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たった今シェアしたそのGIF、それって本当は広告かもしれない

【出典】http://www.adweek.com/brand-marketing/that-gif-you-just-shared-it-might-actually-be-an-ad/

なぜBubly、コンバース、ゲータレードのようなブランドがループ動画に夢中なのか。

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無限ループで再生される広告を想像してみよう。短い物語が途切れなく作り出され、無限に繰り返される。映像によっては、悪夢のようだ。しかし、あなたはすでにアマゾン、Bubly、コンバース、ゲータレードなどのブランドによる、この無限ループの数多くの広告 を既に目にしているはずで、知らない間にそれを既にシェアしているかもしれない。それがGIFの魔法だ。少なくとも、何人かのマーケティング担当者は、GIFを広告として活用することを、伸び代のあるクリエイティブな傾向として見ている。

 

「賢いマーケティング担当者らは、共有可能である ユーモラスで気軽に楽しめる動画を通して、消費者が自分を表現するのを手助けするようなGIFを作成している。」とデジタルショップMoving Image and Contentの創設者であるクイン・マイ氏は説明する。 「GIFは消費者が気分を表現する効率的な方法だ。スマートなブランドらはその目的のための有効的な手段としてGIFを作成し、ただの6秒間のビデオではなく、共有可能な個人的な表現方法を作り出して いる。」

 

近年マーケティング担当者の間で人気が高い6秒広告とGIFとの違いは、広告としてのGIFという急上昇中のトレンドを理解する上で重要だ。ブランドは確かに、YouTubeのバンパーフォーマットやもっと短いスポットを探しているさまざまなアプリに適合するために、より短い形式の広告を作成しているが、GIFには異なる種類のクリエイティブなアプローチが必要だ。

 

ペプシの新しいスパークリングウォーターブランド、Bublyを宣伝する最近のキャンペーンを見てみよう。 2月下旬には、アニメーションGIFプラットフォームGiphyで作成された何千ものGIF(うち何百には俳優のニール・パトリック・ハリスが登場)を公開し始めたので、消費者が「イライラする」「もう飽きた」または、 「ダンスしたい」といった気分を表現する際、BublyのGIF広告を偶然用いていたかもしれない。

 

区別する点は、同社がこういったGIFをGIFとして特別に作成しただけでなく、GIF作成の際6秒で完全な物語を作成するよりも、共感しやすく共有できる気分を表現することに重点をおいた事にある。

 

ペプシ・カンパニー・ノース・アメリカ・ビバレッジの飲料水ポートフォリオのトッド・カプラン氏は、「GIFは我々のコミュニケーション方法を変えている。彼らは私たちを笑わせるし、笑顔にしてくれる。」という。また同社は「人々を笑顔にし、日常的にブランドに取り入れるための1000の新しい方法を作成する」ことを望んでいる。

 

今月初めのサウス・バイ・サウスウエストにて、GiphyのCEO アレックス・チャンは、Bublyのキャンペーンを「広告の未来」と考えているものの一例として引用した。

 

「それは大きな 疑問だ。広告をコンテンツに変換可能か?それがまさに我々がやったことだ。」とチャン氏は述べた。 「おそらく、あなたは過去にGIF経由で何らかの広告を送っただろう。」

 

チャン氏はさらに、ブランドは、GIFを使うことで、真の方法でブランドのメッセージを創り出して配布できる、と付け加えた。しばしば、このプロセスは非常にシームレスであり、コンテンツ自体が非常に優れているため、視聴者は広告を見ていることに実際に気づかないのだ。

 

しかしながらGiphyは、YouTube、Twitter、Facebookが苦しんできたブランドの安全性の問題からは免れない。 SnapchatとInstagramは最近、人種差別的なGIFステッカーが「バグ」により同社のコンテンツ管理システムをすり抜けたことを踏まえ、プラットフォームからGiphyの拡張機能を取り除いた。Giphyは人種差別的なGIFステッカーについて謝罪する声明を発表し、 「ライブラリのGIFステッカーをすべて修正した」と説明した。SnapchatとInstagramはまだGiphy拡張機能を再開していない。

 

Giphyの最近の問題にもかかわらず、一部のマーケティング担当者はループ動画に対して強気である。 Deutschのデジタル戦略担当副社長であるジュリエット・リーヴィー氏は、コンテンツを再利用するのではなく、 BuschやDraftKingsのようなクライアントのためにGIFを作成することを検討しているという。なぜなら、消費者がGIFを好むだけでなく、 「フルビデオを作るよりも経済的であり、ビットサイズのソーシャルコンテンツ条件を利用する。しかし、GIFに投資する主な理由は、シェアの可能性だ。」

 

 

コンバースは、昨年の夏、Big Spaceshipと共にバック・トゥー・スクール・キャンペーンを行なった際、確かにシェアのしやすさを意識していた。 「学校生活に戻る気分」とみなされたキャンペーンでは、『ストレンジャー・シングス』のスター、ミリー・ボビー・ブラウンを起用した32のリアクションGIFを使用した。コンバースがGIFを使用したがっている理由を聞かれた際、ブランドの担当者は「なぜならそれらは…」と書いたメール本文を「fun, fun, fun. (楽しい、楽しい、楽しい。)」のループ動画で締め括った。

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