月別アーカイブ: 2019年1月

テレビ番組は作家に富をもたらす

https://variety.com/2019/biz/news/tv-intellectual-property-1203123268/Picture1

今日では貴重なIPがどの様に生まれ、使用されるかはテレビ番組に左右されると言っても過言ではないだろう。

多くの業界関係者によれば書籍をテレビ番組化する需要が高まっており、求められる映像は従来の映画ビジネスからテレビへと変化しているとのことだ。Netflixのコンテツに対する投資額や急成長しているいくつかのプラットフォームの事を考えれば、数多ある作品の中でも際立った存在感を放つ必要がある事は言うまでも無いが、熱狂的なファンを獲得している書籍を見つける事ができれば、ヒット番組を作らなければいけないというプレッシャーを少しは和らげてくれるだろう。

しかし、人気書籍はそれ相応のコストが伴うものである。

Amblin Televisionの社長Darryl Frank氏は誰もが一斉に同じことをやろうとしているためテレビ番組化の権利は更に高価になってきており、その状況を作家達は上手く利用しようと試みていると語った。最近では人気書籍だけでなく幅広いジャンルへと展開されており、買い手達は昔の書籍やポッドキャスト、新聞、Twitterにでさえ目を向けていると言う。

映画側では、The Daily BeastがMcDonald版のモノポリーゲームで詐欺を働いた集団について取り上げた記事の映画化権利が35万ドルでオプション契約、実際に映画化されれば100万ドルで買い取られる。同権利は20世紀フォックスとベン・アフレック&マット・デーモンのプロダクション、パールストリートフィルムずが落札した。

Anonymous ContetのパートナーKassie Evashevski氏は、4−5桁の入札額が主流であった頃とは対照的で、最近では6桁の案件も見られここ2〜3年で価格が高騰していると語った。

更に、Evashevski氏も以前までテレビの評価は本当に低かったが、現在では入札額は少なくとも以前の2倍ほどの価格がついている状況だと述べている。

作家達にも未だ富を築く可能性は残されているが、入札額の価格競争は文学作品の地位向上に寄与しておらず、単に人気書籍を獲得しようと買い手が競い合っている状況だ。Publishers WeeklyのニュースディレクターRachel Deahl氏は、今起こっている事はハリウッドで原作の獲得方法に変化があったことに起因しており、書籍がスタジオに販売されるのと同時に出版社に販売されるのは極めてレアだったが、今後はこのような事例が増えていくと考えられる。

Hello Sunshineで映画とテレビ部門を統括するLauren Levy Neustadter氏は次のように述べる。女優リース・ウィザースプーン氏によって設立されたHello SunshineはCeleste Ng著『Little Fires Everywhere』に興味を持っていた。彼らのプロダクションのブランドと『Little Fires Everywhere』との組み合わせが市場にマッチしているか考えることが重要と語る。

垂直統合された世界では、インでペンデント系プロダクションとスタジオが提携しインハウスでプロジェクトを進める方法が得策だ。

Neustadter氏は、『Little Fires Everywhere』の様な作品が我々だけでなく他の人々にも感動を与えるのは当然である。我々が、出版前に5ヶ月間に渡り『Little Fires Everywher』を読みこむ中で、以前から抱いていたこの本が壮観な作品と捉えられているという認識が間違っていなかったことに気づいたと述べた。

彼女とWitherspoon氏は、1970年代に実存したロックバンドの解散について描いている書籍『Daisy Jones & the Six』にも同様の感覚を感じており、Amazon StudiosはHello Sunshineと共同制作で『Daisy Jones & the Six』を基にした13話のシリーズを制作することになったと発表している。

『Daisy Jones & the Six』が読者に受け入れられるか?それはまだわからない。なぜならば書籍は3月に出版予定だからだ。現在の市場を取り巻く環境では、作家達の勢いが増していくだろうが、自分で脚本を執筆しない監督や予算の限られている小さい制作会社などにとっては悪いニュースの予兆であると言える。

ハースト・マガジン、ブランデッドコンテンツ部門に初のクリエイティブディレクターを指名

出版社のブランドコンテンツは、出版社ビジネスにおいて非常に大きく成長している部分だ

https://wwd.com/business-news/media/hearst-magazines-creative-director-branded-content-studio-1202992240/Picture1

