月別アーカイブ: 2018年11月

マーケターが気になった今月の出来事

【出典】2018/11/28

https://adage.com/article/cmo-strategy/burger-kings-dog-bone-biz/315755/

犬対象の宅配サービス開始

おそらく、チェーン展開しているすべての飲食店は自社かサードパーティ利用して宅配サービスを実施しているだろう。そこで、バーガーキングは他社との差別化を図る新たな方法を思いついた。Picture1

ワッパーにも匹敵するDogpper(ドッグパー)は、同社によると、直火焼きの味がする骨の形をした犬向けのおやつだ。

ワッパーを購入すると、犬のおやつとして無料でDogpperがもらえる。このサービスはバーガーキングの実店舗ではなく、オンライン宅配サービスでワッパーをオーダーした場合のみ適用される。

気の毒なサイバーマンデー

ブラックフライデーを超えて過熱するバーゲンの傾向は、今年も多くの小売店が数え切れないほどの商材を提供することにより続く結果となった。

しかし、いくつかの企業のセールは当初計画していた戦略とは異なり、代わりに技術的なトラブルが生じる結果となった。J. Crew とShutterflyの両社は顧客に対してサイバーマンデーにおける不具合を謝罪し、セールを火曜日まで延長するお詫びの文書を送った。

「お待たせして申し訳有りません。私たちは一部のお客様が今週末に当社のサイトで現在も続く技術上のトラブルに直面されたことを存じ上げています」とJ. Crewから文書が送られ、先日、同社のCEOとCMOが辞職した。

サイバーマンデーにおいて老舗企業がオンライン通信販売サイトの正常運転に苦戦しているように、過去数年、多くの技術的トラブルが見受けられる。

しかし、専門家は、このようなweb上のトラブルは現在のテクノロジーに精通した環境の中、容認できるものではなくなってきていると述べる。

「このホリデーシーズンの悲劇はwebサイトが落ちることだ」とForrester ResearchのアナリストのBrigitte Majewskiは語る。「2018年において、それは許され難いことである」これは痛い。

ダンキンがSaquon Barkley選手をCM起用Picture1

ダンキン・ドーナツはすでにニューヨークジャイアンツの公式コーヒーとして認定されている。

今、ダンキンは若手選手であるSaquon Barkley選手との契約を獲得し、1800以上の店舗を構えるニューヨークの地下鉄圏内を彼の広告で埋め尽くした。

先日同社がリニューアルしたエスプレッソのプロモーションをジャイアンツのユニフォームを着たBarkley選手が行う映像で、1年間のキャンペーンの実施が始まった。

Barkley選手は過去にダンキンのキャンペーンとして抜擢されたジャイアンツの選手のOdell Beckham Jr.やニューイングランド・ペイトリオッツのスターRob Gronkowskiの足跡をたどることになる。

これを買いますか?Picture1

タコベルはファッション通販サイトTipsy Elvesとの共同開発で製作した、ホットソースのパッケージから着想を得た着ぐるみと同社をイメージした不恰好なスウェットを販売している。

新たな顧客経験:AIはどのようにマーケティングを変えていくのか

【出典】2018/11/27

https://adage.com/article/ibm-watson-marketing/ai-changing-marketing/315686/Picture1

1956年の夏、10人の科学者と数学者がニューハンプシャー州に位置するダートマス大学に、助教授のJohn McCarthy氏が「人工知能」と名付けた新たな概念の考えを出し合うために集まった。

研究プロジェクトの当初の計画によると、ハーバード、ベル研究所、IBMから仲間の研究者を連れて、McCarthy氏は言語を用いて、時の経過とともに人類が進歩しているのに対し、人々の問題を解決するプログラミング機械の概念を探求したかったとの記載がある。

