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不適切コメントへのYoutubeの対応に広告主は納得せず

不適切なコメントの削除は進められているが、不十分だと指摘する声も聞こえてくる。

March 2019 Report 15

Youtubeが動画からペドフィリア(小児性愛者)のコメントを削除することを発表したが、一部の広告主は抜本的な措置が行われるまで広告を停止する意思を固めている。

 

先日Youtubeは、ペドフィリアによる子供に言及した不適切なコメントが散見されるという報告に基づき新たなガイドラインを策定し、未成年者が登場する動画へのコメントを無効にすることを発表した。動画自体は健全な内容だが、性的なコメントや児童ポルノサイトへのリンクが投稿されていた。このような状況に対してAT&TやDisneyなどいくつかの企業が広告の取り下げを決定した。Youtube側では、広告代理店やトップブランドに対し説明を行い、健全な環境を維持できるように努めている。

 

しかしながら、新たに策定されたガイドラインは形骸化することも考えられ、過去2年間でYoutubeが犯した多くの失敗の内の1つに過ぎないだろうと業界関係者は語る。2017年にも、過激論者やテロに関する動画に広告が掲載されたことでいくつかのブランドがYoutubeへの広告出稿を一時停止している。

 

今回10のブランドが広告出稿を停止している中、広告代理店の幹部は今回のYoutube側の対策を受けて直ぐにプラットフォームに戻る判断はできないと語る。

 

親会社のGoogleは最重要事項として取り組むべきであるのに加え、数年前に行われるべきであったブランド保護が出来ていないと今回の対応への不満を露わにしている。

 

更に、現状ブランド保護という観点での達成度は半分程度だろうと指摘している。

例えば、Youtubeは一部ブランド(アルコールと関連のないブランドも含む)に広告をアルコールカテゴリーに分類するよう伝えており、アルコールカテゴリーに属する広告は自動配信システムで子供や家族向けの動画では配信されない仕組みが構築されている。そのため今回の問題は発生し得ないが、全ての企業がアルコールカテゴリーとして広告を出稿しなくてはいけないのだろうかと皮肉交じりに語った。

 

Youtubeは広告代理店との協議内容の公開は控えたが、新しいポリシーをオンラインで公開し不適切コメントへの対応を明確にしている。

 

広報担当者は、「数千万もの動画のコメントを無効にすることも含め、子供達を保護するための措置を数多く講じてきた。コメント欄を自主的に健全に保とうとするチャンネルなど一部例外もあるが、コメントの無効化を進めている。我々は、コメントが視聴者との繋がりを作りクリエイターにとって重要な機能である事は理解しており、健全なコミュニティーを維持するには今回の対応は間違っていないと捉えている。」とYoutube側の意見を表明した。

 

FacebookやHuluなどの競合にとってはYoutubeに先んじる機会であり、事実Facebookは既に広告代理店とコンタクトを取っており顧客の獲得に乗り出している。

 

しかしながら、広告主はFacebookにも疑問の目を向ける必要があるだろう。彼らはYoutubeの問題についてピッチ中に言及しなかったと関係者は語る。

 

そういった点では、YoutubeとFacebook共に誰もが楽しめるようにプラットフォームをコントロールで

今知っておくべき最もクリエイティブなブランドのアイデアトップ5

https://adage.com/article/special-report-creativity-top-5/top-5-creative-brand-ideas/316725/

あなたが今知っておく必要がある最も革新的なブランドのアイデアトップ5を紹介したい。(各ブランドの動画は出典の記事から視聴可能。)

5.シャッターストック:「ポップ・アートオスカーポスター」

アカデミー賞に間に合うように、シャッターストックはオスカーにノミネートされた映画に触発されたバージョンのポップ・アートを発表した。その中でも、「ROMA ローマ」を取り上げたコミック、ウォーホルを彷彿とさせる「ボヘミアンラプソディ」、そしてロイ・リキテンスタインに触発された「女王陛下のお気に入り」の作品は見事である。Picture1

4.クイックブック:「『Backing You』オスカー広告」TBWA / Chiat / Day L.A.

