タグ別アーカイブ: facebook messenger

Facebook社、子供向けメッセンジャーアプリ「メッセンジャーキッズ」をリリース

【出典】12/4/2017
https://techcrunch.com/2017/12/04/facebook-messenger-kids/

Picture12

フェイスブック社は13歳以下向けで小児性犯罪者などから子供たちを守るプライバシー保護に特化したアプリを発表した。10代に人気のスナップチャットに対抗した、同社の新しいアプリは「メッセンジャーキッズ」と呼ばれ、アメリカ国内で現在iOSのみに対応している。保護者が子供のスマホやタブレットにこのアプリをインストール、子供達のプロフィールを作成し、子供が誰とテキストやビデオチャットをするか保護者が設定することができる。

子供達はフェイスブックアカウントや電話番号を持つ必要がない。通常のメッセンジャーやメッセンジャーキッズのユーザーとコミュニケーションをとることができる。「我々はFTC(連邦取引委員会)と一緒に取り組んでおり、このアプリは子供をしっかりと守ることができる。」とフェイスブック社プロダクト・マネジメントディレクターのLohen Cheng氏は語る。同社メッセンジャーアプリ部門ヘッドのDavid Marcus氏は「他のアプリで、子供達は自分達の好きな相手に連絡することもできれば、知らない人から連絡されることもある。」と付け加える。メッセンジャーキッズには子供達がヌード画像、わいせつなコンテンツや暴力的コンテンツなどを共有するのを防ぐためのフィルター機能が備わっている上、このアプリ向けのサポートチームが問題コンテンツを察知した場合、早急に対応するシステムが用意されている。そしてGIF動画サイトのGiphyで使える画像も、子供達向けのバージョンに再設定されている。ARコンテンツも子供向けのマスクやステッカーが用意されている。

フェイスブック社はこのアプリの収益化は考えておらず、子供達が13歳以上になってからのフェイスブックアカウントへの移行を目的としている。なぜならば、米国内では、13歳未満の子供は米国児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)によりフェイスブックアカウントを作成できないからだ。このアプリは子供達を将来的にフェイスブックユーザーにし、彼らの保護者もフェイスブックのプラットフォームに巻き込み、広告を配信することができる。

 

メッセンジャーキッズの機能

まず13歳以下の子供はフェイスブックアカウントを作成できないので両親が子供達のスマホやタブレットにアプリをダウンロードする必要がある。アプリをダウンロードしたら、保護者のアカウントでサインイン、子供のプロフィールを作成する。保護者のアカウントがメッセンジャーキッズに紐づくことにより、友達や親戚からきたメッセンジャー申請や連絡先の管理をすることができる。メッセンジャーキッズと通常のメッセンジャーアプリは互換性があり、大人はキッズのアプリをわざわざダウンロードする必要ない。

Picture13

子供達のプライバシーを守るためフェイスブック上で見つけることはできない設定だ。もし子供達が学校のクラスメートとチャットをしたい場合、お互いの両親同士がフェイスブック上で友達であることが必要だ。この部分がこのアプリで一番面倒であり、将来的にQRコードのみを使って連絡先申請ができるようになれば良いのだが。メッセンジャーキッズのチャット情報は通常のメッセンジャーと同様に広告ターゲットに使われず、アプリ内での購入等もない。

Picture14

フェイスブック社はフィジットスピナーや恐竜のARマスク、クレヨン調のステッカーなど子供向けのツールを専門チームを雇い開発した。Marcus氏は、「ARを使ったビデオ電話は楽しいものになるだろう。5分〜10分、7歳の子供と話すと子供達は話すことがなくなってしまうが、セルフィーフィルターなどを使えば、お爺さんとの会話も楽しくなるはずだ。」と語る。

メッセンジャーに搭載されていた位置情報共有機能、支払い機能などはメッセンジャーキッズからは除外されている。そしてGiphyから提供されているGIF画像も制限されており、性的なワードなどは検索できない設定になっている。フェイスブック社はGiphy社に子供向けGIF画像の選定は依頼せず、自分達で選定したとのことだ。それでもアプリ内で怪しいアクティビティがあった場合、24時間サポートチームが対応する。

