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「新しい冷戦」からのブレイキングニュース:「武器」としても機能するFacebook広告

【出典】9/25/2017
http://adage.com/article/digitalnext/breaking-news-facebook-ads-work/310597/

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Facebookは、ロシアに(とりわけ)政治的な広告を売っていることについて疑われている 。フェイクカウントを作ることを許容し、その「フェイク」プロフィールによって投稿されたコンテンツを適切に監視していない。待ってほしい。それはなんでだろうか。

 フェイスブック超大国

「頭の良い人たちはいかに私たちに広告をクリックさせる最善の方法を見つけ出すことに忙しい 」というような格言は、客観的には真実だ。 あなたは、一部のFaceboook社で働く世界で最もスマートな人々の存在を知っているだろう。

実際に、 Facebook上で起こっていることは、人間が扱うに はあまりにも多い。そのため、Faceboook社は高度な学習機械やAIシステムを設計し 、ユーザーをサイトに留まらせ、スクロール、およびクリックをし続けるようにしている。

あなたが何かをLike、もしくは クリックすると、Facebookのアルゴリズムは、あなたに、もっと同じことをさせるように学んでいく 。

それはFacebookの重要なミッションである。 あなたがFacebookのコンテンツに引き込まれれば引き込まれるほど、Faceboook社の利益を上げる何かしらの行動につながる可能性が高くなるのだ。

 21世紀の冷戦

ロシアとアメリカは、第二次世界大戦終結以降、冷戦を繰り広げてきた。 情報戦(プロパガンダ)は、もはや新しいものではないが、武器化した ソーシャルメディアについては、相対的に話されていて、一般の人々はその可能性を理解し始めています。

「NASAの技術者が、無重力で動作するペンを開発するために何百万ドルも費やしている」というような、疑わしい話がある。 その問題に対し、ロシアのエンジニアは、宇宙飛行士に鉛筆を贈った、という話も。

この話は真実ではないが、 多義的である。 技術的にFacebookをハッキングするのは非常に難しいが、Facebookや他のソーシャルメディアのプラットフォームを使って、目的の宣伝活動 をし、ソーシャルエンジニアリングをすることは、鉛筆を使うのと同じくらい簡単なのだ。

この種のソーシャルエンジニアリングには別の名前がある。それが、「広告」である。

 広告が効果的に機能するか、しないのか

デパートや広告業界の先駆者であるJohn Wanamaker氏は、「私が広告に費やすお金の半分は無駄である。問題は、どっちの半分が無駄であるかがわからないこと 」と、よく知られているように話した。 彼は1870年代後半にそう言った時、これは絶対的な真実だった。 しかし今日では、それは真実ではなくなっている 。

今日、マーテック(マーケティング技術)は、従来の広告に代わり、ターゲットオーディエンスにメッセージを伝える最良の方法となっている。

(これは異説だといくらかの非難を浴びそうだが、数字は嘘をつかない。)

ほとんどのケースで、キャンペーンの結果を正確に測定することができる。 そして、あなたが 推測している通り、GoogleとFacebookは有料でターゲットにメッッセージを伝えることができる2つの主要なプロバイダである。

社会的に作られたソーシャルメディアという武器

あなたが選挙に影響を与えるために必要な事はすべてオンラインで可能である 。 その方法に関しては、次のステップを参照:

1.ターゲットオーディエンスの人口構成を理解する。

2.的を絞ったコンテンツを制作し、ブログやウェブサイトに投稿する。

3. 的を絞ったメッセージ(IAB標準のデジタル広告ユニットや、Googleの基本のキーフレーズのコピーなど)の設計。メッセージが正しく伝わるまで、 テスト、失敗、学習をする。

 4.プロパガンダを広めるために使用する、膨大な数のソーシャルメディアアカウントを作成する。

5.あなたが作成、または購入した数百または数千の「偽の」ソーシャルメディアアカウントからプロパガンダを投稿するように、いくつかのボットをプログラムする(ご存知の通り、これらを行う事で生計を立てる会社がある)。

6.ジオターゲティングされたメッセージングキャンペーンを設計し、購入する。

7.あなたが購入したデジタルプラットフォームが提供する分析の元、結果を評価する。

8.テスト、失敗、学ぶ。メッセージ内容を改訂しながら、順次、デジタルメディアの予算を調整する。

9.ステップ2に戻り、目的の結果が得られるまで繰り返す。

これはデジタルメディアのバイイングkoukokuk  と同じくらい簡単だ。あなたが良い仕事をしているとすれば、誰かが、あなたやあなたのコンテンツが本物か偽物であるかを知る方法は、一つしかない。その方法とは、何が起きているかを分析するために多くのリソースを割いているという事である。

コンテンツに同意するかしないかは簡単に分かるが、実際の人々がコンテンツの共有、コメント、投稿をし始めると、それがどこから来たのか、またそれが本物か偽物であるのかを判断するのは、非常に難しい事である。

Googleも同じ事が言える。 最適化されたエンジンのコンテンツを正しく 検索すれば、本物か偽物かは、簡単に検索され見つけられる 。 試してみて欲しい。

あなたの候補者について論争の的になるキーフレーズで高度な検索を行い、日付を選挙前に制限する。(検索したい言葉を入力した後、[設定]> [高度な検索]をクリックして、検索パラメータを設定する。)好ましくない情報のほとんどは既に削除されているが、あなたは引き続き、より詳細で、議論されるべき問題の個人的な見解を得ることができる。

Facebook対策に乗り出したが・・・

私は、Facebookが表面的に問題があるコンテンツや、悪意のある当事者を止めるツールを作ることができない、ということを示唆したいのではない、ただ、 Facebookが好ましくないコンテンツを100%見つけ出すことができると考えるのは、考えが甘いのではないだろうか。

