月別アーカイブ: 2015年8月

Epix、NetflixではなくHuluと新たに契約を結ぶ

【出典】2015/8/30

http://deadline.com/2015/08/epix-leaves-netflix-for-hulu-1201510484/

Untitled

 

Netflixは、米国の大手有料チャンネルEpixとの契約を更新しないという声明を発表した。これは即ち、NetflixがHunger GamesやCatching Fire、World War Zといったコンテンツを失ったことを示している。Epixは取材に対して、Huluと新たに非独占契約を結んだとコメントした。

「今回のEpixとの契約によって、人気の娯楽大作から貴重な作品に至るまで膨大なライブラリを提供できるようになった」とHuluのCraig Erwich氏は述べる。

Epixの代表取締役兼CEOであるMark Greenberg氏は「Huluと提携することがEpixのネットワーク成長や発展に繋がり、視聴者に特別な体験を提供できることに喜びを感じている」と述べた。

今回の声明で、NetflixのチーフコンテンツオフィサーであるTed Sarandos氏は「我々は5年間Epixと契約を結んできたが、今後はその契約を延長しない方針を決めた。我々が重要視しているのは、Netflixで良質な映画やテレビ番組を独占配信できるようにすることである。Epixは、様々なプラットホームでコンテンツを提供しているため、今回の契約解除に至った」と述べた。

Sarandos氏は、NetflixとEpix の契約終了という今回のニュースをブログで公表した。「Epixの映画は人気があり、多くのケーブルテレビやプラットホームで視聴が可能となっているため、この度Netflixは契約を解除した。人気作品が長くライセンス契約に縛られるため、公開から1年以上経たなければストリーミングサービスで視聴することができないというのは、嘆かわしい事態である」と述べた。

NetflixとEpix の契約解除は、この2-3年の間にも兆しがあった。2012年以来、 EpixはAmazon Prime Instant VideoやAT&TのU-Verse、Dish’s Sling TVと動画配信契約を結んできた。Netflixはこの状況を好ましく思っていなかったため、この時点で契約解除の兆候は見えていたのだ。

Epixは、Netflixとの契約に満足していたようだが、より幅広いプラットホームからのコンテンツ配信を望んでいたようだ。

Sarandos氏は、Epixとの契約解消をオリジナルコンテンツによってフォローしようとしている。彼は「世界中にシーズン単位で番組を公開したことでテレビ業界を大きく変革させたように、高品質な映画を製作し世界同時公開や劇場公開することで映画業界も変革しようとしている」と述べた。

今週の月曜日、10億人 がフェイスブックを使用

【出典】2015/8/27

http://www.engadget.com/2015/08/27/facebook-one-billion/

Untitled

今週の月曜日に何をしていたか、覚えている人はいるだろうか。Mark Zuckerberg氏は、何らかの形でフェイスブックにアクセスしたのではないかと述べる。なぜなら、今週の月曜日、1日の利用者数の合計が10億人に達したからだ。Zuckerberg氏はこれを「世界中を繋げる序章に過ぎない」とコメントした。これほどの規模となると、ドローンやレーザー、衛星を一刻も早くインターネットに繋げようとする彼の気持ちもよくわかる。

TwitchとPeriscopeを複合させたような新たなストリーミングアプリ、Mirrativ

【出典】2015/8/27

http://www.cnet.com/news/mirrativ-twitch-periscope-streaming-app/

Untitled

ライブストリーミングアプリPeriscopeを超える新たなアプリが誕生した。そのライブストリーミングアプリの名は、Mirrativである。Mirrativは、mirror(鏡)とnarrative(物語)の造語で、スマホやタブレットのスクリーン上で起きていることをライブ配信することができるのだ。つまり、画面共有によるモバイル配信とソーシャルインタラクションを合わせて1つのアプリにしたのがこのアプリなのである。本日からAndroidにてベータ版がローンチされ、今後数週間でiOS上でも利用可能になるという。

XboxやPlayStation、PC上でゲームをプレイしている画面をライブストリーミングするゲーム実況動画配信サービスTwitchによって、最近ライブストリーミングがゲーマーの間で人気を高めている。

Googleも、Androidアプリ等をライブ配信できる新たなサービスYouTube Gamingをローンチした。しかし、TwitchもYouTube Gamingも、現在のところ PCがなければ直接ライブ配信することができない。

Mirrativは、PCを使わないモバイルゲーム配信を可能にしたパイオニアである。モバイルゲームが 、HearthstoneやMinecraftのようなビッグタイトルのゲームのおかげでより一層浸透するにつれ、配信を願うファンも多くなってきているのだ。

