Instagramのマーケティング、自動化した方がいいのか?

【出典】2017/7/25

http://adage.com/article/digitalnext/automate-instagram-marketing/309892/

名称未設定

今年のInstragramのフォロワー数や「いいね!」の数の目標に達していない人にとって、ボットが救いの手を差し伸べてくれるかもしれない。

Instagramの自動化ツールは、新規フォロワー数を獲得するために、一般的なコメントや「いいね!」、フォロー状況といった情報を活用し、多くのInstagramユーザーに触れることができる。

問題なのは、こうした自動化ツールを用いると、下手なインターンよりビジネスにより甚大な被害を及ぼす恐れがあるということだ。自動化はかなり繊細な問題なので、きちんとYesとNoを決めなければ大変な状態に陥ってしまう。

実際、Instagramからの要請で、Mass PlannerやInstagressといったメジャーな自動化プラットフォームが早速中断されている。

危険負担の価値がない

 正直に言うと、筆者もこういったサービスに対してかなり恐怖感があった。人工知能(ロボット)をブランドのDNAに導入することで、SNSでたくさんのフォロワーを得られるかもしれないが、結局一言でまとめると「スパム」以外の何物でもないのだ。投稿に対し無意味なコメントを返信するというのはブランドイメージに傷がつくリスクがあると言えるだろう。例えば、ユーザーが可愛がっていた犬が死んだ内容の投稿に企業アカウントが「最高です!(親指)」といったコメントをする状況など、想像したくもないだろう。

自動化機能の全てが悪い訳ではない。自動化ツールを効果的に活用するSNSマーケティングのキーポイントは「会話ではなくキュレーションを考える」ことである。自動化ツールはブログ投稿を配信したり、第三者のコンテンツを集めたりすることに関しては優れているが、機械のアルゴリズムに企業の声を代弁させることを理解しておかなければならない。

Instagramで成功を収めるには、他のSNSマーケティングと同じく、忍耐が必要である。SNSで成功している企業は、ファンと繋がることができるコンテンツの制作としっかりと定めたターゲットのエンゲージメント獲得に焦点を当てている。LaCroixのような企業は、時間を経て小さな成功を積み重ね、業界で大きな位置を占める企業にまで成長した。

つまり、いつシャットダウンされるかわからないInstagramのボットに投資するよりも、成功がすでに実証されているリスクの低いInstagramマーケティングのテクニックを活用する方がいいだろう。

素晴らしいコンテンツの制作に焦点を当てるよりも、他のユーザーからもエンゲージメントを獲得できるような生産性のある方法を考えるべきである。例えば、あなたの属する企業の競合やあなたにインスピレーションを与えるようなアカウントをフォローしたい人もいるかもしれない。一日5つのコメントを投稿することを自分に課している人もいるかもしれないし、ハッシュタグカレンダーを設定している人や写真データベースを使って手軽に投稿している人、OnlyPultのようなツールを活用し写真投稿をあらかじめスケジュールに設定している人、日頃から過去に遡った写真を投稿するようにスケジュールやメモを残している人もいるかもしれない。

そうした戦略とは一線を画しているのが、インフルエンサーマーケティングである。人気のインフルエンサーと企業を結びつけることで、企業ページだけでは成し得なかったようなこともできたりするのだ。また、マイクロインフルエンサーマーケティングもとても効果的である。あなたの企業のデイリーユーザーを企業の大使にすることで、オーガニックな方法でリーチを拡大することができると言えよう。クーポンや試供品を配ったり、参加したいと思えるような機械を設けたりすることで、フォロワーをマイクロインフルエンサーと捉え、Instagramでのビジネスをこれに沿ったものにすることができるのだ。

つまり、長期的に見ると、自動ツールを使ってランダムに投稿にコメントを残したり「いいね!」をしたりするよりも、Instagramに対してマニュアルでアプローチする方が成功するだろうと考えられる。