Comic-Con 2019で発表されたマーベル「フェーズ4」の映画、テレビドラマの総まとめ

【出典】2019/7/21

https://www.polygon.com/2019/7/21/20702312/new-marvel-movies-phase-4-release-dates-eternals-blade-female-thor

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『アベンジャーズ:エンドゲーム』は過去最高の記録を生み出し、マーベルは今までに3つフェーズ、23の映画作品、11年間続いたインフィニティーサーガを世に送り出してきた。次はなに?と皆が気になっている。

サンディエゴで開催されたコミコンで、Marvel Studiosとケヴィン・ファイギ氏はMCUフェーズ4から公開される映画とテレビ作品のラインナップを一挙に発表した。少なくても2020年5月から2021年11月までの間に、MCUフェーズ4は5つの映画と5つのディズニープラスシリーズの作品を公開するとのこと。次のリストのうち、MCUムービーが太字で表示されている。

  • 『ブラック・ウィドウ』2020年5月1日公開
  • 「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」2020年秋配信(Disney Plus)
  • 『エターナルズ』2020年11月6日公開
  • 『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス』2021年2月12日公
  • 「ワンダヴィジョン」2021年春配信(Disney Plus)
  • 『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』2021年5月7日公開
  • 「ロキ」2021年春配信(Disney Plus)
  • 「What If…?」2021年夏配信(Disney Plus)
  • 「ホークアイ」2021年秋配信(Disney Plus)
  • 『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』2021年11月5日公開

さらに、ケヴィン・ファイギ氏は、2022年以降に公開される映画も紹介した。以降、MCU映画とDisney Plusシリーズについてそれぞれまとめている。

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ブラック・ウィドウはブダペストを再び訪れ、タスクマスターと対峙する

スカーレット・ヨハンソン主演の『ブラック・ウィドウ』の初の単独作品は、フェーズ4作品の中では最後に公表された作品であったが、『アベンジャーズ;エンドゲーム』や『スパイダーマン;ファー・フロム・ホーム』で長く続いたインフィニティサーガが終止符を打った後、最初のマーベル映画作品となり、インフィニティ・ウォー以前を描いている。

マーベルは、若干のアーカイブ映像に加え、撮影初日から30日間の間に撮られたショットを含んだ、トレーラーを公開した。 キャストには、デヴィッド・ハーバー、フローレンス・ピュー、レイチェル・ワイズ、などの面々が並ぶ。

image57最後に、2012年のアベンジャーズでのホークアイとの会話を思い出してみよう。その会話では、この映画の主な舞台であるブダペストについても言及している。誰が演じるのかはまだ謎なままだが、タスクマスターが悪役として登場すると判明している。

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『エターナルズ』でアンジェリーナ・ジョリーが新たにMCU作品に加わる

『エターナルズ』はケヴィン・ファイギ氏がコミコンのHall Hのステージ上で最初に発表した作品であった。この映画は、宇宙を舞台に描かれるようである。原作のオリジナルストーリーに少し手を加えながらも、『エターナルズ』は人類をDeviantsから守るために、Celestialsによって地球へと送られた古代から存在する宇宙種族について描かれている。

アンジェリーナ・ジョリーはThenaを、サルマ・ハエックはエターナルズのリーダーのAjakを演じる。キャストにはリチャード・マッデン、クメイル・ナンジアニ、Brian Tyree Henry、Lia McHugh、Don Lee、さらには最初の聴覚障害者のMCUヒーローを演じるLauren Ridloffなどの豪華俳優陣が揃った。

Chloe Zhaoが監督を務めた『エターナルズ』は2020年の11月6日公開予定。

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セバスチャン・スタンとキャプテンアメリカの盾を手にしたアンソニー・マッキーはステージに上がり、2020年秋にDisney Plusで配信される『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のストーリーについて初めて公表した。

ティーザーのなかで、Winter Soldierのコードフレーズ(Longing, Rusted, Seventeen, Daybreak, Furnace, Nine, Benign, Homecoming, One, Freight Car.)、つまりダニエル・ブリュールが演じたルムート・ジモが『キャプテンアメリカ;シビル・ウォー』でバッキーを洗脳状態に戻すべくささやいた言葉が映し出された。登壇中常にブリュールはジモのキャラクターを常に思い起こさせていて、「この作品を観る皆さんが何を思うのか想像できない。悪役がパネルの支配権を掌握し、あなたは、私が言葉で言い表せないような暴力を脅かすことを期待している。」と述べた。ダニエルは原作漫画でジモが被っているパープル・マスク姿を作中でみせるであろう。

『インフィニティ・ウォー』でサノスが起こした危機に他のアベンジャーズの仲間と共に立ち向かっていく前は、『シビルウォー/キャプテンアメリカ』でのラストでベッキーは洗脳を解くためにワカンダの科学者によって眠らされていた。彼の洗脳が解けたかどうかは、このTVシリーズの中で明らかになるだろう。

