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Amazonは服をカスタマイズするために3Dボディスキャンを取り入れるであろう。そして消費者のデータをキャプチャする可能性も…

【出典】2019/7/21

https://www.adweek.com/digital/amazon-might-use-3d-body-scans-to-customize-clothes-and-also-capture-your-data/

消費者を識別して追跡する可能性がある。

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Amazonが3Dボディ・スキャンをテストする最初のブランドではないが、消費者に喜びを与えるのはおそらく一番であろう。5月に、Amazonはスキャンと引き換えに$25ギフトカードを提供するヘッドラインを作った。しかしそれは、プライバシー侵害および/または悪用の可能性についての懸念を提起するものであった。

「Amazonが単なるアパレル企業であれば、この懸念は少なくなるが、アパレルはAmazon多くの事業のうちの1つにすぎず、また、Amazonは顧客のデータを容赦なく使用することで知られているので、プライバシー擁護派の人々は正当にこれを懸念している。」と 調査会社ForresterのアナリストSucharita Kodali氏は語った。「3Dボディ・スキャンにより、消費者がより多くの個人情報をビッグテック(Amazon)に提供するということになる。」

電子メールでの声明の中で、Amazonの広報担当者は、スキャンを行っている子会社のBody Labsについては何も発表していないが、「体型を理解することは革新的なショッピングエクスペリエンスを含め、良い製品や技術をうみだすことに役立つ。」と述べた 。同社はまた、ルックスやフィット感について消費者に自信を持たせることを望んでいると述べたが、それに伴うプライバシーの問題などについてはこれ以上コメントしなかった。

Amazonだけでなく、Nikeは5月に消費者のスマートフォンのカメラまたは店内マットを使用して13のデータポイントを収集し、そのデータを基に最適な靴のスタイルを提供するデジタル足測定ツールNike Fitの提供を始めた。 一方、RedThreadのようなスタートアップは、クイズとスキャンを使って3Dボディモデルを生成し、カスタムデザインとオーダーメイドの服を作る。 また、Naked Labsは、ダイエット、健康へのモチベーションを維持することを目的とし、3Dボディスキャンを使用し、体の変化を視覚化し、体脂肪率、除脂肪量、体脂肪量、体重を追跡する。

これらのアプリケーションは服装の改善やフィットネスの促進のために体をスキャンしているという点では、表面的に似ているが、主な違いはNikeのような企業はアパレルやスポーツ用品に焦点を当てていることである。

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「Nikeはデータをマイニングするビジネスを行っておらず、これはとても明確だ。よってNike IDに対し懸念する声は上がらないのである。」

Kodali氏は「Nikeのビジネスの性質は限られているため、Nikeが消費者から取得したデータを悪用する可能性は非常に低い。もちろん、他に売るつもりでデータを回収していない限りだが。」と述べた。

これ以上のコメントがない限り、Amazonの計画は明確ではないが、アナリストらは、このプラットフォームがボディシェイプ以上の目的がある可能性があり、カスタムメイドの服装や服装の幅を超えた思惑、野心を抱いているであろうとみている。

「スキャンは一見、何も害がないように聞こえるが、これらのスキャナは膨大な量のデータをキャプチャする。」とCamire氏は述べた。「現実には、Amazonがスキャンで得た情報を使用する方法を選択する方法は多くあるが、最終的にコンピューターがボディスキャンを行うことにより個人を特定できることになる。」

様々な分析が重なり、ボディスキャン画像は心拍数や呼吸数のようなより重要な健康情報を含むことができるだろう。「Amazonが持つのは、非常に細かい情報である。」とACLUのシニアポリシーアナリストであるJay Stanley氏は語った。そして、「それは消費者の健康について推論するために使用され、消費者がダイエットしているか、体重を増やそうとしているか、ボディービルディングをしているかなど経時的な変化を測定するために使用できる。」と続けて語った。

Kodali氏は、体型予測以外にも、買物客の情報を法執行機関に渡したり、アプリをスキャンせずにAmazon Goストアで支払いをさせたり、施設内の従業員や訪問者を追跡したり、技術を売ったりする可能性も考えられると言及した。