このアプリは、ただゲームをストリーミング配信するだけではない。スマホやタブレットの全ての画面をシェアすることができるのだ。つまり、携帯のユニークな機能や特定のアプリの特徴を紹介することも可能なのである。例えば、Instagramの写真を加工する際のテクニックを友達に教えたい時に、このライブ配信を使うこともできるのである。

Mirrativは、今年ローンチされた Meerkat とTwitter社が保有する Periscopeという2つの有名なライブストリーミングサービスからヒントを得ている。これらのアプリは、携帯やタブレットのカメラで撮影された動画を配信している。

Periscopeや Meerkat 、 Twitchと同様に、Mirrativは投稿者のストリーミング上にコメントや質問を投稿することで、リアルタイムでコミュニケーションを楽しむことも可能である。視聴者はいいねボタンを押すことができ、それは星マークで表示される。また、Mirrativは画面上にあるカメラを使ってスクリーンを見る人の顔を見ることもできる。

Mirrativ は新しい分野のモバイルストリーミングアプリであるが故に、潜在的に問題も抱えている。NetflixやSpotifyのような有料動画配信サービスのコンテンツを配信してしまう可能性もあり、著作権法上の問題点が山積みとなっているのだ。Mirrativのチームは、この諸問題を解決すべく著作権侵害における全ての問題点を検討すると公表している。同社はまた、不適切なコンテンツのストリーミングを監視し、必要に応じて削除するとも言っている。

Mirrativは、Android端末にてベータ版が利用可能となっている。しかし、ベータ版は利用できる時間帯が決まっており、その時間帯はアプリ上で通知される。このアプリは来月には完成版がリリースされる予定である。

Hulu、フェイスブックのLiveRailを使って、アドエクスチェンジを始動

【出典】2015/8/25

http://adage.com/article/digital/hulu-facebook-liverail-oracle-ad-tech-sell-ads/300080/

Untitled

 

この秋、Huluはフェイスブックの動画アドエクスチェンジ(オンライン広告のうち、特定の広告枠におけるインプレッションを入札方式によって売買する方式)LiveRailを使って、独自のアドエクスチェンジを始動させる。これにより、広告主はAmazonで商品を購入するくらい簡単に、広告枠を購入することができるようになる。狙ったターゲット層にリーチしていることを確認するために、Huluは各ブランド独自のデータとHuluのデータ(年齢、性別、場所、視聴している番組)、さらにOracleのデータマネジメントプラットホーム内の企業からのデータを結びつけて分析できる環境を整えるようだ。

これにより、Huluでの広告の購入方法が従来のテレビでの広告よりフェイスブックやツイッターの広告に近づいたことになる。

「広告業界でもプログラム化の到来は否定できない」とHuluで広告部門上席副主任を務めるPeter Naylor氏は述べた。「これはとても大きなトレンドであり、我々のようなプレミアム動画サービスの業界でも、重要視されるようになってきた。これがプレミアム動画オンデマンドサービスにおいて大きな転機となるかもしれない」と。

Huluのようなオンデマンドサービスは、広告営業のプロセスを自動化することに対して難色を示すところが多い。実際に販売しているものの価値を下げる恐れがあるからだ。コンピュータで制御されるこのシステムは、実際に人が価値を決定するように商品を見定められないというのが現状である。しかし、Huluはもちろん全てを公式に当てはめようとしたり、損失を出そうとしたりしているわけではない。

「我々は既存のスポンサーにこのプログラム化された広告を販売する予定である」とNaylor氏は述べる。Huluのプログラム広告営業をこのように制限することで、既存の広告レートを守ろうとしているのだ。

「こういったメディアのルールは、まだ撤廃されたわけではない」とNaylor氏は述べる。「キャンペーンのターゲット層を拡大すればするほど、広告の価格は上がってくるのだ」と。

ブランドは、自社とHuluのデータを効果的に用いることでベン図の要領で自身のターゲット層を割り出す。その後、ブランドはHuluが行うアドエクスチェンジにオークション形式で入札するのだ。

「自動車メーカーを考えてみよう」とNaylor氏は述べる。「彼らは、リース期間が切れそうな顧客の情報を持っている。この情報と自動車研究を行う会社Kelly Blue Bookからの情報を合わせると、マーケターにとってとても有益な情報が得られるのだ」と。

Huluは、サイト上やモバイルアプリ上に全ての目録を公開するとしているが、まだリスクの高い特定の広告スポットは、この入札システムが正常に作動していることがわかるまで提供されないようである。