1点このアプリで驚かされることは、保護者が子供達のチャット内容を確認することはできないことだ。チャット内容は子供達から許可をもらいスクリーンを覗くしかない。Chung氏によれば、これがより一般的な行動パターンだと言う。1点例外は、何かしら問題のあるコンテンツがフェイスブック側に報告された場合、保護者に通知がくる設定になっている。しかしコンテンツ内容を確認することはできない。

Picture15

フェイスブック社はメッセンジャーキッズのアプリは6歳〜12歳向けだがそれより小さい子供も使うことができると発表している。また、このアプリのユーザーが13歳になったと同時に自動的にフェイスブックに移行もしなければ、メッセンジャーキッズが使用できなくなることもない。通常のフェイスブックに移行したい場合、始めからアカウントを作成しなければならない。

フェイスブック社は同アプリの開発を始める前、今から18ヶ月前から子供とその両親がどのような製品を求めているかリサーチを始めた。PTAとアプリの安全性について協働したり、戦地へ派遣されている兵士が子供達とどのように連絡を取り合うのか情報収集を行った。

Picture16

様々なリサーチからわかったことは、子供達は正しいハードウェアを所持しているが間違ったソフトウェアを使用していることだった。アメリカにいる6〜12歳の児童のうち93%はスマホまたはタブレットを使用できる環境下におり、66%が自分専用のスマホまたはタブレットを保持している。そして5人のうち3人の保護者が、13歳以下の彼らの子供がメッセージアプリ、SNSアプリ、または両方を使用しているとアンケートで回答した。しかしこれらのアプリは子供達のプライバシーを守るために開発されておらず、見知らぬ大人から一方的に連絡が可能だったり、フォローすることができてしまう。ティーンエージャーに人気のスナップチャットは小児性犯罪者がターゲットを探すために使用されていることが報告されている。そしてメッセージ自体もすぐに消滅してしまうので、このような犯罪者を特定することも難しいと警察関係者は語っている。

ほとんどのアプリの対象年齢は13歳以上だが、それより若い児童たちによる使用を止めることは非常に難しい。フェイスブックも同様であり、対象年齢以下の子供達がアカウントを作らないようさらに対応すべきだ。しかしフェイスブックに関して、保護者は使い方を理解しているケースが多い。しかしスナップチャットはデータがすぐ消えてしまうため証拠が残らず、子供達がどのような危険にさらされているか保護者が知ることは難しい。

今回のプロジェクトを率いるCheng氏は過去数年間、フェイクアカウント、暴力的コンテンツ、性的コンテンツ、テロリズム、自傷行為などのコンテンツに対応する部署に所属していたため常に「最悪のケース」を想定することができ、Cheng氏の起用は非常にスマートだ。フェイスブックはメッセンジャーキッズの導入に対し安全性を第一に考え開発を行なっている。もしこのアプリが何かしらの問題を起こしたら、同社に与える損害と批判は非常に大きいだろう。

Picture17

だがそこまでしてこのアプリをリリースするのは、フェイスブック社が成熟期に達したからだろう。同社が生まれて14年経つが、同じ年に生まれた子供たちがようやく通常のフェイスブックアプリを使える年齢になる。CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は最近2児の父親となった。CPOのChris Cox氏、ハードウェア部門長のAndrew Bosworth氏も同様に父親になったばかりだ。彼らは自分たちの家族達が安心して使える製品について考え始めたのかもしれない。

「私が20代半ばの頃、死について考えたことなんて一度もありませんでした。そしてザッカーバーグ氏は子供達の未来のために何を残したいか考えている。」とMarcus氏は語る。そして同社は現在、年齢に関わらず使えるSNSを作り上げようとしているのだ。

フェイスブック、メインのアプリにはもうスペースがないため、Messengerにも広告を展開

【出典】 2017/7/11

http://adage.com/article/digital/facebook-messenger-start-showing-ads-u-s-homescreens/309710/

名称未設定

フェイスブックはMessengerでも広告を展開できるようにした。

毎月12億人のユーザーが頻繁に利用するメッセージングアプリであるFacebook Messengerのホームタブに広告が出るようになるのだ。アメリカ国外では、すでにホームタブに表示される広告メッセージのテストが行われており、今後はアメリカでもスタートすることを火曜日に発表した。

