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スマートスピーカー:2019年までに2億人が使用していると予測

【出典】4/16/2019

https://mashable.com/article/echo-homepod-smart-speakers-canalys/?utm_campaign=hp-hh-pri&utm_source=internal&utm_medium=onsitePicture1

マーケット市場分析を行うCanalysによると2019年終わりまでに約2億台のスマートスピーカーが世界で普及すると予測している。2018年が約1億1400万台だったのでほぼ2倍のペースの成長率だ。

そして分析によると、2021年までに4億台のスマートスピーカーが普及、タブレットとほぼ同じまたはそれを超える普及率になると考えられている。

家の電気を消す、冷暖房の管理など日々の生活を助けるスマートスピーカー、仕事や移動中に使われるタブレットとして二つのテクノロジーは住み分けを図っていくのかもしれない。

中国のスマートスピーカー市場が急速に成長しており2018年から2019年にかけての普及率は166%だ。アリババ製のスマートスピーカーTmall Genie(天猫精霊)の発売が普及率を押し上げている。

アメリカではアマゾンとグーグルが圧倒的シェア率を誇るが中国でアマゾンは約1%ほどのシェア率しかない。これは中国政府による規制の影響だ。Canalysの予測によると、アメリカだけで6000万台のスマートスピーカーが2019年までに普及、多くの企業が参入し市場は混戦となるだろう。

なぜブランドがアマゾン・プライムビデオを利用して自社コンテンツを配信するのか?

【出典】2019/04/08

https://www.thedrum.com/news/2019/04/08/why-brands-are-turning-amazon-prime-video-distribute-their-own-contentPicture1

AmazonPrime Video Directは、当初プロダクションが動画を投稿出来るプラットフォームとして立ち上げられた。リリースから2年経つ現在、広告主はPrime Videoをブランドコンテンツの配信プラットフォームとして捉えている。

7,500万人の登録者を抱えるPrime Videoは本格的な配信プラットフォームとしての可能性だけでなく、コンテンツが多数の人々にリーチすることで配信側も収益を上げられる将来が待っているだろう。Amazonは視聴時間に応じてロイヤリティの支払いを行なうが、最近アメリカでは1時間あたり415セントから410セントへの値下げを実施した。収益構造の変更が行われたが、シェル、ジャガー、ランド・ローバーは引き続き活用する。シェルはオランダのEndemol Shineが制作した南極探査についての映画を配信しており、ジャガーは電気自動車分野への進出について取り上げた55分のドキュメンタリーを配信。

その一方Lexusでは、日本の職人が奮闘する姿を捉えた6,000時間のドキュメンタリーを中心に据えたキャンペーンを開始した。Amazonでフルバージョンの公開はされていないが、1時間バージョンが公開中である。

LexusPrime Video Directへと投稿を決めた理由の1つ目は、消費者が好んでストリーミングアプリを利用している状況でYoutubeFacebookTV放映よりも興味を惹きつけられる可能性が高いと踏んだからである。

2つ目に多くの人に届ける必要があったからだ。

LexusSpiros Fotinos氏は、我々は流通について考察を重ね数々の市場で運営をしてきたが、様々な市場でも通用するのかを確認する必要があった。そして、我々がどのような可能性を秘めているのかを考え多くの選択肢を比較した結果、Prime Videoが求めているオーディエンスにリーチできるプラットフォームだったと語る。

ブランドがいかにして多様な収益構造を築いていくのかという話は興味深い。Luxusのビデオを40,000人が1時間フルで視聴すれば約20万ドルの収益が出る。

達成できるかどうかはオーディエンス次第ではあるが、Amazon側で人々が投稿したコンテンツを見つけられる保証をしていない。コンテンツを投稿した企業がプロモーション費用を支払うことで視聴を促すこともできず、現在のアルゴリズムでは類似コンテンツを押し出す方針となっている。

Lexusの作品はディレクションをClay Jetter氏が担当、フィルムフェスティバルのDoc NYCで初公開。Lexusとしてのブランドは作品中4分の1も出ていない。そしてLexusCMとして認識されないよう意識したと語っている。

今のところ6つの五つ星評価を得ており作品は好評だ。

 

全ての企業に適しているわけではない。

ブランデッド・エンターテイメントは果たしてアマゾン側が各作品を広告か、広告ではないか検閲すべきなのか?

