月別アーカイブ: 2018年10月

ロサンゼルス映画祭が18年の歴史に幕を閉じる

【出典】2018/10/31

https://variety.com/2018/film/news/los-angeles-film-festival-ending-1203016232/

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フィルム・インディペンデントが主催し18年、ロサンゼルス映画祭はその歴史に幕を閉じようとしている。

フィルム・インディペンデントは、今年6月から9月に移った映画祭を終了し、このイベントをコミュニティの構築と共に視覚的ストーリーメーカーの支援を拡大するための年中行事に置き換えると発表した。この非営利団体のジョシュ・ウェールズ会長は、このイベントは「繁栄のために奮闘してきた」と述べた。

「我々はこの6年間で、スピリット・アワード、エルヴィス・ミッチェル氏のキュレーションによる映画シリーズ、メンバーシップ、ラボ、ワークショップ、映画制作者グラント、国際プログラムなどの年間を通じたプログラムやイベントであるフィルム・インディペンデントの成長のために色々と努力を尽くして来た。」と、フィルムインデペンデント取締役会長、メアリー・スウィーニー氏は述べた。 「最終的に私たちは、年に一度の独立した映画と芸術家の展示会を、より軽快で持続可能な形で探究すべきだと結論づけた」とスウィーニー氏は話した。
フィルム・インディペンデントは、24年前に開催されたロサンゼルス・インディペンデント・フィルム・フェスティバルを、2001年から運営し始めた。同団体は、2010年にウェストウッドからロサンゼルスのダウンタウンに、2年前にはハリウッド、カルバーシティ、サンタモニカのアークライト劇場に移した。

「我々は過去18年間にロサンゼルス映画祭で成し遂げたことに非常に誇り思っているが、真実は繁栄のために苦労しており、新しいことを試す時がきている」とウェールズ氏は述べた。「我々は、ジェニファー・コキス氏のビジョン、情熱、そして創造性に深く感謝している。また彼女が過去2年間指揮をとったフェスティバルも大変誇りに思っている。我々は、ロサンゼルスで映画制作者やオーディエンスに奉仕することを引き続き約束している。」とウェールズ氏は語った。

現在の形でイベントを中止した結果、非営利団体は3人の常勤職員を解雇する予定だ。 近年、LAフィルムフェスティバルは、競争力のある映画業界の中でも、多様的な作品に重点を置いている。約42%が女性監督であり、39%は有色人種の映画制作者である。今年のフェスティバルでは、40以上の国々を代表する200以上の長編、短編、ミュージックビデオが上映された。アンドリュー・スレーター氏の音楽ドキュメンタリー「エコー・イン・ザ・キャニオン」は、フォード・シアターのオープニング・フィルムとなった。閉幕の映画は、ヘンリー・カビル氏、ベン・キングズレー氏、アレクサンドラ・ダダリオ氏が主演するスリラー「ノミス」であった。

リリー・トムリン氏の「Grandma」、「ジャージー・ボーイズ」、「トワイライト」の第3作「トワイライト・サーガ:イクリプス」、「Despicable Me」、「アイム・ソー・エキサイテッド!」など、 LA映画祭は、2014年にクリント・イーストウッド監督の「ジャージー・ボーイズ」を上演して以来、近年では大掛かりな映画祭的立ち位置からは距離を置いている、昨年のフェスティバルは「ザ・ブック・オブ・ヘンリー」で始まり、「イングリッド ネットストーカー」で閉幕した。

9月にイベントの開催が変更されたことにより、テルライド、ヴェネツィア、トロントのフェスティバルの直後、ニューヨーク映画祭の幕開け直前にと、結果としてロサンゼルス映画祭を映画賞シーズンの中心に位置づけることになった。

ワーナー・ブラザーズの会長兼CEOのケビン・ツジハラ氏「多様性はビジネスに良いことをもたらす」

【出典】2018/10/30

https://variety.com/2018/film/asia/warner-boss-kevin-tsujihara-diversity-is-good-for-business-1203015792/

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ワーナーブラザーズの会長兼CEOのケビン・ツジハラ氏は、火曜日に行われた米国の中国のエンターテインメントガラディナーで「ビジョナリーリーダーシップ」賞を受賞した際、職場の多様性を支持する声明を発表した。

