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ディズニー:すべてのメディアセールスとTV配給を集約

【出典】2019/07/18

https://variety.com/2019/digital/exec-shuffle-people-news/disney-justin-connolly-media-tv-channel-distribution-1203271895/

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ディズニーは長年ESPNのエグゼクティブを務めたJustin Connolly氏をメディア配給、すべてのメディアセールスをまとめる組織の監督、TVの配給業務を率いる、新しく設置された社長の座に昇進させた。Connolly氏は以前ディズニーとESPNメディアネットワークのアフィリエイトセールスとマーケティングでESPとして務めた。ニューヨークを拠点とし、今後はティズニーのD2Cと海外セグメントの会長であるKevin Mayer氏へ報告をすることになる。

この新設された役職で、Connolly氏はD2Cのストリーミングサービスに関する海外でのアプリにおける配給の取引を率いる。この中にはDisney+やESPN+、Movies Anywhereも含まれる。さらに、ホームエンターテイメントや、ブロードキャストプラットフォーム、デジタルプラットフォーム、SVOD、有料放送ネットワークにおける、映画・テレビ番組の配給に関する取引も担当している。

Connolly氏は、現在直接各地域の代表とやりとりをしているDTCIの海外コンテンツセールスチームと共に働くことになる。ディズニーによると、Connolly氏は以下のプラットフォームについて、すべてのコンテンツのセールス契約の最終承認権を担うことになる。ディズニー、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、ピクサー・アニメーション・スタジオ、マーベル・スタジオ、ルーカスフィルム、20世紀フォックス、フォックス・アニメーション、ディズニー・ネイチャー、ABCスタジオ、ABCエンターテイメント、ナショナルジオグラフィック、FXプロダクションズ、20世紀フォックステレビジョン、WABC、フリーフォーム、ディズニー・チャンネル、ディズニーXS、ディズニージュニア。

Connolly氏は引き続き北アメリカの配給、アフィリアエイト・マーケティング、さらに、ディズニーとESPNのメディアネットワークによって提供される全てのサービスのアフィリエイト関係のビジネスを管轄する。これにはディズニーやESPN、ディズニー・チャンネル、フリーフォーム、FX、FXX、ナショナルジオグラフィック、Nat Geo Wild が含まれる。

我々の持つメディア、アフィリエイト、コンテンツ、シンジケーション・セールス、配給をすべてD2Cや海外セグメントに集約することで、ウォルト・ディズニーのスタジオやメディアネットワークの持つ素晴らしいストーリーやキャラクターを届ける方法を変化させ続ける。「Justinと働くことは長年非常に光栄なことだった。そして、彼の経験がディズニーのメディアセールスと配給を率いるのにふさわしい存在にしていると信じている。彼は熟練したプロフェッショナルで、素晴らしい交渉役、そして最高のリーダーだ。」

ESPNとディズニーの20年のベテランであるConnolly氏はディズニー&ESPNのアフィリエイトセールスとマーケティングヘッドとして2015年に任命され、2017年6月にはESPNの戦略チームとビジネス開発チームの監督となった。それ以前には、Connolly氏はESPN、大学内ネットワークのSVPや、ディズニーとESPNのメディアネットワークで国内経理として務めた。

Connolly氏はもともとESPNに2003に入社し、ESPN戦略・業務監督やVP、配給戦略を含む様々な分野で活躍した。ESPN入社以前は、カリフォルニア州バーバンクにあるディズニーのファイナンス企業でチーフとして働いた。ハーバード大学で経済学士、ハーバードビジネススクールでMBAを取得している。

 

歴史的相違点を除き、『ムーラン』の予告を気に入った中国

【出典】2019/07/11

https://variety.com/2019/film/news/mulan-disney-crystal-liu-yifei-mushu-china-1203264522/

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中国のネット上ではディズニーの新しい『ムーラン』の予告が爆発的人気だが、この短い映像の中だけでもあまりに歴史的・地理的な不正確さに、なんちゃって中国的要素のマッシュアップだとして、無礼だと悲しんでいる者もいる。

SNS上では、多くの人がこの初公開された中国出身の原石Liu Yifeiが演じるタイトルロールに興奮している。「これこそが私が夢見たファ・ムーランだ!」とのコメントが、ツイッターに似たWeiboと呼ばれるプラットフォーム上のディズニーのトップページに見られた。Weiboでは、公開から2日間でハッシュタグ「ファ・ムーラン」がすでに15億回、「ムーラン予告」は12億回閲覧された。「1時間も予告を見続けていた。」と、あるユーザーは述べている。「映画が公開されたら、興行収入を爆発的なものにするつもりだ!」

この予告によって、ムーランの花嫁修業時の派手なメイクアップという、新たなミームが生まれ、人々は赤いチークと額の黄色のペイントを自分で施した写真を投稿した。

しかし、この全体的な興奮具合はシリアスな批評によって弱まってしまった。ムーランの物語は、5世紀ごろにあたる南北朝時代に北朝に生まれた女の子の民謡が原作だ。彼女の旅が始まると、境界に迫ってくる侵入者と戦うため徴兵が強制されていたことから、この時代設定と場所は物語の重要な点となる。

