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PantoneとAdobeは珊瑚の気候変動への反応を基にカラーラインを制作

【出展】2019/6/3

https://www.adweek.com/creativity/pantone-and-adobe-created-a-color-line-based-on-how-coral-is-reacting-to-climate-change/

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Pantoneが『Living Coral(生きた珊瑚)』を2019年のカラーモデルとして発表したとき、多くの人がその名前を皮肉に思った。なぜなら、世界中のサンゴ礁がかつてないほどの速さで死んでいるからである。

現在Pantoneは、珊瑚が気候変動による熱波に反応して作りだす鮮やかな美しい色にインスピレーションをうけ、「Glowing Glowing Gone」と呼ばれる新しいカラーラインを立ち上げ、珊瑚の危機という問題に直接取り組んでいる。

「生きている珊瑚は大変美しいが、皮肉なことに、新たにカラーモデルとして採用された色は死にかけているサンゴから放射される輝きである。」と、Pantone Color InstituteのVP、Laurie Pressman氏は述べる。「まるでサンゴが色分けされたSOSを送っているかのようだ。信じられないほど鮮やかな色は、気候危機の色であるのだ。」

鮮やかな青、黄色、紫の色は、Adobeと海洋生物や生息地が直面する環境の危機を解決すべくクリエイティブを利用する非営利団体、オーシャンエージェンシーとの共同制作。

「これらの鮮やかな色は、サンゴ礁だけでなく地球にとっても、危機を示す究極の視覚的指標である。人類史上初めて、私たちは主要な惑星生態系を失う危機に瀕している。そして、ローカルおよびグローバルレベルでの緊急の国際的な行動、措置のみがこの危機を防ぐことが出来る。」とオーシャンエージェンシーのCEO兼創設者であるRichard Vevers氏は述べた。

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クリエイティブは、#0029fd、#FFFF05、#9007f9の色を使用して、サンゴ礁に対する脅威の認知を高めるために、あらゆる媒体で注目を集める作品を作成することが求められてる。Glowing.orgでクリエイティブブリーフを閲覧可能だ。

「世界のサンゴ礁の未来は、バランスの取れた形で停滞しており、海洋生物、また食料、生活、そして沿岸保護において海洋生物に頼っている何億人もの人々の両方を脅かしている。」と国連環境サン​​ゴ礁専門家のGabriel Grimsditch氏はカラープロジェクトについて声明の中で述べ、さらに「私たちが、世界的なコミュニティとして、世界の主要な生態系の一つの絶滅を防ぐための存在であるとすれば、サンゴが直面している危機への世界的な注目を集めることを急ぐ必要がある。」と語った。

Pantoneが2019年のColor of the Yearとして「Living Coral」を選択したことを受けて、「Dead Coral  -  Color of the Year 2043」の制作に携わったクリエイティブの1人、FerCarrión氏が、Pantoneの「Glowing Glowing Gone」についての不満をTwitterで評している。

Carrión氏によると、ブランドは彼のチームによるプロジェクト、「Dead Coral」への取り組みを認めておらず、Pantoneはストレスによるサンゴの色の変化に関する資料を含む、彼らの働き貢献を否定した。

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【Tweet翻訳】どうも、Dead Coral Color of the year 2043キャンペーンのクリエーターのひとりです。2019年のPantoneのカラーモデルは、サンゴの保護への計画的な取り組みからは程遠いものであった。彼らは初めから私たちの意見に聞く耳を持たなかった。

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【Tweet翻訳】そのため、私たちは共同作業を申し出、正式に彼らにアイデアを提示した。このアイデアの一部には、サンゴのストレスによる色の変化についての資料も含まれていた。これは、クリエイティブの手からアイデアを盗む古典的な企業である。

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【Tweet翻訳】私たちのアイディアは世界中で何十億ものインプレッションや、私たちのアイディアの基となったパリ協定に携わった科学者コミュニティの協力を得た。これが、私たちがPantoneとAdobeに対して、私たちの貢献を認めてほしいと訴える理由である。

Adobe、Pantone、オーシャンエージェンシーは、Carrión氏の批判に対して次のような回答を出している。

「グローイング、グローイング、ゴーンは、2018年10月に、英国を拠点とするマーケティングコンサルタント会社とオーシャンエージェンシーと共同で、サンゴ礁保全のためのより大きな資金と行動を提唱する革新的なグローバルキャンペーンである。 2018年12月に「Living Coral」がPantoneのColor of the Yearとして発表された後、The Ocean AgencyによりPantoneとAdobeはこのキャンペーンに協賛する機会を与えられた。『Dead Coral  -  Color of the Year 2043』というコンセプトは、Glowing、Glowing、Goneに影響を与えたりするものではなかった。Pantoneは多くのクリエイティブのインスピレーションを与えているが、会社はこの気候変動キャンペーンに関する議論には関与していない。」

インフォグラフィック:消費者の半数以上がオンラインショッピング検討時、Amazonを最初に利用

【出典】2019/6/2

https://www.adweek.com/brand-marketing/infographic-over-half-of-consumers-start-their-online-shopping-on-amazon/