「我々の関連性と創造性を維持するために、我々は新しい人たちからの意見を聞く必要がある。スクリーンに登場するキャストからスクリプトやセットまで、グローバルな視点を反映した物語を伝えるためだ。」とアジア系アメリカ人初のハリウッドスタジオを率いるツジハラ氏はこう語った。 「我々は、女性、人々の肌の色、LGBT コミュニティ、障害者、など普段取り上げられる機会が少ない人々を含めることを確実にしなければならない。我々はそれが正しいことだと理解しているし、それが機能することも知っている。」と彼は述べた。 ツジハラ氏はロサンゼルスでアジア社会主催の2018年米国・中国エンターテイメントサミットで、「ビジョナリーリーダーシップ」賞を受賞した。

同氏は、中国との共同製作「MEG ザ・モンスター」と、キャストの全てがアジア人であることで話題を呼んでいる「クレイジー・リッチ!」など数々な興行的成功を得ており、「多様性は良いと感じるだけでなく、それは最終的に一番肝心なことである」と辻原氏は語った。

「観客は素晴らしい物語に飢えている」と彼は語った。 また「キャストが黒人、白人、アジア系、ラテン系、男性、女性、同性愛者、ストレート、トランスジェンダーなどということは問題ではない」と述べた。ツジハラ氏はワーナー・ブラザーズの「多様的方針」に注目して、彼らが「私たち(アジア人)のコンテンツと人々の多様性の重要性、価値、そして力を認識している」と述べた。

しかし、それにはもっと多くの作業が必要だ。

「プロスポーツ、ソーシャルメディア、音楽、その他のジャンルのすべてのグローバルエンターテインメントメディアには、人種の壁を超えてアーティストが活躍しているのを頻繁に目にする。レディー・ガガ、ビヨンセ、アークワフィーナはすべて、国境を越えて、またレーベルを超えて人々を魅了しているが、映画ではその飛躍を遂げることがまだできていない」と辻原氏は語った。「あるジャンルの映画がうまくいかない、あるいは国際的な観客が多様なリードに開放されていないと関係者はよく話す。エンターテイメント業界全体において重要なことは、自己中心的欲求を抑え、世界中の視聴者に多様なコンテンツを発信するための創造的な方法を考えることだ。….なぜなら我々は、この変化の時代に、共通の人間性を共有しているからだ。」とツジハラ氏は述べた。

 

バズフィード 、インスタグラムに15人のビデオクリエイターのIGTVプロジェクトへ資金供給

【出典】2018/10/26

https://variety.com/2018/digital/news/buzzfeed-instagram-igtv-creator-program-1202998648/

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2か月間自由な時間と、垂直フォーマットのオリジナルビデオの傑作アイデアを持ってる?バズフィードとインスタグラムはあなたからの声をぜひ聞きたい。

同社は、15人の若手ビデオ制作者がIGTVのコンテンツを制作するためのトレーニングに参加するプログラムである「VerticalU」を立ち上げた。また、バズフィードとインスタグラムは、選ばれたクリエイターが制作した「情熱プロジェクト(passion projects)」と題したタテ型ビデオにも資金を提供した。彼らの仕事は、バズフィードのIGTVチャンネルで紹介される予定だ。

VerticalU参加者は、ロサンゼルスで5日間のオンサイトチュートリアルシリーズに参加するなど、7週間以上のコミットメントを行う必要がある。 BuzzFeedとInstagramによると、彼らは「多様な視点と普段あまりカバーされていないトピックを表現し、思慮深く創造的なものを探している。これらはIGTVのタテ型モバイルフォーマットで輝くだろう。」

VerticalUの申請は、10月26日(金)から11月7日(金)までバズフィードのウェブサイトから提出できる。受験者は、(個別にまたはデュオとして)ストーリーのアイデアを提出しなければならず、また、なぜ彼らがプログラムへの参加を望むのかを説明しなければならない。

インスタグラムを所有しているFacebookにとって、このプログラムは、タテ型ビデオプラットフォームに特有の技術を使用して、より多くのクリエイターに自分のビデオをIGTVにアップロードするよう促す手段である。 6月に開始されたIGTVは、クリエイターが最長10分の動画をアップロードできるようになっている。 インスタグラムは、これまでのところインスタグラマーがファン層に接続するための方法として、長形式のビデオ機能を配置することで、IGTVの収益分配やその他の収益化オプションを提供していなかった。