米出版大手のハーストマガジンが先ごろ、同社のブランデッドコンテンツスタジオである「HearstMade」のクリエイティブディレクターにニコラス・ニューベック氏を指名した。Hearst Madeは同社の成長部門であり、2018年のブランデッドコンテツからの収入は前年に比べて40%成長したという。

米出版大手のハーストマガジンは、彼らが同社のブランデッドコンテンツスタジオの最初のクリエイティブディレクターを指名した。広告主と、そのビジネスをさらに拡大しようとしているためだ。ニコラス・ニューベック氏は、自社のデジタルメディア部門のクリエイティブディレクターとして約4年間を費やした後、自社ブランドのコンテンツスタジオであるHearstMadeで新しい役割を担うようになり、そこで編集コンテンツに注力してきた。ハーパーズバザー、コスモポリタン、エスクァイア、グッドハウスキーピングなどを含むハーストの全雑誌にわたる編集経験は、ブランド広告を読者のためのコンテンツに統合することを目的とした時に、良い方向に働いた。

「私にとってこの仕事の大部分は、引き続きブランドと密接に協力し、作成したコンテンツにブランドの声を反映させることだ」と、ニューベック氏は述べた。「長年にわたり、私たちは読者が共感するものを学んだ。それが、私たちがHearstMadeで創造するものの原動力となっている。」

彼はさらに、編集とブランドのコンテンツチームは、「コピーとストーリーの観点だけでなく、視覚の観点からも一緒に考えたいときに最もよく機能する」と付け加えた。HearstMadeが行っていることの多くは、ビデオ制作とソーシャルメディアであり、これは今年も続けられる。

コンテンツ責任者のケイト・ルイス氏とマーケティング担当のトップ兼出版ディレクターのマイケル・クリントン氏にレポートを提出することになるニューベック氏は、スタジオの仕事に飛び込んでいる。仕事にはたくさんのプロジェクトがあるが、彼はパートナーのために「もっと野心的なプロジェクト」を推進したいと考えている。

ニューベック氏は、昨年末にかけてHearstMadeの編集責任者に任命されたブレット・ヒル氏と直接仕事をする予定だ。ブレットもまたルイスとクリントンにレポーする。彼女は、人気のあるハーストのタイトルであるHGTVマガジンの編集長から内部採用された。

HearstMadeは出版社ビジネスの中で成長しており、かなり大きい部分を占める。昨年、ブランドコンテンツからの収益は40%増加し、2018年には2017年の200件を超える、300件以上のカスタムキャンペーンが実施された。最近のいくつかのプロジェクトには、ハーパーズバザーがタイアップをした、リッツ・カールトンの一連のビデオが含まれる。他にも、モデルのMia Kandをメインに据えたTumiのもう1つのビデオとストーリー、また同様のSeventeenとタイアップを行ったコンバースのプロジェクトなどがある。これらの作品はオンラインで「パートナーシップ」としてマークされているが、広告コンテンツとそうでないコンテンツを区別されることはほとんどない。現在の進行中のプロジェクトには、OlayとBurt’s Beesとのタイアップなどがある。

2019年サンダンス映画祭から注目すべき5つのトピック

【出典】1/29/2019

https://variety.com/2019/film/news/sundance-film-festival-2019-takeaways-highlights-1203121715/Picture1

映画スタジオの代表らは、小切手を握りしめてサンダンス映画祭に臨んだ。映画祭が行われた週末は、驚異的な量の契約が一気に結ばれ、次にヒットするインディー映画を手に入れるためにハリウッドのやり手達は驚愕の金額を投げ込んだ。ユタ州パークシティで5日間にわたって行われた映画祭から注目すべき5つのトピックを見てみよう。

1.大型案件時代の再来

映画業界は今や売り手市場だ。ミンディ・カリングのコメディ『Late Night(原題)』のアメリカ配給権は1億3千万ドル、アダム・ドライバーの政治スリラー映画『The Report(原題)』は1億4千万ドルでグローバル市場契約を締結、ブルース・スプリングスティーンの楽曲に基づいた映画『Blinded by the Light (原題)』は1億5千万ドルで同じくグローバル市場契約を締結。サンダンスで大波に乗るも、劇場公開の際に大失敗に終わった『国民の創生』や『パティ・ケイク$』などを受けて、スタジオは近年控えめな動きを見せていたので、このような仰天の契約は意外であった。

