Good2Go、セックスの同意を求めるアプリ

【出典】2014/9/30

http://www.huffingtonpost.com/2014/09/30/consensual-sex-app-good2go_n_5903036.html

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安全で同意のもとでセックスがしたいか?したいはずだ。このアプリはそのためにある。Good2Goは性交渉する前にその行為自体に同意を客観的に与える機会を提供する。そうした新しいスマートフォンアプリケーションである。このアプリのターゲットは大学生付近の年齢層にしており、開発したSandton Technologies 社のクリエイターは同じページ上に両当事者がいることを確認できるように設計し、少しずつ着実にプロセスを経るようにすることで望まない性交渉を防ぐことを願っている。

Sandton Technologies 社の社長、Lee Ann Allman氏は大学生のご子息・ご令嬢がいる7人の父親と母親とともにGood2Goを作り出した。そのアイデアは全国の大学のキャンパス内で起こる性的暴行の横行についての彼らの子供たちやその友人との会話から生まれた。

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だから一度若者が誰かとセックスがしたいと思い立てば、このアプリは以下のように働く。

1アプリを起動し、ログインし、いい雰囲気になってきた相手にスマホを手渡す。

2Good2Goは相手にこう問いかける。”Are we Good2Go?”(準備はいいかい?)

3そして3つの選択肢が表示される。1結構です。2えっと…もう少しは話そう?3準備OK!

4相手がもし「結構です。」の選択肢を選んだ場合、こうポップアップが出る「覚えといて!NOはNOなの。YesのときはYesと言うわ。だけどいつだってNO!になりえるんだから!」

5相手がもし「えっと…もう少しは話そう?」の選択肢を選んだ場合、”Let’s talk!”のボタンが表示される。

6相手がもし「準備OK!」の選択肢を選んだ場合、「しらふですか?」「それともすこし酔っていますか?」「酔っているけど、準備OK!ですか」「泥酔していますか?」と問い合わせてくる。

もし相手が「しらふです」「少し酔っています」「酔っているけど、準備OK!です」と答えると会話を続けられるが、「泥酔しています」と答えるとそれ以上会話が続けられなくなり、自動的に停止してしまう。

「泥酔」と答えると会話が続けられなくなることについて、Allman氏は次のように答えた「泥酔と答えても、まだアプリを使える状態であるのは想像できる。しかし、正しい判断能力が欠けている可能性があるため、「泥酔」だと報告した以上、アプリは強制的に終了する。ユーザーを守るためです。アプリの目的は、きちんと同意の上行為が行われる状態を作ることにある。キャンパスのこのような会話が頻繁に行われることにより、性的暴行事件などが減ることを願っている。」

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近年は全ての事項においてアプリが存在するため、性行為の同意を確認するアプリがあってもおかしくないが、Good2Goは具体性に欠けるため、同意するものが何に同意しているのか曖昧だという指摘がある。キス、オーラルセックス、挿入、アナルセックス、プロテクションの有無など曖昧である。

Allman氏はそのような指摘に対して「アプリを使用する中で同意している具体的な内容を確認するべきである。アプリがそのような会話のきっかけになることを願っている」と話す。

Good2Goのアプリは会話を促すようにできているが、現実社会にて男女の関係は非常に曖昧な世界観の中で成り立っている。アプリのユーザーであっても、各自が行為に及んでもいいと思える具体的な内容やそのステップの取り決めを事前に行うことはないだろう。

性的暴行事件の弁護を何度も行っているVictim Rights Law Center (VRLC)のColby Bruno氏に話を聞いてみた。「もしそのような誘いに同意する前に、流れに任せるのではなく、一瞬留まり自分が下す判断について考えるきっかけになるのであれば素晴らしい。その結果、一人でも多くの被害者を防ぐことができるかもしれない。またこのような性的暴行事件が多発していることに対して注目してもらえるきっかけになり、一人でも多くの被害者を救えることができればと願う。」と話してくれた。

追記情報:記事掲載後、アップルはGood2Goのアプリをアップルストアから削除。アプリ開発者のAllman氏は、その後アプリをグーグルストアから下ろして、ウェブサイトを閉鎖している。