バスフィードは、ミレニアルに対して魅力的かつ流行りのオリジナルのコンテンツを作ることができる、未開発の才能を見つけて育成することに興味がある。

バズフィードのソーシャルメディア担当ディレクター、MaycieTimpone氏は次のように述べている。「スマートフォン上で起こることの98%の時間がタテ型のコンテンツに費やされている中、バズフィードはコンテンツクリエイターたちがこの新しいプラットフォームを掘り下げ、インスタグラムで彼らのオーディエンスを増やすことができるスキルを開発できるよう支援したいと考えている。「我々の目標は、様々な障害を乗り越え、モバイルでの視聴者のタテ型動画最初の体験を高める方法を見つけることである。」とTimpone氏は語った。

VerticalUプログラムに受け入れられたコンテンツ制作者は、自分たちのビデオの権利を所有し、バズフィードはIGTVに配信するコンテンツをライセンスする予定だ。

IGTVは、「次世代のスターたちが輝き、地域社会とより深く結びつく場」となっている、とインスタグラムのニュースパブリッシングパートナーであるリラ・キング氏はコメントしている。「ソーシャルビデオのリーダーで革新者であるバズフィードと協力して、新しいプロジェクトを立ち上げる次のストーリーメーカーの波を見つけてサポートしている。」とキング氏は述べた。

選ばれた15人の学生は、バズフィードとインスタグラムのL.A.オフィスで開催される2018年12月3〜7日のチュートリアルセッションとメンタリングセッションのために、ロサンゼルスへの(経費を事前に支払われた)旅行に参加する。クラスは、バズフィードとインスタグラムのプロデューサー、ディレクター、エグゼクティブ、そして「特別ゲスト」の指導を受ける。モバイルビデオトレーニングセッションのトピックには、ビデオを流行らせる方法が含まれている。タテ型ビデオと水平フォーマットとの違い、データ測定及びカメラ、照明、音、法的問題、セットデザイン、キャスティングに関するビデオ制作の基礎を学ぶことができる。

L.A.のトレーニングに続いて、各VerticalUの学生は、彼らのアイデアを発展させるために、指定されたバズフィードの「メンター」と協力する。また、クリエイターは、6週間にわたってプロジェクトの撮影費をカバーするための助成金を受け取る予定だ。

VerticalUのクリエイターは、2019年初頭にニューヨークで開催されるスクリーニングイベント(日付は未定)でデビューする予定だ。

VerticalUは、アクティブなパブリックインスタグラムアカウントを持っている18歳以上の米国人住民に開放されている。最終的に11月19日までに電話インタビューを受ける予定だ。同社は、15人のVerticalU参加者が、その内容と質に基づいて選出され、プログラムの終了時にプロジェクトを実行する。

ウーバーのドローンによるフードデリバリーが2021年にスタート

【出典】2018/10/22

https://www.engadget.com/2018/10/22/ubers-drone-based-food-delivery-could-begin-in-2021/

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今年5月の「ウーバー・エレベイト・サミット」でCEOのDara Khosrowshahi氏はドローンによるフードデリッバリーサービスの可能性について話した。そして、ウーバーの求人掲載に、2021年までにこのサービスを開始しようとしているようだ。ウォールストリートジャーナルによると、ウーバーは「飛行の基礎がわかりトレーニングが行える経験を持ち、安全、合法で、また効率的な飛行を行える人」を募集している。

ウォールストリートジャーナルの報道によると、ドローンによる配達サービスは「ウーバー・エクスプレス」と呼ばれ、ウーバー・イーツ内で提供される予定だ。人材募集要項によれば、「このドローンサービスを2019年までに準備、2021年までに複数の市場で商業的に運用されるように支援すること」が含まれているという。

多くの大企業がドローンによる配送サービスをテストしている段階だ。アマゾンは2016年にプライムエアーというサービス名で最初のドローンによるデリバリーを行い、アルファベットも昨年ドローンを使ったサービスを開始した。しかし、ドローンの操作に関する規制は非常に複雑で厳格なため、サービスが普及するにつれて企業には克服しなければならない多くの法的ハードルがある。このため、「ウーバー・エクスプレス」のサービスを3年以内に開始するのは難しいかもしれない。