. 戻ってきたアマゾン

『Late Night (原題)』と『The Report (原題)』に大成功の可能性を見たストリーミングサービスの強豪アマゾンは、大胆な映画契約に踏み切った。『Blinded by the Light (原題)』とオークワフィナのコメディ映画『The Farewell(原題)』とも配給契約を結んだ同スタジオは、トロント国際映画祭やカンヌでなかなか動きを見せなかったにも関わらず、今回強気な姿勢を見せた。前NBCエンタテイメント社長のジェニファー・サルケがアマゾンスタジオのトップに就いた際、業界では彼女がテレビシリーズに力を入れるだろうと予測されていたが、どうやら間違っていたようだ。

. 女性監督の飛躍

今年のサンダンスは女性の飛躍が目立った。ニーシャ・ガナトラ監督作品『Late Night(原題)』、グリンダ・チャーダ監督による『Blinded by the Light (原題)』、そしてルル・ワン監督による『The Farewell(原題)』など、バズった作品はどれも女性が製作した作品であった。更に、2018年の興行収入トップ100作品のうち女性監督作品はたった4本であったが、今年サンダンス出展作品の45%は女性によって監督されている。ハリウッドはこれを覚えておくべきだ。 

. ロバート・レッドフォードの引退

サンダンスの開催初日のプレスカンファレンスで、主宰者であるロバート・レッドフォードが映画ビジネスについて長々と語るのが通例であったが、今年は開会式の言葉を短くまとめて終わった。「そろそろ私がサンダンスを離れても良い時だと思う。」と、俳優引退宣言をした82歳のレッドフォード氏はサンダンスでの役目も終えたようだ。

. ドキュメンタリーの活気

『Late Night(原題)』と『Blinded by the Light (原題)』が最高契約額を得た作品ではあるが、波風を立てたのは政治界の黒幕を扱う暴露系ドキュメンタリー『Where’s My Roy Cohn?(原題)』、セックスセラピストについてのドキュメンタリー『Ask Dr. Ruth (原題)』、そしてマイケル・ジャクソンのドキュメンタリー『Leaving Neverland原題)』であった。

 

次世代モバイル通信5Gが変える未来

【出典】1/29/2019

https://mashable.com/ad/article/5g-breakthroughs-2019/?utm_source=feedly&utm_medium=webfeeds#1F2QfJ7wnPq5

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5Gの時代がようやく訪れた。回線速度の高速化、タイムラグが解消されることにより我々のコミュニケーション、コラボレーション、仕事、遊びまでも変化するだろう。では5Gが導入されることにより具体的にどのような変化あるのか見ていこう。

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リアルタイム・コラボレーション

5Gにより延滞なくリアルタイムなコラボレーションが可能となる。例えば医者と患者のリハビリも遠隔でリアルタイムに行うことができる。

医療の現場だけでなくビジネスシーンでも、クラウドベースのアプリに複数のユーザーが参加しプロジェクトをリアルタイムで作ることができる。

ソーシャルメディアはどうだろう?人々は毎日の私生活を「ストーリーズ」という機能を使って共有しているが、1つのイベントに対し複数の人々が動画を一斉にアップすることができる。例えば、ロードトリップやコンサートに行った時、それぞれが撮影したビデオをアプリ上でリアルタイムに編集することが可能になる。

このようなコラボレーションは大容量のファイルをアップしたりする必要があるため4Gでは実現不可能だった。

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ARの進化

5GネットワークによりARは大きく変化、我々が見ている世界が大きく変わることになる。

5GとARが組み合わさればレンズを通して普通のクラスルームがイエローストーン国立公園や万里の長城にトランスフォームすることができる。カメラで取り込まれた動画情報をリアルタイム&タイムラグなしで3D空間をバーチャルに作り出すことができるようになるのだ。

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他にもARを使った新しい機能が生まれるだろう。例えばあなたが友達と外出しており近くにあるバーを探しているとしよう。レストランサイトで近くのバー情報を検索しても現在の混雑状況や騒音レベルはわからない。AR機能があれば各バーの店内状況がARを通しても駆使することができる。