ディズニーの予告編ではムーランが円形の土楼に住んでいると描かれているが、これは客家の人々の住居として沿岸の南福建独特の伝統的な集合住宅だ。後に1,000年以上経過してから明王朝に広まった。「ディズニーはただ土楼が美しいからといって、ムーランをそこに住ませるほど軽率であるべきではない。彼女は福建出身ではないのだから!」と、どのようにムーランが北朝をフン族と戦わせるのか疑問に思った人が非難した。そして、以下のように付け加えた。「このムーランは電車にでも乗って軍隊に参加するのか?」

物理博士の学生は、同じような感情を動画内で述べ、急激に拡散され、2日間で800万回視聴された。「この映画はただ単に西洋の観客に取り入ろうとしているだけだ。これではまるでディズニーが、各要素は非常に中国的で東洋的だから、皆が『中国映画』だと感じられる映画にしよう、と考えたかのようだ。」

「関連性の無い東洋の要素を詰め合わせたこの完全なる混乱は、西洋ではない文化圏や観客に対して非常に無礼だ。」と、さらに付け加えた。「ハリウッドとは異なる文化的要素をわかっていないプロデューサーが問題なのではなく、アメリカ人が快適で魅力的に思えるような何かを文化を利用して創作しているところだ。」

このような批判的コメントは、中国内における「中国のディズニープリンセス」への全体的な期待値を大きく弱めることは無いようだ。中国の有名なファッションカメラマンでビジュアルアーティストのChen Manによって制作された新しいポスターは、多くの興奮や、これを見て泣いたといういくつものコメントが見られるほどに受け入られた。「なぜ泣いたのかは分からないが、これを見たときとても感動し、興奮した!」という常套句を書く者もいた。

当初Liuがタイトルロールにキャスティングされた際は、困惑や頭を殴られたかのようなショックが中国国内で見られた。「興行収入の毒」とまでこき下ろされるほど、SNSで彼女の演技力への非難があった。多くの人が才能か、もしくは英語力を妥協するかという点について賛成しているが、彼女の見た目は「確実に中国の古典的な美しさの概念に最適だ。」と、あるユーザーが投稿した。

人気キャラクターのムーシューが登場する兆しがなかった残念感も多く見られた。「実写化されたら、彼のキャラクターはとても素敵になっただろう。彼を登場させる技術がないなんてディズニーらしくない。なぜそうしなかったのか?」と、あるユーザーが投稿した。「ムーランにはドラゴンのムーシューが出ない」というハッシュタグは、3億1000万回も閲覧された。

『ムーラン』へのリアクションは、公開予定の実写映画『リトルマーメイド』でアリエルを演じる黒人女優Halle Baileyのキャスティングよりも肯定的な意見が多かった。

中国のメジャー新聞紙The Global Timesでは彼女を「有色人種」を表現し、その一方でSNSでは怒りや差別主義的な感情が見られた。これは世界第2位の映画市場において、将来にとって良くない兆候だ。

ディズニーの『ライオンキング』が金曜日に中国で公開される。クラシック映画の実写映画は今年中国では普通程度の興行収入をあげている。『アラジン』では5月に5350万ドル、『ダンボ』では3月には2190万ドルだった。

 

『トイ・ストーリ−4』のブランドタイアップ

【出典】6/20/2019

https://www.thedrum.com/news/2019/06/20/which-brands-are-playing-with-toy-story-4

 

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ピクサーの大人気シリーズ『トイ・ストーリ−』のファンは6月21日に公開される期待のシリーズ4作目を待ちわびていることだろう。映画批評サイトRotten Tomatosでは、他アニメーション作品と驚異の差をつける評価を得ており、様々なセクターのブランドがこの人気に乗り込もうとしている。

第1作目の公開から23年が経つ今、トイ・ストーリーシリーズは世代を超える人気を誇る。風変わりな愛すべきキャラクターたち、多くの文化的レファレンス、そして心温まるストーリーが大勢の人々の心を掴んできた。同時に、新作の公開毎にアニメーションのスタンダードをあげる作品である。この記事では、ディズニーのブランドパートナーシップキャンペーンの中でも優れたトイ・ストーリー4の企画を紹介する。

eBay

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動画リンク: https://youtu.be/WcdJOdsy69Q

オンライン市場eBayは、イギリスのYouTuber LadBabyにチャレンジを仕掛ける。子供のチャリティーに募金するためバズ・ライトイヤーのおもちゃをeBayで売ってお金を調達する、という内容だ。そこでLadBaby (本名Mark Ian Hoyle)は妻と3歳の息子の協力を得て、バズの人形を上空5万4千フィートまで飛ばした。

バズは成層圏にたどり着いたのち、地上へ戻りeBayでオークションにかけられ、その売り上げ全額が子供ホスピスチャリティーに寄付される。

クライスラー

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動画リンク: https://youtu.be/wPJiTt31f0A

クライスラーは映画のキャラクターを起用したCMを放送した。クライスラー パシフィカ内に置き去りにされたおもちゃ達は、揃って車内で遊び始め、ダンスパーティーが始まる。ウッディがラジオをかけ、ボー・ピープがビートボックスを始めれば、バズや仲間達が自由自在に移動可能のシートを動かしダンスフロアが完成する。

GoRVing

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動画リンク:https://youtu.be/TJD3wAe3CLw