この夏のワークッショップは高尚な目標が達成される数年前のことになるだろう。しかし人工知能(AI)分野への着手はワークショップの功績である。

それから60年経った今、認知科学者、データアナリスト、UXデザイナーをはじめとする数え切れないほどの人々がAI研究の先駆者である科学者が望んでいたもの、それ以上のものに取り組んでいる。 ディープラーニングを用いることで、企業はサイバーセキュリティーからマーケティングにおよぶ様々な産業において並外れた進歩を遂げることができる。

人間の認知能力を機械化したものとしてAIを考えてみてほしい。

これらの機械は人間と自然に交流できる能力を持っていて、複雑な概念を把握し、与えられた情報からインサイトを抽出できる人間のようなものだ。

人工知能は理解し、学び、解釈し、推論することができる。違いは、AIはこれらのものをより早く、さらに大きなスケールで処理できることだ。「ビッグデータの時代、私たちはすべての情報を掘り起こす必要性があり、人間はもはやそれを一人で成し遂げることはできない」とIBM Watson Marketingのオファリングマネージメント、バイス・プレジテントのMark Simpson氏は述べる。

「AIはより豊かでかつよりパーソナライズされたデジタル経験を顧客に応じて創り出す能力をもち、顧客のますます高まるブランドへの期待を満たすことができる」

企業がAIを用いることで得られる知識は際限がないだろう。

医療において、医療従事者はAIを患者のデータ分析、実験結果の説明、多忙な医者へのサポートに応用している。

警備産業においては、AIは悪質なソフトウェアのように企業の脅威となる恐れがあるものをリアルタイムで発見する手助けをする。

一方で、マーケターはAIをデータの総合的な扱い、鍵となるターゲットやそのインサイトを特定する際に活用できる。こうして、彼らのキャンペーンは、より戦略的でかつ独創的な発想へと解放されるだろう。その他にもAIが優れていることは、企業と顧客との関係性を向上することができる点である。

「最も早い繰り返しにおいても、AIは企業がどのような人間であるべきかをより理解するのを手助けした。」と作家兼、ブランド戦略・マーケティング戦略を専門とする経営コンサルティング会社Prophet におけるデジタル分析グループAltimeter でアナリスト長を務めるBrian Solis氏は語る。

皮肉なことは、非常に前進したテクノロジーは企業にどのように顧客と交流するべきか異なった考え方をさせる。過去50年の間、音声技術や自動応答、バーチャルアシスタント、ウェブサイトのような進歩は顧客との接点を増加させている一方で、企業と顧客のつながりの間に亀裂を生じさせている。

しかし、AIはこの格差を埋める可能性を持っている

AIが情報収集を行い、新しい顧客層を特定し、よりマーケティングと分析を統合した仕組みを作り出してマーケターの手助けすることで、今までに存在していなかった方法での顧客の緻密なパーソナライズを図ることができる。ウェブサイトやSNSのような情報源から顧客データをつなげることで企業は顧客の現在のニーズにより適したマーケティング手法を作り出すことができる。

AIはユーザー一人一人に対してよりパーソナライズされたカスタマージャーニーを形作り、購買決定に影響し、ブランドロイヤリティを形成する広告経験を届ける。

IBM’s Watson MarketingはAIが提供すべき全てのものの使用を可能にするプラットホームの管理を先陣を切って行っている。

Customer Experience Analyticsのような製品はマーケターにカスタマージャーニーを視覚化させ、顧客が直面する可能性がある不具合を特定させる。企業はより完成されたカスタマージャーニーの見解を得ることでき、顧客との接点や換算率を改善し最大限に活用出来るにようになる。

1つの統合されたインターフェースを通して届けられることにより、 IBM Watson Customer Experience Analyticsはブランドにとって実現可能な知能、円滑な過程を増進する。市場調査を専門とするTechNavioによると、米国におけるAI市場は2021年までに現在の成長率に加え、その約50%成長率を足したものになると予想されている。

