想されたもので増え続けています。これら多くのエージェントはICM 、UTA、Paradigmなど他にやっていく場所を見つけましたが、経営者に移行した人もいます。2017年はもっと多くのエージェントが大きいエージェンシーから抜けてプライベートイクイティを押し進めるために準備をしてより多くの利益を探すようになると予測されている。

しかし、立ち戻って2017年をもっと広い視野で見てみよう。エージェンシービジネスよりも常に変化し続けるメディア、テクノロジー、文化、ファイナンスへの参入が可能になるだろうか?おそらくそれは疑わしいです。全ての取引のためにCAAやWWE-IMGのような会社は無限にあるコンテンツを分析する研究所でもあります。ですから2017年はいくつかのエージェンシーがコンテンツ制作の為に重要な資金源を得ろうとするのを見ることができるかもしれないのです。いくつかの情報源によるとCAAは「国際プロダクション協会」について話し合ってきて、プロダクション事業に重きを置きたい思っているようです。WME-IMGは彼がWME-IMGが主催したMiss Universe Pagentの生放送中でミスを犯したときにクライアントのSteve Harveyのそばにいました。その情熱的なサポートのおかげで、HarveyはDaily TalkshowをNBC UniversalからIMGにへとパートナーシップを変えました。

しかしUTAや他の人たちはその動きを違う風に見ている。彼らはベンチャー企業が他のエージェントと競争するだけではなくそのような機会を愛する自社の制作会社を持っている顧客とも競争すると考えています。来年にはいくらかのエージェンシーが疑いなくそのようなクライアントの要求をなだめるでしょう。

そして小さなエージェンシーは小さな問題に取り組むのはどうでしょうか。彼らはクリエイティブな人の中から這い上がってきた代表者であるので、どんなサイズの仕事でも素晴らしいストーリーを作るでしょう。祝福しましょう。彼らが成長しますように。そしてこの聖なるホリデーシーズンに全ての人に祝福がありますように。

Netflixの反逆:なぜハリウッドはコンテンツの独占を恐れるか

【出典】2016/9/14

http://www.hollywoodreporter.com/features/netflix-backlash-why-hollywood-fears-928428

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ストリーミング配信事業は、1年間で約60億ドルもの額をコンテンツ製作費にかけているため、ケーブル番組を苦しめている。GoogleやAmazon規模のビジネス到来の恐れが、ビジネスの関係をガタガタと揺るがし、エンターテイメントビジネスに不安を与えている。

数ヶ月前に、Netflixのオリジナル作品は批判家の称賛を受けた。もちろん、視聴率はわからないが、その登場は少し物議を醸したようだった。有名なクリエイターではないのだが、その作品のクリエイターは、Netflixの態度に苛立ちを覚えていた。それはなぜなら、Netflixの誰からも称賛の電話やメールが来なかったからである。

その態度は、従来のハリウッドにおけるクリエイターと映像会社の関係性とは大きく異なっている。しかし、ストリーミングサービスに従事しているものは、そのやり方は彼らにとっては普通だと言った。「成功に対して、しっかりと祝福をしたり評価をしたりすることを彼らはあまりしません」というのだ。

依然として、エンターテイメント業界のビジネスは非常に厳しい。そのような状況下ならば、作品を買ってくれる富裕層たち(Netflix)は感謝されるであろう。それらの作品は、一般的には公開されないようなものである。Netflixのコンテンツ統括であるTed Sarandos氏は、それらの作品を救う。その結果、あるものはヒットし、あるものは売れなくなり、そしてあるものは他のスタジオを脅かすような作品に化けることもある。

「Netflixは突然市場に参入し、『あなたたちにこれだけの(番組の放映権)を渡す』と言ってきたのです」とテレビ関係者は述べる。「番組スタジオにとって、『それに加えて、ケーブル番組とも契約を結ばなければならないのか』という状況になり、これにはさすがに精神的に参りました。誰も、Netflixのことを元々の市場の競合他社だとは思っていなかったのです。Netflixは、スタジオから作品を搾取し、その作品にフォーカスを当てています。彼らの反動を今に見ることになるでしょう」と。

その反動は、事実であるが明るみにされていない。大半の企業は約60億ドルを番組費にかけ、54ものエミー賞ノミネートを獲得したNetflixを敵にしたくはないだろう。しかし、ある監督、製作者、代理店ストリーミング界の巨人との契約に頼ってているにも関わらず、多くの企業はNetflixを脅威と見ている。

スタジオとケーブルテレビは、Netflixに対して気を揉んでいる。世界中の8300万人もの利用者を抱えるNetflixは、人々を魅了し続け、その契約金も他の追随を許さないほど高いことから、他の企業があえて同じ土俵で競争しようとはしないからだ。そして、代理店たちはNetflixが競合他社を押しのけ、世界中にある作品の権利を買い取るという強いこだわりを膨らませ、モダンファミリーなどの大人気ショーを得て、この不安定な業界で安定した収入を得ようとしていることを恐れている。「我々は金になることを重視しており、クライアントと契約を結ぶことによって、クライアントを大きくしています」とテレビ業界関係者は語る。「しかし、私は長期的視点で心配していることがあります。Netflixに終わりが来たら未来はどうなるのか、ということです。そのため、CAAとWIMEはリスクを分散させようとしているのです」と。