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Amazonがオンラインショッピングを強力に推進している。一部のブランドにとっては良くないニュースかもしれないが、Tolunaの最新の調査によると、小売ブランドはAmazonでの宣伝により力を入れ、そのための予算を増やしている。 約51%の消費者が、オンラインでの商品購入することを検討したとき、まずAmazonで商品を探す。その次に利用者が多いツールは、Google(21.8%)、ブランドのWebサイト(17.2%)である。

しかし、それは実店舗でのショッピングがもう古い考えであるというわけではない。消費者のほぼ65%が週1時間以上実店舗で買い物をしている。それに対し、週1時間以上オンラインで買い物をしている消費者は、58.3%程だ。しかし、消費者はオンラインショッピングにより多くの時間を費やす傾向がある。消費者の5.3%のみが週に5時間以上、実店舗で買い物をすると回答した一方、10.3%もの消費者が週に5時間以上オンラインショッピングに時間を費やしていると答えた。

Tolunaのグローバルマーケティング担当バイスプレジデント、Janice Caston氏は、「小売業者はより多くの広告費用をAmazonに費やすことに高い関心をみせている。しかし、消費者は店に訪れ、実際に商品を手に取ることも大切にしている。」

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ペプシ、クリスシー・テイゲン、DJキャレドがこの夏インスタグラムのフィードをジャック

【出典】 2019/05/20

https://www.adweek.com/brand-marketing/pepsi-chrissy-teigen-and-dj-khaled-want-to-be-all-over-your-instagram-feed-this-summer/

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ブランド戦略はUGC(ユーザー生成コンテンツ)、AR、セレブリティインフルエンサーに頼っている。ブランドはユーザーにユニークな体験をしてもらいたいと考えている。

ペプシコのコーラのマーケティング部門役員と、Adweekの貢献者であるTodd Kaplan氏は、アメリカで二番手の炭酸飲料を未だチャレンジャーブランドとして捉えている。そしてこの夏、彼のチームとエージェンシーパートナーが、アメリカで急成長中のソーシャルメディアであるインスタグラム上で、最大のバズを巻き起こす。

そのために、Facebookのアプリ開発チームや、DJキャレド、クリスシー・テイゲンといったトップインフルエンサーと協力し、#Summergramというキャンペーンを行った。

「秋にこのビジネスに戻ってきてから、ペプシというブランドをさらにカルチャーと関連づけ、ターゲットコンシューマーの心にリーチしたいと考えていた。そして、ペプシブランドは最盛期だというチャレンジャー精神に再び火を付けたかった。」と、Kaplan氏はAdweek で語った。

「我々は狂ったように顧客と彼らのカルチャーに関連した手法で繋がることに焦点を当てた。」と、ペプシコのコーラマーケティングVPであるTodd Kaplan氏は語る。

ペプシとインスタグラムは、約250もの様々なARフィルターやステッカーを制作した。「長い日々とショートパンツ」「RVはまだ?」「最高の夏」のような、夏らしい言葉が特徴的だ。2億本以上のペプシ、ダイエットペプシ、ペプシゼロのボトルにこのようなキャッチコピーとQRコードが印字されており、ユーザーはそれをスキャンすることで様々なARフィルターにアクセスすることができる。さらに、ペプシのパートナー組織では、約3000万にも及ぶカップにもこのQRコードが印字される。

以下のスクリーンショットでは、前述のフラミンゴやカニ、ユニコーンといった様々なキャラクターが登場するフィルターを披露している。同様のキャラクターたちが、ニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミ、シカゴで開催されるペプシ提供のプップアップイベントで巨大風船となって登場する予定だ。

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若い世代に効果的ではないコーズ・マーケティング

研究結果:社会貢献を掲げるだけでなく実行に移さなければ意味がない

【出典】5/8/2019

https://www.adweek.com/brand-marketing/cause-marketing-isnt-working-for-young-people/

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DoSomethingの調査によると、ナイキはどんな大義を掲げた広告キャペーンを施策しても、その大義に連想されたブランドの助成想起が60%にとどまり、人種差別撲滅がテーマのキャンペーンを行なってもたったの27%であることがわかった。若者はパーパス(存在意義)が明確なブランドを好みやすい、ということが最近のトレンドから分かる。何かに向かって闘うブランドならお金を費やしても良い、というのがZ世代のスタンスだ。

社会的影響専門のコンサルタント会社、DoSomething Strategic社が今月発表した研究によると、ブランドがコーズ・ マーケティング(社会貢献を通して企業イメージを向上させるマーケティング手法)を成功させるのに苦労している理由は、個々のキャンペーンに尽力するのみで、キャンペーン外でテーマを深掘りしていないからだ。

DoSomething Strategic社のマネージングパートナーMeredith Ferguson氏は「マーケター達はコーズ・マーケティングの正しいやり方を捉え違えており、うまく連結できていない。コーズ・マーケティングを行うなら、その深い意味を理解し、一つのキャンペーンのみで終わらせない必要がある」と話す。