GoRVingはRV旅行のプロモーションとして、『トイ・ストーリー4』内でボニーが家族とRVで出かけるシーンを用いたCMを制作。トイ・ストーリーのデザインが施されたRVがアメリカの20都市を回り、ファンは写真を撮ったり懸賞の当たるゲームに参加することができる。

ベビーベル

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動画リンク: https://youtu.be/8-cVdryhC4s

チーズブランド ベビーベルはトイ・ストーリー4限定パッケージを販売し、その購入者は抽選で映画のグッズが当たるキャンペーンを実施している。またフランス、ドイツ、スイス、オーストリア、ベルギー、そしてイタリアのファンに向けて、同ブランドはフロリダのディズニーワールドにあるトイ・ストーリーランドへの旅が当たるキャペーンも実施中だ。

マクドナルド

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動画リンク: https://youtu.be/A9G1gZEj8_4

マクドナルドはディズニー並びにピクサーとコラボし、店舗で映画の体験をファンに届ける。ハッピー・セットのおもちゃに、トイ・ストーリーのキャラクター10種類が登場。おもちゃを集めると、映画に登場するマジカルカーニバルを作り上げることができる。

アラスカ航空

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動画リンク: https://youtu.be/UXkc6C35HjU

アラスカ航空はトイ・ストーリー4のデザインが施された機体を公開。このディズニー・ピクサーと同航空会社の提携では、限定デザインの機体の乗客に対しゲートで特別な体験が待っており、また機内で映画館チェーン シネマークのメンバーシップに登録すれば初月が無料になるキャンペーンも実施中だ。

Disney Plusストリーミングサービス:リリース日、値段、TVドラマや映画の予想

Netflixに対抗し、エンターテインメント大手はHuluとのバンドル・ディスカウントに乗り出してくるであろう。

【出典】2019/5/15

https://www.cnet.com/news/disney-plus-shows-movies-price-release-date-shows-movies-avengers-endgame-hulu/

Disneyは先月、ストリーミングサービス、Disney Plusについての詳細をほぼすべて公表した。4月に開催された3時間のイベントで、ディズニーはDisney Plusのリリース日、値段、TV番組や映画を明らかにした。これら全てはNetflixに対抗していくための計画である。それ以来、数週間のうちに同社はDisney Plusに関するより多くの詳細を公開している。Disneyが公開した一番最新の情報は、DisneyがストリーミングサービスHuluの経営権を完全に獲得したということである。これによりこの2つのサービスを低価格でバンドルを設定することが可能となる。

過去最高の20億ドルの興行収入を突破した大ヒット作品、『Avengers Endgame』が12月11日にDisney Plusで配信開始されることが公表されている。Disneyは既にDisney PlusのAppの初期デモを提供、配信スケジュール、スター・ウォーズのテレビシリーズ『The Mandal』のような独自のTV番組のトレーラーや舞台裏映像を公開している。

そんな中、ディズニーは次なような発表をし、投資家、評論家、マスコミを驚愕させた。Disney Plusの価格を月額7ドルと設定するという。これは、HBO Nowの半額であり、またNetflixの月額と比べても大幅に低価格である。

Disney Plusのために企画されたプレミアムオリジナルのプログラミングの多くは、マーベルやスター·ウォーズのような同社のビッグバジェット・フランチャイズにも適用される。ライブアクションや大予算をかけて制作された、『The Mandalorian』などのいくつかのTV番組は既に撮影を終えており、Disney Plusにてリリースされる予定。他にもアベンジャーズの登場キャラクターである スカーレットウィッチとビジョンが主人公の「WandaVision」やロキが主人公の「Loki」もサービス開始2年目に配信予定だ。

果たしてDisney Plusにお金を払い加入する価値があるのか。以下、私たちが知っている詳細を共有する。

Disney Plusストリーミングサービスは、Netflix、HBOなどのビデオストリーミングサービスのライバルになるであろう。また、今年の後半にはApple TV Plusが登場する。これは広告なしの有料サブスクリプションであり、顧客はDisneyやFoxの有名作品の数々や、Apple TV Plusが独占的に配信する、新しいテレビ番組、映画、ドキュメンタリーにアクセスできる。

Disneyは他のストリーミングサービス(Huluとスポーツ向けのESPN Plus)を同じプラットフォーム、同じパスワードとクレジットカード情報でそれらを購読できるようにする予定だ。ディズニーはこれら3つすべてを個別のサブスクリプションにする予定だが、割引価格でバンドルする可能性が高いとしている。

Huluは大人向けの作品を配信する。例えば『Deadpool』のような大人向けマーベル作品が登場する可能性だ。Huluは、引き続き3つの放送ネットワークと『The Handmaid’s Tale』や『Castle Rock』などのHuluオリジナルシリーズから映画やTV番組を配信し続けるであろう。(ESPN Plusはスポーツにフォーカスを置いている。)

そして、ディズニーは現在Huluの方向性を決める主導権を完全に手に入れている。Hulu最近まで4つの親会社が合同で経営をしてきていたが、ディズニーがHuluの経営権を完全に獲得した。これにより、Disney PlusとHulu、またはESPN Plusのバンドルを低価格で設定することができる。