最近、ウーバーはライドシェアを超えた野望を持っていることを明確にしている。同社はトラック業界への進出を計画しており、さらに飛行機型タクシーサービスの開発していることを発表した。更に、オンデマンドの人材派遣や電気スクーターのレンタルもテストしている。

「13日の金曜日」がバスケ選手レブロン・ジェームズとオリジナル脚本家によりリブート

【出典】2018/10/22

https://www.polygon.com/2018/10/22/18010868/friday-the-13th-reboot-lebron-james-production

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レブロン・ジェームズの制作会社である「スプリングヒル・エンターテイメント」と、最近「ポルターガイスト」のリメイク版と「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の続編を現在開発中のバーティゴ・エンターテイメントと共同で、「13日の金曜日」のリブート計画が進行中だ。この最新リブートは、マーカス・ニスペル監督の2009年にリリースされた「13日の金曜日」以降2回目のリブートとなる。

10年前、同作品の権利がオリジナルの脚本家である、ヴィクター・ミラー氏に戻されたことがきっかけで法廷闘争が勃発した。この法廷闘争は、ミラー氏と、オリジナルのプロデューサー兼ディレクター、ショーン・カニンガム氏との間で争われた。ショーン・カニンガム氏は、自分のアイデアに基づいて脚本を書いてもらうためにミラー氏を雇ったためだ。

1980年にリリースされたカニンガム氏のオリジナルアイデアに基づいた「13日の金曜日」は、1978年に上映された映画「ハロウィン」から影響、「ハロウィン」の最新作の成功によりリブートの話が一気に進んだようだ。

ジェームズ・レブロンの制作会社であるスプリングヒル・エンターテイメントには、NBA選手に焦点を当てたドキュメンタリーシリーズ「Shut Up and Dribble」やブラックパンサーを制作したライアン・クーグラー氏がプロデュース予定の「スペース・ジャム2」を現在手掛けている。

 

マーティン・ガリックスが3年連続トップDJに選出

22歳のガリックスは、今回を含め3回DJ MagのトップDJに選ばれ、同じくオランダのアーミン・ヴァン・ブーレンとティエストに並んだ。

【出典】10/22/2018

https://variety.com/2018/music/news/martin-garrix-top-dj-mag-100-1202988652/

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3年連続オランダ出身のDJ、マーティン・ガリックスは、音楽情報サイトDJ Magの 「トップDJリスト100」の一位を獲得した。22歳の彼は、オランダのアーミン・ヴァン・ブーレンとティエストに並び記録を打ち立てた。ガリックスは2016年に最年少DJとして第1位を獲得し、2017年にも一位となり、連続受賞となった。ガリックスはアムステルダム・ダンス・イベントで行われたアムステルダム・アリーナでDJ Magのマネージング・ディレクター、マーティン・カルヴェル氏からトロフィーを受け取った。

ガリックスは、2013年に「Animals」でDJとしての名を轟かせた。このEDMトラックは世界的にチャート化され、エレクトロニック・ミュージックサイト「ビートポート」で一位を獲得した史上最年少のプロデューサーになった。このオランダのアーティストはアフロジャックやデヴィッド・ゲッタのようなEDMアーティストの他、2015年にはアッシャーの「Don’t Look Down」、Bebe Rexhaの「In the Name of Love」(2016年)などの主流のポップアーティストとも仕事をしている。

もともとスピニン・レコードに署名したガリックスはソニーと契約し、また自身のレーベルである「STMPD RCRDS」を設立。最近、彼は今年6月にリリースされた「Ocean」では歌手のカリッド、デヴィット・ゲッタ、ジャスティン・マイロのようなDJとコラボレーションを行った。彼はまた、2018年に韓国で開催された冬季オリンピックの閉会式でも登場。また現在ではカルバン・ハリス、デヴィッド・ゲッタ、ディプロなどのアーティストに加え、リアーナの最新アルバムに参加すると言われている。

 

 