この研究は、DoSomething.orgの登録者で13-25歳の1,908人に対し、88社のリテールやブランドの社会貢献度やプラットフォーム、問題についての調べをおこなったもので、3人に2人(66%)の若者が、社会貢献を謳うブランドに良いイメージを持つと回答した。さらに58%の人が、この好印象が購買意欲につながると回答した。

しかし、ダヴやパタゴニア、ナイキ、DSW(デザイナーシューズを扱うリテール)、アックスなど88のブランドの印象について、よく使用するブランドとそのブランドのコーズをすぐに思い出せると回答したのはたった12%だった。また、77%の人々がブランドの価値観や評判のみを元に購入判断をしたことがあると回答。常にブランドの価値観や評判元に購入する人は5人に2人程である。この結果は、コーズを掲げることが無意味だというわけではなく、コーズ・マーケティングがうまくいっていないのだ、とFerguson氏は話す。

社会的運動のイベントを扱うKindred社のCEO Ian Schafer氏は、多くのブランドが消費者とのコミュニケーションや掲げる目標達成努力をうまく行えていないことがこの研究から分かる、と言う。「TVCM内だけで社会問題や大義について扱っても、それらがブランドから切っても切れない関係になるわけではない。」とSchafer氏は述べた。(特にZ世代はTVCMを見る確率が非常に低い。)

Schafer氏はさらに、ブランドのパーパスと実際の行為が並行すれば、コーズ・マーケティングは成功する、と加えた。これを踏まえると、Z世代の3分の2が存在意義のあるブランドに好印象を持つと言うことは、社会貢献を口約束するだけでなく、顧客と従業員のために実際に行動に移すことが重要なのだ。

「達成目標に信ぴょう性があり、社会に広く浸透していればより効果的だ。」と同氏は述べた。「万が一のことがあっても、情報収拾の得意な若い消費者は、存在意義があれば自らの行動に保険を掛けることができるのだ。」ゼニスメディアのイノベーションヘッドTom Goodwin氏は、「パーパス・マーケティングは、方向性をはっきり定めなくても、目指すゴールを掲げるだけで社会貢献をしているように感じられると言う点で、とても曖昧なマーケティング戦略だ。」と言う。

Z世代インフルエンサーマネジメントのCB Projects社CEOでZ世代マーケターのConnor Blakely氏は、目的というのは主観的で、ブランドは目指す社会を実現させるのではなく、人々を喜ばせているだけだ、と話す。「今、生活における全てがパーソナライズ化されている。私達はブランドに合わせるのではなく、こちら側の需要を理解しているブランドを好む。」とBlakley氏は加えた。

成功しそうなところで努力するだけでなく、オーディエンスの感情、あるいはFerguson氏の言葉を用いれば心理状態まで満たすことが重要なのだ。

それでは、パーパスに重点を置くブランドにとってこれはどういうことなのか。

カンター社によるブランドとパーパスについての研究報告書「パーパス2020」によると、パーパス戦略を用いるブランドは、高次の社会的目的を掲げない企業の倍の速さで成長する。約3分の2のミレニアル世代とZ世代は、明確な目標があり何かをサポートするブランドを好む、ということも研究によって分かった。しかし、DoSomethingの研究によれば、ただ明確な目標があるだけでは十分でない。ブランドらは1度のキャンペーン企画で目標を掲げるのみではなく、しっかりとそれを行動に移すことが重要なのだ。

反・人種差別と社会的不公正を大々的に主張するアメリカンフットボール選手コリン・キャパニック氏を起用したナイキの広告を例にとってみよう。

DoSomethingの調査によると、「ナイキはどんな大義を掲げた広告キャペーンを行なっても助成想起が60%にとどまり、人種差別撲滅がテーマのキャンペーンを行なってもたったの27%である。」という。言い換えれば、たとえナイキのメンションやコメント数が以前と比べ1,678%増加、キャパニック氏のメンションが362,280%に急増 (4Cインサイト調べ)したとしても、それがナイキとコーズを結びつけたわけではない、ということだ。

しかしナイキはこの結果に不満はない。同社によればキャンペーンローンチの翌日、スニーカーの売り上げが31%上昇したそうだ。パタゴニアやノース・フェイスなどの企業は長年一つのコーズを掲げてきたが(この二つのブランドは環境保護を提唱)、突然コース・マーケティングに便乗した企業は、すぐに良い効果が見られるとは限らない。例えば、スポーツ用品店Dick’s Sports Goodsは2018年のパークランドでの銃撃事件を受けて、アサルトライフルの販売を中止し21歳以上の成人にのみ銃を販売する、と発表し賛否両論を受けたが、DoSomethingの調べでは同ブランドと銃による暴力撲滅をリンクしたのは回答者のたった11%であった。

Goodwin氏は、「人間は皆、自分を犠牲にしてまで地球を救う手伝いをしたがらない。悲しいことに、若者は学生ローンの返済や携帯電話中毒に悩むことでいっぱいなので、例えばこのブランドの商品を使用することでサブサハラアフリカに学校が建設できる、など考慮している暇はないのだ。」と言う。

なぜ人びとはインスタグラムの卵の画像にそんなに関心を持ったのか?