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Netflixは、The Hollywood Reporterの質問に対してコメントをするのを避けている。しかし、Netflixや他のストリーミングサービスは「大量の番組」を制作するきっかけになっているとだけ主張した。ある会社の内部関係者は、エンターテイメント産業にとってより機会と資金を生み出していると述べた。

それは一つの見方である。FX Networksのチーフを務めるJohn Landgraf氏はそれとは違った視点で物事を捉えている。7月にビバリーヒルズにて、テレビの批評家の集まりの際にそれを主張した。彼は「Netflixが、エンターテイメント界において独占状態(シリコンバレースタイル状態;検索エンジン界におけるGoogle、ショッピング界におけるAmazonのような状態をさす)になるかもしれません」と警告している。「私は仮に一つの会社が、40%から60%ストーリーテリングの分野を支配していたら、それに携わる者にとってよくないことだと思います。もしNetflixがそのように権力を集中させると、良心的な契約というものがなくなりクリエイティブな発想が制限されるかもしれません」と。

あるものは、すでにその後者の視点(Landgaf氏の視点)で挙げられたことは起きていると主張した。イギリスのHouse of CardsシリーズをNetflixに導入した Beau Willimon氏を例に挙げると、Netflix経営陣の強い主張を受けシーズン4終了後にそれをスタートさせた。Willimon氏はそれについて公にコメントをすることを控えている。

「House of Cards」のプロデューサーであるDana Brunettiは、Willimon氏同様にコメントをするのを避けたが、その広報担当者がNetflixは、ドラマ製作者を惹きつけるような製作の自由をもはや提供していないと言った。Brunetti(彼は、Netflixの株をなくすほど買い込んだと述べている)は「Netflixが特別だということはもはやありません。同社はデジタルストリーミングにて初めて多額の利益をもたらし、製作者たちに力を与えた会社ですが、今となっては従来のネットワークやスタジオと変わらないものとなっています。多くの競合他社と変わりません」と述べる(参考までに、BrunettiはRelativity Mediaの経営者である。Relativity MediaはかつてNetflixとストリーム主の法的トラブルのあり、同氏がChapter 11から移ってくる予定だった3月より前の2015年7月に倒産している)。

しかし、Landgraf氏はNetflixに対してコンテンツの提供をしたくないと語ったにも関わらず、彼の会社は7月に「American Crime Story」シリーズのコンテンツ契約を最初のローンチが5000万ドルという額で結んでいる。

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「作品の製作費に毎年60億ドルから70億ドルをかけるような会社は賞賛されるべきだと思います」とICM PartnersのChris Silbermann氏は述べる。「このビジネスは、突然60億ドルが無駄になる可能性があることくらいはご存知のことでしょう」と(参考として、HBOは20億ドルより少し多く今年費やしている)。Netflixは、お金を差し出し、多くのシリーズから2シーズンを購入している。これはほとんどのシリーズが1シリーズでキャンセルになることを踏まえてである。

NetflixはハリウッドにおけるGoogleになるのかどうかという質問がまだ残っている。例えば、Netflixが他の企業のようにショーランナーやクリエイターの待遇を考えていないことが挙げられる。多くの場合、Netflixは作品のクリエイターや会社でビジネスを持つプロデューサーにとってのブラックボックスとなっており、彼らの作品がどのようにマーケティングされているかは全くわからないという人もいる。彼らは自分たちの作品のフィードバックをもらっていないのだ。評価基準も特になく、成功した際の報酬についての規定も契約の中には組み込まれていない(しかし、シリーズの予算が上がった際の昇給については決められている)。

ハリウッドにおいてもNetflixについて公に意見を言える者は多くない。そして、プロジェクトを抱える者はうんざりするほどの発言の規制のもとにいるとだけ述べている。引退したNFL選手のTrevor Pryce選手はKulipari: An Army of Frogs 」というアニメ作品をNetflixに売ったのだが、「Netflixとのルールとは、Netflixについては何も話さないことです」とThe BusinessのKCRW showのインタビューで答えた。

「我々は今までに成し得なかったことをしています。世界中の人に同時に素晴らしい作品を前例のないほどの質とスケールで提供しているのです。その間にも従来のビジネスモデルを破壊し、新しい基準を作ることと同義です。全員が全員、破壊を好む訳ではありませんが、我々はハリウッドとインターナショナルな経験を持つ役員と成功をおさめてきたクリエイターとスタジオに感謝をしつつ、前進しなければなりません。もっとも大事なことは、我々の作品が好きな視聴者の方々なのです」とNetflixの広報担当者はThe Hollywood Reporterのインタビューに答えた。