「すべての人の体内に多くの固有のマーカーがある。長骨の長さ、手のサイズ、プロポーションに関して一定の比率である。」とCamireは語る。 「Amazonがサイズや歩き方に基づいて世界中のユーザーを識別できるとしたら、物理的な空間を通し人々を追跡し始めることができるであろう。」

Amazonの広報担当者は、Amazon GoやWhole Foodsの拠点では顧客の身体スキャンを実施または収集していないと述べた。しかし、Amazonはまた、音声アシスタントのAlexaが常に会話を録音しているわけではないと繰り返し述べてきましたが、その後、それほど単純なことではないことが判明している。Amazonは顧客にはプライバシーにおいて管理権があると主張しているが、過去の消費者のデータを継続的に削除していく責任がある。Camire氏は、消費者にとって最悪なシナリオとは、どこで購入しても、Amazonが消費者が購入したものすべてを知ることができるというパノプティコン(全展望監視システム)のような状況になることだ。」と述べた。

さらに「こういった世間で懸念されている問題が実際に行われていることを最近のAmazonの歴史が物語っている。」と続け、 「専門家は、Amazonが大量のボディスキャンを行うことで生じるであろう影響について、明らかに緊張している。」と言及した。

 

興行収入が伸び悩むアマゾンスタジオ、エグゼクティブは解決に励む

【出典】6/26/2019

https://www.hollywoodreporter.com/news/amazon-studios-film-division-tumult-string-box-office-flops-1220968

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ジェニファー・サルク氏の事業改善策をよそに、アマゾンスタジオの映画制作部は未だヒット作を出せずにいる。

業界ベテランでありアマゾンスタジオのマーケティング・配給チーフのボブ・バーニー氏の退職、またスタジオ制作映画『Late Night』の収益低迷などから、2017年後半以降に映画館で公開された映画10作品の収入に同スタジオがもがいている様子がわかる。テレビ業界の熟達者だが映画ビジネスの経験が少ないサルケ氏が2018年前半にアマゾンスタジオのヘッドに就任以降、最初の作品である『Late Night』は、6月頭に公開されるも興収が1100万ドルにも届いておらず、期待に反する結果となっている。ミンディ・カリングが脚本を担当、エマ・トンプソンと主演を務めるこのコメディ映画は、今年のサンダンス映画祭にて、サルク氏が歴代最高額の1300万ドルで米国配給権を獲得した。

ハリウッドでは、映画の興行収入が伸びない場合マーケティングが非難されることが慣習化している。しかし、あるソースによると、実のところはサルク氏が製作ヘッドのTed Hope氏とJulie Rapaport氏をアマゾンスタジオ映画部のヘッドに昇格させる数ヶ月前からBerney氏は席を外されていたそうだ。Matt Newman氏を加え、映画部のヘッドとなる3人は映画部前チーフでサルケ氏就任後スタジオを去ったJason Ropell氏の席を埋めることとなる。

サルケ氏と3人のヘッドは、2019年サンダンス国際映画祭で歴代最高額の4700万ドルで映画5作品の買収契約を締結した。その契約によって、8月公開の『Brittany Runs a Marathon』とドキュメンタリー映画『One Child Nation』の海外配給権を1400万ドルで取得した。『Late Night』の契約内容は全米公開であったが、結果ハイリスクなものとなった。

大人向けインディー映画の全米公開は、特に夏の期間は厳しいものとなるだろう。アマゾンは、過去にオスカーノミニーの『マンチェスター・バイ・ザ・シー』や『ビッグ・シック』で成功を飾るも、収入の伸びはゆっくりであった。また、この2作は他社が配給を担当した。

内部の者によると、アマゾンは『Late Night』のマーケティングに3500万ドルを費やしたという。6月の全米公開作品としては比較的少なめであり、公開前の映画の認知度の低さにも関わらずスタジオ上層部はマーケティング予算の追加を行わなかった。

バーニー氏とサルク氏の間にイザコザがあった訳ではないようだ。「衝突はなかったが、2人は業界内でも全く違うエリアからスタジオに参加した。バーニー氏はインディー、サルク氏は企業的。2人は決して親しくなることはなかった。」と、あるソースは話す。