ボルボ:サブスクリプションサービス拡大を目指しモバイル事業を強化

【出典】 2018/10/19

https://www.engadget.com/2018/10/19/care-by-volvo-anders-gustafsson-interview

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数ヶ月以内に新型ボルボ S60は同社が新しく始めたリースサービス「ケア・バイ・ボルボ」でリースできる2種目の車両となる。そして現在同サービスでリースができるコンパクトSUVのXC40のリースはディーラー店ではなくスマホから注文されている。
「消費者はスマホ1台で車をリースできるこのシンプルさを高く評価している。そしてこのような体験は私にとっても非常に新しい」と語るのはボルボ・カーズUSAのCEO、Anders Gustafsson氏だ。ボルボの発表によると「ケア・バイ・ボルボ」の加入者のうち50%がスマホからXC40をリース注文、加入者の95%は初めてボルボ車を運転するとのこと。

「ボルボは今後モバイル事業により力を入れていく。消費者は車のリースに関する費用が明確でディーラーと交渉もする必要がない安心だからだ」とGustafsson氏は語る。

今まで消費者はディーラー店に行き車を買う必要があった。煩わしい値段交渉があり非常にストレスのかかる買い物だったが、Shift(家に試乗したい中古車をデリバリーする中古車販売サービス)やTrueCar(様々なディーラーを比較し自分の欲しい車を希望の価格で見つけることができるサービス)の登場によりスマホで欲しい車をチェックできるようになった。

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オキュラス・クエストはVRをさらに一般に普及、2019年に100万台を出荷予定

【出典】2018/10/19

https://variety.com/2018/gaming/news/superdata-oculus-quest-outsell-rift-2019-1202983263/

一体型VRセット、オキュラス・クエストは来年、100万台を出荷し、VRを一般普及、アナリストグループである「スーパーデータ」は最新のレポートで予測している。同グループはまた、クエストの売り上げが最初の1年間でオキュラス・リフトに比べ3倍以上になると予想している。

アナリストは2019年をバーチャルリアリティ業界の「運命を左右する」年と呼び、最新の四半期レポートでは、オキュラス・クエストはVRをさらに主流に持ち上げる可能性があると指摘している。スーパーデータの分析から、オキュラス・クエストとオキュラス・ゴーの販売は、VRの収益を一気に押し上げ、2019年には世界で販売台数が約250万台に達する見込みである。

さらに、スーパーデータは、モバイルARの収益が年々倍増し、2018年末までに20億ドルに達すると予測している。2021年には、170億ドル以上のVRの市場シェアを超える可能性がある。一方、自立型VRアトラクションや自宅型のアーケードなど、ロケーションベースのエンターテインメントの市場規模はわずか3年間で2倍になることが予想されている。これにより、以前の4億3,700万ドルから2021年には8億4,500万ドルに増加する予定だ。

 

なぜIGTVをプレミアムコンテンツ化したほうが良いのか?

【出典】 2018/10/18

https://techcrunch.com/2018/10/17/why-igtv-should-go-premium/

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フェイスブックがインスタグラムで長尺動画をアップすることができるIGTVをリリースして4ヶ月が経った。この機能は果たして大失敗だったのか、それともフェイスブックに新たなビジネスをもたらすことができるのか?

インスタグラムでは最長60秒間の動画しか投稿することができなかったが、IGTVでは最長60分までの動画をアップすることができる。しかしまだ大きな話題に至っていない。広告も流れていないので一切利益も生み出していない状態だ。しかしこのサービスは将来フェイスブックにプレミアムビデオの新しいカテゴリーとして新たなサブスクリプションサービスを始めることができるかもしれない。

同サービスがリリースされた6月20日、フェイスブックはメディアブランドやセレブとコラボしハイクオリティな縦型ビデオをIGTVのアプリ&インスタグラムのIGTVのセクションで配信した。しかしそれ以降あまり目立った活動はない。多くのメディア関係者は現在IGTVオンリーの動画は作っておらずIGTVにアップされている多くの動画はスナップチャットやYouTubeなどの動画をIGTV向けに修正したものだ。

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フェイスブックのゴールはIGTVを独自のサービスとしてユーザーに根付かせることだ。サービス名に「TV」が入っているようにインスタグラムユーザー向けに合った動画コンテンツをIGTVのプラットフォームで配信することが目的だ。

IGTVのチームはネットフリックスやフールーなどのストリーミングサービスを見習いハリウッドのトップタレントを起用し自分たちでサブスクリプションサービスを始めるべきだ。しかし縦型の動画フォーマット、通知が絶え間なく現れるスマホのスクリーンに合った動画コンテンツをどのように制作するかが挑戦となる。