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』はDisney Plusの最初のマーベルシリーズとして、2020年の秋に配信が開始される。

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シャン・チーはマンダリンとテン・リングスと戦う

マンダリンは『アイアンマン3』のテロ組織のリーダーとして登場したが、それは俳優のトレヴァー・スラッテリーがテロリストのリーダーを演じていただけの偽りの姿であった。本作でのマンダリンは本物のテン・リングスのリーダーでシム・リウ演じるニューヒーロー、シャン・チーの敵となる。

テン・リング(元アイアンマンでトニースタークを誘拐したのと同じ組織)のリーダーマンダリンは、伝説的な香港の俳優トニー・レオン(代表作:『花様年華 In The Mood For Love』)によって演じられる。オークワフィナもこの作品に参加している。

Destin Daniel Cretton監督作の映画は『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス』2021年2月12日公開予定である。

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『ワンダヴィジョン』は『アベンジャーズ・エンドゲーム』後を描く…果たしてどうやって?

Disney Plusのシリーズの中で間違いなく奇妙な物語となるであろう、『ワンダヴィジョン』はエリザベス・オルセンが演じるワンダ・マキシモフ(スカーレットウィッチ)ポール・ベタニー演じるビジョンの単独作品となる。

「これまでとは違うメガイベントシリーズ…」と言及された、『ワンダヴィジョン』は、インフィニティ・ウォーでビジョンが殺れ、そしてその後も復活しなかったにもかかわらずアベンジャーズ:エンドゲーム後を描く作品となっている。オルセンは、「すこし変わったものになるでしょう…。そして、ついにワンダ・マキシモフをスカーレット・ウィッチとして理解していく。」と語った。現在明らかになっている情報では1950年代を舞台にしており漫画原作のHouse of MシリーズやTom King版「ビジョン」のストーリーをベースにしていると思われる。

『ディア・ホワイト・ピープル』で知られるTeyonah Parris演じる、大人のモニカ・ランボーを含む他のMCUキャラクターも登場するようだ。

『ワンダヴィジョン』はDisney Plusにて2021年に配信開始予定である。

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スコット・デリックソン監督とベネディクト・カンバーバッチは新作映画の準備を進めている

『ドクター・ストレンジ2』は初のMCUホラー作品としてマルチヴァースを探求する。

Hall Hに登壇したケヴィン・ファイギが「クエンティン・ベックがマルチヴァースについて嘘をついたが、それが現実に存在しないということではない。」と言及した。

この作品で監督を務めるスコット・デリックソンは、ゴシックや恐怖のトーンを作品に浸透させたいと語ったが、ベネディクト・カンバーバッチは、恐怖のなかにも前作のようなユーモアを加えたいとその後に述べた。スコットは更に「私たちはドクター・ストレンジを少し破壊させようとしている。」と語った。面白いことに、エリザベス・オルセンもスカーレット・ウィッチ役としてこの作品に参加する。マーベルによると、『ワンダヴィジョン』の舞台は『ドクター・ストレンジ』の続編に反映される。

『ドクター・ストレイン・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』(DSitMoM記載)は、2021年5月7日に初公開される。マーベルが発表したスライドによると、それは『ワンダヴィジョン』と『ロキ』の間である。

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『ロキ』のテレビシリーズはエンド・ゲームの後にロキに何が起こったかを描く。

『ソー・ラグナロク』と『インフィニティ・ウォー』の冒頭のどちらでも、ロキがサノスによって殺されたところが描かれている。しかし、『エンドゲーム』でキャプテンアメリカなどがタイムスリップし過去に戻った際に、ロキはスペース・ストーンを奪い逃走したため、ロキは生きているということになる。

「このシリーズでは、その直後にロキに何が起こったのかを描いている。」とケヴィン・ファイギは述べた。「ロキ」という大声援のなか登場した、トム・ヒドルストンは、改心し善良な心をもったロキはこの作品にはいないことを語った。「皆さん、2012年のアベンジャーズを見ましたね。このテレビ作品の彼はまだその時の男です。」と彼は述べた。

『ロキ』は、おそらく『ワンダヴィジョン』と『ドクターストレンジ』の続編の後、2021年春にDisney Plusで配信される予定である。

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ケヴィン・ファイギが『What If…?』について発表した。

ジェフリー・ライトがウォッチャーの声優を担当する?