Messengerは、メインのフェイスブックアプリとInstagramと共に、中心となる3つのアプリの1つである。フェイスブックは、新しい広告スポットの開拓に目を向けていて、フェイスブックのNews FeedやInstagram はすでに飽和状態である中、Messengerにはまだ広告が載っていないことに気づいたようだ。

フェイスブックの難しいところは、広告スペースの必要性とユーザーが不快にならないようにバランスを保つことであると言えるだろう。 幸いなことに、フェイスブックをよく利用する世代は、広告が多く登場することに慣れている。

「フェイスブックはネイティブ広告がかなり得意であると言えるでしょう」とコンテンツマーケティングのディレクターであり22squaredと提携しているChris Tuff氏は述べる。 「広告を掲載するということは、ユーザーにとって実際よりもはるかに厄介なことだと思いますが、フェイスブックも急に変更してユーザーエクスペリエンスを壊すようなことはしないでしょう」と。

フェイスブックは、2013年にInstagramのフィードを利用し、Michael KorsやBen and Jerry’sのコマーシャルをテストで流した。フェイスブックが2012年に10億ドルで買収したInstagramを広告が壊してしまうというユーザーからの批判が高まった。

Messengerの広告は、フェイスブックとInstagramのキャンペーンの拡張機能として表示されるだけで、動画広告やメッセージがくることはなく、表示されるブランドもフェイスブックに出てくる投稿から選択できる。

主にニュースフィードに出てくるような形式と一緒で、一枚の写真だったり、数枚の写真をスワイプして見ることができるよう表示される。

現在は、Messengerに動画広告は載せないとしているが、MessengerのプロダクトマネージャーであるTed Helwick氏によると、数ヶ月後に改善していく段階で内容も変わっていく可能性があるという。

フェイスブックは、今年の初めからタイとオーストラリアでMessenger広告のテストを行っており、その反応等を検討したいと考えているようだ。

来月には世界的にMessenger広告をスタートさせ、徐々に全てのユーザーの元に表示されるようになるようだ。

広告は、アプリのホーム画面でオンライン中の友達が表示されるところに現れる。

フェイスブックのMessengerは、特に若者の間で人気のあるSnapchatやKik、WeChat、Lineなどのメッセージアプリと競争するサービスである。

フェイスブックは利用可能な広告スペースを全て利用していて 、News Feed上に広告を載せられる場所がない状態になった。今年半ば、同社はこのことが企業の成長を揺るがす可能性があると投資家に語った上で、新しいMessenger広告を開始する事を発表している。

「Messenger広告は、大幅な広告スペースの開拓に繋がり、フェイスブックキャンペーンを通してブランド規模拡大にも繋がります。重要なのは、ユーザーエクスペリエンスを阻害することではなく、広告を常に適切なものにしておくことなのです」と、デジタルメディアを通してブランドの宣伝をサポートするデータとテクノロジー企業4CでCEOを務めるLance Neuhauser氏は述べる。

フェイスブック、Messengerプラットフォームにおいてブランドとデベロッパーに向けて二つのリソースを提供開始

おすすめ機能とデベロッパーのディレクトリー

【出典】2017/6/29

http://www.adweek.com/digital/facebook-messenger-platform-feature-recommendations-directory-platform-development-providers/

名称未設定

フェイスブックは、Messengerプラットフォームを利用するデベロッパーとブランドを盛り上げるような発表を、木曜日に行った。

まず、同ソーシャルネットワークは、ボットが自らを改善するために使用していたおすすめ機能をローンチしたと発表した。フェイスブックはブログで以下のようにコメントしている:

このおすすめ機能は、デベロッパーに明確で行動に移しやすいフィードバックをシェアできるようにするために特化されたチェックリストです。この新たなリソースは、ボットがどのプラットフォームツールを使っているかを提示し、エコシステム内で観測された最も素晴らしい手段に基づいて追加ツールや追加機能を進めてくれるのです。一度ある一定以上の人がボットを使うと、おすすめリストをメールで通知してくれるようになります。