オスカーの放送から賞賛されるべきプロダクション関連者がカットされてしまっている、という近年の論争に対して、QuickbooksとTBWA / Chiat / Dayは、そのような才能のある人たちにスポットを当てる新しい広告で応えた。典型的な映画の制作クルーの約85%を占めている、自営業者や中小企業のオーナーに対するメッセージである。Picture1

  1. チェリオス:「家族みんなで(It’s All in the Family)」72andSunny New York

チェリオスは、ネクサスのジョニー・ケリー監督による72andSunnyの魅力的なアニメーションキャンペーンで、家族の多様性を祝福した。”Right on Tracks”には、養子縁組である家族、独身の両親、同性愛​​者の両親、混血の家族などを含む複数の家族が登場する。オーディエンスは、歌詞字幕の上で弾むチェリオをたどることによって、それぞれのビデオでカラオケスタイルで一緒に歌うことができる。Picture1

2.フォックスネットワークスグループラテンアメリカ:「性別中立字幕」Astillero Buenos Aires

フォックス・ネットワークは、#MeToo時代のラテンアメリカでの懸念の高まり−スペイン語が性差別主義であること−に対処した。スペイン語では、特定の単語が性別で分類されており、男性のものが主に優先される。しかし、「Pose」の番組放送時に、フォックスは標準の文法規則を覆し、性別に中立な新しいバージョンの言葉を紹介した。たとえば、友人グループを説明するために「amigos」という単語の男性バージョンを使用する代わりに、「amigues」という字幕をあて、「all」という男性バージョンの「todos」は「todes」とした。

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1.イケア:「大きなお風呂場のおもちゃSmakrypMother London

イケアは、プラスチック製のおもちゃの船Smakrypを、ロンドンのテムズ川に浮かぶ実際の乗り物にした。しかし、それは楽しむだけのためではない。ボートが、川の汚染された水からゴミを取り除くのだ。Mother Londonからのこのアイデアは、イケアのGreenwich店のオープンのプロモーションのためである。これは、これまでの中で最も「持続可能な」内容であると主張した。一般の人々は遠隔操作で船のコントロール権を獲得するために集められ、回収されたゴミの一部はGreenwich店の彫刻にアップサイクルされる。Picture1

 

キャデラック、ベライゾン、マリオットなど、いくつかのオスカーの広告

https://adage.com/article/media/a-ads-airing-oscars/316724/

アカデミー賞を取り巻く様々なドラマ− ホストがいないテレビ放送や、ショーを短縮しようとする試みの失敗を含む− があるにもかかわらず、広告は依然として堅調に推移している。

今週の初めにディズニーABC TVグループは、オスカー中のコマーシャルの枠が売り切れたことを認めた。ABCは、日曜日の夜の放送のわずか4日前に売り切れを発表したが、内部の人間は2週間前にはすでにクローズしていたという。これは近年のペースと一致している。

今年の放送の30秒広告は昨年と同様で、広告主には約220万ドルの費用がかかる。

視聴率が低下しても、オスカーのライブ配信での比較的大規模なオーディエンスは広告主にとって魅力的なままである。昨年の番組は平均で2,750万人、14.9世帯による視聴で、2017年の授賞式と比較して19%減少した。

広告主は、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(バドワイザー)、キャデラック、グーグル、ヘネシー、IBM、マリオット、マクドナルド、マイクロソフト、ロレックス、サムスン、ベライソン、ウォルマートである。

日曜日の夜に放映されるコマーシャルのいくつを紹介する。

キンダー・ジョイ

2018年にアカデミー賞の広告デビューを果たした後、フェレロのキンダー・ジョイはオスカーに戻ってきた。小さなおもちゃが付いてくるココア、クリーム、ウエハースを紹介している。今年の30秒スポットは、両親と充実した時間を過ごし、キンダー・ジョイを楽しんでいる子供たちの楽しそうな顔にフォーカスしたようだ。このスポットは、ニューヨークの広告代理店パブリシスが制作した。