コネクテッドワールドにおける5G

今後全てのスマートカーに5Gが装備されるだろう。車両同士がネットワーク上でコネクトされることにより、どの車が車線変更を行おうとしているか周辺の車もリアルタイムに感知できるので車の安全性は向上するだろう。

 

アマゾン:ニューヨークにある130以上の高校向けにコンピュータサイエンスのクラスを提供へ

【出典】1/29/2019

https://www.theverge.com/2019/1/29/18202623/amazon-new-york-city-computer-science-classes-high-schoolPicture1

アマゾンの第2本社がニューヨークに決定、4万以上の雇用が生み出されると考えているが、第2本社周辺エリアの不動産価格上昇、地下鉄を含めた交通システムの圧迫が懸念されており、歓迎するニューヨーカーはあまりいない。そんな中同社はニューヨークにある130以上の高校に向けコンピューターサイエンスのコースを提供すると発表した。この数はニューヨーク市にある全高校の4分の1にあたる。

アマゾンは初級者&上級者向けコースを無償で提供予定、高校で不足しているコーディングの授業を同社が補おうとしている。そして学生にコースを提供することにより同社は学生とのコネクションを持ち採用に繋げたいという考えもある。

今回の支援はアマゾン行なっているフューチャー・エンジニアプログラムの一貫でこのプログラムでは、2000以上の低所得者層が多く通う高校に対しコンピューターサイエンスのクラスを無償で提供する予定だ。しかし今回アマゾンが支援しているニューヨークの高校は裕福層が通う高校、私立高校まで支援しており、これはアマゾンのニューヨーカーを喜ばせるだけのPRなのではないかと批判もされている。

ドイツ、オーストリア、スイスでオーバーウォッチリーグがTVで生中継

【出典】1/29/2019

https://www.engadget.com/2019/01/29/overwatch-league-live-tv-europe/Picture1

Eスポーツのオーバーウォッチ・リーグ(OWL)の新シーズンがケーブルTVチャンネルのESports1でドイツ・オーストリア・スイスで2月14日に放映される。ゲーム会社ブリザードとTV局のSport1が新しくEスポーツ専門チャンネルESports1を最近開設した。

OWL2019は元チャンピオンチームであるLondon Spitfireがタイトルを守れるかがポイントとなる。今年から新たなに8チームがリーグに加わった。今まで試合イベントはロサンゼルスで行なっていたが今年からはダラスやアトランタでも開催される。アメリカでのTV放映権販売は難航しているがブリザード社はヨーロッパマーケットにも力を入れている。

なぜアップルは顧客にアップルストアに訪問して欲しいのか?

【出典】1/29/2019
https://mashable.com/article/apple-revamps-today-at-apple-classes/?utm_source=feedly&utm_medium=webfeeds#yXUCK_n.sgqIPicture1

アップルは人々にもっとアップルストアに訪問して欲しいと考えている。それは決して商品を購入したり修理したりするためではない。来店することにより、何か新しいことを学んで欲しいと考えている。

この考えを現実化するために同社はストアで提供している無料教育プログラム「Today at Apple」に新しく50セッション追加した。

コースは、コーディング、写真、音楽、ビデオ編集など細かくトピックが決められており、訪問者の年齢・スキルレベルにあったコース内容になっている。「Photo Walk」と呼ばれるセッションではスマホを使った写真撮影方法を学べ、「Make Your Own Emoji」というセッションでは子供達が絵文字を作れる内容だ。

「Today at Apple」はスタートして1年以上経つが、同社のビジョンである「製品とリテールストアのライフスタイル化」を実現するために大きく貢献している。同社のリテールチーフである、Angela Ahrendts氏は「アッップルストアを人々が集まる町の広場みたいにすることが目標」と語る。

アップル製品をすでに使用しているユーザーにとってアップルストアは新しい価値を提供する場所となりユーザーはより一層アップルに対しファンになる。

そして将来ユーチューバーになりたい、iPhoneを使って何か作り出したい子供達は同社のクラスを受けることで夢実現まで近づけることができる。Ahrendts氏によるとアップルストアに訪れる年齢層の低いグループの方が「Today at Apple」のクラスを気軽に受講する傾向にあるとのこと。