2017年のレポート『“Artificial Intelligence: The Next Digital Frontier?”』ではthe McKinsey Global Instituteは企業に「前進するデジタルの旅」特にAIへの投資に出遅れないようにと促している。

「それは新しいマインドセットやパラダイムを創る、新しい方法でのAIの利用方法を理解した人であり、以前に存在していない競争優位を生むだろう」とSolisは語る。私たちは深層学習の時代に突入しており、人類の導きとともに、AIはついに本来の能力を発揮している。今日、McCarthy氏とその同僚が1956年に夢みた技術はWatson Marketing.のようなAIのプラットフォームの形態となって現れている。

そして今がまさにAIの力を利用する時であり、ビジネスの成功のために活用すべきである。あなたの顧客理解を手助けするインサイトをWatson Marketingがどのように発掘しているかを知るために、このガイドを読むといいだろう。

ブレスアナライザー「Keyto」がケトジェニックダイエットを助ける

【出典】11/27/2018

https://www.engadget.com/2018/11/27/keyto-breath-analyzer-ketogenic-diet/

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現在世界中で人気のケトジェニックダイエットだが、このトレンドをいち早く利用したブレスアナライザーが登場するかもしれない。その名も「Keyto」と呼ばれるブレスアナライザーは専用アプリと連携しており、使用者のはいた息で脂肪燃焼がどのくらい効果的に行われていることがわかる。現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金を調達中、99ドルでデバイスを購入することができる。

ケトジェニックダイエットは脂肪とタンパク質を主に摂取、炭水化物はほとんど食べないダイエット方法だ。そして体がケトーシス状態(エネルギーとして脂質を使わなくてはいけない状態に身体を追いこむこと)になる。

ケトーシス状態になると体から副産物としてケトン体が作られる。そしてそのケトン体の副産物としてアセトンが作られるのだが、「Keyto」というデバイスはそのアセトン量を測定することに使用者のケトーシス状態を分析する。吐息によるアセトンの測定方法に関する研究は多くない。

ユーザーのケトーシス状態を分析する以外にもこのデバイスはダイエット方法のアドバイスなども行う。市場には似たようなブレスアナライザー出回っているが、「Keyto」はモバイルアプリで他と差をつけようとしている。アプリにはケトジェニックダイエットに適したレシピ・ダイエット方法が蓄積されており、ユーザーにパーソナライズされたアドバイスをすることができる。SNS機能もあり、同じケトジェニックダイエット同士の情報共有も行うことができる予定だ。

現在「Keyto」以外にも多くの企業がユーザーの体調を分析できるデバイスが販売されており現在アップルもApple Watchを使い血糖値を測るセンサーを開発中と報じられている。

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YouTubeは、オリジナルドラマコンテンツを再検討、広告サポートされているコンテンツに今後の焦点を当てる予定

【出典】11/27/2018

https://deadline.com/2018/11/youtube-exit-original-scripted-development-focuses-unscripted-programming-1202509659/

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YouTubeは、ドラマ番組の制作を一度中止して、リアリティ番組配信に今後はフォーカスするつもりだ。Googleビデオのように、YouTubeオリジナルコンテンツは広告費によってサポートされるようになり、既存のビジネスモデルに動きが生じたことが捉えられる。結果として、オリジナル番組の制作を支えるのはAVOD(広告費ベース)とSVOD (月額会員費ベース)の二つからなる収入モデルだ。

 

過去数ヶ月にわたって、YouTubeはSVOD配信用のオリジナルコンテンツの制作に力を注いで来た。オリジナルコンテンツ担当するスーザン・ダニエルズ氏は新たな脚本の募集を取り止めたことを発表した。YouTubeはいくつかの脚本に興味を示していたが、結局採用を取りやめることを決めた。