Time WarnerのCEOを務めるJeff Bewkes氏がNetflixのことを「アルバニアの軍隊」と罵って以来、6年間どれだけのことが変わったであろうか。Netflixの収入は、ストリーミングサービス配信を開始した2007年から2015年の間に、12億ドルから68億ドルまで上がった。Netflixは4700万人の米国内のユーザー、また3600万人の海外ユーザーを抱えている(比較として、ESPNは9000万人のユーザーがいる)。その規模は、190カ国に広がり、20の言語に対応している。Netflixは、30作品以上、600時間を超えるオリジナル作品を出すことが予定されている。「House of Cards」が2013年2月に公開された初期と比べると、かなりの急成長であると言えよう。

HBO社の会長兼CEOであるRichard Plepler氏は、「私はNetflixに対して尊敬以外の感情がありません。Netflixがここ6−7年の間に成し遂げたことに対して、敬意を示さないことはきちんとした態度とは言えないでしょう」と述べる。

Hulu、無料テレビサービスを終了

【出典】2016/8/8

http://www.hollywoodreporter.com/news/hulu-end-free-tv-service-917917

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Yahooとの新しい配信提携により、Huluはテレビの無料ライブラリがオンラインで視聴できるようになる。

Huluは、無料のテレビサービスを終了しようとしているようだ。

Huluは、9年前に開始されたHuluの主要なサービスである広告付き無料ストリーミングサービスを終了する。Huluは近日中に会員にそのことを知らせ、これまで無料でサービスを利用していた会員には有料サービスの無料トライアルを提供する予定だ。

Huluは2007年にまだインターネットで長編動画の試聴が一般的ではなかった時代に、テレビ番組や動画が無料試聴できるサービスと共に設立され、革新的なサービスとされた。そして、Walt Disneyや21st Century Fox、NBCUniversal、そして最近ではTime Warnerと提携しながら、ストリーミング業界の激しくなる競争の中で著しく成長を遂げてきた。

そうしている間に、その無料サービスはアクセスの少ないサービスになった。それはおそらくHuluが無料コンテンツにあまり焦点を当ててこなかったからであろう。ログインせずにホームページを開くと無料トライアルを勧めるページに接続されてしまうため、無料で試聴できる動画があるのにもかかわらず、見つけて試聴するのが困難になっていることが原因として考えられる。

Hulu副社長Ben Smith氏は「ここ数年、我々は視聴者一人一人に適したコンテンツを提供できるよう、メンバーシップサービスの強化に焦点を当てています。我々がHulu限定のコンテンツや映画の提供を増やしていく中で、無料サービスはHuluのコンテンツの方向性に合わなくなってきたと考えたのです」と述べる。

ほとんどのHuluの無料コンテンツは「ローリングファイブ」と呼ばれる番組の最新の5エピソードに限定されている。一般的にそれらの無料コンテンツは放送8日後から見ることができるようになり、さらに放送局のウェブサイトでも視聴可能になる。例えば、「America’s Got Talent」や「South Park」「Brooklyn Nine-Nine」等の最新エピソードが現在無料で公開されており、Huluオリジナルコンテンツや限定コンテンツなどは有料のメンバーシップに登録して視聴する必要があるのだ。

しかし、今までHuluの無料オンライン動画を利用してきた人も心配する必要はない。これからも無料のコンテンツはComcastなどのパートナーの配給会社を通して提供されるからだ。実際、HuluはYahooが設立したYahoo Viewの立ち上げの為の拡大された配信の契約に合意している。

Yahooは、オリジナルテレビ番組「Community」やコンンサートのライブストリーミングなどを配信していたオンライン動画サービスYahoo Screenがサービスを終了してから半年後にテレビサイトをローンチしようとしている。しかし、ViewではYahooの商品を購入している視聴者を中心にサービスを提供することになるようだ。

Yahooのエグゼクティブによると、Huluの動画プレーヤーを使いHuluの営業部が契約を取ってきた広告を流しているViewは、ABCやNBC、Foxで放送された8日後から視聴できる最新の5エピソードを含め、何千話ものテレビ番組を提供することになるようだ。ほとんどのHuluの契約パートナーと同様に、YahooとHuluも広告収入を分配するという取引内容のようだ。

「我々は視聴達ちに最高のデジタルコンテンツを提供するため尽力しています」とYahoo副社長兼メディアパートナーシップ部長のPhil Lynch氏は述べる。さらに、Viewの戦略はScreenの時とは全く違い、短編動画に焦点を置いているようだ。「これはHuluのコンテンツであり、我々は配信プラットフォームに徹することになります」と。

Viewはさらに様々なテレビ番組のクリップや振り返り映像、そしてTumblrで作られたGIF画像などのコンテンツを加えることによって、ファンたちを繋げる中心地のような場所を提供している。「これはファンたちが繋がり、繋がっていくためには素晴らしい場となるでしょう」とYahooのライフスタイル商品の副社長のJess Lee氏は述べる。「我々はこんなに独立したコミュニティを持ったことは一度もありません」と。