FacebookやGoogleは、比較的規制されていない、機械による民営のオークションによって、 メッセージングを行う機会を売って生計を立てている。正当な広告主(それはあなたが判断することだが)は、ソフトウェアを使用して目標のパラメータを設定し、予算が巨額であるか、アカウントにフラグが立てられていない限り、機械はメディアの購入を許可し広告主のクレジットカードに請求する。

好ましくないコンテンツが正確にどんな風に見えるかと言う点において同意が得られたと想定すると、これはあなたが思っているよりも難しいのだが)、ほとんどの有料広告は自動化されたプロセスの中で、見過ごされる。シニカルな視点から、 Facebookや、googleのような企業は、法律の目を逃れることに重きを置いている。世論は関係ない。 GoogleやFacebookは唯一無二なのだ。

何か本物で何が偽物かの判断は、それほど簡単ではない。

私が思うに、アメリカ連邦議会が、従来のメディアを規制したように、 デジタルプラットフォーム上の政治的な広告を厳重に規制しようとしている。また、政治戦略家やキャンペーンマネージャーが武器化したソーシャルメディアに精通し、さらにそれを使い始めると考えている。

私たちは居心地の良い場所から抜け出し、反対の意見に耳を傾け始めることが必要だ。そして最も重要なのは、その情報源に疑問を投げかけ始めることだろう。

本当に必要なのは、私たち(あなたと私)が批評力のある読者であり、視聴者になる必要があるということだ。私たちには「偽のニュース」を公にする 力がある。私たちは、私たちが伝えたいメッセージを伝播するためにソーシャルメディアを使用する力があるのだ。

そう、ここに、ブレイキングニュースがあるのだ 。広告が機能することにより、ソーシャルメディアを通じたメッセージングは​​ 新しい冷戦の武器となるのだ。

フェイスブック、ミッドロール動画広告枠を購入する際に広告主に対しより柔軟に対応

【出典】2017/8/17
http://www.adweek.com/digital/facebook-is-giving-publishers-more-flexibility-when-buying-mid-roll-video-ads/

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フェイスブックは、ミッドロール動画広告枠の購入方法をより広告主が管理できるシステムを導入した。

同SNSは本日、Facebook Audience Networkで動画広告を動画内に挿入するミッドロール動画広告を流すか、全てのフォーマットから広告を購入するかの2つの方法からマーケターが選ぶことができるようにすると発表した。フェイスブックによると全ての広告フォーマットを少しずつ購入しなければならないという条件ではなく、それぞれの予算に見合った広告展開ができるように料金体系を変えてほしいとの要望が広告主達から寄せられていたと述べた。

このニュースはフェイスブックがWatchというプラットフォーム内で出版社やクリエイターがオリジナル番組を配信できる新たな動画タブをリリースしたことに端を発している。Watchは、ユーザーが動画を視聴する時間を増加させる可能性を秘めており、これにより広告主がフェイスブックに費やす広告費が増えるかもしれない。

「こうした動きに踏み切ったのには、大きく分けて2つの理由があります」とフェイスブックでプロダクトマーケティングマネージャーを務めるKate Orseth氏はこう述べる。「まず一つ目は、広告主からずっとこうした要望があったからです。そして、それと同時に消費者の行動にもこうした動きが見られるようになったからです」と。

広告主がミッドロール広告を展開できるようになったのは今年の始めからであるが、Orseth氏は広告費に合わせて広告パッケージを分けることができるようになったと述べている(このアップデートは動画広告のみに適用される)。

ミッドロール動画広告は、フェイスブックユーザーにもよく視聴されており、70%以上のユーザーが15秒以上を視聴しており、さらにこのほとんどの場合が音声ありで視聴されているというのだ。Condé NastやHearst、Quartzといった出版社が利用するWatchのデビューにより、フェイスブックは番組中に出版社やクリエイターが広告を流すことができるようになると述べる。Orseth氏は、このビジネスモデルはフェイスブックの他のサービスと同じようになり、広告からの収益の55%を出版社やクリエイターに渡すという、フェイスブック内の「業界基準」を守ると述べる。

ただ、いくらフェイスブックが出版社やクリエイター達と成功を分かち合っているといえど、この収益バランスについて非難する人もいるようだ。というのも、4月にシリコンバレーで行われたフェイスブックのF8カンファレンスで、フェイスブックは秘密裏に出版社とのミーティングの場を設けたのだ。

フェイスブック全体で広告からの収益を折半していることに対する疑念の声があがる中、Orseth氏は同社が実際にコンテンツを制作している出版社やクリエイターの声を聞くという姿勢を崩さないと述べた。

「我々は、出版社やクリエイターの意見を常に聞く姿勢をとり、フェイスブック上にあげられたコンテンツから得られる収益率をどのように高められるかを検討しています」と彼女は述べる。「我々は、広告主がフェイスブックに広告を掲載する価値を見出すサポートをしながら、彼らの意見にも耳を傾けようと努力しています」と。

フェイスブック、「うっかりクリック」は広告として課金しない方針を発表

【出典】2017/8/8
https://techcrunch.com/2017/08/08/facebook-unintentional-clicks/

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フェイスブックはAudience Networkでユーザーが「うっかりクリックした広告」に対し広告料金を課金しないこととした。

われわれは別のページを開こうとしてタップしたりスクロールしたりスワイプしたりする拍子にうっかり広告を開いてしまうことがある(私の場合、意図して開くというよりこうして偶然に開いた広告の方が多いと思う)。