Disney Plusではファミリー向けや大衆向けの作品が配信されるであろう。ディズニーのマーベル、ルーカスフィルム(スター・ウォーズ)、ピクサー、そしてナショナルジオグラフィック等の作品が含まれる。そして、こういったカテゴリー以外にも、Foxを買収したことで新たに、『The Simpsons』の30シリーズを配信することが可能となった。

サービス開始時期:

アメリカ国内では、Disney Plusは11月12日にスタート。

これは戦略的に絶好的なタイミングである。 例えば、Disney Plusは、 11月22日に公開される『Frozen 2』、12月20日に公開される『Star Wars: Episode IX』などといったホリデーシーズンにリリースされる、ディズニーの人気映画のすべてのマーケティングに便乗することができるディズニーは2年がかりでDisney Plusグローバルローンチする計画だ。同社は世界の主要地域でサブスクリプションの発売が開始される時期の大まかなスケジュールを公開したが、米国以外の具体的な発売日は言及しなかった。

加えて、Disney Plusは以下の地域で提供される予定だ。

・西ヨーロッパでは今年の10月から来年の3月までの6月の間にリリース予定

・東ヨーロッパでは早くても2020年の10月から1年以内にはリリース予定

・ラテンアメリカでは早くても2020年の10月から3ヶ月の間にリリース予定

・東南アジアでは今年の10月から2年の間にリリース予定

月額費について

Disneyは月額7ドル、または年間70ドルと発表している。Netflixの最も人気のプランである月額13ドルよりも低価格である。ディズニーのフィナンシャルオフィスのチーフであるCristine M. McCarthy氏は月額7ドルというのはあくまでも初期の価格であり、Disney Plusの価格はサービスの向上に伴い上がるであろうと示唆している。同社はまた、HuluとESON Plusとのバンドルを提供する可能性が高く、2、3個のストリーミングサービスのサブスクリプションを購入すると割引を利用できると述べている。

2017年にさかのぼると、アイガー氏はライバルであるNetflixよりも大幅に少ない提供作品数であるという理由から、Disney Plusの価格はそれに伴うものになるだろうと指摘していた。Disney Plusにより多くの独占作品、オリジナル作品を増やしていくことで、徐々に価格は上がっていくであろう。

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どのように利用するか。

Disney Plusは、スマートフォン、タブレット、コンピュータ、コネクテッドTV、ストリーミングメディアボックスを通じて利用できる。 ディズニーがサービスを発表した際には、スライドにChromecast、Apple TV、Amazon Fire TVの写真が含まれていたが、これらのデバイスについてはまだ確認されていない。しかしサービスの11月の発売までにDisney Plusための幅広いデバイスサポートを持つことがディズニーには必要とされる。

DisneyはCNETに対し、Disney Plusは4KおよびHDRコンテンツをストリーミングできるようになると述べたが、どのタイトル、どのくらい、またはそれらの高品質フォーマットに追加料金がかかるかについては明らかにされていない。また、1つのアカウントで同時に視聴できる数も明らかになっていない。

Disney Plusは、『キャプテン・マーベル』をはじめ今年公開予定の全てのディズニーの劇場公開作品をストリーミングできる唯一の場所となる。たとえば、11月に劇場公開される『Frozen 2』は、翌年の夏にDisney Plus上で配信される予定である。Disney Plusはまた、ピクサー、スターウォーズ、Disneyの人気シリーズ、また手描きアニメーション映画であるディズニー・クラシックライン(バンビ、ライオンキング、白雪姫など)も所有する。もちろん、Disney PlusだけのオリジナルTVドラマや映画も制作されている。

オリジナル作品の中のひとつである、ペドロ・パスカル主演『The Mandalorian』は『The Return of the Jedi』の五年後を舞台とし、賞金稼ぎのガンファイターを描いたシリーズ作品である。『Rogue One』を基にしたスター・ウォーズの本編より前を描いたシリーズ作品では、本編でキャシアン・アンドーを演じたディエゴ・ルナが主演を務める。

オリジナルドキュメンタリー、リアリティーショー、コンペティションシリーズ、舞台裏のメイキング、自然とアドベンチャー番組、アニメ番組などがDisney Plusで配信される。

Disney Plusが独占的にディズニーの映画作品を配信するが、大予算作品をこのオンラインサービス上で初公開することはしない。Netflixは近年オリジナル作品を映画館とストリーミングサービス上で同時公開する、デイ・アンド・デイ・アプローチという戦略をとっていたが、Disneyはスターウォーズやマーベル作品などの全ての劇場公開作品は、映画館やホームビデオでの放映が終わったあとに、デジタルサービス内での配信をはじめる。

Netflixにどう影響していくのか。

2019年の終わり頃までにはディズニー作品はNetflixから姿を消す。2016年、Netflixはストリーミングサービスとして初めて、ディズニー映画を配信している。この契約により、Netflixは過去3年間で最大の米国の大ヒット企業にのぼりついた。2017年の興行収入トップ2本の映画と2016年と2018年のトップ3本の映画はすべてディズニーの作品であり、Netflixはそれらすべてを配信していた。