目新しいものへの関心は人間の生存本能が関係

【出典】2019/5/2

https://www.adweek.com/creativity/why-did-people-care-so-much-about-an-egg-on-instagram-because-biology/

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数ヶ月前、一つの卵の画像がインスタグラム上で投稿され、瞬く間にLikeの数を伸ばし注目の的となった。この卵の記録はマーケティング予算、データポイントの全てにおいて記録的なものであった。Instagram上での広告への起用に多くの費用がかかるインフルエンサーや、かつてLike数の世界一位の記録を持っていたカイリー・ジェンナーよりも記録的に上回った。

一体、なにがあったのか?それには人間の性質が関係している。

人々は、結局のところ、目新しいものが大好きである。実際、人々はそのことに気づかない程、正直な生き物である。研究者たちが人間の脳をMRIでスキャンしてわかったことは、目新しいものに対する脳の反応と、中脳で起こる報酬処理であるドーパミンの放出との間に一貫した重複を発見した。何もしていない状態であっても何か新しいものに気づくと、ドーパミンが刺激を受け活性化させられる。

この脳機能は人間の生存本能に起因する。進化生物学でわかっていることは、普通ではない事象に敏感に気づく人間が自然界で生き残れると脳にインプットされているのだ。数千年前、我々の先祖は常に死と隣り合わせにおり、何か今までと違う「斬新さ」―それは「火」の発見などを理解できる種のみが生存競争を勝ち残ることができた。そしてInstagramがトリガーとなり我々の生存本能が呼び起こされているのだ。

Instagramの上で、この卵の斬新さに勝るものはない。

大失敗に終わった音楽フェスFyre Festivalのドキュメンタリーが現在2作品制作されネットフリックスとフールーで公開されているが、どちらの作品もFyre Festivalが用いた強力なソーシャルメディアの活用について言及している。SNS上でのPRには素敵な離島で優雅に過ごす美しい人びとが映し出されていた。しかし実際、人々の関心を引いたのは写真に写る美しい人々ではなかった。それはオレンジ色の正方形のロゴであった。

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目新しさ。それは人びとの注目を集めるのだ。

膨大なInstagram上での投稿の中から、卵(またはオレンジの正方形)に人びとが気づく理由が斬新であるとしたら、なぜそれがネット上で莫大に広がり、人びとを巻き込んでいくのか。繰り返しになるが、これは人間の本質的な性質である。なぜ美しい人たち全員がオレンジ色のタイルを投稿しているのだろうかという疑問は、斬新なだけではなく、強力なアイデンティティのシグナルでもあった。美しいインフルエンサー達の社会的な影響力は周知の通りである。それにより、何百万というインスタグラマーのドーパミンが刺激され、Fyre festivalのマーケティングのコンテンツはオーディエンスの心をつかんだのだ。

なぜ我々の脳はコミュニティの形成し団結することに価値を感じるのだろうか?人々の「斬新さ」に対する行動が生物学に起因するのと同じで、我々の生存競争に関連している。人間は社会的動物なのだ。人々は単体で行動するのでなく、コミュニティに属することにより生存率を高めているのだ。コミュニティを団結させる能力が重要なのだ。我々は他の人々に対し自身のアイデンティティやどのコミュニティに属しているかをアピールし、自身が属したいコミュニティに対しては寛容的になるのだ。

全ての事象が生物学に基づく。人類がはじめてコミュニティを作るようになってから何千年もたった今、私たちはこの時と同じ基本的で強力な原動力によって支配されている。人間には普遍性がある。マーケティング担当者と広告主の両方にとって良いニュースである。なぜなら人間の本質は、データサイエンティストがアルゴリズムを調整しても変わらないからだ。

信頼がマーケティング・ストラテジーの原動力になる時代

消費者は、ブランドの目的と意図を理解している。

【出典】2019/04/09

https://www.adweek.com/brand-marketing/using-trust-as-the-driving-force-behind-marketing-strategies/Picture1

消費者が信用できる商品を欲しがるという事実は、企業側にしてみれば当然だろう。

2013年のノーベル経済学賞に輝いたRobert Shiller氏と2001年に同賞を獲得したGerorge Akerlof氏は、2015年に書籍を上梓した。書籍内では、市場操作や欺瞞、更には心理的な弱さを狙う売り手で満ちている市場に人々が囚われていることを唱えた。

Shiller氏とAkerlof氏の理論に賛同しようがしまいが、経済的な事実が揺るぐことはない。過去半世紀に渡り我々はブランド側が無知に漬け込むことで利益を得られる市場を形成してきた。マーケティングと広告は市場を都合の良い方へと導くツールであり、悪い評判の恰好の的となった。