そこでプロダクト・マーケティング担当マネージャーのBrett Vogelは「フェイスブックはAudience Network(フェイスブックが自社以外のアプリに広告を配信するサービス)において意図しない広告クリックについては広告主に課金せず、広告メトリックスからも除外する」と発表した。

フェイスブックではユーザーが広告を開いてから2秒以下で閉じたり遷移したりした場合は「意図しない動作」とみなすことにした。ともあれ、ユーザーが広告を開いて2秒以下で戻ってしまったのではその広告が気に入られなかったことは確かだ。

Vogelは2秒以下という時間に関して「とりあえずこれでスタートするが必要があれば調整する」としている。

フェイスブックからの広告配信を受けて掲載しているサイトの運営者は収入の減少を心配するかもしれないが、Vogelは「大多数のサイトでは意図的でないクリックの数は少ないためほとんど影響を受けないはず」としている。Vogelはこの変更はエコシステムの改善を目的としているとして、「非意図的な広告クリックに頼るようなサイト運営は長期的にみて不健全だ」と付け加えた。

フェイスブックではこれに加えて新しい広告メトリックスを導入している。

 

 

 

マーケターがフェイスブックとネイティブ広告について知っておかなければならないこと

ブランドはフェイスブックのネイティブ広告やコンテンツと電話を連携させることができる

【出典】2017/7/19

http://www.adweek.com/digital/nancy-lim-callrail-guest-post-facebook-native-advertising/

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フェイスブックのオーナー達は、SNSから収益をあげている(現に共同設立者とCEOのMark Zuckerberg氏は今年の初めたった2週間足らずで50億ドルも純資産を増やしている)が、これらの利益は企業から得られる広告収入である。

フェイスブックが持つプラットフォームを考えると、このビジネスと消費者に莫大なスペースを提供しているチャネルを無視することは不可能であると言えるだろう。

ブランドにとってのチャレンジは、フェイスブックが彼らにとって適しているかということではなく、現在のオムニチャネルという環境の中でフェイスブックや他のプラットフォームをどのように活用し、その効果をどのように測定できるようにするかということである。

ありがたいことに、新興するテクノロジーがこのプロセス、特に電話とデスクトップ、モバイル端末のトラッキングを簡単にしている。

スマートフォンを介した仕事の電話は増加の一途を辿っており、1年間でこうした電話が2014年から2019年までに57億本から364億本になるとされている。これは、SNS上でのネイティブ広告のおかげであり、現に仕事の電話に最も繋がりにくかったSNS上のネイティブ広告が、検索広告や従来の画面広告、ランディングページの広告といった他の人気広告よりも高い500%という成長率を誇っているのだ。

通話時間が増加し、その通話を簡単にトラッキングできるテクノロジーが開発された今、マーケターにとってこのチャンスを逃す手はないだろう。同じように、フェイスブックのデイリーユーザーがモバイル端末からSNSにアクセスしている今、ブランドは簡単にフェイスブくのネイティブ広告やコンテンツを電話と連携させることで、オーディエンスとより深いところで繋がることができるようになり、牽いては売り上げに繋げることができるのだ。

 モバイル端末第一のネイディブ広告戦略の開発

フェイスブック広告の中には、デスクトップ画面でFacebook News Feedの脇に表示されるようなものもあるが、マーケターはネイティブ広告からできるだけ高い価値を得るためにモバイル端末を適切なものにすることを優先して考えている。

企業がフェイスブック上のネイティブ広告を改善する方法はたくさん存在する。

広告のA/Bテスト(インターネットマーケティングで行われる、施策判断のための試験)は、いい手段だろう。例えば、マーケターはユーザーが何を好んでいるかを判断するために、ボタンや広告のコピー、色等、様々な要素を試すことができるのだ。

次に、フィード内のフェイスブック広告は自然でネイティブ広告に見えるコンテンツのテストスペースとしては最適だろう。フェイスブックのユーザーベースが多岐にわたっているおかげで、企業は世界中のユーザーから得られるフィードバックから広告を改善することができるのだ。ネイティブコンテンツが従来のデジタル広告の代わりとして誕生した今のご時世において、広告のパフォーマンス向上はどんなマーケターにとっても念頭におかなければならない重要なポイントであると言える。

また、企業はフェイスブックで電話中心の広告活動を制作することができ、電話が企業とコミュニケーションを図る上で最善の手段であることを明確にすることができる。

マーケターには、フェイスブック上で行動喚起を促すためのネイティブ広告をするにあたって二つの選択肢がある。選択肢の一つ目は、「今すぐ電話」ボタンでフェイスブックから直接企業に電話することができるシンプルかつ直感的な方法で、二つ目はランディングページにジャンプさせることで、フェイスブックというプラットフォームから企業のウェブサイトに誘導するというやり方である。

この二つの手段は大きく異なるが、どちらもモバイルユーザーに対して行う施策であることには違いない。マーケターはクリックすると電話番号を発信するボタンや機能を使って、電話の発信をよりユーザーにわかりやすくすることができる。

次に、企業は電話中心の行動喚起をする広告をフェイスブックの多岐にわたるターゲット層を用いてそれぞれのユーザーに向けてカスタマイズすることができる。

例えば、フェイスブックでは位置情報や端末の使用状況、よく似たユーザー、カスタムユーザーといった情報からマーケターがターゲットを決定することができる。こうした情報を用いることで、電話による行動喚起を行おうとするユーザー一人一人に対して適した対応を取ることができるようになるのだ。

中でも、特筆すべきなのはカスタムユーザー機能である。というのも、マーケターが自身の連絡先リストやカスタマーリレーションシップマネジメントデータをアップロードすることで、理解のあるより適したターゲットを絞り込むことができるのだ。