Mobile video is going premium

プレミアム化するモバイル動画

1日平均6時間をデジタルメディアに費やすアメリカ人はほとんどの時間をスマホに費やしている。そしてスマホでのビデオ視聴は成長中だ。ネットフリックス、フールーなどのストリーミングがシェアを伸ばしてきている中、「モバイルネイティブビデオ」という新しいカテゴリーが誕生した。スナップチャットストーリーズ、インスタグラムストーリーズなど、一般人が撮影し投稿するモバイルビデオは競合も多いが多くの注目を集めることも可能だ。このようなビデオは人々の日常について撮影したもので尺は数分、テキストメッセージや通知が常に表示されるスマホのスクリーン内でユーザーは視聴する。

ロサンゼルスにあるモバイル向け動画プロダクション会社Vertical NetworksのCEOであるJesus Chavez氏によると、モバイル向けエピソディック動画で最も成功するのはモバイル向けに調整されたTVクリップ(縦型フォーマット・一番シェア率が高そうな場面のみをピックアップ)ではない。Chavez氏曰くモバイル向けエピソディック動画で成功するためには短い時間の中で早いセリフ、スプリットスクリーンの使用、エスタブリッシング・ショットを避けるなど通常の動画作成とは大きく異なる。

多くの時間がSNSアプリでの動画視聴に費やされている中、プレミアムコンテンツオプションがあってもおかしくないだろう。広告収入がメインであったラジオにサブスクリプション制の衛星ラジオが登場、そしてHBOなどのペイTVが誕生したようにモバイル動画にもこのようなシナリオが考えられる。プレミアムコンテンツ化された場合、ハリウッド映画やTVクオリティのストーリーで、有名なタレントをキャストした動画コンテンツになるが、フォーマットは縦型スマホでの視聴目的で制作される。

もしIGTVがこのような道を選択するのであれば、ドリームワークス設立者であるジェフリー・カッツェンバーグ氏が2000億円を集めてローンチしたQuibiと競合することなる。Quibiは現在ギルレモ・デル・トロやジェイソン・ブラム制作スマホ向け動画コンテンツを開発中で、サブスクリプションベースのアプリとなる予定。Quibiへの投資者はディズニー、フォックス、ソニー、ユニバーサル、アリババなどメジャー映画スタジオが参加していることから、大きな機会があることがわかる。

テッククランチのJosh Constine氏は、広告収入で運営しているスナップチャットに対し昨年「スナップチャットはモバイル版HBOをめざすべき」と発言、実際にスナップチャットは今月オリジナルコンテンツを配信する「Snapchat Originals」をスタートした。

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現在インスタグラムのアクティブユーザー数は10億人、ワッツアップ、メッセンジャー、フェイスブックなど他アプリのユーザー数も含めるとフェイスブックは膨大なオーディエンスを既に自社のプラットフォームで抱える。様々なアプリで動画をリリースすることができるので有名タレントにとってもメリットになるだろう。

フェイスブックのターゲットマーケティング技術を使えば、IGTVのコンテンツを最も正しいターゲットにプッシュ、ユーザーのコミュニティ内で流行っているコンテンツをオススメすることができる。そしてSNSアプリとしてインスタグラムはIGTVの認知度・エンゲージメントを高めるメリットがある。インスタグラムユーザーは、彼らがフォローしている人が「視聴」または「いいね」をしたIGTVを確認することができる。

しかしハイクオリティで誰もがみたくなる動画制作には莫大な投資が必要だ。ネットフリックスは自社動画コンテンツ開発に1300億円の資金を2018年に投資した。モバイル動画も同じような額を投入すべきだ。カッツェンバーグ氏のQuibi2000億円の資金を調達したが彼らの動画予算は1分あたり1000万〜1500万円だ。(アメリカのトップTV番組と同じ予算)4200億円近くのキャッシュの蓄えがあるフェイスブックであればQuibiSnapより簡単にコンテンツ開発・マーケティングができてしまうだろう。

サブスクリプションを開始するにあたり消費者はその動画サービスに加入する価値があるかどうか判断する必要がある。多くの新コンテンツを定期的にアップすることによりサブスクリプションとして価値を高めなければならない。サブスクリション向けの動画はユーザーのアプリ内での滞在時間を増やしたりクリックを増やすことが目的ではない。クオリティの高い動画を作ることが大切で「量より質」なのだ。

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フェイスブックは広告収入を上げるためビュー数を上げることが今までのモデルだった。しかしそのためにクリック誘導や、センセーショナルな話題を扱うなど問題があった。

ネットフリックスの成長を見ればサブスクリプションモデルがフェイスブックにとっていかに有益かがわかるだろう。広告収入より安定的だ。

 

大麻産業独特の課題をどのようにマーケティング業界は解決するか?