しかしながら、潮流は変わりつつある。2030年までに合計年収が4兆ドルを超えると言われるミレニアル世代(19802000年代初頭までを指すことが多い)が力を持つ様になれば、企業はミレニアル世代への理解を深めるだけでなく彼らに従う必要性も出てくる。

Y世代(19801990年代生まれ)とZ世代(1990年代後半〜2000年代生まれ)を巡る多くの文献で、テクノロジーによってエンパワーされた世代の気まぐれに焦点を当てている。しかし、看過されがちなのはこの世代が要求をどれだけ明確に示し、定められたプリンシパルに沿ったマーケティングをどれだけ許容できるかという点である。

テクノロジーは、万能な解決策ではない。

ミレニアム世代は、プロダクトとサービスにこれ以上お金は支払わないだろう。彼らは信頼と透明性にお金を支払うが、この2つを偽ることは極めて難しいと言える。

マーテックとアドテックの進歩は企業の顧客理解、そして顧客へのリーチを容易にしたが、ここで注意しておかなければならないのは、これらのツールが格段に進歩したとしてもミレニアム世代を出し抜こうとするのは間違いということだ。「顧客以上に顧客のことを理解しよう」という言葉をマーケティングの基盤として考えるのは、今日では非常に危険である。過去と比較するとミレニアム世代は「誰かになりたい」という願望は薄れており、世界に与える影響について企業がどのような見解を持っているのかという点に興味を強めている。

優れたブランドは健全な市場から生まれる

まず、情報を隠したりするマーケティングは終わりを告げたと言えるだろう。販売するだけでなく情報を与え、教育にもなり得るコンテンツを生み出す必要があるのだ。もし、この種のコンテンツに時間をかける価値はないと判断するのであれば購買者の76%が商品ラベルで見つけられない情報をインターネットで探しているという調査結果が明かされたLabel Insight’s 2017 Shopper Trends Studyの閲覧を推奨する。

顧客とのタッチポイントが増える可能性の高いデジタル世界では、カスタマージャーニーをコントロールする難易度は高まっているだろう。企業としては、顧客が情報を容易に見つけられるよう、企業サイトなどに情報を掲載させておくべきである。その為に顧客がどこで情報を得ようとしているのかを知る必要があるがSEOやデータ、分析は大いに役立つだろう。

次にあげられるのは、最高のマーケターは社内にはいないという事実から目を背けない事だ。2012年の研究によればミレニアム世代では、広告よりも専門家の意見を重視する可能性が44%高く、ブログやSNSの影響を受ける可能性が広告に比べ247%高いと判明している。実際にDeloitteの調査で、製造元やサービス提供者を最も信頼できる情報源と考えている消費者は10人に1人しかいないと分かっている。

2019年国際女性デーを記念したブランドのキャンペーンを紹介

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国際女性デー:これを記念し、ブランドらは世界中の女性を全力で称えている。ブランドが国際女性デーを記念すべく、3月に新キャンペーンを開始したり、女性を助ける非営利団体への募金活動を行うのは近年恒例となっている。女性アーティストの奨励や性差別の撲滅など、本日行われている様々なキャンペーンを紹介する。

 

バドワイザー

現在、女性をポジティブに扱う広告は全体のたった61%だ。バドワイザーは、他社の広告を例に挙げ批判するのではなく、自社の過去のキャンペーンを使って、この事実を取り上げた。力強い女性の描写が稀であった1950年代のポスター3枚を、2019年に相応しくデザイン直したのだ。同社はイラストレーターや#SeeHerコミュニティ (アメリカの公告における性差別撲滅運動)と協力し、古いポスターの女性イメージよりも更に力強く独立したイメージに描き変えた。

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HBO

『ゲーム・オブ・スローンズ』『ビッグ・リトル・ライズ』などHBOの大ヒットドラマにはパワフルな女性が多く出演する。そんな女性達を記念し、HBOクリエイティブサービスとMekanism New Yorkは「Make a Little Trouble」というタイトルのスポットを制作。このスポットは「Because of Her」キャンペーンの一部で、ノーラ・エフロンが1996年にウェルズリー大学の卒業式で行なったスピーチが流れる。March 2019 Report 22 C

ペイパル

3月中、ペイパルは女性が経営するビジネスにスポットライトを当て、またThirdLoveやFood52など特定のリテーラーでの購入につき$2がPayPal Giving Fundに贈られる。そして3月23日までに最高$3万ドルをチャリティーに募金するという。

 

また、ペイパルのEVPで最高商務・法務責任者のLouise Pentland氏が女性経営者にインタビューを行う様子も公開した。ThirdLoveの共同設立者でCEOのHeidi Zak氏、Hint Waterの設立者でCEOのKara Goldin氏、Stella & Dotの共同設立者でクリエイティブチーフのBlythe Harris氏、Benefit CosmeticsのグローバルブティックSVPのLisa Edwards氏、そしてSimple Habitの設立者でCEOのYunha Kim氏との会話の様子が見られる。