それから、マーケターはフェイスブックの広告やランディングページ上で通話トラッキングテクノロジーを使うことで、各広告から発信された回数、牽いてはその広告の価値を測ることができる。これにより、マーケターは現実のユーザーからフィードバックを受けることができ、キャンペーンに対するより詳細な分析が可能となるのだ。

最後に、マーケターはアナリティクスソフトウェアを使うことで、ユーザーをより深く理解することができる。電話を発信する前にユーザーがどの広告をクリックしたかを見ることで、何を目的に電話してきているかを分析することができ、より通話内容を充実したものにすることができるのだ。

前進:フェイスブックとその周りにある環境

オムニチャンネルによって、トラッキングシステムは個々のユーザー体験をより一貫性があり、シームレスなものにすることができる。

フェイスブックは、ユーザーが以前どんなコンテンツや広告を閲覧しているのかによって個人に適した仕様に変化する、強力な検索エンジンである。さらに、通話トラッキングソフトウェアによって、マーケターはユーザーが例えばGoogleで企業のウェブサイトを閲覧し、フェイスブック広告から電話してきているといった、消費者が電話してくるまでのプロセスを知ることができるのだ。

SNSをどのように活用していいのか戸惑っている企業も存在するが、こうしたシステムに適用でき、近代的な広告を展開できることこそが、21世紀のマーケティングであると言えるだろう。

例えば、深夜番組を最近深夜に見る人はいないが、「James Cordon’s Carpool karaoke」や「Jimmy Fallon’s Wheel of Musical Impressions」といったセグメントは未だに何百万人も視聴しており、番組側もより大勢の視聴者がいるオンラインの分野にコンテンツを提供するようにシフトしつつある。

多少の検討は必要かもしれないが、どのような企業であろうとフェイスブックの広告ネットワークを効果的に活用することは可能である。特に、ネイティブ広告戦略と電話による行動喚起を活用できない企業はないといっても過言ではないだろう。マーケターは、一刻も早くこれに対応できるようになるべきである。

フェイスブック、メインのアプリにはもうスペースがないため、Messengerにも広告を展開

【出典】 2017/7/11

http://adage.com/article/digital/facebook-messenger-start-showing-ads-u-s-homescreens/309710/

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フェイスブックはMessengerでも広告を展開できるようにした。

毎月12億人のユーザーが頻繁に利用するメッセージングアプリであるFacebook Messengerのホームタブに広告が出るようになるのだ。アメリカ国外では、すでにホームタブに表示される広告メッセージのテストが行われており、今後はアメリカでもスタートすることを火曜日に発表した。

Messengerは、メインのフェイスブックアプリとInstagramと共に、中心となる3つのアプリの1つである。フェイスブックは、新しい広告スポットの開拓に目を向けていて、フェイスブックのNews FeedやInstagram はすでに飽和状態である中、Messengerにはまだ広告が載っていないことに気づいたようだ。

フェイスブックの難しいところは、広告スペースの必要性とユーザーが不快にならないようにバランスを保つことであると言えるだろう。 幸いなことに、フェイスブックをよく利用する世代は、広告が多く登場することに慣れている。

「フェイスブックはネイティブ広告がかなり得意であると言えるでしょう」とコンテンツマーケティングのディレクターであり22squaredと提携しているChris Tuff氏は述べる。 「広告を掲載するということは、ユーザーにとって実際よりもはるかに厄介なことだと思いますが、フェイスブックも急に変更してユーザーエクスペリエンスを壊すようなことはしないでしょう」と。

フェイスブックは、2013年にInstagramのフィードを利用し、Michael KorsやBen and Jerry’sのコマーシャルをテストで流した。フェイスブックが2012年に10億ドルで買収したInstagramを広告が壊してしまうというユーザーからの批判が高まった。

Messengerの広告は、フェイスブックとInstagramのキャンペーンの拡張機能として表示されるだけで、動画広告やメッセージがくることはなく、表示されるブランドもフェイスブックに出てくる投稿から選択できる。

主にニュースフィードに出てくるような形式と一緒で、一枚の写真だったり、数枚の写真をスワイプして見ることができるよう表示される。

現在は、Messengerに動画広告は載せないとしているが、MessengerのプロダクトマネージャーであるTed Helwick氏によると、数ヶ月後に改善していく段階で内容も変わっていく可能性があるという。

フェイスブックは、今年の初めからタイとオーストラリアでMessenger広告のテストを行っており、その反応等を検討したいと考えているようだ。

来月には世界的にMessenger広告をスタートさせ、徐々に全てのユーザーの元に表示されるようになるようだ。

広告は、アプリのホーム画面でオンライン中の友達が表示されるところに現れる。

フェイスブックのMessengerは、特に若者の間で人気のあるSnapchatやKik、WeChat、Lineなどのメッセージアプリと競争するサービスである。

フェイスブックは利用可能な広告スペースを全て利用していて 、News Feed上に広告を載せられる場所がない状態になった。今年半ば、同社はこのことが企業の成長を揺るがす可能性があると投資家に語った上で、新しいMessenger広告を開始する事を発表している。

「Messenger広告は、大幅な広告スペースの開拓に繋がり、フェイスブックキャンペーンを通してブランド規模拡大にも繋がります。重要なのは、ユーザーエクスペリエンスを阻害することではなく、広告を常に適切なものにしておくことなのです」と、デジタルメディアを通してブランドの宣伝をサポートするデータとテクノロジー企業4CでCEOを務めるLance Neuhauser氏は述べる。