Fotinos氏は下記のように述べている。「ブランデッド・エンターテイメントという言葉は広告とほぼ同じ意味だ。重要なのは消費者が興味深いと感じ、ブランド側がブランドとして共感するストーリーを伝えることが重要だ。」

AmazonLexus間でのディールを統括していたThe&PartnershipのストラテジストのMatt Bamford-Bowes氏は、Prime Videoを配信ツールとして検討している企業は増えてきているが、慎重に考える必要があるだろうと語っている。

更に、Amazonの課題はLexusの様にブランドから配信されるコンテンツの質を他の作品と同程度に引き上げることだろう。そのために顧客価値を創造する必要があり、質だけでなく数も増やしていかなければならないと加えた。

全てのブランドにとって適切なプラットフォームではない。ブランド側が自身のコンテンツで少しでも収益を上げたいと思っているのであれば危険だ。視聴者側が少しでも広告と思った瞬間、そのコンテンツは二度と試聴されることはないうえ、ブランドとしての信用を落としてしまう。

 

Amazon、人気テレビシリーズ『Westworld』のクリエイターと契約

【出典】2019/04/05

https://www.engadget.com/2019/04/05/amazon-signs-nine-figure-deal-with-westworld-creators/Picture1

AmazonPrime Videoの登録者数増加を目的としたオリジナルコンテンツ製作のためテレビドラマWestworldのショーランナーJonathan Nolan氏とLisa Joy氏、そして彼らの会社であるKilter filmsと契約。彼らは45年に渡りAmazon Studiosとプロジェクトを進行する予定、年間3,000万ドル近くの収益を上げると言われている。完成したオリジナルコンテンツはPrime Videoで独占配信される予定だ。

Amazon Studiosとの契約はJonathan Nolan氏とLisa Joy氏がWarner Bros TVから離れる事を意味するが、彼らのHBOシリーズWestworldは引き続き関わる。

脚本は引き続き担当する予定で、いくつかのシーズンで製作総指揮として携わる。今回のアマゾンとの提携で最初に映像化されるのはWilliam Gibsonの小説『The Peripheral』 だ。今後、更に壮大で野心的な物語が生まれることが期待できるだろう。

アマゾン:ニューヨークにある130以上の高校向けにコンピュータサイエンスのクラスを提供へ

【出典】1/29/2019

https://www.theverge.com/2019/1/29/18202623/amazon-new-york-city-computer-science-classes-high-schoolPicture1

アマゾンの第2本社がニューヨークに決定、4万以上の雇用が生み出されると考えているが、第2本社周辺エリアの不動産価格上昇、地下鉄を含めた交通システムの圧迫が懸念されており、歓迎するニューヨーカーはあまりいない。そんな中同社はニューヨークにある130以上の高校に向けコンピューターサイエンスのコースを提供すると発表した。この数はニューヨーク市にある全高校の4分の1にあたる。

アマゾンは初級者&上級者向けコースを無償で提供予定、高校で不足しているコーディングの授業を同社が補おうとしている。そして学生にコースを提供することにより同社は学生とのコネクションを持ち採用に繋げたいという考えもある。

今回の支援はアマゾン行なっているフューチャー・エンジニアプログラムの一貫でこのプログラムでは、2000以上の低所得者層が多く通う高校に対しコンピューターサイエンスのクラスを無償で提供する予定だ。しかし今回アマゾンが支援しているニューヨークの高校は裕福層が通う高校、私立高校まで支援しており、これはアマゾンのニューヨーカーを喜ばせるだけのPRなのではないかと批判もされている。

2018年、ブランドの失敗ベスト10

【出展】12/24/2018

https://adage.com/article/cmo-strategy/10-biggest-brand-fails-2018/315982/

Picture1上記写真:ドルチェ&ガッパーナ インスタグラムから

トンマナがあっていない広告、人種差別的ツイートやタグライン-多くのブランドはいまだにマーケティングのシンプルなルール、「人々を怒らせてはいけない」をマスターしていない。本記事では、今年マーケティング担当者が、広告・商品・公式コメント・内部のオペレーションで起こしてしまった最も大きな間違いを紹介する。

 

H&Mのパーカー

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その小売店は、黒人の子供が「ジャングルで最もかっこいい猿」という文字が書かれたパーカーを着ている広告をポストした。多くの人々がH&Mを人種差別だと批判し、その子供のモデルのための反対運動と安全に対する人々の懸念から、お店は一時閉店することになった。

Revolveの体型批判Picture1

「デブは美しくない。それはただの言いわけ(being fat is not beautiful, it’s an excuse)」という文字が書かれたスウェットも炎上した。LPAというブランドとレナ・ダナムを含むセレブリティ達とのコラボレーションのこのアイテムは、ロサンゼルスをベースにしている小売店Revolveのみで売られたが、すぐさま販売は中止された。