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ModCloth

ヴィンテージを扱うオンラインリテーラーModClothは、ホールジーやオークワフィーナ、ダーシャ・ポランコ、ハリ・ネフといった大女性スターらを起用した「Against the Current (流れに逆らう)」キャンペーンを公開し、内に秘める強さを活かして人生の障害を乗り越えよう、と女性を応援する内容だ。アンセムバージョンは、障害物として各スターの行方を阻む4つのエレメント(大地・水・風・火) をそれぞれが克服するというストーリーで、ソロバージョンでは一人一人が過去に克服した困難について深く語る。

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Brawny

ペーパータオル会社Brawnyが全世代のパワフルな女性にスポットを当てる企画「Strength Has No Gender (強さに性別はない)」は今年で開始から4年目。同社は今年も「Generations of Strength 」という、歴史上の輝かしい女性を讃える45秒スポットを制作した。

 

同社はまた、例年通りBrawny Manと呼ばれるブランドマスコットを女性に置き換える、限定版パッケージを発売。今年は、3つの異なる世代の女性を起用する。更に、同社は今年、非営利団体Girls Inc.との提携二年目に突入する。

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Stacy’s ピタチップス

Stacy’s ピタチップスは、企画開始から三年目となる今年も、女性アーティストがデザインした限定パッケージを発売する。カラフルなそのパッケージは、女性アントレプレナーの成功までの道6段階を描く(インスピレーション、勇気、挫折、精神の養育、成功、コミュニティ)。更に、同ブランドは1ヶ月を通して最高40万ドルの募金を募るといい、内20万ドルは、United Wayという女性が設立したビジネスへのファンドの格差削減をミッションに活動する団体へ寄付され、もう20万ドルは女性アントレプレナーの援助金となる。

 

United Way WorldwideのCEO Lisa Browmanは声明の中で、「Stacy’s ピタチップスとの提携により、私たちはギャップを埋め、女性ビジネスオーナーが情熱を追求するのを援助している。各募金活動は、女性リードの新ビジネスを促進するだけでなく、彼女達の長期的な成長をサポートする。」と話した。

 

 

ユナイテッド航空

女性史月間を記念し、ユナイテッド航空は2人の女性アーティストが自由に描ける巨大なキャンバスを用意する。そのキャンバスとはボーイング757型機だ。The National Museum of Women in the Artsによると、アーティストの51%が女性にもかかわらず、女性によるアートは展示品の13%以下であるという。そこでユナイテッド航空はマーケティングエージェンシーのLaundry Serviceとそのメディア部門Cycle Mediaと提携し、「Her Art Here」キャンペーンをローンチした。このキャンペーンは更に、ニューヨークとロサンゼルスでのインテラクティブOOHも含む。

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オールドネイビー

オールドネイビーは今週土曜日、唯一の女性プロスカイライターLana CondorとSuzanne Asbury-Oliverとコラボし、セントラルパークやブルックリンブリッジ、ゴールデンゲートブリッジなどの名所上空に、感動的なフレーズを描く。 「昇進の壁を打ち破る」「限界なんてない」といったフレーズを空に描くことで、女性達を応援する。

旅行・ツーリズムブランドへの悪い知らせ: バケーション・シェイミングの流行

アラモの調査によると、アメリカ人は罪悪感ゆえに旅行を控え出費を抑えている

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この時期は、冬の憂鬱感に陥ったアメリカ人が夏のバケーションプランを考え始める時期だ。(ちなみに1月30日は全米旅行産業協会によって「National Plan for Vacation Day (休暇計画の日)」と定められている。)世界旅行ツーリズム協議会が2017年に1.5兆円を算出したと報じるアメリカの旅行・観光産業にとって、これは良いニュースではあるが、最新の研究によると、消費者のある態度が業界の成長の妨げになっているようだ。

 

それは景気後退への恐れではなく、もっと身近で邪悪なもの—羞恥心だ。

 

アラモレンタカーが今日発表した研究によると、2016年以来に同社が注目し始めた「バケーション・シェイミング」と呼ばれる現象が、今年著しく増加しているようである。

 

「バケーション・シェイミング」とは、社員が有給を取る際、上司が部下に、または同僚同士でプレッシャーを与える事によって罪悪感や羞恥心、更には恐怖感を与える事を言う。このような不快さを感じないよう、休暇を短縮したり、全く取らないアメリカ人が増加しているそうだ。

 

昨年は、アラモの調査の回答者41%がバケーション・シェイミングを経験したことがあると答えたが、今年はその数が半数(48%)にまで上った。またアメリカ人労働者の3分の1が実際に同僚に対してバケーション・シェイミングを行なったことがあると認め、その数は2018年の27%と比べ著しく上昇した。

 

若い世代がバケーション・シェイミングに比較的敏感なようだ。Z世代の76%とミレニアル世代の63%が「非常にバケーション・シェイミングを感じやすい」と回答したのに対し、X世代でそう回答したのは44%であった。