しかし、全ての広告主がこの入札システムにアクセスできるわけではない。利用するには、ブランドがHuluと契約を結ばねばならず、この契約内容はまだ正式に定まっていないようだ。現在は、前もってHuluと契約を結んでおりプログラム広告を販売した経験のあるブランドで様子を見るようだ。

この入札システム導入が、Huluにとって自動広告営業において大きな前進となる一方で、Huluが自動広告の分野に関心を持ったのはこれが初めてではない。2013年に特定の数の広告がこの入札システムで販売されたが、広告主がこれまで以上の価格を支払わなければならなくなったことから中止されていた。

Huluは、ディスプレイ広告を重視したプラットホーム等を含め複数の企業を評価した結果、フェイスブックのLiveRailを利用する決断を下した。Naylor氏は、フェイスブックがHuluの広告に加わることはないとした後、「LiveRailが一番適していると考える」と締めくくった。

ゲームファンがニューヨークに集結:ブランドはどのようにEスポーツの試合に接していくべきだろうか

【出典】2015/8/25

http://adage.com/article/cmo-strategy/league-legends/300073/

Untitled

 

今週末、Eスポーツのプロトーナメントが行われ、ゲーマーの大群がニューヨークに押し寄せた。

過去1年半に渡り、コカ・コーラやP&Gのような主要なマーケターは、この未開発のスペースを確保しようと努力してきた。しかし、このようなイベントは実際どのようなものなのだろう。また、広告主はこのようなイベントでどのようにPRすれば良いのだろうか。Advertising Ageが、実際に北米League of Legends大会に赴き、検証してきた。

土曜日と日曜日に、4チームがチーム5名でドラゴンや砲塔を倒しながら相手の陣地を破壊するこのゲームで対戦した。

子どもから30代の大人まで、1.1万人がこのイベントのためにマディソン・スクエア・ガーデンに集い、さらに100万人以上がYouTubeやライブストリーミングプラットホームTwitch、コカ・コーラや他のスポンサーによって催された観戦パーティから試合を観戦した。

日曜日の試合は特に白熱し、若い女の子までもが3-0に終わったこの試合を拳に汗を握りながら観戦していた。

北米で行われるプロのゲーム大会のほとんどは、ゲーム開発会社の本拠地があるロサンゼルスやサンフランシスコ、シアトルのような西海岸で行われるため、今回のイベントには初参加の者も多かったようだが、Eスポーツを経験したことのない者の多くは、このような経験をしたのは初めてであると語っていた。

TwitchでEスポーツの監督を務めるNathan Lindberg氏は「ニューヨークの人々も待ち望んでいた」と述べる。

23歳のDesiree Palladino氏と24歳のGreg Brooks氏というロングビーチ在住の二人のゲーマーも、このニューヨークのイベントにコスプレを着て臨んでいたが、彼らもこういったイベントには初参加だったようだ。「思っていたものとは全く違った。会場では沸き起こるエネルギーを感じることができて、とてもよかった」と興奮を隠せないようであった。

Brooks氏はこのイベントのために剣や鎧を4週間かけて作った。去年のComic-Conでは、Zedのコスプレ衣装を着ていたが、彼とPalladino氏は今年のComic-Conもコスプレで挑むようだ。

26歳のゲーマーEd Fu氏にとって、このイベントはプロゲームを体験するいい機会であったようだ。「1万人もの人々に囲まれて、巨大スタジアムでゲームを観戦するという経験はとても新鮮だった。会場の熱気がこちらにも伝わってくるようで、とても感動した」と喜びを顕にした。

今回のイベントは、Eスポーツの大会としては小さい方である。Dota 2: The InternationalやLeague of Legends World Championshipのような世界規模の大会は、もっとすごいのだろう。去年のWorld Championshipには、4万人もの人がソウルのワールドカップスタジアムを訪れ、試合前にはImagine Dragonsというロックグループが会場を沸かせたそうだ。

League of Legendsのゲーム開発社Riot Gamesは、コカ・コーラとパートナーシップ契約を結んでおり、今週末のイベントでも単独の広告主であった。大会前にファンにコーラを配り、大会中は人気キャラクター仕様にカスタマイズされたコーラをスタジアムで販売し、さらには大会終了後会場を後にするファンに無料でソーダを配っていたのだから、PR活動としては十分だろう。

HTCやGeico、Logitech、Quest Nutritionのような他のブランドは、ソーシャルメディアを駆使したり、ブランド仕様にカスタマイズされたパーカーをきたプレイヤーがステージに登場したりして、PRを行っていた。Quest Nutritionはまた、日曜の午後にニューヨークのワシントン・スクエア公園でチームLiquidのファン握手会を開催していた。このイベントは、1000人以上のファンが現地に駆けつけたことから、ニューヨーク市警によって中止された。

