Youtubeでの収益化機能に新機能が追加へ

【出典】2019/7/11

https://techcrunch.com/2019/07/11/youtube-is-giving-creators-more-ways-to-make-money/

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アナハイムで開催されたVidcon2019の7月11日にYoutubeは重要な発表を行った。ファンとのエンゲージメントを高め、収益増加につながる様々な機能のリリースを控えていると言う。昨年のVidconはチャンネルメンバーシップやYoutubeプレミアムの初公表の場となったが、今回は教育の一環として使用されることが意図されたSuper StickersとLearnig Playlistsと呼ばれる新プロダクトの発表もありつつオプションの幅が広がる新機能が発表された。

スーパーステッカーは既存の収益ツールスーパーチャットを補完する機能である。

2017年7月開始のスーパーチャットは有料でライブストリーミングとプレミアムでのコメントを目立たせられる機能だが、約20,000チャンネルにとって1番の収益源となっており前年比65%の成長を実現している。

総数では90,000チャンネル以上がスーパーチャットを利用しているが中には分給400ドル以上の強者も現れている。スーパースッテカーは数カ月以内にローンチされる予定。ステッカーを購入することでクリエイターにどれだけ好きなのかをアピールをすることが可能となる。

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スーパーステッカーはゲーム配信に特化しているプラットフォームTwitchを参考にしているらしく、Twitchではチャットにステッカーを投稿することで配信者を応援できる。しかしながらスーパーステッカーは見た目や雰囲気が違っておりゲームやファッション、スポーツ、美容などカテゴリーは多岐にわたる。

昨年のVidConでは月額料金を支払うことで様々な特典が付与されるチャンネルメンバーシップ機能も明らかにされた。

月額4.99ドルでバッジや新しい絵文字、特別なライブ配信を閲覧できる権利が獲得可能。現時点では更なるアップデートが追加されている。クリエイターはレベルに応じて5つの価格を設定でき、それぞれに独自の特典が設けられる。本機能は一部のYoutuberにテスト利用してもらっており、Fine Brothers EntertainmentのREACTチャンネルもその1つ。Youtubeによれば2つの高価格プライスを追加したことでメンバーシップ経由の収益が6倍に膨れ上がったという。

さらにMerch shelf機能も拡張され、Teespringと呼ばれるストアでTシャツや帽子、アイフォンケースなどを販売可能。Youtubeが少額の手数料を徴収するが、売り上げのほとんどがクリエイターに還元される。また。CrowdmadeやDFTBAa,Fanjoy,Represent,Rooster Teethといったパートナーも追加されている。YoutubeによればMerch shelf、スーパーチャット、チャンネルメンバーシップの導入により数千チャンネルの収益が2倍以上に成長したと明らかになっている。収益化機能以外にも、教育に関わる機能の説明にも十分な時間を割いた。

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Youtubeが教育面での助けとなるように新機能Learning Playlistsを公開。クリエイターは動画を章ごとに分割することができ入門から上級レベルまで設定できる。さらに、本機能ではレコメンド動画が表示されない。

初めのうちはKhan Academy,TED-Ed,The Coding TrainやCrash Courseなどの信頼できるパートナーに向けてのみ公開される。ファンディングツールであるYoutube Givingは一年のテストを終えてベータ期間が終了する予定。数カ月以内にはローンチされ多くのクリエイターが利用できる環境が整う。ライブが始まれば寄付ボタンを押下することでクリエイターには収益が渡らない寄付が行われる。

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YoutubeでCPOを務めるNeal Mohan氏のVidConでの基調講演に先立ち、同社は著作権に関する変更を公にした。

著作権所有者は動画で著作物が登場する時間を特定しなくてはならない一方でクリエイターはYoutube Creator Studioを使うことで申し立てされたコンテンツの一部を簡単に削除できると説明した。音楽の流れる店舗の前を通り過ぎるように、手動での申し立てで非常に短いコンテンツの申し立てを行う際に役立つだろう。Youtubeは、4月に何か対策を講じると述べていた。

新システムによりクリエイターは申し立てされた音楽が流れた時に直ぐにミュートでき、著作権フリーの楽曲との交換や動画から取り除くことができる。

一般的にはファンとの交流を深められ収益に繋がる変更や新機能は歓迎される。そうは言ってもレコメンドシステムなどに関しては精査中である。両親が子供の現金を搾取したり、ヘイトスピーチや言論の自由など影響を与える問題も多いだろう。

しかし、それらのツールがFacebookやInstagram、Snapchatなどのプラットフォームがある中でクリエイターをYoutubeに取り込む役割を果たす。