アマゾンはコメントを拒否、バーニー氏とは連絡がつかなかったが、同氏の友人によると、4年契約の期限が切れ自らスタジオを去る決断をしたという。

スタジオ役員の再編成は現在進行中であり、時間のかかる作業だとアマゾン内のソースは言う。また、映画は映画館での公開終了後も、アマゾンプライムという次の舞台が待っている。それでもやはり、バーニー氏がスタジオを離れた翌日、同社では悲観的なムードが漂っていたそうだ。

サルク氏が大々的な公開戦略の転向を検討する中、アマゾンは既にバーニー氏の後任を探し始めている。アワードシーズンが近づく今、多数の公開予定作品を抱える同スタジオの最優先は、後任を見つけることだ。サルク氏はサンダンス映画祭後、数作品は限定公開のみの予定り、また劇場公開をしない作品もあると発表した。ジェイソン・ブラムとニコール・キッドマンのBlossom Films製作作品や、カンヌ国際映画祭で獲得されたジョセフ・ゴードン・レヴィットの「7500」などは、劇場公開の予定がない。

その反面、『Late Night』のように、近日公開のシャイア・ラブーフ主演映画『Honey Boy』は劇場公開予定である。『Honey Boy』もサンダンスでアマゾンが獲得した作品だ。9月公開予定のアダム・ドライバーとアネット・ベニング出演のスリラー映画『The Report』も同様。『The Report』は限定の映画館でのみ数週間公開され、その後アマゾンプライムで配信される。『Brittany Runs a Marathon』は8月23日に劇場公開予定だ。

アマゾンスタジオによる自社製作作品の実績にはムラがある。スタジオ初の自主配給絵作品は、ウディ・アレン監督の高予算映画『Wonder Wheel』であった。アレン氏との契約は、当時のスタジオヘッドであり、セクハラ問題で解雇されたロイ・プリンス氏によって行われ、同作の国内興行収入は2017年末にたった140万ドルで終わった。その他の自社制作作品も同様の結果で、『Peterloo』は152,000ドル、『Beautiful Boy』は760万ドルに終わった。

ウォール・ストリート誌のアナリストによると、アマゾンプライムのコンテンツ製作にかける費用は非常に少ないそうだ。それよりも重要なのはコンテンツ製作によりアマゾンと映画製作者やタレントとの関係を築くことである。フィナンシャルサービスのWedbush SecuritiesのMichael Pachter氏は、「興行収入は重要でない。アマゾンプライムの登録者は、映画を見るためでなく、配送料無料のために加入しているのだから。」と話す。

今日までに、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』がアマゾンの最大興行収入作品であり、国内収入は4760万ドル。続いて『ビッグ・シック』が国内収入4290万ドルで2位。過去に自習配給された10作品では、『レイト・ナイト』が1070万ドルで1位、『Beautiful Boy』が760万ドル、『Cold War』が460万ドル、『Life Itself』が410万ドル、『You Were Never Rreally Here』が250万ドルとなっている。

アマゾンスタジオのヘッド就任以前、バーニー氏は多数の企業での経験を経たのち、メル・ギブソン監督作品『パッション』の配給により業界に名を馳せた。その後、ワーナー・ブラザースが運営するインディー映画配給会社のPicturehouseのヘッドに就き、続いてFilmDistrict社に移った。

Alexaアプリのダウンロードの際に、承認プロセスを組み込める機能を提供

【出典】2019/06/14

https://techcrunch.com/2019/06/14/alexas-voice-apps-for-kids-can-now-offer-purchases-that-parents-approve/

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Alexa スキルで子供向けコンテンツの提供を開発者が行えるようになることが判明した。スキルとはAmazon Echoで提供されているアプリのことを指す。その他にも、アプリ内購入にアカウント保有者の許可が必要なスキルを構築する新ツールも紹介された。アカウント保有者には母親や父親が想定されており、子供がテキストやeメールで許可を求める仕様となっている。

スキル自体は昨年に初めて全米のアレクサ開発者に解放され、最近になって世界中の開発者へと解放された。しかし、子供向けのスキルでは未成年ユーザーによる勝手な購入防止のために承認/非承認フローを設けなければならなかった。