YouTubeは現時点で新たな脚本の募集を取り止めているが、親会社のオリジナルコンテンツ配信先の決定次第で変わる可能性もあるという。Picture1

しかし現在進行中のプロジェクトの数は、2020年までYouTubeにオリジナルコンテンツを提供し続けるには十分であろう。これには、最近配信された「オリジン」と「On Becoming a God in Central Florida and Wayne 」と共に、3作品、「dramaDark」、「Cargo」、そして「The Edge of Seventeen」が含まれている。

「2018年は確実にYouTubeプレミアムとYouTubeオリジナルが躍進した年であった。 我々は、YouTubeプレミアムを29カ国に拡大し、ドラマ・リアリティ番組両方を含めた50以上のショーを展開し、8つのエミー賞ノミネートと30以上の業界賞を獲得した」とYouTubeのスポークスパーソンは語った。「2019年は、世界中のファンの需要増に対応するため、YouTubeオリジナルの全てを広告付きで配信する予定だ。次の段階で、YouTubeオリジナルのクリエイターへ市場を拡大し、YouTube世代に素晴らしいコンテンツを提供することが目標である」と同氏は述べた。

「YouTubeオリジナル」戦略の変更がYouTubeのオリジナルコンテンツを担当するダニエルズ氏にどう影響を与えるかは未だに定かではない。今となっては熟練したトップTVのエグゼクティブであるが、彼女はキャリアの初めにABCで2年間、Variety、Reality、Specialsのディレクターとして、YouTube 2.0に必要なもの、すなわちネットワークの構築に務めた。YouTubeが今オリジナルコンテンツの脚本の募集を取り止めた今こそ、ダニエルズ氏にとって新たな機会を模索する時が来た。

アマゾンは、自社のコアビジネスがエンターテイメントでもないにも関わらずNetflixやHuluへ真っ向勝負を挑んだ唯一のデジタル会社である。当初NetflixやHuluはこの参入が、アマゾンに対し不利と考えていたが、アマゾンのトップである、ジェフ・ベゾス氏は、2017年に世界的なジャンルをヒットすべく主要なビジネスプランの修正を命じた。Appleは何年も前から参入する機会を伺っていたが、最終的に昨年参入を決めた。 Snapchatは、ドラマのオリジナルコンテンツを立ち上げると複数回発表したが、結果キャンセルした。ドラマ制作は豊富な資金を持つテック企業にとっても非常にリスクの高い投資なのだ。

 

しかし、YouTubeの場合、ブランドアイデンティティの問題が生じる可能性がある。 YouTubeのWebポータルは世界中で誰もが無料で利用でき、広告でサポートされているユーザーが作り上げるコンテンツのハブとして知られている。 SVODサービスにアクセスできる国でYouTube Red(後にYouTube Premiumと改名された)として課金制に基づき、ユーザーに向けたハイクオリティのオリジナルドラマを追加するやり方はYouTubeのモデルらしくない。 そしてようやくYouTubeは、誰でもアクセスできるコンテンツを配信すること、つまり初心にも戻り広告収入で収益を上げようとしている。

 

ドラマ制作を再検討し、すべてのコンテンツをAVOD向けに配信しようとする動きは、YouTubeがオリジナルコンテンツである、「コブラ・カイ」の視聴回数が100万回を超え、映画レビューサイトRotten Tomatoes上での評価が100%に達した後で明らかになった。

一方、YouTubeはまた、ケイティー・ペリーの「ウィル・ユア・マイ・ウォッチ」とウィル・スミスのグランドキャニオンからのバンジージャンプを含む、広告付きドキュメンタリーシリーズを配信し、成功を収めている。これは、今後YouTubeがファンとの著名人をつなぐオリジナルコンテンツに取り組むことを示している。

 

CMOは、ゲームブランドから進歩的で革新的な方法を学ぶべき

ゲームブランドは次々と新たなテクノロジーを取り入れ、パーソナライズされたイベントを作成する巨匠である。

【出典】11/26/18

https://www.adweek.com/brand-marketing/cmos-can-learn-how-to-be-more-progressive-and-innovative-from-gaming-brands/

