何故あなたのブランディングプランが、ビジネスプランよりも重要なのか

【出典】2018/2/27
https://www.entrepreneur.com/article/309188

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なぜあなたはブランディングを気にしなければならないのか?何故ならば、全ての人々が何かしらの商品・サービスを購入する前にグーグルで下調べを行うからだ。あなたのビジネスがレストランや不動産であれ、あなたのビジネスがオンラインまたはオフラインで人々と関わるのであれば、ブランディングは必要となる。

昔ブランディングが必要なのは、IBM、コカ・コーラ、BMWなど大企業に限られていた。ビジネスを新しく立ち上げるとしたら、必要なのはキャシューフロー、売り上げ予測、経費などが計算されたビジネスプランだけであった。広告費として、テレビ・ラジオ・紙媒体などがビジネスプランに計上されていたかもしれないがブランディングが注目されることはなかった。

もし昔の時代が良かったと思っているのであれば、それは間違いだ。今はブランディングをうまく活用することにより、ビジネスを成長、企業としての信用を高めることができるのだ。このような機会は現在明らかに存在しているが、起業家たち未だにビジネスプランにフォーカス、エンゲージメントではなく広告ばかりにフォーカスしている。

インターネットとソーシャルサイト中心の今の世界では、会社をしっかり象徴するようなブランディングプランがなければ失敗するだろう。その企業のブランドが持つ価値を消費者に届け、対話を行うことでオンライン上にいる何万人もの人々とエンゲージしなければならない。

ブランドプランに含まれているべき事項

しっかりしたブランドプランはブランディングのゴールが設定されており、そのゴールに向かってどのように達成するか戦略やアイデア必要なリソースなどが含まれているべきだ。ブランドプランはマーケティング部門の傘下として機能すべきであり、売り上げと商品開発はブランディングが成功するために密接に関与すべきだ。ブランドプランはビジョン作りからスタート、ブランドのあるべき姿、シンボルを考える。そしてミッション、ブランドをローンチするために必要なプランも加えるべきだ。

次に重要なのはゴールだ。ブランドが達成したいことは何か?を戦略に落としロードマップとして仕上げる必要がる。成功するブランドプランはコンシューマーターゲットが明確ででもグラフィックがはっきりしている。これらの消費者が商品を購入するために、ブランドはメインとなるメッセージを持たなければならない。そのメッセージは、何故自分たちの商品ができて他社が真似できないのか明確に説明できること。そして、ターゲットコンユーマーがアクションを起こしたくなるようなプロモーション戦略も加えるべきだ。

一番大切なのは、ブランディングとはエモーショナル(感情的)であり、あなたのカスタマーやクライアントが企業や商品に対しどう思っているかだ。マーケティングは数字だ。マーケティングもブランディングも両方とも大切だが、消費者の感情に訴える方法は企業を大成功させることもできるし、大失敗に終わらせることもできる。

ブランディングのエキスパート、イーロン・マスクから学ぶべきこと

今日、ブランディングのエモーショナルな側面を一番理解している人間はイーロン・マスクだろう。テスラ、スペースX、ソーラーシティなど様々なビジネスを経営しているが、彼はカスタマーではなくフォロワーがいると言われている。彼は環境に優しいイノベイティブな商品や機械を生み出す素晴らしい起業家として自らのブランディングを成功させた。よって、イーロンマスク氏の顧客は彼のビジネスや創造性だけでなくイデオロギーまで尊敬する。マスク氏のフォロワーにとって、地球温暖化と戦うクールなテスラの車はマスク氏そのものを体現している。

そしてカスタマーにとってマスク氏がさらに魅力的に感じるのは、彼は自社製品の責任を負うということだ。2013年、テスラ社の車の炎上事故で大きな非難を浴びた際、彼は同社のブログでテスラ車の安全性を主張しブランドを守ろうとした。消費者はマスク氏、そしてテスラ社を許し、同社のモデルSは2015年と16年、プラグイン電気自動車の中で最も売れた車になった。

ビジネスの成功は透明性・真摯な対応・信頼性がキーとなる。何億も利益を生み出すようなポジティブなブランドは、プランもなしに生み出されたわけではない。しっかり時間と労力、そしてリソースをブランドプランに使うことにより、カスタマーベースで持続するポジティブなブランドを作り出すことができるのだ。