そこで今回の新ツールが開発された。

現在は、ASK CLI(Alexa Skills Kit Command-Line Interface)または、Alexaの開発者コンソールを使うことでしか子供向けスキルの開発は出来ない。
他のツールを用いればSMSかメールで承認依頼をアカウント保有者に送ることが可能。アカウント保有者は24時間以内に承認する必要があり、24時間を過ぎれば自動的にキャンセルされる。

子供向けのコンテンツは、ダウンロード毎の支払いかサブスクリプションのどちらかの形式で提供される予定だとAmazonは明かしている。

開発者達は既に新ツールにアクセスしており、プレミアムコンテンツも導入済み。プレミアムコンテンツは、Amazonのディベロップメント・コンテストの大賞にも含まれている。

全ての購入を許可しない設定も用意されている。

設定→Alexaアカウント→音声購入→キッズスキルの購入の順で無効化が可能となっている。
一方、Echo Dot キッズ・エディションに同封されるFreeTime on Alexaでは、プレミアムコンテンツの購入依頼さえも出来ないが、FreeTime Unlimitedへとアップグレードすることで利用可能となる。新たなコンテンツの追加はAmazonにとってはチャレンジングであろう。

Echo Dot for kidsのアップデートにより新たなデザインと機能が公開されたが、Alexaで子供のプライバシーを侵害したとして提訴されている。同意を得ずに子供の声が録音されていたのが原因である。

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アップデートの一環で、Family Online Safety Institute(FOSI)などの団体により

子供のプライバシーに関する規則COPPA(the Children’s Online Privacy Protection Act)を遵守する形への変更が進められている。

変更により子供の個人情報へのアクセス,収集が制限され、親が子供の声の録音を削除できる仕様に変更がなされた。しかし、Amazonの対応に原告側は満足していない。

Amazonの発表では、録音を確認,削除することができ、カスタマーサービスに子供のプロフィールの削除を依頼することも可能となっている。だが、裁判所はAppleのSiriを例に挙げ、さらなる対応を求める。(Siriでは購入履歴しか残されず、一定期間経てば自動的に消去される)さらにニュースメディアCNETに、録音の消去後にもAmazon側にはテキストで残っていることを指摘されている状態である。

技術が発展するペースにプライバシー規制の整備が追いついていないため、子供のいる家庭でのスマートスピーカーの使い方は重要な問題である。親が購入しデバイスのインストールまでするが、AlexaがアルゴリズムやAIだけでなく生身の人間がエラー確認の為に録音を聞いていたことに多くの人が気づいていなかった。

もちろん、この種の問題をあまり気にすることなくデバイスを楽しんでいる人も存在する。もし家族と一緒に楽しむことで付加価値を感じているのであれば、Amazonの対応を評価しているのではないだろうか。

現時点で、全ての開発者が子供用スキルの販売を行えるわけではない。代わりに、販売希望の人には連絡用のフォームが用意されており、フォームを通じてAmazonに計画を伝え、採択されれば連絡が来る仕組みになっている。

インフォグラフィック:消費者の半数以上がオンラインショッピング検討時、Amazonを最初に利用

【出典】2019/6/2

https://www.adweek.com/brand-marketing/infographic-over-half-of-consumers-start-their-online-shopping-on-amazon/

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Amazonがオンラインショッピングを強力に推進している。一部のブランドにとっては良くないニュースかもしれないが、Tolunaの最新の調査によると、小売ブランドはAmazonでの宣伝により力を入れ、そのための予算を増やしている。 約51%の消費者が、オンラインでの商品購入することを検討したとき、まずAmazonで商品を探す。その次に利用者が多いツールは、Google(21.8%)、ブランドのWebサイト(17.2%)である。

しかし、それは実店舗でのショッピングがもう古い考えであるというわけではない。消費者のほぼ65%が週1時間以上実店舗で買い物をしている。それに対し、週1時間以上オンラインで買い物をしている消費者は、58.3%程だ。しかし、消費者はオンラインショッピングにより多くの時間を費やす傾向がある。消費者の5.3%のみが週に5時間以上、実店舗で買い物をすると回答した一方、10.3%もの消費者が週に5時間以上オンラインショッピングに時間を費やしていると答えた。