BBDOとR/GA、フェイスブックで人気の高い代理店の中でもトップに

【出典】2017/6/15

http://adage.com/article/digital/ad-campaigns-won-top-honors-facebook/309409/

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代理店がフェイスブックの広告アワードを獲得したい場合、プラットフォームで最新のフォーマットと技術を使用することは必須であろう。結局のところ、こうした代理店は、フェイスブックやInstagramの広告ユニットを使い、これらのプラットフォームのイノベーションを讃えることで、マーケティング担当者が達成できるものを紹介しようとしているに過ぎないのだ。

木曜日明らかになったFacebook Awardsの受賞キャンペーンは、Instagram Storiesの縦型動画のような技術革新を採用し、360度ライブ動画を採用していた。また、ある受賞キャンペーンでは、Facebook Messengerを通じてブラジルの10代とアルコール依存症について話すためにチャットボットが開発されていた。Bacardi USAに至っては、Instagram Storiesを使ってDJ体験を作り出していた。

フェイスブックのクリエイティブ部門でグローバルクリエイティブディレクターを務めるAndrew Keller氏は「創造的な空間が生まれてきたのは、この1年です。広告主は、様々な方法でストーリーを語る実験をしています」と述べる。

このアワードは、来週Cannes Lions International Festival of Creativity(カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル)で認知されるであろう創造性に富んだ作品の予想となるだろう。フェイスブックは、このフランスでのイベントに合わせて賞を授与している。同じ代理店やブランドが、この両方で受賞するというのも珍しい話ではない。

今年は、フェイスブックが賞のカテゴリーと受賞者の選択肢を入れ替えた。唯一最高の栄誉を授与される代理店またはブランドの代わりに、5つのカテゴリーで5つの受賞者が選出されたのだ。絵文字のリアクションに基づいた「laugh」「love」「cry」「wow」「act」というカテゴリーも新しいものであった。代理店とブランドは、自分のキャンペーンに合ったと思われるカテゴリーに応募することができる。

各部門の受賞者として認められた団体とそのプロジェクトは次のとおりである:

Actカテゴリー

これは、問題や社会正義を取り上げたキャンペーンのカテゴリーである。例えば、J. Walter ThompsonのAlcoholics Anonymousのキャンペーンは、ブラジルで10代の飲酒に取り組んでおり、アルコール依存症について興味がある人と会話するためのMessengerチャットボットを作成するというものだった。もう一つ注目すべきキャンペーンを挙げるとするならば、オーストラリアのSnickersの代理店Clemenger BBDOが昨年行った「Hungerithm」だろう。これは、オンライン精神分析を通じて、一般的な気分を測定するというものである。以下が、このカテゴリーに該当する作品である:

– 「Anonymous Friend」 by J. Walter Thompson for Alcoholics Anonymous

– 「Careculator」 by R/GA for jet.com

– 「Hungerithm」 by Clemenger BBDO for Snickers

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– 「MashiMachine」 by Leo Burnett Mexico for 4pelagatos

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– 「Your Name Saves」 by Leo Burnett for Donate Life America

Cryカテゴリー

このカテゴリーは、感動的な作品を集めたものである。フェイスブックでは、ほとんど欠けていないものであると言えるかもしれない。Amnesty Internationalは、創造性に富んだ新しいタイプの動画フォーマットとして、Facebook Liveを使った「iWelcome」キャンペーンが挙げられる。これは、難民と彼らの新たな居住国についてストリーミング配信したものである。また、BBDO New YorkによるSandy Hook Promisの「Evan」は、学校での銃撃に警告を発するという強いメッセージ性を持つ動画だった。以下が、このカテゴリーに該当する作品である:

– 「IWelcome-Live」 by DDB & Tribal for Amnesty International

– 「Evan」 by BBDO New York for Sandy Hook Promise
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– 「The DNA Journey」 by &Co. for Momondo

Loveカテゴリー

これは、人々の琴線にふれる広告カテゴリーである。デンマークのTV2のスポット「All That We Share」は、表面的な違いを持つ人々に実際にどのくらいの共通点があるかを示している。また、バーチャルリアリティを採用したSamsung AustraliaのLeo Burnett広告は、ビーチセーフティーアプリをプロモーションする360度動画であった。以下が、このカテゴリーに該当する作品である:

– 「All That We Share」 by &Co. for TV 2 Danmark

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– 「Playstation Search for Greatness」 by BBH New York for Sony

– 「Pocket Patrol」 by Leo Burnett for Samsung Australia

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– 「We Are Here」 by Airbnb

Laughカテゴリー

ユーモアのカテゴリーでは、Tomcat Rodent Controlが人形のような星が詰まったネズミに焦点を当てたFacebook Live番組を実施し、注目を集めた。注目を浴びた別のキャンペーンとしては、古典文学をクリックベイトのタイトルに変えた「Litbaits」が挙げられる。以下が、このカテゴリーに該当する作品である:

– 「Litbaits」 by Dieste for The Wild Detectives

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– 「Little Caesars Facebook Surprises」 by Barton F. Graf for Little Caesars

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– 「Shoes: Impossible」 by TBWA Korea for ABC-MART Korea

– 「Spanish Lessons」 by Alma DDB for Netflix

Wowカテゴリー

これは、フェイスブックのフォーマットを革新的で驚くべき用途で用いているキャンペーンを讃えるためのカテゴリーである。例えば、シドニーオペラハウスはInstagramの象徴的な建物の写真を撮った人々に対し、そうした建物の中では様々なことが行われていることを示した 「#comeonin」を訴えた。また、アメリカの 「Mr. Robot」は、Facebook Liveを使って、この番組の中核部分であるハッキングというテーマを抱き、次のシーズンの最初のエピソードをフェイスブック上で露出させ、他のプラットフォームでも公開しているようだ。さらに、Bacardiの広告では、Instagram Storiesのインタラクティブ機能を使って、人々が動画クリップをスワイプしてDJを体験できるようにしている。以下が、このカテゴリーに該当する作品である:

