顧客データを管理するAmperity5,000万ドルを調達

【出典】2019/07/15

https://techcrunch.com/2019/07/15/amperity-series-c/


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顧客データプラットフォームを運営するAmperityはシリーズCでの5,000万ドルの資金調達を発表した。発表のタイミングで共同創業者兼CEOのKabir Shanhani氏のコメントも公開され「顧客に関わるデータを原子レベルで取得することができる。」と述べている。

Amperityがビジネスの現場でどのように役立つかを説明するために、Shahani氏はクレジットカード会社であれば顧客の生活に合わせた営業メールができ、小売業者であれば来店を促すプロモーションを一人一人に向けて送ることが可能だと述べた。

明確なのは、ブランドが自力で収集した情報のみを使用しており他社からのデータ購入は行っていないということである。実際に会社の立ち上げ時にShahaniは顧客とブランドの関係性に非常に強い信念を持っていると説明している。

2018年には前年比で355%の成長を実現し、2016年創業の同社だが、StarbucksやGap Inc,TGI Fridays,Planet Fitnessなどの大手企業を顧客として抱えている。

Amperityと契約を締結した時点でほとんどの企業がすぐに改善をしようとするが、改善はリアルタイムに瞬時に頻繁に行うことは出来ない。更に、異なった経路のデータを効率良くマージすることも困難である。SalesforceとAdobeが同じ市場に参入するとした計画にも言及し、一種の意図的な発表だろう。本当の顧客はいなく、ユースケースも展開されていない。とShahani氏は自信をのぞかせている。


大規模なマーケティングクラウドが構築されるにつれAmperityにはネットワーク効果が働くようになるだろうとShahani氏は語っており、企業はお互いのプラットフォームを推奨し合うことで優れたプロダクトからの利益を享受できるだろう。

10〜15年前のマーケティングクラウドの推進により多くの企業が倒産に追い込まれたとShahani氏は当時を述懐。1年前までセールスチームの採用に腰を入れておらず3ヶ月前まではCMOも不在であったことを鑑みれば、調達資金はマーケティングとセールスの強化に投下すべきであろう。