Lindberg氏は、Buffalo Wild WingsやApplebee’sのようなマーケターとファン握手会を開催することについてコンタクトを取り合っているようだ。

Team SolomidのCPOを担当していたDan Dinh氏のような前プロゲーマーでも、ファンを興奮させるようだ。会場に集まったファンは、試合の合間に彼と写真を撮ろうと彼の周りに集まった。Dinh氏は、現在ゲームガイドを提供するウェブサイトのデジタルメディア部門を監督している。彼は、これらのゲーム大会が過去数年間でGeicoのような巨大ブランドからの注目されるようになり、予算が足りないブランドからは手を引こうとし始めている、と述べた。

Netflix、10代の若者向けの映画やテレビシリーズを追加

【出典】2015/8/24

http://www.nytimes.com/2015/08/25/business/netflix-to-add-films-and-tv-series-for-teenagers.html

Untitled

Netflixは、ポストミレニアル世代のデジタルエンターテイメントハブとしてプラットホームを確立するために、10代の若者をターゲットにした奇妙な映画やテレビシリーズを追加しようとしている。

Netflixは、2100万人もの登録者を誇るYouTubeチャンネルSmoshのクリエーターが制作した「劇場版Smosh」とYouTubeスターのJenn McAllisterとLauren Luthringshausenを起用した映画「Bad Night」という、YouTube関連の映画を2本ライセンス化した。

その他にも、若いミュージシャングループに着目した30分オリジナルシリーズ「Lost & Found Music Studios」や同性愛や人種差別等子供が大人になる過程で様々な問題を取り上げた番組「Degrassi: Next Class」、1990年代に大ヒットした番組「フルハウス」の続編「Fuller House」等、様々なテレビシリーズを追加しようとしている。

Netflixは全てのターゲット層にまんべんなくコンテンツを提供しようとしていると、Netflixグローバルインディペンデントコンテンツ部門で副主任を務めるErik Barmack氏はこう述べた。Barmack氏はまた、若者向けのプログラムは数多く存在するが、台本のあるプログラムは未だ数が乏しいと続けた。「オンデマンドの世界において、10代というターゲット層向けに台本のあるテレビ番組や映画が視聴者の元に届けられることはあまりない。これは、チャンスであると同時にチャレンジでもあるのだ」と。

Untitled

これらの新しいテレビシリーズや映画によって、Netflixはストリーミング業界においてYouNowやSnapchat、YouTube、MTV、Disney等のスタートアップ企業や従来のメディア企業と肩を並べて競争することになった。

本来YouTubeスターはYouTubeで有名になったことから、Netflixでもこういったコンテンツが流行るかどうかは不明であり、またチャレンジでもある。

従来のメディア企業にとって、この急速に変化する業界で視聴者の心を如何に掴むかが大きな課題となっている。10代の若者は莫大な時間をアプリやウェブに費やしており、従来のテレビを見る習慣がなくなりつつある。アナリストの予想によると、MTVはこれまで若者なら誰しもが見ていたチャンネルであるが、第2四半期で昨年と比べて17%も視聴率が落ちているようだ。

業界のトレンドを予想しようと10代の若者のメディア文化を研究してきたVenrockの投資家であるDavid B. Pakman氏は、「メディアの変容を理解する者は少ない」と述べた。

Netflixは、10代の若者用にハブを設けたことで、全ての層に何らかのコンテンツを提供できるシステムを確立させようとしている。「我々の目標は、全ての人が平等にコンテンツを楽しむことができるようにすることだ」とBarmack氏は述べた。

Netflixは、全世界で6300万人の加入者を誇るが、年齢別のデータは存在しない。オリジナルのシリーズやドキュメンタリー、長編映画に力を注いでおり、テレビ番組や映画コンテンツに何十億ドルも費やしている。

Netflixと他のオンライン動画ストリーミングプラットホームは、独自にCMのない子ども用コンテンツを企画している。将来加入するかもしれない人材を確保し、子ども用コンテンツで親を魅了することができるからである。実際、Cassandra Reportによると、NetflixとSpotify、Huluのようなデジタルコンテンツストリーミングサービスを選ぶ時、7歳から17歳の子どもを持つ親の4分の1が子どもに対するオプションがあることを重要視しているという結果が出ている。

Barmack氏は、映画やテレビシリーズの新しいラインアップによって、Netflixは全世界の全ての人に何らかのコンテツを届けようと計画しているのだと述べる。この新しいプログラムをPRするために、Netflixはおすすめ機能を有効活用していくことになるだろう。