そして受講者の年齢が低ければ低いほど、クラスに再度参加する可能性が高いとのこと。

アップル:ビデオストリーミングサービスを4月にスタート

【出典】1/29/2019

https://mashable.com/article/apple-streaming-service-april-2019/?utm_source=feedly&utm_medium=webfeeds#GYurqZIgnZq3Picture1

アップルファンが待望していたビデオ向けサブスクリプションサービスを同社が4月にローンチする予定だ。情報によるとアップルはコンテンツパートナーに向け「4月半ばローンチ予定」と伝えているとのこと。

サービスは100カ国で展開予定、まず最初にアメリカで登場、他国はその後サービス使用が可能となる。iPhoneのセールスが伸び悩んでいる中、同社は新しいレベニューストリームが必要となる中、ビデオストリーミングサービスは最適だろう。

 

アップルがストリーミング形式のゲームサービスを開発中か?

【出典】1/28/2019

https://mashable.com/article/apple-gaming-subscription-service-like-netflix/?utm_source=feedly&utm_medium=webfeeds#l8TOhR5dssqF

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ネットフリックスのようなサブスクリプション制ゲームストリーミングサービスへ注目が最近集まる中、アップルが参入するのではないかと言われている。現在このサービスはまだ開発初期段階であり、場合によってはプロジェクト自体がなくなる可能性もある。

アップルはモバイルゲーム向けサブスクリプションをやるべきだ。競合であるグーグルはプロジェクト・ストリームと呼ばれるゲームサブスクリプションをテスト中だが、プレイステーションやXboxなどコンソールゲームにフォーカスしている。

アップルはiPhoneを販売したとき、ゲームアプリのマーケットも同じく作り出した。もしサブスクリプションをスタートするのであれば、同社のApp Storeを利用したサービスになるだろう。

そして次世代モバイル通信5Gが登場すればHDクオリティのゲームをスマホにストリーミングすることが容易になるだろう。

排出物ゼロを目指すショッピングサイトLoop

【出典】1/28/2019

https://www.engadget.com/2019/01/28/loop-delivers-coke-haagen-dazs-reuse/

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グローバル展開している多くの大企業がゼロ・ウェイスト目指すオンラインショッピングに参加している。Loopと呼ばれるショッピングサイトは詰め替え用・再利用可能な容器に商品を入れてデリバリーする企業だ。牛乳瓶回収のような古いリサイクルモデルを捨て、人々からリサイクルの面倒さを取り除くことを目的としている。

現在Loopでは300以上の商品をサイト上で扱っており、タイド社の洗剤、ハーゲンダッツアイスクリーム、Axe社のデオドラント、コカコーラ、パンパースのおむつなどだ。同サイトはP&G、ユニリーバ、ネスレ、ペプシコ、ダノンなどの企業から支援を受けている。これらの企業は海洋汚染などにつながるプラスチック容器をなくそうと努力している。同サービスは5月からニューヨークとパリで始まり、18年末にロンドン、20年に東京でサービスをローンチ予定だ。

 

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商品のオーダー方法は一般的で、アカウントを最初に作り自分の欲しい商品をカートの中に入れていく。商品の値段はユーザーが住むエリアの価格帯と同じくらいに設定されている。唯一通常のショッピングサイトと異なる点は、チェックアウト時に各商品に対しデポジットを支払わなければならいないことだ。コカコーラは再利用可能ボトルに25セント、パンパースの使用済みおむつ入れに47ドルなど。

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アメリカでは運送会社のUPSによってトートバッグに入った商品が運ばれ回収作業も行う。それぞれの商品はブランドのロゴが入った再利用可能な容器に入って送られてくる。入れ物はステンレス製またはガラス製など商品によって異なる。商品を使い終わったら、容器をトートバッグに入れUPSに回収してもらう。回収された容器は洗浄・殺菌されたのち、また商品が詰め替えられ他の消費者へ届けられる。

生理用品・おむつなどは炭素フィルターが付いた容器に入れられ回収される。

Loopを運営するTerraCycle社CEOのTom Szaky氏は「リサイクル商品を使い、使い終わったらそれをリサイクルすることが最も廃棄物を出さないやり方だ。ゴミが生まれる一番の原因は一回しか使わないもの、リサイクルしづらいものが原因であり、それらに対し便利で安価なリサイクル方法を提案することがゴミを根本的に減らす方法だと考えている」と語った。