しかしディズニーは、Netflixが自社のライバルとなるため、Netflixとの契約を更新しないことを決めた。今年公開される映画から始まり、今後全てのディズニー映画はDisney Plusでのみ視聴可能となる。つまり、2019年にディズニーがリリースした『キャプテン・マーベル』がNetflixで観ることのできない、最初のディズニー映画になる。また、『メアリーポピンズ・リターンズ』がNetflix上で観られる最後のディズニー映画となった。

ストリーミングサービスDisney+、タイトル数ではなくクオリティー重視に

【出典】2019/04/26

https://variety.com/2019/digital/news/disney-netflix-streaming-content-comparison-1203193967/

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Disneyは、VOD激戦時代に競合他社よりも少ないコンテンツ量でVOD領域への参戦を決めた。方針として、量ではなく質を重視する。

Disney+は、NetflixのスタンダードHDプランの半額に近い月額6.99ドルで今年の11 月にアメリカでローンチ予定。調査会社のAmpere Analysisによれば、初年度はアメリカのNetflix USの5分の1に満たない作品数でスタートされるとのことだ。

最初の一年で過去から現在までのテレビシリーズ7,500エピソード分と映画は500本程度配信するとDisneyは明かしている。

以下の数字はAmpere Analysisが算出。

テレビシリーズ:

Netflix US 47,000エピソード

Disney+ 7,500エピソード(Netflix USの16%)

映画:

Netflix US 4,000本

Disney+ 500本(Netflix USの12.5%)

また、NetflixだけでなくテレビシリーズはHuluやAmazon Prime Video,CBSよりも少ないラインナップになる予定で、映画もPrime Video(12,000本)やHulu,Starz Play,HBO GOと比較すると少ない本数でスタートする。

Disney+が他社に匹敵するほどの作品数を配信しないのは驚くことではない。

作品の数が、サービスの価値に直結するわけではないことを認識する必要がある。重要なのはAmpere Analysisの調査で、DisneyのトップコンテンツはNetflixとAmazon作品以上にクオリティが高いという結果が判明している点だ。調査では、アメリカで利用可能なSVODプラットフォームのオリジナル作品トップ100を比較し、ユーザーの意見を基に1〜100でスコア付けを行なっている。

その結果、Amazon,Netflix共にDisneyよりも低いスコアを獲得しており、HBOのみが上回っている。(下図を参照)

比較的少ないタイトル数に関わらず、Disney+は知名度の高い作品でインパクトを与えるだろう。配信作品には、マーベルやスターウォーズ、人気テレビシリーズ『シンプソンズ』などが含まれる。

更に、過去にアメリカとカナダでディズニー映画を独占配信していたNetflixとの契約も縮小させている。そのため、『キャプテン・マーベル 』『トイ・ストーリー4』『アベンジャーズ:エンドゲーム』などの作品がDisney+での独占配信となる。Netflixでは2019年に150億ドルを投資予定であるが、Disneyも多額の投資予算を確保している。今月の初旬に開催された株主総会でCFOのChristine McCarthy氏は、2020年度にはオリジナル作品に10億ドルを費やす計画で2024年までに25億ドルを費やす予定であると述べた。

同社は2024年度までに120〜500本以上の映画、10,000エピソード以上のテレビシリーズに加え、50以上のオリジナルテレビシリーズ、10本以上のオリジナル映画を配信すると予測。

広告ベンダーであるOpenXのCBO Dallass Lawrence氏は次のように主張する。「短期的、長期的に考えても、Disney+は巨大SVODとなるだろう。スターウォーズやマーベル、ピクサーを保有するDisneyは無比のコンテンツ工場である。」

Disney+がユーザーシェアを伸ばす余地は大いに残されている。OTTサービスを気に入ったユーザーが既存のケーブルTVチャンネルを解約することでOTTのマーケットがさらに拡大するきっかけになるだろう。

OpenXの委託調査で、OTTビデオサービスを利用しているアメリカのユーザーは月に最大で100ドルを支払う意思があることが判明した。全てのユーザーが100ドルも支払うとは考えられないが、月額6.99ドルのDisney+は魅力的であり、多少の値上げが実施されても問題ないだろう。(調査は、少なくとも1つのOTTサービスを利用している18歳以上の2,002人を対象に、2019年2月13日〜3月6日に実施)

McCarthyの予測によれば2024年度末までにDisney+の登録者は6,000〜9,000万人を突破し、3分の2はアメリカ国外の人々となる見込み。Disneyはコンテンツを持っており、強力なブランド、経済面などを考えればSVOD市場での躍進は明らかだろう。そのため、一刻でも早く持続可能なビジネスを構築できるかが鍵となるだろう。

グラフは、各プラットフォームの配信作品数を表している。(上のグラフがテレビシリーズ、下のグラフが映画。)

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下図は、SVODのトップ100作品をスコア化してプラットフォーム別に比較している。

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ディズニーのストリーミングサービスで全てのディズニー作品視聴可能に

『白雪姫』から『シュガー・ラッシュ : オンライン』までがストリーミング配信で視聴可能に

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ディズニーのストリーミングサービスでは、過去のディズニー作品全体が配信対象になることが判明した。今回の発表はVaultシステムの終りを告げる発表と言えるだろう。Vaultシステムとはディズニー作品の取り扱いに関する取り決めであり、本システムによりディズニー作品が購入できる期間は短期間に限られている。VHSやDVDが主流だった頃は、人々の購入意欲を高めてくれたかもしれない。