アマゾン

その小売大手のサイトは、36時間のプライムデーの開始わずか数分でアクセス障害が発生。それでも、その休日には1億を超える製品が販売された。Picture1

ヴィクトリアズ シークレット

CMOのエド・ラゼック氏VOGUE誌に対して、トランスジェンダーとプラスサイズのモデルはヴィクトリアズシークレットのランウェイ・ショーでランウェイをするべきではないと語った。その直後すぐに、CEOのジャン・シンガーの電撃辞任を発表した。

スナップチャットのデザイン変更

新しいプラットフォームのデザイン変更が非常に悪かったため、ユーザーはその変更を元に戻すよう声を上げた。 同社は、その悲劇によりユーザーの2%を失ったと語った。 カイリー・ジェンナーでさえそのアプリを使わなくなった。

ハイネケンのキャッチフレーズ

ハイネケンは、ライト・ビールを販売するために「”sometimes lighter is better”=軽い(色が明るいの意味もあり)方がより良い場合がある」と宣伝し始めた。 多くの人がそのTVCMを「人種差別主義的」と批判し、チャンス・ザ・ラッパーと彼の700万人を超えるTwitterのフォロワーが起訴した。ハイネケンはそれについて「ミスを起こした」と認めた。

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マスターカードの食事配給

消費者は、国際連合世界食糧計画が発表した、「ブランドアンバサダーであるリオネル・メッシとネイマールが得点したゴールごとに10,000の食事を配給する」というはあまりにも奇妙であると批判した。また人々は、マスターカードは、単に食事を配るべきだと述べた。 キャンペーンは取り消しになった。

マリオットの中国批判、そしてデータハック

マリオットは、顧客調査の対象国として「チベット、香港、マカオ、台湾」を挙げたとき、彼らは中国政府を怒らせてしまった。中国がその4つの国すべての主権を主張しているからである。中国当局はマリオットの中国のウェブサイトとアプリを1週間閉鎖した。 さらに、マリオットは史上最大とも言えるデータハックを経験し、スターウッドの施設で5億人の消費者に影響を及ぼしました。それにより現在、集団訴訟に直面している。

ドルチェ&ガッパーナの人種差別主義的広告

イタリアの食べ物を食べるのに苦労している中国人女性を描いた一連の広告は、消費者のボイコットと人種差別の非難(初めてではない)によって猛攻撃された。ドルチェ&ガッパーナは上海のファッションショーをキャンセルした。

Facebookの100万回以上のミステイク

ソーシャルメディアの巨人であるFacebookは今年、1つだけミステイクの名前を付けるには多すぎるミスを犯した。そのため、Ad Ageはこの件に関して別のリストを作成している。

Amazonが利用者に配送日を選べるシステムをスタート

【出典】2018/11/8

https://techcrunch.com/2018/11/03/amazon-is-letting-users-choose-the-day-packages-are-delivered/

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Amazonの新サービスは、今まで無かったのが信じられないような便利なものだ。現在、一部のプライム会員限定でテスト運営されている新サービスは、商品の配送日を選択肢から選ぶことができるというものだ。

スタンダートプラン(配送期間が1日や2日など)に加えて、ほぼ全ての2日配送は何曜日に家に来てほしいかを選べるという。これは一日中家にいられない人々の救世主と言えるであろう。

Amazonはwith CNET this weekの記事にて「利用者にとってより便利な新配送サービスをテスト運営できることにとても喜んでいます。」との声明を載せていた。

Amazonが、映画館業界を動かす次世代の巨頭に

【出典】 2018/08/16

https://qz.com/1360879/amazon-could-start-a-new-movie-theater-revolution-with-landmark-theatres/

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映画館業界の株価が上昇を描いている。きっかけは、Amazonが映画館ビジネスに参入するかもしれないというニュースだ。

「この巨大eコマース企業は、聞くところによると、米国に50の映画館を所有するシネマチェーン、Landmark Theatresを買収しようとしている。」と816日、金融情報サービス会社のBloombergが伝えた。

これが実現すれば、Amazonは劇場業界に参入する初の巨大テクノロジー企業になる。近年映画館ビジネスは、新作映画を家で手軽に安価で見られるNetflixのような動画配信サービスに、その立場を奪われてきた。興行収入は2012年から2017年の間に、世界最大の映画市場であるアメリカ合衆国とカナダにおいて、約9%減少した。それからは、MoviePassのような定額制の映画見放題サービスが、チケット販売のモデルを変革して、映画館への客足を取り戻そうと試みてきた。Landmark社はMoviePassとパートナー契約を結んでおり、アプリを通してオンラインチケット販売、座席選択、その他特典を提供している。