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ゲームブランドは、顧客のためにパーソナライズされたイベントをシームレスに管理する。

ナショナル・フットボール・リーグは最近、ゲーム会社であるアクティビジョン・ブリザードのティム・エリス氏をCMO(「最高マーケティング責任者」)として雇用した。従来のスポーツから離れ、Eスポーツに関心を寄せる若い男性層を獲得する上で必要なマーケティング手段と見られている。しかし、より深い分析から、今回の件は現在必要とされているCMOの才能や種類を表し、ベテランのゲーム会社がなぜ高い需要を引きつけているのかを暗示している。

エリス氏のようなゲーム会社の重役は、顧客管理を行い、自社ブランドに将来性を与える複数のタッチポイントを作り出している。それはまさにゲーム業界が必要としているものだ。

例えばエレクトロニック・アーツの場合、プレイヤー個人のデータを収集、プレイヤーとの繋がりを考えた顧客満足度を向上させる案を考え、各プレイヤーにパーソナライズされたサービスを提供している。これと同じ教訓がEAを最前線のマーケティング会社にしたと言っても過言ではない。彼らは業界に先立ち、顧客との関係構築を第一とした。

この業界はデータを活用し、ユーザーに向けパーソナライズされたサービス・コンテンツを提供することが大切だ。

最近あらゆるブランドは、顧客との密着した関係の構築を望んでいる。また彼らは顧客データを集め、企業自身の能力を高めることに利用したいと思っている。ゲームブランドたちがデータを集めている方法は、他の企業もそれに従い、彼らのマーケティング戦略の一部として活用すべきだということを示す。ブランドは顧客との関係構築に必要なテクノロジーを深く理解し、顧客との一対一の関係を長く保つこと望んでいる。これは多種類のチャンネルを使った大規模なマーケティングテクニックの一種である。 没入的で魅力的なゲーム業界は、その関係構築に必要なスキルを育むことに先んじている。これを受け、大企業はゲーム業界からマーケティングに熟知した人間をリクルートしようと躍起になっているのだ。

なぜゲーム業界がマーケティングの最先端にいるのか?今から少し昔に遡ると、大規模なオーディエンスを対象としたマーケティングチームとカスタマーマネジメントチームは、それぞれ別々のカテゴリーとして捉えられていた。カスタマーマネジメントチームははダイレクトメールとテレマーケティングに力を入れ、マスマーケティングはメディアバイによりブランドイメージの構築を試みていた。

そして現在我々は、少し前とはまったく異なる世界で生活している。マスマーケティング及びカスタマーメネジメントを使ったマーケティングは完全にデジタル化され、その結果マーケティングはまるでゲーム業界と同じようなものになった。今では以前のようにメッセージを大々的にメディアを通して送るのではなく、データを集め個人に特化したメッセージを多種類のプラットフォームで配信することが重要視されている。

これはまさに大きな進歩である。そのため、今後将来のリーダーたちは時代と環境に合わせたマーケティング戦略を行うことが大切になり、ユーザーと企業間のツーウェイコミュニケーションを行うスキルが必要とされている。事実、ゲーム会社はユーザー一人ひとりに合わせたマーケティングを熟練し、様々なプラットフォームを通したマーケティングを成功させている。それゆえ、CPGから金融サービスを提供する企業までこのような技術を自社にも持ち込みたいと思い、ゲーム会社に注目しているのだ。

その点で、ゲーム界には大きな利点が存在する。それは、ユーザーからのシグナルを見つけ、データを整理、サービスのパーソナライズ化、ユーザー体験を向上させることだ。それが今日、現時点でマーケティングの成功だとすべての業界で定義されている。
先進的なブランドは、消費者との直接的な関係を構築するために自らの能力を高めることを助けるマーケターを探して開発する必要があるだろう。これを行う際、長期的に複数のプラットフォーム間でユーザーとの関係を維持するための独自のインフラストラクチャを構築する必要がある。ブランドマーケティングの担当者は、Facebookのような仲介業者にユーザーとの関係を維持することを任せることは良くないと気づき、新たなマーケティングの才能を確保することが重要になると理解しなければならない。そして、より多くのブランドが、ゲーム業界で磨かれたマーケティングスキルの重要性に気づき、それに対する需要は、今後ますます激しさを増すだろう。