– 「#comeonin」 by DDB for Sydney Opera House

– 「InstantDJ」 by BBDO New York for Bacardi

– 「Made in a Minute」 by BBDO New York for Lowe’s

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– 「Mr. Robot Season 2 Digital Launch」 by ISL for USA Network

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– 「Out of Office Travelogue」 by The Monkeys Ltd for Qantas

フェイスブック、「民族親和性」に基づいてユーザーを除外する機能を広告主に提供

【出典】2016/10/28

http://mashable.com/2016/10/28/facebook-ethnic-affinity-advertising/

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ProPublicaの報道によると、フェイスブックは「民族親和性」に基づいてユーザーを除外することができる機能を広告主に提供しているようだ。

フェイスブックを通してターゲット広告を購入している企業は、特定の民族に親和性があると判断されたユーザーを除外できるようだ。ProPublicaによって購入されフェイスブックによっ正式なものだと認められた広告のスクリーンショットでは、「アフリカ系アメリカ人(アメリカ)」と「アジア系アメリカ人(アメリカ)」、そして「ヒスパニック系(アメリカとスペイン語圏)」のカテゴリーで「民族親和性」によって除外されたユーザーを示している。

民族や性別、「その他の要因」に基づいて除外された広告は、国が定めている住宅法や労働法に違反しているとProPublicaは言及した。

公民権に精通する弁護士は、ProPublicaに対し、このような排他的な広告は「確実に違法」であると伝えた。

フェイスブックは、人種と「民族親和性」のカテゴリーは異なるものであるとコメントしている。フェイスブックユーザーがどの民族グループに入るかを選ぶ訳ではないのだ、と。

フェイスブックは、ユーザーを彼らの関心によって各カテゴリーに分けている。例えば、BETやEbonyを「いいね!」することや、スペイン語での読書、アジア系商工会議所を「いいね!」すること等でカテゴリー分けされているのだ。

フェイスブックによると、ユーザーは特定の民族に親和性のあるグループでなくても、関心によってそのカテゴリーに入る可能性があるようだ。

フェイスブックは、2014年に開催されたワールドカップ中に、アフリカ系アメリカ人向けの整髪料やスペイン産のビールのような商品で、こういった広告をヒスパニック系アメリカ人に向けて活用したと述べた。

「質の高い広告を提供することに焦点を当てており、一般的にメッセージを出すより各コミュニティに向けられたコンテンツやメッセージを出すことの方が効果的であると考えています」とフェイスブックが述べた。「多文化的な広告は、ブランドを強くするツールだと考えています。プラットフォームを悪用する広告代理店はお断りしていますし、我々のポリシーでも差別目的でターゲティングツールを利用する事を禁止しています。もし万が一、広告がこのポリシーを犯した場合は、速やかに対応しています」と。

「ターゲティング」と「人種や民族親和性の除外」は違うという意見もあるかもしれないが、ProPublicaはこういったツールを使っている広告自体が違法かもしれないと報じた。

フェイスブックは、ProPublicaが購入した広告とその使い方を調査中であると述べた。同社によると、今回問題になったのは住宅の広告でなく、住宅に関するフォーラムについてのものだったようだ。

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他の企業も、同じようなターゲティング広告を活用した事によって批判を受けている。2013年にハーバード大学のある教授は、「アフリカ系アメリカ人のような名前」と検索すると身辺調査や逮捕記録に関するGoogle広告がひっかかるという調査結果を明かした。Googleの広告アルゴリズムによって、女性より男性に向けてより収入の高い求人広告を表示していることも明らかになっている。

フェイスブック上で360度動画広告が視聴可能に

【出典】2015/11/12

http://adage.com/article/digital/360-degree-video-ads-facebook/301314/

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「360度マーケティング」は業界内で何年も噂されていたが、360度広告という発想は初めてかもしれない。

フェイスブックはAT&TやSamsung、Nestle等のブランドと共に360度動画広告をテストし始めた。フェイスブックは9月にアンドロイドアプリとデスクトップサイトでバーチャルリアリティのような動画フォーマットを発表したが、この度ソーシャルネットワークは360度動画と広告をiPhoneやiPadで視聴できるようにしようとしている。

フェイスブック上でのブランドの360度動画広告に加えて、ABC NewsやBuzzFeed、Nickelodeon等のプラットホームは全てのアングルを網羅した動画をソーシャルネットワーク上で公開しており、SamsungのGear VRバーチャルリアリティヘッドセット等で視聴可能である。

360度動画を業界ではやらせるため、フェイスブックはフェイスブックページを管理している人なら誰でも360度動画をアップロードできるような環境を整えている。これには、アップロード前にカメラがどのアングルから始まるかを設定したりすることも含まれる。また、フェイスブックはクリエイターやブランドやプラットホームが360度動画をどのように制作するかを説明したサイトを立ち上げた。

フェイスブックは、このニュースに関してインタビューを行うことを控えたが、フェイスブックのグローバルマーケティングソリューションズ部門の副主任を務めるCarolyn Everson氏は、メールでフェイスブックが「マーケティングの分野において業界を超えて様々な素晴らしいパートナーと協業できるということは喜ばしいことである」とコメントした。