Netflixはすでに、昔10代の若者の間で流行っていた「ギルモアガールズ」や「ゴシップガール」、「フレンズ」等のシリーズを提供している。Barmack氏は、Netflixが「劇場版Smosh」や「Bad Night」のようなターゲット層の狭いコンテンツを提供することに積極的である。「一つのコンテンツが、全ての人に当てはまるわけではない。これからも、特定の層だけが興味を引くような映画やテレビシリーズを取り上げていきたい」と締めくくった。

QuizUp、QuizUp At Workをゲーム化しようと画策

【出典】2015/8/21

http://techcrunch.com/2015/08/21/quizup-looks-to-gamify-corporate-learning-with-quizup-at-work/

Untitled

 

仕事はゲームをしているのとは訳が違うが、QuizUpはこの状況を変えようと必死になっているようだ。

人気のトリビアゲームQuizUpは、QuizUp at Workを使って組織の学習体制を変えるという新たな計画を発表した。このプログラムは、QuizeUpの競争文化とクイズの面白さを使って企業のプログラムや製品、ポリシーを理解してもらおうというものである。

Untitled

試しに、QuizUpのCEOを務めるThor Fridriksson氏とTechCrunchについて対戦してみた。勝ちはしたものの、危ないところだった。

Fridriksson氏は、たとえクイズのトピックが働き先の企業になったとしても、人々は同僚との競争を楽しむことができると述べる。

「企業家が社員に渡すマニュアルは、あまり楽しいものだとは言えない。むしろ面倒であると感じる人の方が多いだろう。これを楽しくできれば、それに越したことはないのではないかと考えた」と。

Fridriksson氏は、QuizUp at Workを社員に企業文化をより深く理解してもらい、社員達の絆を深めることができるいい機会として捉えている。

「現在の企業には、多くの問題がある。その一つに、従来の企業学習に慣れていないミレニアル世代のやる気を出させるのに苦労している、というのがある」と彼は述べる。

Untitled

ユーザーは、どれだけの人がQuizUp at Workを利用しているのかを確認することができるだけでなく、みんながどの問題で苦戦してどの問題を完璧に理解しているのかを知ることができる。

QuizUpは、ソーシャルネットワーク機能がより充実して生まれ変わったアプリを今年5月に始動させた。具体的な数字の公表は避けたが、Fridriksson氏はこのアップデートによりアクティブユーザーがこれまでの2倍になったと述べた。この人気ゲームアプリが、現在7000万ユーザーを誇るのもなんら不思議ではないだろう。

Fridriksson氏は、QuizUp at Workをただのトリビアゲームブランドから派生したものではなく、新たなスタートアップ企業を立ち上げたかのように考えているようだ。

「我々は、クイズによって人々が交流し仲良くなることを目的としており、クイズを通してこれまで知らなかった人とも繋がることができる、ということを理解している。そのためのテクノロジーは全て整っており、これが企業学習に必要なのではないか、と考えた」と述べた。

InstagramとPinterest、3年に渡り利用者が2倍に

【出典】2015/8/20

http://mashable.com/2015/08/20/instagram-pinterest-doubled/

Untitled

 

最新の調査によると、ソーシャルメディア大手のInstagramとPinterestは、2012年から2015年の間で利用者が2倍になったことが判明した。現在のところ、利用者数ではPinterestの方が勝っていることも分かった。

ワシントンD.C.に拠点を持つ頭脳集団Pewリサーチセンターは、今年春に1,907人の大人に向けてソーシャルメディアの利用習慣について調査した。

インターネットを使う大人の中で、Pinterestを使う割合が3年前はたったの15%であったのに対し、現在31%に上昇していることを分かった。同時に、2012年にはたったの13%の大人がInstagramを使っていたのに対し、現在28%が利用しているらしい。

Twitterも同じ期間でユーザー数の拡大が見られたが、InstagramとPinterestの拡大と比較すると少し割合が小さい。 研究対象となったソーシャルメディアプラットホームの中で、唯一ユーザー数が2014年から2015年の間に減少したのはLinkeInであることも判明した 。

Untitled

もちろん、フェイスブックは一番利用されているソーシャルメディアプラットホームである。調査の結果、インターネットを利用する大人の72%に使われていることが判明しているが、これはすでに成熟している状態にあるという兆候がある。その数値が3年前から5%しか上がっていないのだ。アメリカでのフェイスブックユーザー数の成長は減速していることがわかる。

一方、フェイスブックの14億9000万人のユーザーベースは、他のソーシャルメディアプラットホームのユーザーベースより何倍も大きい。Instagram、Twitter、LinkedIn等、他のソーシャルメディアはその規模に達しようと必死である。