核となる機能 — 体験自体や体験に予想を設定することに必要不可欠なツール

追加機能 — ボットの性能を拡張させることのできるツール

名称未設定

フェイスブックはまた、Messenger上で何かを開発した経験を持つデベロッパー同士を繋げるために、デベロッパーディレクトリーのリリースも発表した。

このデベロッパーディレクトリーは、Messenger上で何かを開発した経験を持つ人々を繋げるリソースです。こうしたデベロッパーは一対一のメッセージから自動メッセージまでサービスやソリューションを提供します。このディレクトリーを活用すれば、世界中のデベロッパーとMessenger上で協業することができ、多くのビジネスを成功に導くことができます。我々は、今後もディレクトリーの性能を向上させていきます。リストアップされて要るデベロッパーは全員、人々とビジネスの間で繰り広げられるMessenger Platformのポリシーに準じた会話を経験しています。

名称未設定

Facebook Messenger、Instant Gamesをグローバル展開

【出典】2017/5/2

https://techcrunch.com/2017/05/02/messenger-games/

Untitled

フェイスブックは、HTML5を採用することで、Instant GamesをアプリストアからダウンロードすることなくFacebook Messenger内でプレイできるようになった。Instant Gamesは現在、「Pac-Man」から「8 Ball Pool」まで世界中で50タイトルがプレイ可能である。

また、フェイスブックは今月の初めに行われたF8カンファレンスで、2つの新機能を発表した。これにより、開発者はEverWingがしているようなプレーヤーと新たなレベルで会話できるゲームボットを開発することができるようになった。

Instant Gamesは、スコアボードを使ったシングルプレーヤー用ゲームの代わりに、ターンバイターン(ナビゲーションシステムの一つ)を採用したゲームをサポートしている。これは、ユーザーからのリクエストが最も多かった機能である。このナビゲーションシステムを採用した最初のゲームに、「Zynga’s Words With Friends」があるが、これはメッセージアプリを介して常に会話を楽しむことができる機能が実装されている。人気ゲームを管理するMessengerの Gamesタブは、未だテスト段階である。

Untitled

Instant Gamesによって始まる会話もあるだろう。友達からの返信を待っている間に時間を潰すものができたと感じる人もいるかもしれない。従来のアプリストアには無価値なアプリも多数存在し、ユーザーがアプリをダウンロードしたいという気持ちを阻害しているようにも感じられるが、Instant GamesはユーザーがMessengerに費やす時間を増やすだけでなく、フェイスブック全体にも影響を与えるかもしれない。フェイスブックはF8カンファレンスで、Instant Gamesがここ90日間で15億回プレイされていると発表した。

今のところ、広告やゲーム内課金といった機能は存在せず、フェイスブックも開発者もこのInstant Gamesプラットフォームから利益を上げているわけではないようだ。「The LEGO Batman Movie’s Bat Climb」のようなブランデッドゲームは、他のマーケットにも影響を与えるかもしれない。しかし、2009年前後にフェイスブックはデスクトップゲームプラットフォーム周りのビジネスと開発者用のエコシステムを構築した。そして、デスクトップからの収入が低下傾向を示し始め、Messengerユーザーが12億人に膨れ上がった今が、新たなゲームプラットフォームをローンチする良い機会なのかもしれない。

Untitled

Untitled

我々はMessenger内でローンチされている全てのゲームのレビューを行ったが、ベスト3は「Endless Lake」と「Wordalot」、「Space Invaders」だった。我々がこの調査を行なってからも、「Basketball FRVR」や「Bingo」、「Solitaire」といった数多くのゲームが追加されている。

フェイスブックはiOSとアンドロイド向けのアプリをHTML5ベースで開発していたが、起動が遅く反応が重い等不評だった。しかし、HTML5が改善され、開発者もここ数年間でノウハウを研究したことにより、アプリのダウンロードを必要とせずに速いフレームレートと鮮明なグラフィックスを実現できるようになったのだ。

フェイスブックは最近、数年間のブランクを経て、ゲームの新たなサーフェスを開発した。Messenger以外にも、フェイスブックはデスクトップ型ゲームプラットフォームGameroom(よりカジュアルでソーシャルなSteamのようなもの)を昨年ローンチしている。新たな拡張現実Facebook Camera Effects Platformも、現実の世界にあるオブジェクトと干渉しながらプレイできるARゲームをサポートしている。

しかし、デスクトップ型プラットフォームをローンチした時の教訓として「すでによく利用されているプラットフォームを使う方が成功する」ということが挙げられるが、2017年にスマートフォン中心の生活を送っている人が多い中、Messengerを活用するというのは賢明な選択なのかもしれない。