キャデラック

ゼネラルモーターズの高級ブランドは、日曜日の放送中に4分の広告を放映するだろう。その際に、SUVポートフォリオを特色とする「Rise」と呼ばれる新しいキャンペーンをローンチする。この広告購入には、チャイルディッシュ・ガンビーノの「Me and Your Mama」にセットされた4つの新しい広告が含まれている。これでアカデミー賞のスポンサーをするのは、6年連続の取り組みとなる。

ベライゾン

ベライゾンは日曜日のアカデミー賞の間に、2つのスペイン語のスポットを含む6つのコマーシャルを放映する。伝統的なセレブリティのスポークスマンを起用する代わりに、ベライゾンは実際のカスタマーのリアルなストーリーを特集する。字幕がないオスカーの間に、スペイン語でコマーシャルを放送するのは今回が初めてである。

マリオット

マリオットはオスカーを活用し、さらに効率化された新しい特典プログラム、Bonvoyを紹介する。マリオットのコマーシャルは個別に放映さされる。オスカーのテレビ放送に戻る前に、ホテルチェーンの30秒のプロモーションがあり、次にBonvoyの60秒の広告がある。マリオットはそのスポットのために、オブザーバトリー・マーケティング社と一緒に働き、パブリシスグループのマリオットワンメディアはメディア業務を担当した。

バドワイザー

バドワイザーはもともと、第53回スーパーボウルでシャーリーズ・セロン主演のスポットを放映するつもりだったが、それをホールドしオスカーで60秒の広告を流すことに決めた。同社のコアブランドのマーケティング担当バイスプレジデントであるリカルド・マーカス氏は、オスカーのオーディエンスは「よりプレミアなブランドを探している可能性が高い」ため、オスカーの放送が適していた、と述べている。VaynerMediaによるコマーシャルは、その限定版ビールであるバドワイザー・リザーブ・コッパー・ラガーを宣伝する。Picture1

ヘネシー

ヘネシーにとって、初めてのオスカー広告である。「7つの世界(7 Worlds)」と名付けられたこのスポットは、リドリー・スコットによって監督され、ヘネシーX.Oコニャックを宣伝する。ビデオはX.Oの7つの香りを強調し、オスカー像に似たような巨大な黄金像を映像に織り交ぜ、オスカーに敬意を払っている。

 

 

バーバリーやその他ブランドへ捧ぐ:脱・人種差別的マーケティング入門書

あらゆる部門を多様化する事で、バッシングを受けやすい失敗を防止

March 2019 Report 10

アディダスが黒人歴史月間を記念し、真っ白の「Uncaged (解放された)」シリーズのスニーカーを発売した際、速攻で社会からの反発を受けた。

 

ツイッターでは多くの消費者が同ブランドに対しての怒りを示し、例えば@DigitalFile_Deeは「黒人歴史月間中に白一色の靴?@adidas本気か?しっかりしてくれ!」とツイートした。

 

それはこの商品の販売中止につながった。

 

この件のみならず、他のブランドの失敗も同じパターンである。例えばプラダが昨年12月に発売した、大きな赤い唇を持つサルのキャラクターがモチーフの商品や、今月発売された、グッチの目出し帽風で口の部分が赤く縁取られたトップスは、黒人を揶揄するブラックフェイスを思い起こさせるとして即販売中止になった。セレブが運営するブランドでさえ叩かれる。ケイティ・ペリーのアパレルブランドが発売した靴のデザインがブラックフェイスだとして批判を浴びた。

 

 

もちろんこういった問題は商品開発の時点だけでなく、マーケティングの最中にも起こる。2017年は、Black Lives Matter運動など政治的トピックを扱う事によって注目を集めようとしたペプシによる、ケンダル・ジェンナー出演のCMや、黒人モデルが洋服を脱ぐと白人に変身するダヴのCMなどが問題になった。また2018年の3月には、ハイネケンの「Sometimes Lighter Is Better (たまには薄い方がいい)」というキャッチコピーが、人種による肌の色の違いを連想させる差別的文句だとされた。

 

 

この問題は一時的なものではない。ブランドらは多文化な市場が新商品やマーケティングをどう捉えるかしっかり予測出来ていないのだ。商品の大失敗やそれに続くPRの厄介事を防ぐため、ブランド内のあらゆる部門が人種的、文化的多様である必要がある。以下、専門家らが多様化の方法や役立つ新ツールを紹介する。