また、フェイスブックユーザーがフェイスブックを訪れる回数は、他サイトのユーザーと比較しても最も多い。例えば、70%のフェイスブックユーザーが毎日ログインしているのに対し、Instagramは59%、Twitterは21%という結果になっている。

Untitled

Pew Researchの調査によると、大人がSMSよりWhatsAppやAppleのiMessageのようなメッセージサービスをこれまで以上に利用していることも判明した。実際、18才から29才のスマホ利用者の49%はメッセージアプリを使っている。しかし、この調査では各アプリの使用を明らかにされていない。これらの利用者の約41%は、送信履歴が残らないSnapchatや暗号化されたWickrを利用していることも分かった。

デジタルマーケターが出席した方がいい10の会議

【出典】2015/8/20

http://www.adweek.com/news-gallery/technology/10-conferences-every-digital-marketer-should-consider-attending-166436

Untitled

 

スペインの9万人が集まったモバイルテクノロジーについての会合からCMOを中心としたフロリダ州オーランド市で行われる会議まで、デジタルマーケター向けのイベントは山のように存在する。

ネットワークが主な目的であり、代理店やテクノロジー会社、ブランドが会議に出席するのだが、会議に参加しているビジネス顧問会社MediaLinkマーケティング担当のDee Salomon氏は、イベントのプログラムと内容が重要で、いわゆる「モノのインターネット」からプログラム広告の売買まで、様々なトピックが扱われていることを指摘した。

「会議には、重要性を示すレベルが存在する」と、Salomon氏は述べた。

以下に、デジタルマーケターが出席すべき10の会議が時間順に挙げてみよう。

 

1. Dmexco

Untitled

 

日付:2015年9月16日〜17日

場所:ドイツ ケルン市

「グローバルでデジタル経済に関する最も重要なトレンド、イノベーション、思想家」が集まる2日間のこのイベントは、TwitterやInstagram、Tumblr、Yahoo、Googleのマーケティング経営者が講演を行う。WPP創設者兼CEOの Martin Sorrell氏やStarcom Mediavest Group CEO のLaura Desmond氏、Omnicom Digital CEO のJonathan Nelson氏も今年講演を行う予定である。

 

2. Advertising Week

Untitled

日付:2015年9月28日〜10月5日

場所:ニューヨーク市

290以上のイベントが行われ、9.5万人の出席者、そして900人の講演者が参加する メディア、機関、ブランド、テクノロジー企業の大手を集める1週間の会議も、今年で12周年を迎えた。今年のゼミは、動画コンテンツ、プログラム化、イノベーション、モバイル、タレントといったカテゴリがあるようだ。講演者は、フェイスブックCOO のSheryl Sandberg氏やBuzzFeedの新たなCMOであるFrank Cooper、そしてYouTube社長のSusan Wojcicki氏である。

 

3. ANA Masters of Marketing

Untitled

日付:2015年10月14日〜17日

場所:オーランド市

全米広告主協会のMasters of Marketing会議は、広告業界の作品や課題について話し合うためにトップブランドや代理店のCMO集う。Harley-DavidsonやAirbnb、Audi、Mayo Clinic、Calvin Kleinのマーケティング担当者が、今年の主役を務めるようだ。コンテンツの例を挙げれば、1つのパネルは「Make Love, Not Ads:新たな国際的ブランドの繋がりが、如何に過去の広告業界を打ち負かしているか」というタイトルがある。

 

4. Web Summit

Untitled

日付:2015年11月3日〜5日

場所:アイルランド ダブリン市

この3日間の会議では、グローバルなブランドやテクノロジー会社から人が出席し、デジタルマーケティングの最新のトレンドについて話し合われる。500人の講演者、2000のスタートアップ、1000の投資家が今年のサミットに出席する予定で、特にPixarの社長を務めるEd Catmull氏とOculus VR創設者のPalmer Luckey氏の演説が注目されている。

 

5. Ad Tech

Untitled

日付:2015年11月4日〜5日

場所:ニューヨーク市

Ad Techは、毎年サンフランシスコ(春)とニューヨーク(秋)で、イベントを開催している。今度東海岸で開催されるイベントは、5月に行う西海岸のイベントより多様なメデイアとテクノロジー会社から出席者が得られる。プログラム化された買収や視認性、デジタルメディアの計測方法といった重要な話題が中心となる。

 

6. CES

Untitled

日付:2016年1月6日〜9日

場所:ラスベガス市

かつてはエレクトロニクス分野のオタク向けの会議だったが、今では代理店やブランド、テクノロジー会社から参加者が集まり、ホログラムやロボット、ウェアラブルテクノロジーと言った近未来向けのアイディアを議論する場となっている。さらに、SnapchatやPinterest、Google、フェイスブック、LinkedInからの代表が Starcom MediavestやOmnicom Media Groupのような大手のマーケティングプレーヤーと出会う絶好の場にもなっている。