Tolunaのグローバルマーケティング担当バイスプレジデント、Janice Caston氏は、「小売業者はより多くの広告費用をAmazonに費やすことに高い関心をみせている。しかし、消費者は店に訪れ、実際に商品を手に取ることも大切にしている。」

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ボイスアシスタント利用ユーザーの41%が、プライバシーに不安を持っていることが調査により判明

【出典2019/05/02】

https://techcrunch.com/2019/04/24/41-of-voice-assistant-users-have-concerns-about-trust-and-privacy-report-finds/

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ボイス・アシスタントの利用ユーザーの41%が信頼性、プライバシー、盗聴といった不安を抱えながら利用していることがマイクロソフトによる調査で明らかになった。GoogleやAmazon,Apple,Samsung,Microsoftではエンドユーザーから収集したデータのレビューを行う人員を確保しており、その点もユーザの不安要素となり得る。

しかし、多くの人々はこのような状況を知らなかったようだ。その証左に、Alexaに投げかけられた音声の一部をAmazon側で確認するという事実がBloombergにより報じられた時に反発する人々が現れている。ボイス・アシスタントを経由して生身の人間と通じており、Amazonの従業員や関係者が、他人に聞かれては恥ずかしい会話や犯罪行為に関しての会話を聞いている恐れがあるということである。

現在、BloombergではAlexaの安全性について調査を行なっている。

報道によると、Alexaチームは位置情報にアクセスしており自宅の特定も可能だと言う。緯度や経度に関連した音声データを取得しGoogle Mapに貼り付けることで特定が可能となる。

チームのうちの何人が位置情報の蓄積されているシステムにアクセスできるかは明らかにされていない。

プライバシーの侵害といっても相違のない状況であり、Amazonだけでなくその他のプラットフォームのユーザーにまで影響を与える可能性も考えられる。

一部のユーザーはデバイス越しの人間がどの程度関与しているかに気づいていないかもしれないが、Microsoftの調査はこれらの音声アシスタントがプライバシーの侵害や信頼性の乱用を起こす可能性について警鐘を鳴らす。

実際に、52%のユーザーがセキュリティの安全性に不安を抱いており、24%がデータの活用方法を理解しておらず、36%のユーザーが自分自身のデータを活用されたくないと思っていることがMicrosoftの調査では判明している。

先述の数字を見れば歴然ではあるが、プラットフォーム側ではワンクリックするだけで情報収集が永続的に中断されるようなオプトアウトを全ユーザーに提供する必要があるだろう。

更に、41%のユーザーが音声を聞かれ録音されているのではないかと心配しており、31%のユーザーがプライバシーに纏わる情報は採集されてないと信じているとのこと。

また、ユーザーの40%が、AmazonやGoogleなどの企業を信用していない現状が浮き彫りになった。

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ボイスアシスタントに関しどのような不安を抱いているか?

「パーソナル情報が安全ではないかもしれない」・・・52%

「どのようにパーソナル情報が利用されているか心配」・・・24%

「自分のパーソナル情報を利用して欲しくない」・・・36%

「ボイスアシスタントが常に音声を盗聴し録音しているか心配」・・・41%

「ボイスアシスタントが収集した情報が外に漏れているかもしれない」・・・14%

「ボイスアシスタントを開発する企業を信用していない」・・・14%

「そのほかの心配」・・・2%

レポートにはこう記されている。

技術者がフィードバックに対応し形にすることが信頼の構築に繋がるのである。すなわち、ユーザーが信頼して利用できる安全なプラットフォームか否かは技術者にかかっている。

調査では、人々の個人情報への心配が露呈しているが、ユーザーとしては全ての情報にアクセスをして欲しくないという訳ではないのである。音声で商品を注文した際に自宅までスムーズに商品が届くのであればメールアドレスと住所の提供は厭わない。目に見える形で情報を企業側に提供するかどうかの選択ができればユーザーも自ら情報を提供してくれるだろうと報告書では述べられている。

今まで述べてきた不安を抱えているにも関わらず、人々はキーボードやタッチスクリーンではなく音声アシスタントの利用を望んでいると発言した。初期段階ではあるものの、57%の人々が音声アシスタントに話しかけたいと答えている。ユーザーの34%は音声とキーボードの両タイプが必要だと回答した。

