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つい財布の紐が緩む『ストレンジャー・シングス3』のブランドタイアップ

【出典】6/13/2019

https://www.complex.com/pop-culture/2019/06/stranger-things-3-tie-in-merch-upside-down

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近日公開の『ストレンジャー・シングス』新シーズンがこれまで以上に奇妙な物語になるかどうかは定かでないが、ネットフリックスは番組タイトル『ストレンジャー・”シングス”(奇妙な”物の数々”)』を真剣に捉えているのは確かだ。同社は数々の番組グッズを発売することでファンを惹きつけている。食べ物から衣類まで、7月4日のシーズンプレミアまでに楽しめるブランドタイアップを紹介する。

Burger King’s Upside Down Whopper

バーガーキング 「アップサイドダウン・ワッパー」

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『ストレンジャー・シングス』はついに食品にまで手を出した。バーガーキングはネットフリックスとコカ・コーラと協力し、番組に登場する何もかもが逆さまの異空間“アップサイド・ダウン・ワールド(裏側の世界)” になぞらえて、同チェーンの人気バーガー「ワッパー」をアップサイド・ダウン(上下逆さま)にした異色のバーガー「アップサイド・ダウン・ワッパー」を考案。見る限り、ロゴ入りのフライドポテトと飲み物、そして通常のワッパーが逆さまに置かれただけの商品のようだ。他にも、ブランデッドピンバッチやシャツ、ケチャップなどが販売される。またコカ・コーラは1985年に試験的販売を行った「ニューコーク」(違う味のコカ・コーラ)を、シーズンプレミアに先駆け限定発売するが、残念ながらニューコークはワッパーセットに付いてこない。

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バーガーキングのコラボ商品は、6月21日から11の街で限定販売される。マイアミ、ヒューストン、ボストン、アトランタ、フィラデルフィア、ダラス、シカゴ、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク以外にお住いの方は、自分でバーガーをひっくり返さなくてはいけない。

Baskin-Robbins Flavors

サーティーワン・アイスクリームの限定味

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アップサイド・ダウンがテーマのミールセットの締めに最適なのは、この奇妙な世界を味わえるアイスクリームだ。サーティーワン・アイスクリームは「イレブンズヘブン(イレブンの天国)」と呼ばれる、番組キャラクター イレブンの大好きなワッフルコーンアイスのフレーバーと、チョコレート、プラリネ、キャラメルが混ざった味「アップサイド・ダウン・プラリネ」を販売。USSバタースコッチのパイントやデモゴーゴンサンデーなども発売される。番組キャラクターのスティーブが働くアイスクリームショップScoops Ahoyのアイスクリームトラックも西海岸でのみ出店する。

Nike Hawkins Gear

ナイキ ホーキンスギア

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数あるストレンジャー・シングスコラボグッズの中でダントツでクールなのが、ナイキのクラッシックデザイン コラボスニーカー。80年代へのオマージュ溢れる番組のファンにはたまらないスローバック・スタイルであり、コラボラインの中には番組に登場するホーキンス高校のロゴが配されているものもある。

H&M Capsule Collection

H&Mカプセルコレクション

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ナイキのコラボコレクションが学校生活にフォーカスする代わりに、H&Mは夏休みをテーマにする。同アパレルブランドはネットフリックスとのタイアップで、真っ赤なスイムウエアや、赤と白のロゴ入りビーチサンダル、フローラルデザインのトップスなどを発売する。

This Incredible Lego Set

驚きのレゴセット

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レゴ社はアップサイド・ダウンの世界を、クリエイティブに発展させた。地獄のような裏側の世界をレゴで作るという発想は、子供用おもちゃの開発として理想的なアイデアでないが、レゴ社は実世界とアップサイド・ダウンの世界を切り替えることができるレゴセットを巧妙に作りあげた。

Games

ゲーム

上記のようなコラボ商品が人気な理由は、番組ファンらが『ストレンジャー・シングス』の世界を実際に体験したいからだ。お気に入りのキャララクターの服装を真似たりして、架空の世界に近づくことはできたとしても、ファンがその世界にもっと没頭するためにはビデオゲームが最適だ。そこで『ストレンジャー・シングス』は2つのゲームを開発。一つは位置連動型モバイルアプリ、もう一つはニンテンドースイッチ向けのソフトだ。ネットフリックスの担当者はE3において、興奮した様子で「RPG/パズルのハイブリットゲームであり、位置情報連動テクノロジーを用いているので、自分の家の裏庭でもどこででもアップサイドダウンの世界で戦うことができます。」と語った。

