Amazonのオリジナルコンテンツ戦略、日本でも開始

【出典】2016/10/25

http://variety.com/2016/digital/asia/amazon-japan-original-content-strategy-1201899809/

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Amazonのアジア太平洋地域コンテンツチーフであるJames Farrell氏は、5月に初めて公開された日本向けのAmazonオリジナル作品が成功への戦略の一つだと述べた。

「オリジナル作品は、Prime動画サービスの中でも大部分を占めています。我々を駆り立てているものは、視聴者にとって記憶に残る作品を作ろうという情熱や執念です。他の媒体では見ることのできないテレビ番組や映画作品、これまで見たことないような独特なキャラクターを開発することに情熱を注いでいるのです」とFarrell氏は述べる。

「我々は、様々なタイプの番組で成功を収めてきました。その分野は、アニメからバラエティ、テレビ、映画に至るまで多岐に渡ります」とFarrell氏は話す。同社は、東京国際映画祭やそれに併設しているマーケット(TIFFCOM)にて、バイヤーに積極的に活動させている。

昨年9月に日本にストリーミングサービスが上陸してから、Amazonはローカルコンテンツを含む様々なジャンルを網羅することを目的としてきた。Farrell氏は、「我々が学んだ特筆すべきことは、視聴者が好きな番組コンテンツというものは本当に多岐に渡るということです。実際に日本のAmazonオリジナル作品で最も評判の良い4作品は、どれも異なったジャンルです」と語った。

同社は、全12話からなるドラマシリーズ「はぴまり Happy Marriage」(6月22日スタート)やSFコメディである「Businessmen vs. Aliens」(9月スタート、劇団ブラボーカンパニー座長の福田雄一氏が監督)、「仮面ライダー」、「クレヨンしんちゃん」のスピンオフ作品をオリジナル作品として所有している。

これらのビジネスにとって、モバイルデバイスにおける需要が急速に伸びている。Farrell氏は、「Amazonはゲーム機器からテレビへの接続機器、特にPrime動画の視聴を非常に簡単にするAmazon Fire TVの領域で右肩上がりであると言えます」と述べる。

日本の消費者が映画のデジタル配信に慣れるまでには多大な時間がかかるという報告もあるようだ。Tsutaya等は、オンラインで映画レンタルサービスを始めている。しかし、依然としてレンタルビデオショップや宅配DVD等がビジネスの大半を占めていることもまた事実である。

日本向けの番組を見た熱心な視聴者からの「こんな番組は見たことがなかった。次のエピソードが配信されるまではどのくらいかかるのか」といった反応がAmazonのこういった行動に拍車をかけている。Amazonはこのようなパイプラインを増設し続けるであろう。

ファミリードラマである「福家堂本舗 Kyoto Love Story」が10月19日にスタートした。その一方で、松本人志によるバラエティ番組「ドキュメンタリー」や「ウルトラマン」のスピンオフ作品は年末まで公開される見込みであり、恋愛リアリティ番組の日本版である「バチェラー・ジャパン」もWarner Bros.と共同で来年配信される予定である。