 

多様化

専門家は、意思決定を行う人々が人種的、文化的多様性に欠けている事が、こういった失敗に繋がると言う。例えばCMOがかっこいいと思うアイデアも、消費者は違う風に捉えるかもしれない。そして消費者からのバッシングはブランド側の不意をつくケースが多い。

 

ブランドらは、商品開発の部門やマーケティング部門の意思決定機関が、性別、年齢、人種、そして地理的に多種多様であるよう気をつけるべきだ。

 

シカゴのエージェンシーで文化的多様なエージェンシーBurrell Communicationsのシニア・デジタル戦略Michael Street氏は、「グッチの件では、人々はただ単にかっこいいファッションアイテムだと思うかもしれないが、あるコミュニティにとっては違った風に見えるのだ。」と述べた。

 

グッチを所有するKeringの会長でCEO François-Henri Pinaultはウォールストリートジャーナルに対して、社内にアジア系の市場調査を行うチームは存在するが、アフリカ系アメリカ人のコミュニティを担当するチームがいないことを明らかにし、「それは我が社の誤りだ。」と認めている。

 

マルチなカルチャーやミレニアル・Z世代の消費者を扱うのに特化したエージェンシーTen35のCEOで業務執行社員のAhmad Islamは「カルチャーに関するトピックを扱うマーケティングをブランドが行う際、その意思決定機関に専門家が存在しない、という件が多すぎる。我々は今や文化を扱うどんなトピックに対してもセンシティブな環境にあるのに。」と話した。

 

彼はさらに、「ブランドらは消費者のインサイトやデータを収集する際、古いやり方はやめて、そのデータが何を意味するのがもっと深く理解できるような調査モデルを取り入れるべきだ」と述べた。

 

早い段階から企画のリサーチを行うこと

マーケティングに関しては、初期段階から様々なバリエーションの消費者を対象にできるようなツールの使用を検討すべきだ、と専門家は言う。

 

カンターの成長戦略部門VP Anne Hunter氏が紹介するBrandstageとは、市場調査会社のカンターとシカゴの即興コメディークラブSecond Cityが提供し2年前から開始された市場調査の場である。そこでは、ブランドが新商品の広告を撮影する前に、コンセプトを試験しオーディエンスからの反応を確認する事ができる。

 

「広告を展開する前に、コンセプトや対象となる消費者が在る環境について考察するのは、ブランドにとって非常に重要である。」とHunter氏は話す。カンターは更に、広告のコンセプトについて消費者とビデオインタビューを行う事が可能なSpotlightと呼ばれるサービスも提供する。

 

Burrellによって約2年前に開始されたサービス、Social Listening Labでは、アフリカ系アメリカ人のインフルエンサー1万人のソーシャルメディアへの投稿を調査し、その情報をもとに現在のトレンドなどをマーケターへ毎月提供する。このサービスによりマーケター達は、インフルエンサーの考えや意見を垣間見る事ができ、どのプラットフォームの使用を好むか (例えばInstagramとYouTubeの比較) などといった情報も知る事ができる。Burrellは流行中のブランド、キャンペーン、ハッシュタグ、またはトピックを追跡できるので、マーケター達はリアルタイムで流行に乗る事ができる。

 

Street氏は、「我々は、現代のソーシャルメディア会社としての意義をうまく活用し、消費者内での話題を捉えている。全ての人が自分のブランドに関する話題に対して常に敏感であるべきだ。」と話す。

 

創設から1年弱の市場調査会社Gaugeは、ブランドが人種的に過激な広告制作を防止するために、マーケターを多文化なコミュニティーの流行発信者達と繋げている。同社はインフルエンサーにお金を払い、アプリを使ってアンケートに答えてもらうことで「rapid mobile focus group (モバイルで迅速に市場調査に参加してくれる消費者)」からデータを収集し、ブランドにフィードアバックを届ける。同社は最近ハッシュタグ#NoMoreBadAdsを使用し自らの宣伝も行なっていた。GaugeのCEO Joshua DuBois氏は最近行われた電話会議において、ブランドが失敗する理由に、「市場調査の段階で適切な消費者を選別していない」ことをあげた。