【出典】2018/10/18

https://www.greenentrepreneur.com/article/321828

合法化を経た今でもなお多くの規則に縛られる大麻産業のような業界は他にない。

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大麻産業とインターネットバブルはよく比較されがちだ。急速成長・科学躍進・ボラティリティの高い業界というキーワードは共通しているが大麻業界はIT業界より大きく、さらに複雑だ。

大麻は話題になりやすい。かつて非合法であったビジネスの透明化は注目を浴びやすく、同時に購買者に安全性を保証できる。初めて消費者は購入した大麻の原産地や栽培・抽出方法を知ることができるようになりそれがきっかけで初めて大麻を使用する人が増えることとなった。

現在この業界をマーケティングするには絶好の機会だ。しかし、大麻産業が繁盛する中、大麻ビジネスを行う企業は新たな情報や用語、そして改正し続ける法律を追い続けるだけで手一杯だ。大麻マーケティングというコンセプトは少し怪しいが、大麻製造ブランド、販売店、商品、サービスのマーケティングに関し新たなマーケティングプランなど必要ない。当然この植物について学ぶのは有利だが、優秀なマーケティング担当者であれば特に恐れる事もなく成功出来るに違いない。

大麻産業のマーケティング戦略とは

医療用・嗜好品大麻を合法化する州が増えるにつれ、他業界のマーケティング戦略を見習い、活用することは大麻産業においても効果的である。

大麻産業に多いのは、イベントや体験型戦略だ。やはり大麻の効果を知るには実際に体験するのが一番であるので、新商品の発売イベントやユーザーのコミュニティイベントなどサイズの大小関わらず様々な場所で見受けられる。

そしてビッグデータ企業は現在大麻業界に注目・データを収集しており、どのような消費者が隠れているのかマーケティングする上で必要な情報を手に入れることができる。業界はまだ誕生したばかりで消費者情報、商品趣向、価格データなどが集計され始めた。データ分析会社Headset は大麻産業を専門にデータ分析を行っているが、小売データ分析を行う他企業も続々と参入している。

運よくバイラルに広まる大麻ブランドもあるが、アメリカの法規制により複数のSNSサービスで大麻の広告禁じられている。フェイスブック、インスタグラム、そしてYouTubeは大麻関連のコンテンツや有料広告に制限されているため通常のSNSマーケティングを大麻に流用するのは難しいだろう。

そのような制限により突然SNSアカウントを閉鎖させられてしまう企業もある中、コンテンツマーケティングが大麻業界に一番フィットしたマーケティング手法だ。現在人々が抱えている問題に関し大麻がどのように活用できるか?大麻ビジネスがどれくらいの規模で成長しているかを発信することにより、業界への敷居を低くすることができ、より多くの人に興味・関心を持ってもらうことができるのだ。

「マリファナ版ウーバー(大麻のデリバリーサービス)」や「ブロックチェーンを使った大麻売買取引」のようなキャッチーなワードを使うことで業界を一般人に知ってもらうことができる。Headsetのようなデータ分析会社は、収集したデータを使いレポートを作成しより多くの人に業界について知ってもらうことができる。現在最も成長率の高い購入者層がシニア層ということはデータ分析で初めてわかったことだ。

コンテンツを作る前に:大麻についてどのように教育すべきか?

大麻販売キャンペーンの企画方法

マーケティングを企画するにあたり大麻業界はテック業界とヘルス業界からインスピレーションを得る傾向にある。大麻商品のパッケージングやテーマカラーはプレミアムコスメや薬品に似せているものが多い。これも大麻を合法化・一般化するための手法だ。

そして現在大麻市場は合法な場所のみに限られ、州や都市ごとにも法律が異なるのでターゲットに合わせた戦略を組むべきだ。