ブリザード社:ウォークラフトをテーマにしたポケモンGOのようなゲームを開発中か

【出典】11/22/2018

https://www.theverge.com/2018/11/22/18107698/warcraft-blizzard-pokemon-go-version-development-rumor

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スマホ向けゲーム「ディアブロ・イモータル」の発表はブリザード社が期待していたほどの良い反応は見られなかったが、同社はそれでもモバイルゲームに対し強気だ。ゲーム情報発信サイトKotakuによると、現在ブリザード社はまだ企画段階ではあるがウォークラフト版ポケモンGOのようなスマホゲームの開発を考えているとのこと。

ワールド・オブ・ウォークラフトのリード・デザイナーであるCory Stocktonはポケモンファンであることで知られている。そして同誌によると社員も頻繁に社内でポケモンGOをプレーしているとのこと。ポケモンGOは1人プレーだがウォークラフト版ポケモンGOは「もっとすごい」とのこと。

ウォークラフトやディアブロは主にPCゲーム中心、世界中のユーザーに愛されているタイトルだが、今後は様々なIPがモバイルゲーム化されるのかもしれない。

シュガーラッシュが物語の鍵となる役をeBayに無償提供

【出典】 2018/11/21

https://adage.com/article/cmo-strategy/wreck-ralph-ebay-starring-role/315748/Picture1

映画の主人公であるラルフとその親友ヴァネロペだけがシュガーラッシュの最新作となる『シュガーラッシュ:オンライン』の中心人物ではない。

ネットオークションサイトであるeBayも物語の重要な鍵を握っている。同社によるとこの二社の統合には金銭的なやり取りは発生していないが、現在、統合による恩恵を享受していると述べる。「マーケターにとってこの現象は偉大と呼べるだろう」とサンノゼに本社を構えるeBayのCMOであるSuzy Deering氏は語る。

映画において、eBayは重要な役割を果たしている。

なぜなら、登場人物が日常生活を取り戻すために必要なアイテムを入手するためにはeBayを使う必要があるからだ。

ディズニー映画では、eBayのキャラクターをeBoyと名付けて紹介している。彼は定期的にラルフとヴァネロペに入札金額の不足に伴う購入キャンセルまでに現金を支払う時間がどれくらい残っているかを伝える役割を果たしている。

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一方で、eBayの強力なライバルであるアマゾンは、映画の中のインターネット世界ではぼんやりとしか映っていない。Deering氏はディズニー社が今年の初めにeBayに映画の協力を求めてきたと述べる。この2つのブランドは11月の映画公開に先駆けて、第三四半期にマーケティングキャンペーンやと商品の販売を共同で行っている。

ディズニー社がeBay内に広告を出してもらうことにより恩恵を受けている。

例えば、eBayは30秒間のTVCMで映画における同社の役割の重要性を披露している。それは映画の話題性を呼び、さらに映画専用の商品サイトを設けている。同社はイギリスにおいて、eBayは同作品とコラボした野外広告を実施している。

映画に関連するマーケティング出資額についての発言を控えたDeering氏は、この統合はeBayの社会的注目を持続するのに役立ち、それは近頃、同社が行っている”It’s Happening”のマーケティングキャンペーンの要素となっている。