Anheuser-Busch InBev

メキシコのフェイスブックユーザーをターゲットにしたCoronaの360度動画を活用した広告がA-B InBevとViceによって制作された。この広告では、プロサッカー選手がトンネルをくぐってフィールドに降り立つ風景が映し出されている。

AT&T

「#StrongCan」キャンペーンの一環で、テレコム企業AT&TとBBDOが360度動画を使った動画広告を打ち出した。これは、レーシンングカードライバーBen AlbanoがAT&Tのワイヤレスネットワークを使いながらレースに向けて練習している風景が描かれている。

Mondelez

Ritzのアメリカでのホリデーキャンペーン用にVaynerMediaとEdelman、MediaVestは360度動画広告を制作した。この広告では一つの家族がホリデーパーティを楽しむ様子を40年に向けて撮影した映像を使い、普段はカメラに映らないカメラの後ろに立っているお父さん等もこの映像でしっかり捉えた。

Nestle

Nescafeをアメリカやヨーロッパ、アフリカ、アジアに住む若い世代にフェイスブックでPRするため、NestleとPublicis ConseilはノルウェーのミュージックアーティストデュオMadconの「Don’t Worry」という曲を伝統的な楽器やコップ、家庭用品で演奏するという映像を制作した。

Samsung

キャンペーンの「#BeFearless」という名前通り、SamsungとCheil Worldwideは360度動画を活用し、ニュージーランドで一番高い建物であるオークランドのSky Towerのてっぺんで撮影を行ったプロジェクトを公開した。

Walt Disney Parks and Resorts

「夢と魔法の王国」として知られるWalt Disney Parks and Resortsは誰もが知っているが、それでもWalt Disney Worldを訪れたことがない人はいるだろう。そんな人達のためにWalt Disney Parks and Resorts とLittlestar Mediaは、アメリカとイギリス、カナダにいる人がパーク内の様子を知ることができるようにするため、グーフィーがガイドを務めるパーク探検の映像を制作した。

記事ではなくインスタント広告が、フェイスブックのモバイルの分野で次のドル箱になるだろう

【出典】2015/10/20

http://techcrunch.com/2015/10/20/instant-ads/Untitled

 

フェイスブックを閲覧中にクリック一つでフェイスブックページの外に出る方法は広告くらいしか残っていないだろう。ソーシャルネットワークはインターネットを侵食し続けているからだ。同時に、企業は広告をクリックさせる難しさをよく理解している。

本日、フェイスブックはInstant Articlesを全てのiOSユーザーにローンチし、Androidのベータ版もローンチした。しかし、ニュースサイトだけが自社コンテンツをフェイスブック内にアップしたがっているわけではない。

フェイスブックは始めにこの広告をImmersive adsと呼んでいたが、ads canvasと名前を変えた。しかし実際、この広告システムは有料のInstant Articlesに近いため、私はInstant Adsと呼ぶことにする。

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豊富なメディア、短いロード時間

本来、Instant Adsはイン・フィード フェイスブックモバイル広告で、タップすると豊富なメディアマーケティングが直ちにアプリ内に広がるような構造になっている。Instant Adsにはアニメーションやカルーセル、商品カタログ、Tilt-to-view画像などが多く登場する。しかし、データ容量の大きなこういった機能はブラウザ上でのロード時間が長過ぎるため、ロードが完了しないうちに前の画面に戻ってしまう人が多い。

内容がThe New York TimesやNational Geographicからのコンテンツではなく有料広告であると考えれば、Instant Articlesの概要が分かりやすくなるだろう。広告を開く度にローディングが遅いモバイルサイトがソーシャルメディア体験を中断するのではなく、フェイスブックはマーケターのコンテンツをプリキャッシュしているため、タップするとコンテンツが瞬時に現れる。これによって、広告がマルチメディアを使用することが可能になったのだ。

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例えば、最近見かけた広告にはファストフードチェーンのWendy’sの広告で開くとハンバーガーに関する豊富なイメージが登場するというものがある。携帯を傾けると、マヨネーズが塗ってあるバンズを見たり、タマネギとピクルスの写真をスワイプしたり、ケチャップで絵を描く人のアニメーションを視聴したりできるのだ。

話だけ聞くとおかしいかもしれないが、Wendy’sのハンバーガーを実際に持っている感覚に近い。フェイスブックの外に出る必要がないにも関わらずクオリティの高いブランド広告だと言えるだろう。Wendy’sの店を探したかったら、Instant Adの最後に表示されたリンクをクリックするとWendy’sのサイトが新しいウインドウで開かれる。このように、Instant AdsはテレビCMに近い存在であると言えるのだ。躍動感に溢れているため、見るだけで効果的なのである。

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広告がリードする場所を再定義

フェイスブックは派手にInstant Adの宣伝をしているわけではない。9月のプレスアウトレットで発表したものの、それ単体での発表ではなかった。先週、同社のショッピング機能に関する情報が少しだけブログに投稿されたが、Instant Adはこれより重要な機能であると言えるだろう。

Instant Adはフェイスブックの広告戦略の典型的な形であり、ウェブサイト上のクリックではなく、何らかのアクションや感情的なリアクションを目的としたオンラインマーケティングであると言える。

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フェイスブックには購入ボタンがあり、保存されたクレジットカードデータでイン・フィード広告の商品を購入することができる。最新広告には申請機能もついており、Salesfoceのような企業のCRMと簡単に繋がることができるのだ。

ユーザーにしてみると、パチンコ機に入っている感じに近いだろう。ユーザーがボールのように友達の写真やネイティブ動画、Instant Articlesを転々と閲覧することで、フェイスブックにはポイントがたまり続ける。アプリから抜けたら、フェイスブックの負けとなる。今回のInstant Adsは、追加されたフリッパーのように出ようとしたユーザーをアプリ内に打ち返すのだ。