ネットフリックスのクリス・リー氏は「80年代風のレトロなお茶の間アニメスタイルのゲームに、我々はゾッコンです。」と話した。

またハードコアなファン達向けには、番組内で子供達が遊ぶボードゲーム「ダンジョン&ドラゴンズ」のストレンジャー・シングス特別エディションも販売されている。

ソニーがプレイステーションのゲームを映画やTVドラマにすべくスタジオを設立

【出典】 2019/05/20

https://www.complex.com/pop-culture/2019/05/sony-to-turn-playstation-games-into-movies-and-shows

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度重なるゲームの映画化の失敗に、ソニーがついに歯止めを打つ。Hollywood Reporterによると、ソニーがPlayStation Productionsと呼ばれる自社スタジオを設立し、25年分のゲームの数々のTVドラマ化や映画化に乗り出す。さらに、Hollywood Reporterはこのスタジオはすでに設立・運営されており、カリフォルニア州カルバーシティーのソニー所有地にて第1作目となるプロジェクトに取り掛かっていると報じている。

「我々には25年に及ぶゲーム開発の経験があり、素晴らしい作品、フランチャイズ、物語を生み出してきた。」と、Sony Interactive EntertainmentのWorldwide Studios社長Shawn Layden氏は語る。「今こそがストリーミング配信や映画、ドラマといった他のメディアを考慮すべき良きタイミングだと感じている。」

ソニーは100以上もの作品を所有しており、SF、ホラー、カーレースといった様々なジャンルを手がけている。もしうまく選択すれば、確かなポテンシャルがあると考えられるだろう。特に、ビデオゲームとそれに従うファンの存在は彼らの武器だ。ソニーはよく分かっている。

「我々の所有するIPを他のスタジオにライセンシングするのではなく、自社で開発し制作する方が良いアプローチ方法であると感じた。」と、Playstation Productions部門ヘッドのAsad Qizilbash氏は語る。「まず、我々の方が作品に対し馴染み深いということ、そしてPlayStationファンは何が好きかということを理解していることが理由として挙げられる。」

ソニーはそれに加えて、姉妹会社のソニー・ピクチャーズを抱えていることに利点がある。これによって、ソニー・ピクチャーズは配給を行い、PlayStation Productionsはライセンシングすることなく制作を行うことができる。

「この1年半で、我々は業界、脚本家、監督、プロデューサーの理解に時間を費やしてきた。」とQizilbash氏は語る。「業界に関する理解を深めるため、映画プロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラやケビン・ファイギとも話した。」

Layden氏はさらに、マーベルのコミックからスクリーンへの移行に影響を受けており、多少言葉を濁しつつも「マーベルの軌跡を追っていると言うのは、非常に高い目標となる。」と話した。また、ハリウッドはここ数年で変化しており、昨今のフィルムメイカーはゲームがメインストリームとなる時代に到達している。そして、このことが野心的なプロジェクトに挑戦する完璧なタイミングにしているとも話した。

「ゲームが映画化された昔の作品を見てみるとわかるが、脚本家や監督はそのゲームの世界観を理解していない。」と、Layden氏は語る。「本当の挑戦というのは、80分のプレイ時間をどのように映画にするか、というところにある。答えは、しないことだ。やるべきことは、明確に原作から脚本に落としたその精神を映画の観客へ届けることだ。ゲームをそのまま映画にして同じことを伝えようとしてはいけない。」

映画/TVドラマは、何年も待ち続けたゲームのプレイを終え、続編までにまた数年待たなければならない現実からやってきたファンに居場所を与えると、Layden氏は語る。

「我々のフランチャイズにもっと接することができる機会を、ゲームのファンたちに作ってあげたいと考えている。」と語った。「40〜50時間のプレイを終えると、ファンは大好きなキャラクターが成長する姿を見るまでに3年〜4年は待たなければならない。」

どの作品が映画になり、どの作品がTVドラマになるのかについては、どの作品が最も適切なIPかという点で現在検討中だ。また、会社としては脚本家されたプロジェクトについて、公開を急ぐつもりはないという。原作に従った作品にするために、十分な時間を与える姿勢だ。

「我々は適切な監督、役者、脚本家をマネジメント、コントロールするためにこのエンティティを設立した。」と、Qizilbash氏は話す。