 

7. Mobile World Congress

Untitled

日付:2016年2月22日〜25日

場所:バルセロナ市

携帯は、今では生活必需品となっている。そのため、VMLやR/GA、Starcom MediaVest Groupといった代理店からマーケティングのエグゼクティブがスペインの東岸沖の西地中海に9.3万人集い、スマホの使い方やバーチャルリアリティのような注目を集めているテクノロジーについて話し合おうとするのは当然のことである。 他の会議と異なり、この会議では特に出席者に徹底的にテクノロジーのバックエンド(携帯のインフラや無線周波数に関するコンセプト)が話し合われる。

 

8. South by Southwest Interactive

Untitled

日付:2016年3月11日〜15日

場所:テキサス州オースティン市

5日間のフェスティバルにしては、ブランドや代理店が多すぎるという批判が出るほど経過が芳しくなかったが、今年 リリースされてから爆発的人気を誇るライブストリーミングスタートアップ企業Meerkatによって今年は成功を収めた。今年のトピックは、スマートウォッチやフィットネステクノロジー、バーチャルリアリティであった。来年のトピックはまたロボットだろう。

 

9. 4A’s Transformation Conference

Untitled

日付:2016年3月21日〜23日

場所:マイアミ市

今年は、ChipotleやKraft 、Bank of America、AOLから800人以上が、米国広告代理店協会によって始まったこのイベントに出席した。来年のイベントは南フロリダ州で開催されるため、より多くの大手ブランドが出席することが見込まれる。

 

10. Cannes Lions

Untitled

日付:2016年6月19日〜25日

場所:フランス カンヌ市

Snapchat CEO Evan Spiegal氏とモバイルマーケティング経営者Kim Kardashian氏からの2015年の基調演説を見ると、デジタルメディアによって多くの人が広告業界の最も有名なイベントに引きつけられることが分かる。

来年の催しは、新興テクノロジーをメインにする予定である。そうでなくても、カンヌに出席するというだけで、国際的な名声を得るかもしれない。世界最高峰の広告会議であることは間違いないだろう。

アップフロント2015:なぜテレビ業界は広告からの歳入が減ってきているのだろうか

【出典】2015/8/19

http://variety.com/2015/tv/news/tv-upfront-advertising-2015-1201573711/

Untitled

 

広告業界とテレビは、付きつ離れつの関係を築いている。

広告主は未だテレビを活用したいと考えているが、その意図を明らかにしていない。大手の広告主は、この秋のプログラムに費やすであろう広告約定料を確保しているが、 メディア枠購入を担当するエグゼクティブはFoxやNBC、CBS、CW、ABCが広告数は減少するだろうと予想している。購入に関わるエグゼクティブによると、アメリカの5つのキー局の中で、広告に費やす金額が上がった局はCWしかないそうだ。

バイヤー指導の下行われたVarietyの予想では、これらの5つのキー局がゴールデンタイムの番組スケジュールから確保できた金額は、2014年から2015年は81.7億ドルから89.4億ドルであったのに対し、80.2億ドルから86.9億ドルと減少している。この数字の減少は、過去連続3度起こっており、これが続くと広告約定料が80億ドル以下になる可能性もあるだろう(不景気の影響で、2009年以来このような危機はなかった)。

2010年:81億ドルから87億ドル

2011年:88億ドルから93億ドル

2012年:88億ドルから93億ドル

2013年:86億ドルから92億ドル

2014年:81.7億ドルから89.4億ドル

2015年:80.2億ドルから86.9億ドル

以上の数字は、少し疑いの目で見た方がいいだろう。テレビ局は、普通契約内容の具体的な数字や昨年との比較を明らかにはしないからだ。毎年行われる取引が、時間の経過と共に変更することができるということも、この状況を複雑にしている要因の一つである。広告約定料は、広告主が最終的に支払う金額と必ずしも同じとは限らない。アップフロント・プレゼンテーションは、単にテレビが広告業界にどれだけ貢献できるかを象徴しているのだ。

2015年のマーケットはあまり調子がいいとは言えず、これといってはずみになるイベントもないというのが現状である。2003年のアップフロント・プレゼンテーションでは、5月末の時点で93億ドルの約定料が広告主と6つのキー局(UPNとWBがまだ合併してCWになっていなかった)の間で発生した。一方2015年は、Disneyのエグゼクティブが投資家との電話会談で、ABCは広告主が費用を出し惜しみしているのにも関わらず価格を引き上げたと述べたことを受け、8月上旬に終了した。