 

データを理解すること

ブランドは広告が放送された後もリサーチを継続するべきである。ブランドらは消費者からの非言語シグナルにも注目している。カンターは例えば、広告に表情認識システム

を導入することで、消費者の直感的反応を深く理解するのを可能にする。もちろんこれは多文化コミュニティーだけでなくあらゆるオーディエンスに便利な機能だが、ブランドにとっては、キャンペーンの失敗の兆候にすぐ反応でき、クリエイティブに適切な調整を加える事が可能になる。

ネスレとディズニーがYouTubeから広告を取り消しーYouTubeの子供に関するビデオの取り扱い方が発端に

https://adage.com/article/news/nestl-disney-pulled-ads-youtube/316710/Picture1

あるブロガーが、Googleが所有するビデオサイトYouTubeでのコメント欄がどのように「ソフトコア(性描写が露骨でなく暗示的な)の小児性愛者たち」を促進するために使われていたかを説明した後、ネスレやウォルト・ディズニーはYouTubeでの広告を下げたという。問題があるビデオのいくつかに、ディズニーやネスレの広告があったのだ。

ネスレの広報担当者はメールで、「米国のすべてのネスレ関連会社はYouTubeでの広告の掲載を一時停止した」と話した。ビデオゲームメーカーのEpic Games Inc.とドイツの食品大手Dr. August Oetker KGも、彼らのブランドの広告がそれらのビデオの前に再生されることが示された後、YouTubeへの広告投下を延期したと述べた。情報筋によると、ディズニーは広告支出を保留にしたようだ。

ビデオブロガーのマット・ワトソン氏は日曜日に20分のビデオを投稿し、若い女の子が鏡の前でのポージングや体操を行うなど性的なことを連想させる行動をしているようなビデオを特定するために、YouTubeのコメントがどのように使われているかを詳しく説明した。ワトソン氏のビデオでは、ユーザーがいずれかのビデオをクリックした時に、どのようにYouTubeのアルゴリズムが似たような動画をお勧めするか、を説明している。水曜日までに、ワトソン氏のビデオは170万回以上見られている。

YouTubeの広報担当者は、「コメントを含む全てのコンテンツにおいて、未成年者を危険にさらすようなコンテンツは不適切であり、YouTubeではこれを禁止する明確なポリシーを設定している」とメールで話した。これらの動画への広告費用の合計は過去60日間で8,000ドル未満であり、YouTubeは払い戻しを予定している、と広報担当者は述べた。

2年前、Alphabet Inc.のGoogleが所有するビデオサイトであるYouTubeで、過激な暴力的なコンテンツの横に広告が掲出された後、いくつかの主要な広告主がYouTubeからの広告支出を取りやめた。YouTubeはまた、子供向けの不適切な動画をホストしているという批判にも直面している。Googleはこの問題について、広告主に安心感を与えるために過去2年間でいくつかのステップを踏んでいる。P&GやAT&Tなど、YouTubeをボイコットしたブランドの多くは、その後YouTubeでの広告を再開している。

YouTubeは、適切さの「境界を越える」コンテンツをどのように扱うかについての、最新の方針を発表した。

ウォルマートが自社でオンライン広告の販売を行うことで、WPPグループに大きな打撃を与える

3年前にWPPに買収されたトライアドは、ウォルマートへの移行を阻止するために競合禁止契約を発令

https://adage.com/article/digital/walmart-takes-online-ad-sales-huge-blow-wpp-unit/316689/

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ウォルマートは、WPP傘下のトライアドが管理しているWebサイトの広告販売および関連する分析作業を、自社で行おうとしている。それは何百人もの仕事に影響を及ぼし、WPPがたった3年前に買収したビジネスの仕事の大部分を取り除くことになる。

この問題をよく知っている人々によると、トライアドは社員に対し、広告運営を引き継ごうとしているウォルマート・メディア・グループへの移行を阻止するためにも、競合禁止契約を強制するだろう、と話した。また、ウォルマートはこの動きの一環として何百人もの社員を雇用すると予想されている、とこれらの人々は言う。トライアドからウォルマートへの移行は少なくとも5月まで続くと予想される。