米国の三大映画館チェーン、AMC TheatersCinemarkMarcus Corpの株価は、Amazonの参入の噂が広がってからの16日木曜の市場取引において、14%の上昇を見せた。ニュースが出た当初、これらの株価は下がったが、すぐさま回復した。IMAX社は、この一日でおよそ1%の下落だった。Amazonは、昨年米国の高級スーパーマーケットWhole Foodsを買収した際も、食品スーパー業界を大きく動かした。以来、アマゾンプライム契約者を対象とした、無料配達や割引といったサービスをこのスーパーに取り込んできた。

Amazonは、オンラインでの映画のレンタル・販売、プライムビデオでの動画配信、アマゾンスタジオを通した映画制作と配給を行なっている。また、自主制作映画の大きな買い手でもある。芸術映画の上映で知られるLandmark Theatresは、そのような自主映画を上映する場を、Amazonに提供してくれるだろう。

言わば劇場公開と同じ日に、オンラインでオリジナル映画の配信をしていると言えるようなNetflixとは違い、Amazonは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』や『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』など自社の映画公開においては従来の方法をとっている。まずは劇場で公開し、オンラインで見られるようにするまで最低3ヶ月は待つ、という方法だ。映画業界は長年この方法に頼ってきた。なぜなら、最も映画を見たがっている人には最大限にお金を使わせ、そうしたくない人は待たせておけるモデルだからだ。Netflixも高級映画館チェーンiPicと配給契約を結んではいるものの、Amazonがこの方式にこだわっていることで、映画館チェーンはNetflixやその他企業よりAmazonと契約したいと考えるようになったのだろう。

誰もアレクサを使って購入しない

【出典】 2018/08/6

https://techcrunch.com/2018/08/06/surprise-no-one-buys-things-via-alexa/

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The Informationが調査したレポートによるとアマゾンの音声認識アシスタント、アレクサを使って買い物を行なっている人はごくわずかだと発表した。現在5000万人のアレクサユーザーがいる中、一回以上アレクサを使って買い物をしたことがある人は10万人のみ。あまりびっくりしない結果かもしれないが、多くのテック企業が「会話型コマース」を推進している中、今後どのような局面を迎えるのだろか?

アマゾン・エコーは音楽を聴いたり、天気を知ったり、タイマーをかけるなど日常生活をサポートするために誕生した。しかしこのような機能はスマホでも可能だ。このような機器を家庭用に開発したのは、この機械を使ってユーザーの購入を増やすためだ。

「アレクサ、オレオをオーダーして」

「Boseのノイズキャンセリングヘッドフォンをオーダーして」

しかしこのような購入方法はおかしくないか?通常人々は商品を購入する前に、レビューを確認したり、同じ商品が他より値段が安く販売されていないかチェックするだろう。誰がエコーに頼んで商品を購入するのだろうか?

現状誰もいない。「会話型コマース」というのは人々の生活を楽にするのではなく、Alexaの使い道を提案するセールスポイントにすぎないと考えてしまう。

 

アレクサはスマートホームのハブ機器として最も人気だ。食料雑貨を買うには適さないかもしれないが、Spotifyなど音楽を聞くデバイスとしては最高だ。そして今後はボイスデータを使った様々なプロモーションや広告が提案されることになるだろう。しかし誰が一体この機器で商品を買うのか?ノートパソコンをトンカチとして使うのと同じくらい間違っている気がする。何千万人というユーザーがいる中、10万しか音声認識を使って購入していないということはまだ市場が「未成熟」なのかもしれない。またはただ純粋に「誰も音声認識を使って購入したくない」だけなのかもしれない。

ネットフリックスとアマゾンが描くストリーミングの未来

【出典】 2018/07/30

https://variety.com/2018/tv/news/netflix-amazon-tca-streaming-future-1202889511/

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テレビ批評家協会(TCA)主催のプレスイベントにアマゾンとネットフリックスが2年ぶりに戻ってきた。そして両社はストリーミング配信サービス業界全体で現在の彼らの立ち位置を明確にした。

アマゾンはニッチ向けのTVプログラム製作から離れ、セクハラ問題で解雇となったアマゾンスタジオ元トップのロイ・プライスのイメージを払拭。新しくトップとなったジェニファーソルク氏が初めて社の代表としてイベントに出席した。一方ネットフリックスはとにかく数勝負だ。ネットフリックスの動画の特色が掴めないほど多くのコンテンツを配信している。