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デジタルアシスタントに満足していると答えた人は80%にも達しており、使用頻度は66%の人々が毎週使用し、19%が毎日使っているという結果が見えてくる。(※ここでのデジタルアシスタントとは音声アシスタント以外も含むため注意が必要)

この満足度の高さで音声アシスタント不要論が主流となる可能性は考えにくいが、問題を秘めていることには変わりなく使用側の不安が使用頻度の減少という形で現れることは考えられるだろうし、信頼性低いブランドはシェアを獲得できないだろう。

もしAmazonおよび他社が従業員のデータアクセスを厳しく制限することに失敗したとしよう。そして、AppleがGoogle HomeやEcho Dotと機能的にも価格的にも同じような音声デバイスを発売したら、より信頼性の高いブランドに消費者は流れ込むことになるだろう。

スマートスピーカー:2019年までに2億人が使用していると予測

【出典】4/16/2019

https://mashable.com/article/echo-homepod-smart-speakers-canalys/?utm_campaign=hp-hh-pri&utm_source=internal&utm_medium=onsitePicture1

マーケット市場分析を行うCanalysによると2019年終わりまでに約2億台のスマートスピーカーが世界で普及すると予測している。2018年が約1億1400万台だったのでほぼ2倍のペースの成長率だ。

そして分析によると、2021年までに4億台のスマートスピーカーが普及、タブレットとほぼ同じまたはそれを超える普及率になると考えられている。

家の電気を消す、冷暖房の管理など日々の生活を助けるスマートスピーカー、仕事や移動中に使われるタブレットとして二つのテクノロジーは住み分けを図っていくのかもしれない。

中国のスマートスピーカー市場が急速に成長しており2018年から2019年にかけての普及率は166%だ。アリババ製のスマートスピーカーTmall Genie(天猫精霊)の発売が普及率を押し上げている。

アメリカではアマゾンとグーグルが圧倒的シェア率を誇るが中国でアマゾンは約1%ほどのシェア率しかない。これは中国政府による規制の影響だ。Canalysの予測によると、アメリカだけで6000万台のスマートスピーカーが2019年までに普及、多くの企業が参入し市場は混戦となるだろう。

なぜブランドがアマゾン・プライムビデオを利用して自社コンテンツを配信するのか?

【出典】2019/04/08

https://www.thedrum.com/news/2019/04/08/why-brands-are-turning-amazon-prime-video-distribute-their-own-contentPicture1

AmazonPrime Video Directは、当初プロダクションが動画を投稿出来るプラットフォームとして立ち上げられた。リリースから2年経つ現在、広告主はPrime Videoをブランドコンテンツの配信プラットフォームとして捉えている。

7,500万人の登録者を抱えるPrime Videoは本格的な配信プラットフォームとしての可能性だけでなく、コンテンツが多数の人々にリーチすることで配信側も収益を上げられる将来が待っているだろう。Amazonは視聴時間に応じてロイヤリティの支払いを行なうが、最近アメリカでは1時間あたり415セントから410セントへの値下げを実施した。収益構造の変更が行われたが、シェル、ジャガー、ランド・ローバーは引き続き活用する。シェルはオランダのEndemol Shineが制作した南極探査についての映画を配信しており、ジャガーは電気自動車分野への進出について取り上げた55分のドキュメンタリーを配信。

その一方Lexusでは、日本の職人が奮闘する姿を捉えた6,000時間のドキュメンタリーを中心に据えたキャンペーンを開始した。Amazonでフルバージョンの公開はされていないが、1時間バージョンが公開中である。

LexusPrime Video Directへと投稿を決めた理由の1つ目は、消費者が好んでストリーミングアプリを利用している状況でYoutubeFacebookTV放映よりも興味を惹きつけられる可能性が高いと踏んだからである。

2つ目に多くの人に届ける必要があったからだ。

LexusSpiros Fotinos氏は、我々は流通について考察を重ね数々の市場で運営をしてきたが、様々な市場でも通用するのかを確認する必要があった。そして、我々がどのような可能性を秘めているのかを考え多くの選択肢を比較した結果、Prime Videoが求めているオーディエンスにリーチできるプラットフォームだったと語る。