 

しかし、旅行・ツーリズム産業の収益に影響しているのはバケーション・シェイミングの行為そのものではなく、それに対する消費者の反応である。

 

アラモの調査によれば、雇用者の28%がバケーション・シェイミングを受けた事によって休暇を短縮する決断をしたのに対し、26%はただ単に休暇を減らしている。この数字は前年と比べそれぞれ4%、5%増加した。休暇の短縮や有給の不消化はホテルやレストラン、その他旅行・レジャー関係のビジネスにとって収入の減少につながる。

 

この現象に注目するのはアラモだけではない。昨年、PSAソフトウェア開発会社Kimble Application のレポート「No Vacation Nation(休暇の無い国)」が、有給をすべて消化するアメリカ人雇用者は半数以下(47%)で、21%は年間多くて5日も有給を消化していない事を明らかにした。同レポートはバケーション・シェイミングという言葉は使用していないが、結果的にはそれを原因としている。「約10人に1人が、上司や同僚から有給を取らぬようプレッシャーをかけられたことがある」と明かした。

 

 

一見、休暇の短縮化は大して経済的影響が無さそうであるが、実際には消費者の支出の減少はかなりの打撃なのである。「Project: Time Off 」と呼ばれる全米旅行産業協会のイニシアチブによると、2017年に52%のアメリカ人有給休が暇を取らなかったことで、7億500万日を雇用主に返上している事になる—本来であればその間に旅行しお金を使っていたかもしれない。「7億日間以上の有給の不消化はアメリカ経済にとって2,550億ドルの損失に値する。」と同レポートが述べる。

 

アラモの調査結果におけるバケーション・シェイミングの目立った増加は新たな不安を掻き立てる。それは、有給を消化しなかった者は、自分の同僚も有給を取らないようバケーション・シェイミングを行いやすくなるだろう、という事だ。

「女性の日」のためにBudweiserは1950年代の3広告をアップデート

【出典】 2019/03/08

https://www.adweek.com/creativity/for-womens-day-budweiser-revived-and-reimagined-three-of-its-ads-from-the-1950s/Picture1

Budweiserは1950年代に発表された女性を専業主婦として見立てた3つの広告を再発行している。だが、そのオリジナルの宣伝と共により啓蒙的なメッセージ付きの新たな広告も発表した。

例として、上の宣伝では夫のニーズに応えられるかが不安な妻に向けの1956年らしいメッセージから、周りから大切にされ、自分がベストだと思う人生を生きるのを推奨するメッセージへと変化している。ビール自体の持つ役割も男性を喜ばせるものから、女性の楽しみの象徴を表すものへと変化を遂げた。

現在のBudweiserの宣伝の趣旨は幾重にも重なっている。Budweiserは近年マーケターにとって大切になってきたInternational Women’s Dayを意識している上、広告業界において女性のイメージ上昇に対し働きかける#SeeHerのプロモーションも行っている。

だが、Budweiserは自身のブランドの過去を消し去りたい訳でも、男性をバカにしようともしている訳ではない。マーケティングの副部長であるMonica Rustgi氏は「このプロジェクトは時代がどの様な変化を遂げ、ビールの背景にあるメッセージ(担当するマーケティングやエージェンシーは女性が過半数を占める)がどの様な進化をしたかについてである。」と述べる。

「Budweiserは過去のアイコニックな出来事も適切な形で未来へ生かすことができる。」とRustgi氏はAdweekに述べる。「今回のプロジェクトで示している通り、私達は今まで通ってきた道に誇りを持っている上、これからの広告業界をより良くする一員としての役割に対してもとてもワクワクしている。」と述べる。

Rustgi氏が個人的に気に入っているInternational Women’s Dayの広告は妻が電話を修理している夫のためにビールをいれてあげる1958年の広告の改訂版である。新しいバージョンでは、夫婦が新しい家の引っ越し作業の合間に取っている休憩シーンを描いている。元の広告のトンカチは健在だが、新たなコンテクストで使われている。

「この広告を作るのは楽しかった。」とRustgi氏は述べる。「元の広告はステレオタイプ路線をいってしまっていた。私たちのイニシアチブは男性もポジティブな描き方をすることでもある。」

改訂版の広告はBudweiserのエイ―ジェンシーであるVaynerMediaと、3人の女性イラストレーターによって制作された。

「個人的にも、責任者としても、このキャンペーンが世に出回るのがとても楽しみです。」とRustgi氏は述べる。

#SeeHerとのパートナーシップはBudweiserrの広告が男性・女性共にポジティブな描かれ方をされているかを判断され続ける運動である。#SeeHerによると、女性がポジティブな描かれ方をされている広告は全体の61%しかなく、その事実を踏まえた上でその数値が大幅に上がる様BudweiserはコミットしているとRusgi氏は述べる。

下記には改訂版と、比較用の拡大されたオリジナルの広告である。Picture1Picture1Picture1Picture1

 