『ウエストワールド』のジェフリー・ライトは、この物語のナレーターとして、天文観測者のウォッチャーの声優を担当する。それに加え、MCU映画に出演経験のある俳優たちが声優を担当していくことが明らかになった。

一体誰が参加するのか。今明らかになっているキャスト陣は以下の通りである。マイケル・B・ジョーダン(『ブラックパンサー』キルモンガー役)、セバスチャン・スタン(ウィンターソルジャー/バッキー役)、ジョシュ・ブローリン(サノス役)、マーク・ラファエロ(ハルク/ブルース・バナー役)、トム・ヒドルストン(ロキ役)、サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー役)、クリス・ヘムズワース(ソー役)、ヘンリー・アトウェル(ペギー・カーター役)、チャドウィック・ポーズマン(ブラックパンサー/ティ・チャラ役)、カレン・ギラン(ネビュラ役)、ジェレミー・レナー(ホークアイ/クリント・バートン役)、ポール・ラッド(アントマン/スコット・ラング役)、マイケル・ダグラス(初代アントマン/ハンク・ピム役)

、ニール・マクドノー(ティモシー・ダム・ダム・デューガン役)。ドミニク・クーパー(ハワード・スターク役)、ショーン・ガン(クラグリン役)、ナタリー・ポートマン(ジェーン・フォスター役)、デヴィッド・ダストマルチャン(カート役)、スタンリー・トゥッチ(エイブラハム・アースキン博士役)、タイカ・ワイティティ(コーグ役/『ソー ラグナロク』監督)、トビー・ジョーンズ(アーニム・ゾラ役)、ジャイモン・フンスー(コラス役)、ジェフ・ゴールドブラム(グランドマスター役)、マイケル・ルーカー(ヨンドゥ役)。どんなエピソードになるか楽しみである。

「ウォッチャーは、すべてのことを観察する存在であり、地上にはいない。彼はマルチヴァースを見守っており、時には地球人の行動に介入するかもしれないし、しないかもしれない。」とライトは語った。2021年はマルチヴァースが大きなテーマとなる。 

『What If…?』は2021年夏にDisney Plusで公開される。

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ホークアイはディズニーPLUSシリーズで弟子のケイトビショップを鍛える

5つめのディズニープラスシリーズはジェレミー・レナーの物語である。コミックでは、ケイト・ビショップが新たなホークアイとして登場しており、このシリーズではジェレミー・レナーはエンドゲーム後、若き弟子のビショップにホークアイの名を継承するために彼を鍛えあげるところが描かれるとみられている。このTVシリーズのタイトルデザインはマット・フラクションとデヴィッド・アハのコミックに非常にインスピレーションを受けているが、作品の物語自体もそうであることをファンは望んでいる。

レナーは登壇した後、「スーパーパワーがなくてもスーパーヒーローになる方法を教えよう」と言った。誰もがすごいスーパーヒーローになれるというメッセージは素晴らしい物であると彼は考える。このシリーズでは「ローニン」の闇についても掘り下げられる。

『ホークアイ』は2021年の秋にDisney Plusで公開される。


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タイカ・ワイティティがナタリー・ポートマンにハンマーを渡す

ナタリー・ポートマンは『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』で女性版ソーを演じる

前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』同様、監督はタイカ・ワイティティが務め、ジェイソン・アーロンのコミック、『マイティ・ソー』を原案とし、ナタリー・ポートマンが女性版ソートして『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』に登場することが明らかになった。ポートマンはムジョルニアをもってステージ上に登壇した。

ソー役のクリス・ヘムズワース、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンはまだ脚本を読んでいないというが、テッサはアズガルドの新たな王となったヴァルキリーは新しいキングとして、彼女のクイーンを見つける必要があると述べた。パネルの後、ケヴィン・ファイギはヴァルキリーがMCU史上初のLGBTQヒーローであるとio9に語った。「その事実がストーリーにどういったインパクトを与えるかは、ソー4だけでなく私たちの製作する映画全ての表現レベルにおいて見ることができるだろう。」と彼は述べた。

『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』は2021年11月5日公開予定。

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MCUフェーズ5以降:『ブレイド』、『ファンスタティック・フォー』、『ブラックパンサー』続編、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

この記事では、今後2021年の終わりまでのラインアップについて記載したが、その次には何が待っているのか。ケヴィン・ファイギがHall Hでのマーベルの発表の終盤頃に言及したとおり、様々なものがある。『ブラックパンサー』や『キャプテンマーベル』の続編やジェームズ・ガン監督の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 、そしてもちろん21世紀フォックスの『ファンタスティック・フォー』や『X-Men』など。 

ディズニーの最後の決算発表によると、どの映画がどの日程で公開されることは不明だが、2022年の次の三つの日程でMCU映画が公開される。

  • 2022年2月18日
  • 2022年5月6日
  • 2022年7月29日

ファイギまた、ウェザーリー・スナイプスが過去に演じた、吸血鬼ハンターの「ブレイド」としてマハーシャラ・アリがMCUに加わることを発表し、大きな拍手がおこった。

言及されていないが、これらすべての作品の公開は保証されているのか?『ファー・フロム・ホーム』後のソニーピクチャーズから公開されるMCU公認のスパイダーマン映画。フェーズ5は、すでに少なくとも6つの映画が含まれることがわかっており、どのDisney Plusシリーズが新たにこの期間に制作さるとしても、少なくとも先2年間マーベルは忙しくなるであろう。

言及がなく、誰も知らないが、アントマンとワスプ、彼らが楽しい時間を過ごしていることを願っている。