ネットフリックスオリジナル番組トップのシンディ・ホランド氏は「ネットフリックスは自分たちのアイデンティなど気にしていない、その代わりでもグラフィックに分かれたオーディエンスの趣向を参考にしている。」と語る。「これは参考にしているだけであり、決められたオーディエンスにターゲットを絞り作品を制作しているわけではない」と続けた。

ネットフリックスの強みは全ての人が楽しめるコンテンツを見つけることであり、「量」と「質」は共存できると考えている。「いくつかの番組は批評家受けしないかもしれないが、我々のゴールはオーディエンスに楽しんでもらうことだ」とホランド氏は述べた。

ネットフリックスはHBOなどプレミアムケーブルチャンネルや他のストリーミングサービスと違い批評家受けはそこまで気にしていない。むしろ番組の視聴者数に重点を置いており、この視点は従来のTV放送局に似ている。

一方アマゾンのSalke氏はネットフリックスと異なる挑戦に挑んでいる。Salke氏がアマゾンに来た時、コンテンツが全くない状態だった。同氏がパネルに登壇した際、人種の異なる役員2名を同伴したことは良い判断だった。「役員二人は現在多くのミーティングを行い優秀なタレントを引き入れている。そして引き入れたタレントたちはセクハラでイメージダウンしたのち新しく生まれ変わったアマゾンのことを理解している」とSalke氏は語った。

プライス氏時代のアマゾンは「I love Dick」や「Crisis in Six Scenes」などマイナー作品ばかりであったが、それはもう過去だ。ジュリア・ロバーツ主演の「Homecoming」、マッド・メンのショーランナー、マシューワイナー氏制作の「The Romanoffs」、そして「ロード・オブ・ザ・リング」が控えている。アマゾンも今後同様に様々なタレントとコラボレートし、多くのオーディエンスに受け入れられるスマッシュヒットを狙っているのだ。

ネットフリックスがレースのかなり先頭をリードしている中アマゾンがどのように追いつくことができるかまだわからない。しかしネットフリックスが行なった戦略と同じことができる準備は整った。

イーベイ、プライムデーを目前にアマゾンを小バカにする

http://adage.com/article/cmo-strategy/ebay-throws-shade-amazon-119-centric-campaign/314148/

アマゾンの年に一度の巨大イベント、プライムデーが一週間後に迫っている。そんな中、競争相手の少なくとも1社は攻撃モードに入っている。月曜にeBayは『カートをカラフルなもので埋め尽くそう』というキャンペーンの新しいコマーシャルを発表した。それはシアトルに拠点を置くあのライバル会社を念頭に作られたようだ。そのコマーシャルの中でeBayは119ドル、つまりはアマゾンプライムの一年間のメンバーシップ料金と同じ価格の商品を100種類以上も紹介しているのだ。さらに年間会費がかからないということにも触れている。

カリフォルニア州サンノゼが拠点のeBayチーフマーケティングオフィサーSuzy Deering氏は、「顧客は頭がいい。そして、119ドルを一番効果的に使いたいと考えている 。だからeBayは送料無料、年会費無料の商品をたくさん提供している。」と声明の中で述べた。送料だけでなく、家電、ファッション、スポーツ用品などが新たに割引されている。

15秒のデジタル広告2本が月曜から流れ始めた。一つはマウンテンバイカーのMicayla Gattoがいくつものジャンプを見せ、『中途半端が嫌なら、ベストな値段を見つけよう。メンバー登録は不要。』とテロップが流れる。もう一つはTypical Gamer とSamara Redwayというゲーマーたちの私生活を見せている。eBayは『最安値を保証します』ということをうたい、購入後48時間以内にeBayで買った値段よりも安いものを見つけたら110%の払い戻しを約束している。

1年前に『カートをカラフルなもので埋め尽くそう』のタグラインを作った、ロサンゼルスにある72andSunny という広告会社によってこの新しい広告も作られた 。72andSunny は2017年初めに電子取引ビジネスの賞を受賞。Ad Ageデータセンターによると2017年、eBayは5億5590万ドルを アメリカ国内の広告に出資。これは2016から8%増えた。また、AdAgeデータセンターはまた、同社が同時期に、2倍のメディア広告である1億220万ドルを費やしたことも発見した。

一方、アマゾンの年に一度のプライムデーは7月16日に始まり、17日まで36時間の間行われる。これは昨年よりも6時間長い。前よりも多くの掘り出し物が期待され、アメリカ大手スーパーWhole Foodsも参戦するようだ。昨年アマゾンは、プライムデーとは、ブラックフライデー、サイバーマンデーを超える最大のイベントだ、と述べ、そのセールスは毎年60%ずつ上昇している。