ブランドがいかにして多様な収益構造を築いていくのかという話は興味深い。Luxusのビデオを40,000人が1時間フルで視聴すれば約20万ドルの収益が出る。

達成できるかどうかはオーディエンス次第ではあるが、Amazon側で人々が投稿したコンテンツを見つけられる保証をしていない。コンテンツを投稿した企業がプロモーション費用を支払うことで視聴を促すこともできず、現在のアルゴリズムでは類似コンテンツを押し出す方針となっている。

Lexusの作品はディレクションをClay Jetter氏が担当、フィルムフェスティバルのDoc NYCで初公開。Lexusとしてのブランドは作品中4分の1も出ていない。そしてLexusCMとして認識されないよう意識したと語っている。

今のところ6つの五つ星評価を得ており作品は好評だ。

 

全ての企業に適しているわけではない。

ブランデッド・エンターテイメントは果たしてアマゾン側が各作品を広告か、広告ではないか検閲すべきなのか?

Fotinos氏は下記のように述べている。「ブランデッド・エンターテイメントという言葉は広告とほぼ同じ意味だ。重要なのは消費者が興味深いと感じ、ブランド側がブランドとして共感するストーリーを伝えることが重要だ。」

AmazonLexus間でのディールを統括していたThe&PartnershipのストラテジストのMatt Bamford-Bowes氏は、Prime Videoを配信ツールとして検討している企業は増えてきているが、慎重に考える必要があるだろうと語っている。

更に、Amazonの課題はLexusの様にブランドから配信されるコンテンツの質を他の作品と同程度に引き上げることだろう。そのために顧客価値を創造する必要があり、質だけでなく数も増やしていかなければならないと加えた。

全てのブランドにとって適切なプラットフォームではない。ブランド側が自身のコンテンツで少しでも収益を上げたいと思っているのであれば危険だ。視聴者側が少しでも広告と思った瞬間、そのコンテンツは二度と試聴されることはないうえ、ブランドとしての信用を落としてしまう。

 

Amazon、人気テレビシリーズ『Westworld』のクリエイターと契約

【出典】2019/04/05

https://www.engadget.com/2019/04/05/amazon-signs-nine-figure-deal-with-westworld-creators/Picture1

AmazonPrime Videoの登録者数増加を目的としたオリジナルコンテンツ製作のためテレビドラマWestworldのショーランナーJonathan Nolan氏とLisa Joy氏、そして彼らの会社であるKilter filmsと契約。彼らは45年に渡りAmazon Studiosとプロジェクトを進行する予定、年間3,000万ドル近くの収益を上げると言われている。完成したオリジナルコンテンツはPrime Videoで独占配信される予定だ。

Amazon Studiosとの契約はJonathan Nolan氏とLisa Joy氏がWarner Bros TVから離れる事を意味するが、彼らのHBOシリーズWestworldは引き続き関わる。

脚本は引き続き担当する予定で、いくつかのシーズンで製作総指揮として携わる。今回のアマゾンとの提携で最初に映像化されるのはWilliam Gibsonの小説『The Peripheral』 だ。今後、更に壮大で野心的な物語が生まれることが期待できるだろう。

アマゾン:ニューヨークにある130以上の高校向けにコンピュータサイエンスのクラスを提供へ

【出典】1/29/2019

https://www.theverge.com/2019/1/29/18202623/amazon-new-york-city-computer-science-classes-high-schoolPicture1

アマゾンの第2本社がニューヨークに決定、4万以上の雇用が生み出されると考えているが、第2本社周辺エリアの不動産価格上昇、地下鉄を含めた交通システムの圧迫が懸念されており、歓迎するニューヨーカーはあまりいない。そんな中同社はニューヨークにある130以上の高校に向けコンピューターサイエンスのコースを提供すると発表した。この数はニューヨーク市にある全高校の4分の1にあたる。

アマゾンは初級者&上級者向けコースを無償で提供予定、高校で不足しているコーディングの授業を同社が補おうとしている。そして学生にコースを提供することにより同社は学生とのコネクションを持ち採用に繋げたいという考えもある。