 

サービス自体は、今年の後半に開始され過去の映画やテレビ番組、オリジナルコンテンツなどが観れる予定だ。そして、サービス開始直後に全てのディズニー作品がライブラリに加わる予定だ。

 

このサービスがスタートする直前、今年の後半にはピクサー作品を含むディズニー作品がNetflixからなくなる予定だ。『眠れる森の美女』『アラジン』『シンデレラ』などのクラシック作品はレンタルやAmazon、iTunesなどで購入することも出来ないため、eBayで作品を探しすことになるかもしれない。

 

ストリーミングサービスDisney+のスタートによりディズニーによってプロデュースされた57作品が将来的に全て配信される。また、スターウォーズやマーベル作品などディズニーが所有する映画もいずれ配信されるだろう。

英語専門TV局がスペイン語CMを放送へ

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大手通信企業のベライゾンは2月に行われたアカデミー賞授賞式のTVCMで英語とスペイン語を話すカップルを起用したCMを放映した。CMを放送したTV局ABCの広告営業担当者によると通常スペイン語が使われている音声には字幕を挿入しなければいけないルールがある。しかし今回このルールを変え、あえて字幕をつけずに放送した。

2018年アメリカ人口の6〜34歳代の25%はヒスパニック、またはラテンをルーツにしている。2013年が23%だったのに対し徐々に上昇している。そして35歳以上の世代グループで見ると全体の約13%がヒスパニックで5年前より1%増えている。そして現在広告主が最もターゲットにしている世代は18歳〜49歳で、この世代にリーチできる番組一番広告費を稼ぐと言われている。

ベライゾンのCMOであるDiego Scotti氏は「年齢が高い世代も様々な言語でメディア消費をするが、ミレニアル世代やジェネレーションZ世代は文化的にもっと「流動的」で様々なグループに属しており、自分たちの文化のアイデンティティは1つだけではないと考えている」と語る。

10年前までは、白人以外の人種が広告に採用されることなどほとんどなかったが、近年は同性カップルや人種が違うカップル、チャレンジド(障がい者)まで様々な人々が広告に採用されている。アメリカ自体が多種多様になる中、それに合わせ広告も変化しているのだ。

英語以外の言語をCMで使用することに関し他のTV局も検討しているようだ。NBCUniversalやバイアコムはCMの内容を見てケースバイケースで判断している。FOXも字幕が必要か不必要かCMの内容で判断している。CBSは、CMがどの言語で放送されていたとしても視聴者が内容を理解できるよう対応しているとのこと。

スペイン語向けのTV市場は2018年時点で約6000億円、2017年から100億円上昇しており、ABCにとっても見逃せない市場だ。そしてスペイン語TV向け市場で最も大口顧客は通信・自動車メーカーでデッィシュネットワーク、スプリント、ニッサンなどだ。

アメリカにはスペイン語専門TV局でユニビジョンとテレムンドがあるが広告主はもちろんそちらにも広告出稿を続けるだろう。スペイン語の広告をスペイン語TV局で放映することが最も効率的だからだ。しかし、視聴者数のことを考えると、圧倒的に数が多い英語のTV局にも出稿のメリットがある。

広告主であるベライゾンのScotti氏は「違う言語の広告には字幕をつけなければならないという古いルールがあるが最終的には業界全体で変わっていくだろう。」と語る。ベライゾンは約1200億円近くの広告費を投入、2018年は最初の9ヶ月間で約800億円近くを投入した。

ディズニーの広告営業を担当するFerro氏によると最近は広告主に対し、テレビドラマ内に広告商品を登場させたりすることにより柔軟性を持って対応しているとのこと。「コマーシャルも素晴らしいストーリーを語ることができる。シンプルで人々をインスパイアする広告は必ず視聴者にメッセージを伝えることができる。」と彼女は語った。

CinemaConから得た大きな教訓:多様性、Disney、Netflixの脅威

【出典】2019/3/4

https://variety.com/2019/film/news/cinemacon-takeaways-disney-streaming-netflix-1203180705/Picture1

ハリウッドの映画スタジオが劇場主や映画業界に向けて今後のラインナップをお披露目するCinemaConがラスベガスで開催された。しかし、高齢化する視聴者から、スマートフォンを大画面にすることを好む新世代まで、業界が取り組まなければならない本当の脅威もある。CinemaCon 2019で得た要点は次の通りである。

あまりにも大きすぎるDisneyとFoxの合併

ディズニーでさえ、21世紀フォックスの映画・テレビの資産の多くを713億ドルで買収したことで、その規模が大きくなったことに驚いているようだ。ディズニーの映画チーフであるAlan Horn氏はプレゼンテーションで出展者に、「まだ、これらの問題全てに悩まされており、どうにか解決しようとしているところである。」と語った。現在、20世紀フォックス、ブルースカイ、フォックスサーチライトのようなレーベルがピクサー、ルーカスフィルム、マーベルの仲間入りをしている。ディズニーのマーケットに対する支配力は、ますます強くなる方向に向かっている。ディズニーは国内の興行収入の半分近くを独占し、世界で最も人気のある映画のフランチャイズの大部分を占める。また『スターウォーズ』から『アバター』まですべてを網羅する。ディズニー・スタジオが提供できるものがあまりにも莫大な力を持っているため、他の全てのスタジオは矮小してまっているため、ディズニーはライバル達に対抗する必要がない。映画館主にとっての朗報は、これらの映画とその続編、そしてスピンオフにより、今後数年間は劇場が潤うことである。逆に悪い知らせは、ディズニーが望めば、興行収入とは違うところで利益をだせるということである。王になるのは良いことだ。