ブランドの売り上げをヒットさせたいか?ミュージシャンと提携を試みろ

 

 

 

PepsiCoのスーパーボールでの広告は、コラボレーションがどれ程効果的かを証明した

March 2019 Report 9A

ミュージシャンのマイケル・ブーブレ氏、チャンス・ザ・ラッパー氏、カーディ・B氏は大成功におさめたPepsiCoのスーパーボールの広告に出演した。

 

スーパーボールの間、PepsiCoはミュージシャンとブランドとのコラボレーションする賭けにでた結果、利益をあげることに成功した。チャンス・ザ・ラッパー氏とバックストリート・ボーイズが主演したペプシコーラブランドの広告に続いて、他ブランドである、Doritosがスーパーボールの試合の間にSNS上で2番目に最も話題となった。Big Game spotにカーディ・ B氏、リル・ジョン氏、スティーヴ・カレル氏が映し出された後、ペプシは、ソーシャルネット上での「SOV(シェア・オブ・ボイス)」においてトップであった。そして、マイケル・ブーブレ氏の出演した、同社の製品である、Bublyの広告は、80億にも及ぶメディアインプレッションを獲得した。

PepsiCoのスーパーボールでの広告のように、ミュージシャンとブランドがコラボすることは、ミュージックビデオのプロダクトリプレースメント的な典型的な方法以上に双方にっとて非常に有益である。それでも、実際にコラボレーションがうまく効果をだすためには、アーティストとブランドの両方の個性が完全に結びつき、どちらかに偏ることなく、双方を尊重する事を必要とする。また、ブランドとミュージシャンの双方が、それぞれの支持者とセールスを失う危険性もある。

 

先月開催されたAdweek;Challenger Brandsにおいて、Cash Money Recordsで長年弁護士を勤めるVernon Brown氏は、共同創設者であるRonald “Slim” Williams氏と共催したパネルディスカッションの場で「ブランドと音楽をミックスさせる機会はたくさんある。もしブランドがミュージシャンとのコラボレーションを試みれば、彼らは売り上げを増大させるだろう。」と述べた。

 

Williams氏のレーベルはリル・ウェイン氏、ドレイク氏、ニッキー・ミナージュ氏のように100人のトップスターを抱えている。Brown氏は、「このレーベルは、主にミュージックビデオに自社の商品をのせたがっているブランドから、ステージ外において、たくさんの問い合わせを受けている。」と述べた。しかし彼は、アーティストとブランドのコラボレーションよりも、テレビCMをも超える、より効果的な方法があると主張した。Brown氏は、「これらのブランドは、もう少し深く考えるべきだ」と述べ、例えば、ブランドとアーティストが一つになるスポンサードオンライン動画を公開することを提案した。

 

レコードレーベルやマネージメントチームにとって、ブランドとアーティストとの間の契約が、アーティストのイメージや売り上げを傷つけることがないかを保証する事が、何より最も重要なことである。取引において、「お金は、時々価値がない」と彼は付け加えた。

 

 

「”アーティストとブランドの両方にとって”、理にかなっている事が決め手となる。」とRoc Nation Recordsの社長、Benny Pough氏は述べた。Jay-Z氏によって設立されたエンターテインメント会社は、昨年のAppleのCMにやり手のビジネスマンに扮した二歳の実の息子と共に出演したDJ・キャレド氏や、Fenty x Pumaを含め、たくさんのファッションディールにその名前が起用されている、リアーナ氏、Appleの「Behind the Mac」キャンペーンにおいて、Macを使い楽曲プロデュースする様子が特集された、グライムス氏などといった才能を現在抱えている。

 

世界でトップのFortniteプレイヤーであり、Twitchで一番人気のストリーマーであるTyler “Ninja” Blevins氏に挑戦するために、ラッパーのトラビス・スコット氏がドレイク氏やアメリカンフットボールチーム、Pittsburgh Steelerの一員であるジュジュ・スミス・シュースター氏らと結んだ取引が円滑にいくようにPough氏は手助けをした。Scott氏は、Fortniteと一緒に仕事をする事を以前から望んでいたため、彼のアーティストの1人がTwitchで「Ninja」と対戦する機会が浮上した時、その決定は簡単だったと語る。有名人が動画を公開したため、「Ninja」は、ソロストリーミング試合の同時視聴者数65万人という、驚くべき記録を更新した。「コラボレーションがうまくいったとき、アーティストとブランドの双方は、共に素晴らしい利益を得られる。」とPough氏は述べた。

 

 

「正当で正直なパートナーシップを探す。」シンガーソングライターのアンソニー・ハミルトン氏は、彼がブランドとの契約を結ぶ前に何を考慮するのか述べた。

 

 

現在、ハミルトン氏は10年以上にわたりNikeのAir Jordanのアンバサダーを務めている。噂によれば、マイケル・ジョーダン氏自身が、ハミルトン氏のパフォーマンスを見て、「彼と契約しなくては」と叫び契約を持ちかけたとか。

March 2019 Report 9 B