今回の支援はアマゾン行なっているフューチャー・エンジニアプログラムの一貫でこのプログラムでは、2000以上の低所得者層が多く通う高校に対しコンピューターサイエンスのクラスを無償で提供する予定だ。しかし今回アマゾンが支援しているニューヨークの高校は裕福層が通う高校、私立高校まで支援しており、これはアマゾンのニューヨーカーを喜ばせるだけのPRなのではないかと批判もされている。

2018年、ブランドの失敗ベスト10

【出展】12/24/2018

https://adage.com/article/cmo-strategy/10-biggest-brand-fails-2018/315982/

Picture1上記写真:ドルチェ&ガッパーナ インスタグラムから

トンマナがあっていない広告、人種差別的ツイートやタグライン-多くのブランドはいまだにマーケティングのシンプルなルール、「人々を怒らせてはいけない」をマスターしていない。本記事では、今年マーケティング担当者が、広告・商品・公式コメント・内部のオペレーションで起こしてしまった最も大きな間違いを紹介する。

 

H&Mのパーカー

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その小売店は、黒人の子供が「ジャングルで最もかっこいい猿」という文字が書かれたパーカーを着ている広告をポストした。多くの人々がH&Mを人種差別だと批判し、その子供のモデルのための反対運動と安全に対する人々の懸念から、お店は一時閉店することになった。

Revolveの体型批判Picture1

「デブは美しくない。それはただの言いわけ(being fat is not beautiful, it’s an excuse)」という文字が書かれたスウェットも炎上した。LPAというブランドとレナ・ダナムを含むセレブリティ達とのコラボレーションのこのアイテムは、ロサンゼルスをベースにしている小売店Revolveのみで売られたが、すぐさま販売は中止された。

アマゾン

その小売大手のサイトは、36時間のプライムデーの開始わずか数分でアクセス障害が発生。それでも、その休日には1億を超える製品が販売された。Picture1

ヴィクトリアズ シークレット

CMOのエド・ラゼック氏VOGUE誌に対して、トランスジェンダーとプラスサイズのモデルはヴィクトリアズシークレットのランウェイ・ショーでランウェイをするべきではないと語った。その直後すぐに、CEOのジャン・シンガーの電撃辞任を発表した。

スナップチャットのデザイン変更

新しいプラットフォームのデザイン変更が非常に悪かったため、ユーザーはその変更を元に戻すよう声を上げた。 同社は、その悲劇によりユーザーの2%を失ったと語った。 カイリー・ジェンナーでさえそのアプリを使わなくなった。

ハイネケンのキャッチフレーズ

ハイネケンは、ライト・ビールを販売するために「”sometimes lighter is better”=軽い(色が明るいの意味もあり)方がより良い場合がある」と宣伝し始めた。 多くの人がそのTVCMを「人種差別主義的」と批判し、チャンス・ザ・ラッパーと彼の700万人を超えるTwitterのフォロワーが起訴した。ハイネケンはそれについて「ミスを起こした」と認めた。

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マスターカードの食事配給

消費者は、国際連合世界食糧計画が発表した、「ブランドアンバサダーであるリオネル・メッシとネイマールが得点したゴールごとに10,000の食事を配給する」というはあまりにも奇妙であると批判した。また人々は、マスターカードは、単に食事を配るべきだと述べた。 キャンペーンは取り消しになった。

マリオットの中国批判、そしてデータハック

マリオットは、顧客調査の対象国として「チベット、香港、マカオ、台湾」を挙げたとき、彼らは中国政府を怒らせてしまった。中国がその4つの国すべての主権を主張しているからである。中国当局はマリオットの中国のウェブサイトとアプリを1週間閉鎖した。 さらに、マリオットは史上最大とも言えるデータハックを経験し、スターウッドの施設で5億人の消費者に影響を及ぼしました。それにより現在、集団訴訟に直面している。

ドルチェ&ガッパーナの人種差別主義的広告

イタリアの食べ物を食べるのに苦労している中国人女性を描いた一連の広告は、消費者のボイコットと人種差別の非難(初めてではない)によって猛攻撃された。ドルチェ&ガッパーナは上海のファッションショーをキャンセルした。

Facebookの100万回以上のミステイク

ソーシャルメディアの巨人であるFacebookは今年、1つだけミステイクの名前を付けるには多すぎるミスを犯した。そのため、Ad Ageはこの件に関して別のリストを作成している。