皆ストリーミングを脅威に感じている。

誰もこのタブーを認めたくはない。そんな中、このタブーを女優であるヘレン・ミレン氏が皆に変わり一括した。レジェンド女優であるミレン氏は彼女の映画、『The Good Liar』の公開試写会のステージ上で「Netflixは大好きだけど…糞食らえ!」と述べた。このミレン氏のコメントを機に始まった騒動は、Netflixがメディアの展望を乱していることに対し、映画館オーナーたちがどれほど怒っているかをあらわにさせた。

映画館オーナーは、顧客に対し、ユニークで説得力のあるものを提供しているため、映画業界を支えているもののすべての変化に耐えられるだろうと信じる必要がある。2018年に興行収入があがった一方、彼らは不確かな未来を眺めているのである。Netflixはまだ成長を続けている。メディア企業は独自のストリーミングサービスを構築するためにより多くのリソースを投資している。Disney、Apple、WarnerMediaは今後数カ月のうちにストリーミングサービスを開始し、Comcastも2020年に独自のプラットフォームをデビューさせることになったため、このストリーミングサービスに関する議論は今後も拡大すると言っても過言でない。ヘレン女王でさえそれを認めなければならないであろう。

敏感なテーマであるサウジアラビア

2018年、サウジアラビアは成長の機会を待っていた映画業界において、次にくるビッグチャンスとみられていた。映画を禁止してから35年の年月を得て、ようやく解禁された後、初めてリヤドに映画館がオープンした。当時、王国は比較的短期間で10億ドルの映画市場になるという予測があった。サウジアラビアは王子であるMohammed bin Salman氏のもと、映画・メディア事業への投資を望んでおり、莫大な支援金をもってスタジオが国内で映画の撮影が行われることを願っている。

10月にジャーナリストであるJamal Khashoggi氏がサウジアラビア政府のエージェントに殺害されたことにより、サウジアラビアとハリウッドの関係は脅かされた。CIAは後でビン・サルマン氏が彼の暗殺を命じたと結論を下した。このような背景があり、サウジアラビアの話は今年のCinemaConではあまり話題に上がらなかった。AMCのチーフ、Adam Aron氏は、Khashoggi氏殺人事件で会社は動揺したと語ったが、最終的には国内に最大40の劇場を建設する計画を進めることにした。

Aron氏はVarietyの取材に対し「この事件は私たちに正しいことが何かについて何度も深く考えさせられた。」と述べた。「多くのことを考えた結果、私たちは人々の利益のためにその国で事業を展開すると結論を下した。この国には3300万人の人々がおり、そのうちの70%が30歳未満であり、その若者達は映画が好んでいる。」

それは、AMCだけではない。他の3つのチェーンもサウジアラビアで劇場を開く許可を得ようとしている、とFithian氏は記者会見で語った。また、サウジアラビア政府は2020年までに350億ドルを劇場に投資する計画を発表した。Aron氏同様、Fithian氏は自由なアートの力について指摘した。

「映画は長い間にわたり自由の刀であった」と彼は報道陣に語った。それは本当かもしれないが、Khashoggi氏の衝撃的な死は、いくつかの会社にとって中東進出を警戒させるものであった。

人種、性別を超えて

『ブラックパンサー』、『ワンダーウーマン』、『Us』、『キャプテンマーベル』、および『クレイジー・リッチ!』は、観客が自分自身をスクリーンに映し出し、自身と登場人物を重ねて観ることを好むことを証明した。白人以外の人種と女性を主役にした映画を作ることは、単に道徳的によいだけでなく、ビジネスにとっても良いことである。そして、前世紀における非白人男性の人口統計をほとんど無視したハリウッド映画はついに、人種や女性をテーマにした作品を作り始めた。フェスティバルのステージ上では、NATOのFithian氏、ワーナー・ブラザーズのチーフToby Emmerich氏、そしてUniversalのDonna Langley氏は、包容力を身につけ、人種や性別を超えた多様なキャストで作り上げられるプロジェクトを支援することを約束した。『ワンダーウーマン1984』のようなスタジオの大ヒット映画から、『Queen&Slim』のような犯罪ドラマまで,ますます多様化している観客と国を反映し始めている。

さらば、ディズニーランド。アウディ発VR の可能性

【出典】 2019/1/8

https://mashable.com/article/audi-disney-vr-holoride-ces-2019/?utm_source=feedly&utm_medium=webfeeds#f3H_1CMtBqqdPicture1

アウディがエンタメビジネスへ進出しようとしている。

アウディは、1月9日(水)〜1月12日(土)に開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)でDisney Gamesと共同制作したVRコンテンツを発表した。今回発表されたVRにより後部座席での車移動がエンターテインメントへと変貌する。

狭い空間である後部座席でVRヘッドセットを着用し、乗客者は小惑星やドローン上でレーザーを放ちながら、マーベル「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の登場人物ロケット・ラクーンと飛び回ることが可能となる。