また、eBayの代理店である72andSunnyはキャンペーンのサポートをしている。

eBayは以前、いくつかの映画のスポンサーとして費用を出資しているが、『ブラックパンサー』や『Oceans 8』を含む多くの映画では費用は支払われていない。

毎年恒例、年末商戦のはじまりかつ最大の山場となるブラックフライデーやサイバーマンデーに対して、シュガーラッシュの関連事業がどれくらいの盛り上がりをみせるかは予測不可能である。

ツイッターユーザーはeBayの働きに感謝を示しているように思われる。Picture1

2018年スポーツチャンネルESPNは加入者200万人が退会

【出典】11/21/2018

https://variety.com/2018/biz/news/espn-disney-channel-subscriber-losses-2018-1203035003/

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スポーツテレビ局であるESPNが2018年の間に加入者200万人が退会したと親会社であるディズニーが発表した。2018年現在の加入者は8600万人で2017年は8800万人だった。ディズニーチャンネルも昨年の9200万人から今年は8900万人で300万人減、ディズニージュニア(6900万人)とディズニーXD(7100万人)もそれぞれ昨年から300万人減となった。

コードカッティングの影響はディズニーだけではない。他の大手ケーブルTVも同様にダメージを受けているが、業界のリーダー的存在であるディズニー&ESPNが加入者を失っている事実は業界のバロメーターとして認識すべきだ。

ディズニーはケーブルTV事業を超え新しいストリーミングサービス「ESPN Plus」をスタート、今までに100万人が加入した。

発表によると、ディズニー全体のケーブルチャンネル加入者減少率は2017年の3%から2%と鈍化はしているとのこと。

なぜブランドは今もなおMACY’Sの感謝祭パレードを重視するのか 

【出典】 2018/11/21

https://adage.com/article/cmo-strategy/brands-stepping-macy-s-thanksgiving-parade/315642/

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(11月22日NYで行われたMacy’s 92周年サンクスギビングデイ・パレード

写真:Paul Goguen/Bloomberg )

160年の歴史を持つMacy’sであっても消費者のデジタル化に対する取り組みに苦戦しているが、同社主催のサンクスギビングデーのパレードは見逃すことができないものだ。

92周年を迎える今週のパレードでは、スポンサー企業である59のバルーンと26のフロート車がマンハッタンの六番街で行進する。昨年、米市場に参入し今年パレードに初参加する欧州のチョコレート会社Kinderなど、複数の新しいブランドにとって、3時間に渡るパレードは企業の認知度を向上させるものだ。

また、他企業にとってパレードは、SNSを通して顧客と関わる接点となっている。

「Macy’sのサンクスギビングデイ・パレードは、多くの家族にとって一家で集まり視聴する伝統あるものだ。したがって、我々にとって出資する正当な価値のある場所だ」とPillsburyのマーケティングコミュニケーションマネージャーであるCassi Dermody氏は答え、同社はパレードにDoughboyのバルーンを登場させる。

Macy’sの代表によると、今年度のパレードにはPillsburyをはじめ、その他39のブランドが協賛している。10年前は35ブランドが参加していたので、わずかに現在の方がアップしている。

今年は、さらに、Netflixが初参加し、先日公開されたNetflixクリスマスオリジナル映画「Christmas Chronicles」の主人公である妖精達を乗せたフロートが見られるだろう。

パレードにおけるブランド露出は非常に効果的だ。

ニールセンの調査によると、NBCテレビで放送された2017年のパレードは平均で約2410万人が視聴していた。

これはニールセンが調査を始めてから、Macy’sのパレードにおいて、三番目に高い数値である。

Macy’sは企業の協賛費用を明らかにしていないが、昨年CBS Newsはバルーンの新規作成には、制作費とパレード参加費を含め、約2000万円の費用がかかると見積もった。

iSpot.tvによると、これは2017年のパレードの間に30秒間、コマーシャルを放送するのにかかる平均費用に比べて安価である。コマーシャル放送には2900万円以上かかる。(複数のスポットを購入したブランドは単位あたりのコストを安く抑えることができるが)