ウォルマートの広報担当者はアカウントの移動を確認したが、競合禁止契約についてはコメントを控えた。トライアドの広報担当者はコメントを控えた。

WPPが49パーセントを所有しているHaworthが、ウォルマートおよびSam’s Clubのメディアバイイングを行なっていたとしても、WPPユニットの競合禁止契約に対する姿勢は変わらない。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、トライアドの2016年10月の販売時点での年間総売上高は5億ドル、従業員数は約700人であった。2017年までにトライアドは、取引当時2番目に大きな顧客であったeBayが自社で広告運用を開始した後に500人の従業員となったという。その他の主要なトライアドのクライアントには、ステープル、オフィスデポ、Kohl、CVS、Wayfair、Searsが含まれ、これらを合わせるとWalmartのリテールの売上高の約半分となる。

トライアドは、XMisと並んでGroupMのマーケティンググループの一員である。トライアドは先週、社名から「リテール・メディア」という言葉を削除し、コンサルティングに新たに焦点を当てることを発表した。この会社はフロリダ州セントピーターズバーグを拠点としているが、このことに影響を受ける従業員は国内外のオフィスに分散している。

AmazonやKroger Coを含む他の大手小売業者は最近、独自のメディア販売事業を営んでいる、またはそれらを自社運用に持ち込んでいる。

利益率が高く、急成長しているデジタル広告ビジネスは、利益率が低い小売業者にとって戦略的に重要になってきている。しかし、ガートナー(IT分野の調査・助言を行う企業)グループのL2社は昨年、ウォルマートがデジタル広告ビジネスのアクションに満足していない理由を発見した。Amazonはそのウェブサイトでの検索の16%をマネタイズできているのに比べ、ウォルマートはわずか1%だったからである。

2019年のスーパーボウルの広告はいくら?

https://ftw.usatoday.com/2019/02/2019-super-bowl-commercial-cost

スーパーボウルは、テレビの周りで人々が集まり興奮し…コマーシャルを見る、唯一のスポーツイベントである。今年の最も大きなテレビイベントであるということは、広告主が多くの視聴者にリーチするために信じられないほどの金額を支払っても構わないことを意味し、2019年のスーパーボウルのスポットのコストは新しい記録を打ち出した。

CNBCによると、第53回スーパーボウルの30秒間の広告の価格は525万ドルだ。

AdAgeの報告によると、アンハイザー・ブッシュ・インベブは2019年のゲーム期間中に大規模なスプラッシュを起こしており、彼らが展開するさまざまなブランドの広告が合計8つとなっている。スーパーボウル広告の費用は、ほぼ毎年増加しており、2013年以来100万ドル以上も増加している。

30秒の広告が、1995年の第29回スーパーボウルで初めて100万ドルの壁を越え、2000年には200万ドルを突破した。

2018年、ブランドの失敗ベスト10

【出展】12/24/2018

https://adage.com/article/cmo-strategy/10-biggest-brand-fails-2018/315982/

Picture1上記写真:ドルチェ&ガッパーナ インスタグラムから

トンマナがあっていない広告、人種差別的ツイートやタグライン-多くのブランドはいまだにマーケティングのシンプルなルール、「人々を怒らせてはいけない」をマスターしていない。本記事では、今年マーケティング担当者が、広告・商品・公式コメント・内部のオペレーションで起こしてしまった最も大きな間違いを紹介する。

 

H&Mのパーカー

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その小売店は、黒人の子供が「ジャングルで最もかっこいい猿」という文字が書かれたパーカーを着ている広告をポストした。多くの人々がH&Mを人種差別だと批判し、その子供のモデルのための反対運動と安全に対する人々の懸念から、お店は一時閉店することになった。

Revolveの体型批判Picture1

「デブは美しくない。それはただの言いわけ(being fat is not beautiful, it’s an excuse)」という文字が書かれたスウェットも炎上した。LPAというブランドとレナ・ダナムを含むセレブリティ達とのコラボレーションのこのアイテムは、ロサンゼルスをベースにしている小売店Revolveのみで売られたが、すぐさま販売は中止された。