テレビは未だ広告であふれている。ウォールストリートのアナリストの中にも、CMを確実に見せるため、テレビがこれまで以上に一つのCMを何度も放送していると考える人もいるようだ。また、CMの中には消費者に多大なインプレッションを与えるものもある。例えば、General MotorのChevroletはNBCでライブ中継された第49回スーパーボウルのキックオフ数分前にテレビがフリーズしたかのように見せる広告を放送し、大きな反響を呼んだ。

しかし、動画オンデマンドや携帯動画等、新たなPRスペースが登場し、テレビ業界から広告料を巻き上げようとしている。広告主としては、5月の時点でテレビCMにおける来年の3月までの予算を確定するよりも、状況に応じて広告費を投入した方が効率がいいと考えるのは当然である。

テレビネットワークは、オンエア直前にCMを販売するというシステムに切り替えていくようだ。「広告主は、購入するのを少し先延ばしして状況をきちんと把握したいだけである」と、CPS Corp.のチーフエグゼクティブを務めるLeslie Moonves氏は、アナリストと投資家との電話会談でこうコメントした。「第3四半期に入り、このシステムが急速に取り入れられ始めており、価格も二桁に突入した。よって、テレビCMはシーズンを通して安定かつ強力になってくるだろうと考えられる」と。

広告枠購入を担当するエグゼクティブは、ABCがこのシステムの移行に最後まで反対していたと語る。これを裏付けるかのように、ABCはCPM(コスト・パー・ミル)を6%引き上げた。しかし、これがきっかけとなり広告主がABCの元を離れてしまった。これによる損失はかなり大きく、6%から8%減の16.7億ドルから18.8億ドルと推察される。

ABC は過去数年間に渡り、利益を維持しようと試行錯誤を繰り返している。2014年にはCPMを4%から5%引き上げ、広告約定料で18億ドルから20億ドルを確保した。

これに対し、CBSはABCのスタンスから利益を得ているようだ。ABCが価格を引き上げたことにより、少なからず広告主達がCBSに乗り換えたからだ。しかし、広告数自体も減少しており、CBSの2015年における広告からの歳入は、2014年の23.8億ドルから26.4億ドルと比べて、6%から8%減の21.9億ドルから24.8億ドルとなっている。これを受け、2014年には6%であったCPMを3%から5%引き上げようとしているようだ。

NBCは、ゴールデンタイムのテレビ番組に対し昨年と同じ広告約定料を確保したようだ。「Sunday Night Football」のようなゴールデンタイム時に放送されたスポーツ以外にも、ゴールデンタイムや深夜番組で23億ドルを確保したようだが、広告バイヤーの中には広告数自体が減少していると考える者もいるようだ。NBCは、2014年にCPMを7.5%から8%を値上げしたが、今年更に5%の値上げを検討していた。

Foxも、今年のアップフロントで広告数の減少を見せた。2014年の広告約定料で15.1億ドルから16.1億ドルを確保していたのに対し、今年は14.3億ドルから15.6億ドルを確保したようだ。メディア枠のバイヤーによると、「American Idol」のような人気番組の視聴率が減少したことから、Foxは今年に入り2014年からCPMを2%減らすことに同意したようだ。Foxは、2014年に2.5%から3.5%を値上げしようと検討していた。

新しいトレンドに抵抗したテレビ局は、CWしかない。最近プログラムを改善したおかげで、少女の冒険を基にしたドラマ等よりスーパーヒーローやSFドラマがメインになり、視聴者がより多様化されたことによって、広告主より多くのお金を投じるようになったのだ。Varietyの予想によると、2014年は3.8億ドルから3.99億ドルだった広告約定料も、今年に入り4.256億ドルから4.589億ドルに上昇している。CPMも、昨年は3%から4%の値上がりだったのに対し、今年は4%以上の増加を確保することができた。

広告業界には未だテレビが必要であるが、両者とも他の可能性を模索しているようだ。様々なテレビ局に広告キャンペーンを提供し、うまくいくことを運任せにするより、正確に誰がどの番組を視聴しているのかを理解し直接その視聴者にアピールする方が賢明だと考え始めたのだ。

一つの番組が多くの視聴者を確保できることに喜ぶ広告主もいるかもしれないが、状況は刻一刻と変わってきている。将来、高い視聴率よりCBSの新ドラマ「Supergirl」やABCの「The Muppets」のようなターゲットを絞ったコミュニティを重要視するようになるだろう。テレビ業界は今、変化の時を迎えているのだ。