これは、フェイスブック以外の他のプラットホームでお金を使わなくなることも意味する。Instant Articlesが、定額制やロイヤルティ制度を導入しているニュースやコンテンツ出版者とユーザーとの関係を脅かしているのだ。

しかしユーザーにとって、友達と話すことができ、ニュースを読んだり動画を見たりすることもできる上に、ロードに時間のかかる広告もないフェイスブックというのは理想のソーシャルネットワークであろう。

YouTubeに危険が迫る:フェイスブック、動画クリエーターと広告収入をシェアするシステムを導入

【出典】2015/7/1

http://recode.net/2015/07/01/youtube-beware-facebook-will-start-sharing-ad-revenue-with-video-creators/Untitled

 

ついに、YouTubeに競争相手が現れた。

フェイスブックは、NBAやFox Sports、Funny or Dieのような動画クリエーターと広告から得られる収益をシェアするシステムを今秋から開始するようだ。フェイスブックが動画に対して収益をシェアするのはこれが初めてであり、このシステム自体かなり透明性が高いものになっている。コンテンツをシェアしてもらう代わりに、それで得られた収益をシェアするというのだ。

この動きで最も打撃を受けるのが過去5年間に渡り動画マーケットの王座に居続けたYouTubeである。フェイスブックはその莫大なリーチでコンテンツクリエーターを魅了してきたが、今回これまでYouTubeしか行ってこなかった収益のシェアを導入したことにより、この状況は一変すると予想されている。YouTubeは現在、収益の55%がコンテンツクリエーターの手に渡り45%がプラットホームの収益として換算されている。

しかし、フェイスブックにはより多くのリーチ数という強力な武器がある。YouTubeのようにわざわざ動画を探したりページをフォローしたりする必要がなく、動画がフェイスブック上に登場するのだ。

「これがフェイスブックにより多くの動画コンテンツが投稿されるようになる一つのきっかけになると考えている」と、フェイスブックのパートナーシップ部門副主任を務めるDan Rose氏はRe/codeに対してこの新たな収益モデルについて述べた。「それが我々の狙いである」と。

しかし、このシステムはそこまで単純なわけではない。ニュースフィード上の全ての動画がこのシステムに考慮されるわけではないのだ。その代わり、おすすめ動画と呼ばれる動画に特化したニュースフィードが誕生した。例えば、スノーボードを楽しむ動画をニュースフィード上でクリックすると、おすすめ動画のページに移り似たような動画を提示してくれるのだ。

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このストリームシステムには独立した広告やオートプレイ広告等ニュースフィードで見られるような広告も導入され、ここで前述した収益のシェアシステムが導入されるのだ。

繰り返すようだが、これは単純なシステムではない。動画版ニュースフィードであるが故、3本の動画を見て1本の広告を見るという事態も起こりうる。この場合、フェイスブックは収益の55%をこの3つの動画クリエーターで分けるのだ。この分配率は動画を視聴した時間に比例する。そして、残りの45%がフェイスブックの利益となるのだ。

この新たな試みは、フェイスブックが動画の分野を最重要課題にしている証である。さらに、フェイスブックはこれまでになかったビジネスモデルを得たことになる。現在の広告ビジネスモデルは大半がプレロール広告からの利益を主軸としているが、フェイスブックはプレロール広告が存在しない。ニュースフィード内で人々を飽きさせない程度の動画広告量を保つことが、今後フェイスブックの課題となってくるだろう。

動画広告は広告において利益を生み出す最も効果的なビジネスであるにも関わらず、フェイスブックは基本的に動画広告ビジネスで利益を得ようと考えていないようだ。

おすすめ動画は、フェイスブックにとってサウンド付きのオートプレイ広告を提供できる場になっている。さらに、このビジネスモデルは大物コンテンツプロデューサーが動画をフェイスブックでシェアする際の刺激にもなっている。フェイスブックにとってみれば、新たな広告収益のモデルと動画コンテンツの増加と一石二鳥なのだ。

フェイスブックは、ここ1年半の間動画を最優先にする様々な取り組みを行ってきた。今回のアルゴリズムの改善により、より動画を見せたりニュースフィードのオートプレイでユーザーの注意を引いたりすることができるようになるのだ。結果として、フェイスブックの全動画視聴回数は4月に10億回から40億回へと跳ね上がった。

このおすすめ動画システムは未だ完全であるとは言えない。例えば、フェイスブックは広告主にどのように請求するかを決めかねている。フェイスブックは、現在のところインプレッション(視聴し始めたと同時に1回とカウントする)を採用する方法と視聴回数(再生10秒後に1回とカウントする)を採用する方法という2種類の方法で動画広告をサポートしている。

今回のおすすめ動画システムを数ヶ月試運転した後に、今後の請求方法を検討するようだ。

また、今回の試みでどれくらいの動画クリエーターが利益にあずかれるかも定かではない。Rose氏は数十名のクリエーターとパートナーを組むことから始め、徐々に増やしていく目論見である。しかし、フェイスブックから利益を得ようと考えている全てのコンテンツクリエーターがフェイスブックと正式なパートナーとならなければならないため、先行きが見えないのだ。

このおすすめ動画機能はiOSから数週間後に正式に導入され、アンドロイドやウェブでも数ヶ月の内には導入される見込みである。

おすすめ動画のフィードには関連したコンテンツを探すためのアルゴリズムを使用されている。大学の友人が投稿した動画をクリックするとその人が投稿した他の動画が表示され、ブランドやパブリッシャーが投稿した動画をクリックするとそれに類似した動画が表示されるようになる。