ブランド、そのまま購入できるInstagram StoriesやSnapchat Adsを通じてどのように利益を上げているのか? MikMakやBustle、キャンペーンをローンチ

【出典】2017/4/26

http://www.adweek.com/digital/how-brands-are-cashing-in-on-social-commerce-with-shoppable-instagram-stories-and-snapchat-ads/

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数年間、ソーシャルプラットフォームでのユーザーの投稿が利益に繋がっているかがわからず、ブランドもこの分野に多額の投資を行うべきかどうかを決めあぐねていた。しかし、消費者はこうしたプラットフォームにより多くの時間を割くようになり、マーケター達も未だに社会のこうした風潮から利益を上げようと考えているようだ。

こうした信念を持って運営されている企業が2社ある。一つはブランドが商品をそのまま購入できる動画キャンペーンをローンチ・配信・測定する企業MikMakであり、もう一つはミレニアル世代向けの出版社Bustleである。今日、MikMakはブランドのInstagram StoriesやSnap Adsとeコマースのリンクを紐付けるサービスMikMak Attachをローンチしている。GoProやBirchbox、Dr. Brandtスキンケア、SheaMoistureといったブランドが春にこの機能のベータ版を試していた。また、Bustleは今週Sephoraの化粧品の売り上げを促進させる目的で、 初のInstagram Storiesシリーズをローンチした。

「インターネットは、今後2年で5社の大企業がコントロールするようになり、我々もそれらの運営するプラットフォームに依存するようになるでしょう。こうしたプラットフォームが次世代の店頭であると信じています」とMikMakで創立者兼CEOを務めるRachel Ripograph氏は述べる。「ソーシャルメディアで縦長動画や日常的なコンテンツが最も人気を博していることを受け、我々はInstagram StoriesとSnap Ads向けにサービスを開発しました」と。

そのまま購入できる商品

MikMakのツールは、Snapchatの広告が流れる時に「上にスワイプ」することでユーザーがもっとコンテンツを見ることができるようだ。Instagramでは、承認されたブランドアカウントが同アプリのStories機能で動画や写真を投稿することができる。どちらのプラットフォームでもブランドの投稿とリテールのeコマースサイトに紐づいたMikMakのURLと連動させることができ、商品をどのように使うのかを動画で見ることができるのだ。例えば、Birchboxは母の日のキャンペーンで美容品の商品をそのまま購入できる動画を7本制作した。また、Dr, Brandtは、このリンクをフェイスマスクの売り上げ促進に用い、Instagramからの売り上げが10日で500%も増加したという。

ランディングページから、ユーザーはボタンをクリックして商品の詳しい情報を得るかアイテムをショッピングカートに追加することができるようだ。

Tipograph氏によると、ソーシャル動画についてブランド200社以上と話し合い、このツールを開発したようだ。「ビジネスの大小に限らず、ソーシャルメディアのプラットフォームから決済画面に進むまでの間に興味を失うというのは、解決しなければならない課題でした」と彼女は述べる。

MikMakのテクノロジーがリテールの自社サイトに設けられるため、ブランドはデータを管理することができ、SnapchatやInstagramからは購入せずにその後購入に至った人がいたとしても、そうした記録を残すことができるようだ。

MikMakは、InstagramとSnapchat以外にもFacebook Live動画をそのまま購入できるようにすることも検討しているようだ。さらに、MikMakはブランデッドコンテンツを制作するスタジオも運営しており、SNSのアナリティクスにおけるデータ管理も提供している。

ミレニアル世代の買い物客

今週、SephoraはプライベートレーベルSephora CollectionのPRのために、ミレニアル世代向けの出版社Bustleと共同で新たな広告プログラムをローンチした。

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この2社は「The Beauty Lab」という4週間分のコンテンツ(またはエピソード)を制作していり、これらのコンテンツはBustleのInstagramアカウントやウェブサイトで翌月公開されることになるようだ。この毎週Instagram Storiesで公開されるBustleのブランデッドコンテンツは、美容に詳しい編集者Irma ElezovicとSephora CollectionのナショナルメイクアップアーティストHelen Phillipsがハイライトや厚みのあるリップといった悩みにどのように対処するかについて談義するというものである。Sephora Collectionから15の商品が投稿から特集され、ユーザーは投稿を上にスワイプすることでSephoraのウェブサイトから購入することができるという仕組みである。

「Helen Phillipsのような美容に精通した人間が、人々の美容に関する悩みについて答えるというスマートなコンテンツをSephora Collectionの愛用者に届けることができるのは、喜ばしいことです」とSephoraのマーケティング&ブランド部門の副部長を務めるDeborah Yeh氏は述べる。

このキャンペーンは、SephoraがそのままInstagram Storyから商品を購入できる機能を使った初めての試みであり、さらにアプリの消える投稿機能を用いた初のブランデッドシリーズである。160万人ものフォロワーを持つBustleは、Instagram Stories上でオリジナルコンテンツをリリースしようとこの機能がローンチされた昨年の8月から画策していた。

「Instagram Storiesがローンチされて以来、我々のフォロワーのエンゲージメントが向上しており、だからこそこの分野にもっと投資しようというのは自然な動きなのです」とBustleで最高売上責任者を務めるJason Wagenheim氏は述べる。「Sephora Collectionは、SNSやモバイル端末を通じて、自然かつ革新的な方法で認知の獲得と売り上げの向上を目指しており、上にスワイプすると購入ページに進めるという機能からも、Instagram Storiesがこのプログラムにぴったりの媒体でした。Instagramはソーシャメディアとモバイル端末、eコマースを連携させるのに完璧なプラットフォームであり、今年こうした試みは増えることになるでしょう」と。