アマゾン

その小売大手のサイトは、36時間のプライムデーの開始わずか数分でアクセス障害が発生。それでも、その休日には1億を超える製品が販売された。Picture1

ヴィクトリアズ シークレット

CMOのエド・ラゼック氏VOGUE誌に対して、トランスジェンダーとプラスサイズのモデルはヴィクトリアズシークレットのランウェイ・ショーでランウェイをするべきではないと語った。その直後すぐに、CEOのジャン・シンガーの電撃辞任を発表した。

スナップチャットのデザイン変更

新しいプラットフォームのデザイン変更が非常に悪かったため、ユーザーはその変更を元に戻すよう声を上げた。 同社は、その悲劇によりユーザーの2%を失ったと語った。 カイリー・ジェンナーでさえそのアプリを使わなくなった。

ハイネケンのキャッチフレーズ

ハイネケンは、ライト・ビールを販売するために「”sometimes lighter is better”=軽い(色が明るいの意味もあり)方がより良い場合がある」と宣伝し始めた。 多くの人がそのTVCMを「人種差別主義的」と批判し、チャンス・ザ・ラッパーと彼の700万人を超えるTwitterのフォロワーが起訴した。ハイネケンはそれについて「ミスを起こした」と認めた。

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マスターカードの食事配給

消費者は、国際連合世界食糧計画が発表した、「ブランドアンバサダーであるリオネル・メッシとネイマールが得点したゴールごとに10,000の食事を配給する」というはあまりにも奇妙であると批判した。また人々は、マスターカードは、単に食事を配るべきだと述べた。 キャンペーンは取り消しになった。

マリオットの中国批判、そしてデータハック

マリオットは、顧客調査の対象国として「チベット、香港、マカオ、台湾」を挙げたとき、彼らは中国政府を怒らせてしまった。中国がその4つの国すべての主権を主張しているからである。中国当局はマリオットの中国のウェブサイトとアプリを1週間閉鎖した。 さらに、マリオットは史上最大とも言えるデータハックを経験し、スターウッドの施設で5億人の消費者に影響を及ぼしました。それにより現在、集団訴訟に直面している。

ドルチェ&ガッパーナの人種差別主義的広告

イタリアの食べ物を食べるのに苦労している中国人女性を描いた一連の広告は、消費者のボイコットと人種差別の非難(初めてではない)によって猛攻撃された。ドルチェ&ガッパーナは上海のファッションショーをキャンセルした。

Facebookの100万回以上のミステイク

ソーシャルメディアの巨人であるFacebookは今年、1つだけミステイクの名前を付けるには多すぎるミスを犯した。そのため、Ad Ageはこの件に関して別のリストを作成している。

スポンサードコンテンツは果たして効果的なのか?

【出典】12/5/2018

https://adage.com/article/opinion/paid-endorsements-sell-product/315807/?utm_source=Opinion&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+AdvertisingAge/OpinionPicture1

インフルエンサーマーケティングが果たして本当に効果的なのか?マーケティング業界内では、インフルエンサーマーケティングを支持する者もいれば、逆に消費者はスポンサードコンテンツに惑わされず効果がないと考える者もいる。

 

後者は間違いだと筆者は感じている。

なぜならば、ミレニアル世代はSNSにスポンサードだろうがオーガニックだろうが気にせずコンテンツを共有、そしてしっかりとエンゲージしているからだ。

 

ではオーガニックとスポンサード投稿ではどのくらい効果が違うか、#sponsoredがついた投稿約15000万件を6ヶ月に渡り1)フェイスブック、2)ツイッター、3)インスタグラム、そして4)YouTubeの4プラットフォームで分析した。そしてそのようなポストを行なっている投稿者を12ヶ月に渡って調査、最終的にインフルエンサー(一般ユーザーではない)が投稿した814000ポストを分析、そのうち7%(59000ポスト)がスポンサードだった。

 

今回の調査で分かったことは「インフルエンサーマーケティングは有効」ということだ。

 

