車内広告:GMとIBM、ブランドメッセージを届けるためにWatsonとOnStarとのパートナーシップ契約を締結

【出典】2016/10/26

http://adage.com/article/cmo-strategy/gm-puts-ibm-s-watson-car-deliver-brand-advertising/306478/

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Watsonの次のマーケティングの目標は、助手席に座る人の役割を軽減することであるようだ。

General Motors(以下GM)とIBMは本日、運転手ごとにカスタマイズされたメッセージを伝えるシステムを開発するために、Watsonの認識技術とGMのOnStarサービスを組み合わせるパートナーシップ契約を締結したと発表した。OnStar Goと呼ばれるこのプログラムは、ガソリンの量やもてなし、エンタテインメント、レストラン、その他のトピックの情報を現在地に基づいて伝えてくれる。GMによると、ExxonMobilやGlympse、iHeartRadio、Mastercard、そしてParkopediaがこのプログラムに参加する企業となるようだ。

例えば、ExxonMobilは認識交通プラットフォームと呼ばれるシステムを使って、ドライバーがExxonとMobilのガソリンスタンドチェーン店を見つけるのをサポートし、さらに支払いを車内で済ませることができるようになる。iHeartRadioは、アメリカ国内のラジオステーションからその地域のコンテンツをまとめる。GMによると、Mastercardは「ドライバーと同乗者が車の中にいながらにして安全かつ快適かつ確実に支払いを行うことを可能にする」ようだ。

2017年の終わりにGMは、200万台もの4G LTEでインターネットに接続できる車や何百万台もあるGM車専用アプリがインストールされた携帯デバイスによって、新しい可能性が開かれると述べた。このサービスを利用するためには、加入する必要がある。また、報告書によると、Watsonは「ドライバーの嗜好を学習し、彼らの判断や習慣からパターンを認識するためにデータを選別する。これらの情報は、企業とマーケティングのプロによって、ターゲット層を特定し位置情報に基づきカスタマイズされたやりとりをするために活用される」ようだ。

「IBMとGMは、毎日の習慣における観念を変えようとしています。今回のIBM Watsonと産業最大手OnStarとのパートナーシップ契約によって、高い知能を持つ企業の技術とサービスを車に搭載させることを可能にし、ドライバーや同乗者が車内でより快適に過ごす世界を実現したのです」とIBM iX(IBMインタラクティブ・エクスペリエンス)でグローバルリーダーを務めるPaul Papas氏は声明にこう記した。

IBMとGMは、ドライバーに薬局でオムツを買うのを忘れないよう、何マイルか前に通知したり、新しい街でオススメのレストランを教えたりといった、将来搭載されるであろうサービスについて言及した。

「アメリカ人は、1日平均46分以上を車内で過ごしているため、時間を有効活用する方法を模索しているのです」とGMの関連商品戦略部門でエグゼクティブディレクターを務めるPhil Abram氏は声明の中で述べた。「Onstarの接続性とWatsonの能力と組み合わせることによって、我々の顧客の交通体験をより便利で快適かつより安全なものにするよう努力を続けています」と。

今年の始めIBMのWatsonとGMは、共同で人々がどれほどSNSに対して前向きなのかを評価した広告キャンペーンを行なった。IBMによると、Watsonのテクノロジーは「自然な言語処理、そして膨大な量のバラバラなデータを照会して学習するシステムを採用している」という。GMとの拡大しているパートナーシップ契約は、いかにIBMがWatsonと他の企業を組み込むかを示した最新の例である。昨年、WatsonはAd Ageの「Creativity 50」というリストに選ばれている。