宇宙空間ではロケット・ラクーンだけでなく、アイアンマンまでもが登場する。そして現実世界と仮想現実が連動しており、車が左に曲がれば宇宙船も左に曲がり、車が停止すれば宇宙船も停止するといった演出もある。

今回アウディは車が車以上の存在になったと述べており、その言葉には大きな可能性を秘めている。後部座席の座るライドシェアサービスの乗客に提供されるだけに留まらず自動運転車両でも同様の体験が提供されるようになるだろう。Picture1

デモ動画の一部では、信号待ちをしている車の前を通る歩行者がAR/VRの世界でヒヨコへと変化している映像が見られる。

ラスベガスのレース場Speed Vegasでの2周は、車酔いが伴いつつもスペース・マウンテンを彷彿とさせる高揚感をもたらした。ヘッドセットの下から現実世界を覗こうとしていた冒頭5分間を忘れるほどに宇宙での冒険に夢中になったのだ。課せられたはずである仮想のミッションが自分の本分でなくなるほどに目的もなく宇宙を飛び回り、開拓し最後には花火が打ち上げられた。

アウディは車の動きと仮想現実での動きを合わせる事で車酔いなどを軽減できると主張しているがVRという事を忘れてはならないだろう。どれだけ後部座席がこの種の体験との親和性が高くとも、車に乗っている以上は事故などの車移動に付きまとう危険から逃れることはできない。なぜなら、簡単に外界や同乗者や運転手と切り離されるからだ。

 

2018年の世界映画興行収入は歴代最高 ディズニーが圧倒

【出典】1/2/2019

https://variety.com/2019/film/news/box-office-record-disney-dominates-1203098075/Picture1

2018年、映画業界の興行収入は世界最高となり、北米で11億9千万ドル、世界全体では41億7千万ドルを記録した。ディズニースタジオズ作品がその5分の1を占める。

調査会社コムスコアは2018年総合興行収入を発表し、ディズニーが世界全体で73億3千万ドルの興収を算出したことを明らかにした。これはスタジオ単独収入において2番目に高い数値で、これを上回るのは同じくディズニーによる76億1千万ドル(2016年)だ。米国内では、 2016年のスタジオ市場記録30億ドルを上回る30億9千万ドルの興収を記録し、映画業界史を塗り替えている。同スタジオ作品『ブラックパンサー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『インクレディブル・ファミリー』はどれも6億ドル以上の興収を収めた。また、世界全体ではディズニー史上2番目の42億3千万ドルの興収となった。

2018年に14作品を公開した同スタジオの米国内市場シェアが26.1%ということを踏まえると、米国内4人に1人の劇場鑑賞客がディズニー作品に出費したことになる。

スタジオ会長アラン・ホルン氏は、「世界中のディズニー、ピクサー、マーベルスタジオズ、ルーカスフィルムファンのお陰で、昨年はウォルト・ディズニー・スタジオズにとって最大の年となった。『ブラックパンサー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で社会現象を起こし、創立以来10年間輝かしい成績を収め続けるマーベル・スタジオを特に称賛したい。」と声明を出した。

世界全体の劇場集客数は2.7%の伸びを見せ、北米のみでは2017年と比べ7%上昇した。10億ドル以上の興行収入を収めた昨年公開作品は、『ブラックパンサー』(13億5千万ドル)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(20億5千万ドル)、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(ユニバーサル・スタジオ、13億ドル)、『インクレディブル・ファミリー』(12億4千万ドル)の4本。ソニー・ピクチャーズによる『ヴェノム』は8億5500万ドルで5位、パラマウントによる『ミッション:インポッシブル フォールアウト』は7億9100ドルで6位の興収であった。

北米スタジオ別興行収入ランキングは以下の通り:ユニバーサル・スタジオが19億6千万ドルで2位、ワーナーブラザーズが19億3千万ドルで3位、ソニーが12億8千万ドルで4位、フォックスが12億4千万ドルで5位、パラマウントが7億5700万ドルで6位。ライオンズゲートは前年比1.5倍越えの3億8900万ドル、STXエンターテイメントが2億6960万ドル、MGMが1億6400万ドルとなった。

2017年は、ストリーミングサービスの普及による劇場集客数2.3%減少などにより米国映画ビジネスは低迷を見せたが、2018年はそれを挽回した。コムスコアのシニア・メディア・アナリスト Paul Dergarabedian氏によれば、米主要スタジオは観客が好む映画を見極めたことがこの成功に繋がると話した。

さらに、「2018年は、映画史上最大興行収入だけでなく集客数の前年比増加といった意味でも記録的な年だった」と付け加えた。「劇場公開作品ラインナップの多様さ、劇場体験の人気、そして人々の現実逃避欲が2018年の特徴であったが、それは2019年も続く見通しだ。3連休に公開される『ミスター・ガラス』は1月公開作品史上最高の興収になると予想される。」

2019年には『ライオン・キング』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『トイ・ストーリー4』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『スター・ウォーズ/エピソード9』などが公開予定だ。

Dergarabedian氏は「2019年は公開予定作品ヒットパレードとなり、業界が前年以上の成功を収めるだろう。」と言う。