インスタグラムは4つのプラットフォーム中で一番エンゲージメント率が高い。平均エンゲージメント率は25%。YouTube7.7%で次に高く、ツイッターは一番低い0.41%だった。

 

果たしてスポーサードコンテンツはエンゲージメント率に違いは出るのか?オーガニック・スポンサードであろうとインスタグラム上で結果は変わらなかった。一方YouTubeではスポンサードコンテンツの方がエンゲージメント率が高いことが明らかになった。(おそらくYouTubeのスポンサードコンテンツはある程度高予算を使えるからだろう)そしてスポンサード、オーガニック問わずコールトゥアクションまたはタグされたURLに対してのコンバージョン率はお互いさほど変わらなかった。

 

コンテンツがスポンサードまたはオーガニック関わらず同じ結果をもたらすことがわかったが、もしインフルエンサーのフォロワーがフェイクであったり、ネガティブなコメントをする傾向のあるフォロワーだった場合、結果はネガティブとなる。よってインフルエンサーマーケティングを行う場合は彼らをフォローしているオーディエンスをしっかり理解し彼らにあったサービス・商品を選ぶことが重要だ。Picture1

マーケターが気になった今月の出来事

【出典】2018/11/28

https://adage.com/article/cmo-strategy/burger-kings-dog-bone-biz/315755/

犬対象の宅配サービス開始

おそらく、チェーン展開しているすべての飲食店は自社かサードパーティ利用して宅配サービスを実施しているだろう。そこで、バーガーキングは他社との差別化を図る新たな方法を思いついた。Picture1

ワッパーにも匹敵するDogpper(ドッグパー)は、同社によると、直火焼きの味がする骨の形をした犬向けのおやつだ。

ワッパーを購入すると、犬のおやつとして無料でDogpperがもらえる。このサービスはバーガーキングの実店舗ではなく、オンライン宅配サービスでワッパーをオーダーした場合のみ適用される。

気の毒なサイバーマンデー

ブラックフライデーを超えて過熱するバーゲンの傾向は、今年も多くの小売店が数え切れないほどの商材を提供することにより続く結果となった。

しかし、いくつかの企業のセールは当初計画していた戦略とは異なり、代わりに技術的なトラブルが生じる結果となった。J. Crew とShutterflyの両社は顧客に対してサイバーマンデーにおける不具合を謝罪し、セールを火曜日まで延長するお詫びの文書を送った。

「お待たせして申し訳有りません。私たちは一部のお客様が今週末に当社のサイトで現在も続く技術上のトラブルに直面されたことを存じ上げています」とJ. Crewから文書が送られ、先日、同社のCEOとCMOが辞職した。

サイバーマンデーにおいて老舗企業がオンライン通信販売サイトの正常運転に苦戦しているように、過去数年、多くの技術的トラブルが見受けられる。

しかし、専門家は、このようなweb上のトラブルは現在のテクノロジーに精通した環境の中、容認できるものではなくなってきていると述べる。

「このホリデーシーズンの悲劇はwebサイトが落ちることだ」とForrester ResearchのアナリストのBrigitte Majewskiは語る。「2018年において、それは許され難いことである」これは痛い。

ダンキンがSaquon Barkley選手をCM起用Picture1

ダンキン・ドーナツはすでにニューヨークジャイアンツの公式コーヒーとして認定されている。

今、ダンキンは若手選手であるSaquon Barkley選手との契約を獲得し、1800以上の店舗を構えるニューヨークの地下鉄圏内を彼の広告で埋め尽くした。

先日同社がリニューアルしたエスプレッソのプロモーションをジャイアンツのユニフォームを着たBarkley選手が行う映像で、1年間のキャンペーンの実施が始まった。

Barkley選手は過去にダンキンのキャンペーンとして抜擢されたジャイアンツの選手のOdell Beckham Jr.やニューイングランド・ペイトリオッツのスターRob Gronkowskiの足跡をたどることになる。

これを買いますか?Picture1

タコベルはファッション通販サイトTipsy Elvesとの共同開発で製作した、ホットソースのパッケージから着想を得た着ぐるみと同社をイメージした不恰好なスウェットを販売している。