「ブランドはパレードにおけるブランド露出のために参加する。費用対効果が良いという理由ではない。参加企業はファンとつながるためにパレードに参加するのだ」とMacy’sのパートナーシップマーケティング・バイスプレジデントのJordan Daddy氏と語る。TV局であるNBCでの放映に加え、このイベントはVerizonでも生配信され、マンハッタンに住む350万人が見学に訪れた。

チョコレーチョブランドKinderは3年間のパレードの契約、ブランド露出に大きな可能性を感じている。視聴者は風変わりなチョコレート工場のフロートを見るだけでなく歌手であるアシュレイ・ティスデイルのパフォーマスンスを見ることができる。

「これは巨大なメディアイベントである。Kinderは欧州発のブランドであることは明らかで、私たちはアメリカ文化の中にKinderを根付かせたいと強く思っている」とKinder North America のマーケティング部・バイスプレジデントであるNoah Szporn氏は述べる。

「私たちがブランドアクティベーションを考える時、多くの幅広い人にリーチし共感を得る方法は、メイシーズのイベント以外でなかなか少ない。」

Nickelodeonは1997年から参加しており、今年は3つのバルーンと2つのフロート車で演出規模の拡大を図る。これはひとつの大きな挑戦であると国際フランチャイズプランニング部のバイスプレジデントであるCharlotte Castillo氏は言う。

「パレードは特別な接点である」とCastillio氏は語る。「テレビでの鑑賞や現地での見学に関わらず、流れゆくパレードの中でお気に入りのキャラクターが登場すれば、顧客とブランドの間のつながりに大きな価値を加えることができるのだ。」

Google My BusinessのアプリがFacebookへの課題を改良

【出典】2018/11/15

https://techcrunch.com/2018/11/14/google-my-business-app-revamp-challenges-facebook-pages/

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Googleは新しいサービスを消費者に届けようとしている。同社は今日、iOSとAndroidに対応した改良版のGoogle My Businessをリリースする予定だ。このアプリでは、お店をフォローしたりレビューの掲載や、お店とメッセージのやり取りができるようになり、利用者の情報を開示することもできる。またビジネスプロフィールも簡単にGoogle上に作れるという。

改良点の1つとしては“Follow”ボタンがGoogle mapsのアップデート後に現れるので簡単に見つけられるであろう。このボタンを押すと、さまざまなプロモーションキャンペーンやイベント、ニュースを知らせてくれる。このサービスにより、Facebookとのサービスと似ていることから、直接的なライバルになったと言われている。

このアプリの再設計の間で、新しい“Customer”というボタンが付け加えられた。これは、ビジネスに関係する顧客と、その会社をフォローしていてなお且つ、見込みのある顧客を集める。ここでは事業主が、レビューの確認やメッセージの返信などができる。

顧客がメッセージをGoogle mapsやGoogle検索エンジンから事業主に送ることができる。

これまでは、企業はそれぞれのデバイスのメッセージプラットフォームから受信したメッセージに返信しなくてはいけなかった。これがGoogle My Businessのアプリでそのすべてができる初の試みになる。メッセージサービスは、アメリカ、カナダ、ブラジルやインドでは期間限定の運営ではあったが、今週現在ではほぼ全ての地域と国で使用可能になる。

また“Post”ボタンも追加された。これは、事業主がGoogleのプロフィールに情報のアップデートを簡単にできる方法だ。

例えば、お店が新しいセールや広告、イベントや新商品に関しての知らせを顧客にしたい場合などがある。これらの機能はFacebook、Instagram やTwitterなどでは通常のサービスだが、GoogleはGoogle mapsやGoogleの検索エンジンを通じて幅広い顧客にアプローチできる可能性があるため、同様のサービスが使えるようにするとのことだ。

Googleはアメリカ時間の今日11月14日(日本時間11月15日)にiOSとAndroidに対応したGoogle My Businessのアプリをアップデートしリリースする。