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ネットフリックス:ハリウッドのエジプシャンシアターを買収か?

【出典】4/9/2019

https://variety.com/2019/film/news/netflix-egyptian-theatre-american-cinematheque-1203184419/Picture1

ネットフリックスがハリウッドにある老舗映画館エジプシャンシアターを買収するかもしれない。

買収内容によると、平日の夜はネットフリックスのコンテンツを上映、週末は現在同映画館を保有するNPO団体Cinemathequeがホストする上映会、レクチャーや映画祭を行うとのこと。同団体が保有するサンタモニカのインデペンデントシアターAeroシアターは買収内容に含まれない模様。

もし買収が成功すればネットフリックスは同社の作品を映画館で上映することが可能になる。今年のアカデミー賞にノミネートされたネットフリックス制作の作品「ローマ」が果たしてアカデミー賞にノミネートされるべきなのか問題になった。映画監督のスティーブン・スピルバーグやクリストファー・ノーランはアカデミー賞の選考対象になるためだけに映画館で自社作品を公開するネットフリックスをアカデミー賞から締め出そうとしたことが記憶に新しい。そして現在エジプシャンシアターを運営しているCinemathequeは財政難に陥っており、今回の買収がうまくいけば歴史ある映画館を救ったネットフリックスとしてアカデミー協会に対し好印象を与えるだろう。そして他にもネットフリックスはシネコンチェーンであるLandmarkシアターを買収するのではないかと噂されている。

女子サッカー界を支援するブランド:男女平等に真摯に向き合うブランドが報われる

【出典】4/9/2019

https://www.thedrum.com/opinion/2019/04/09/brands-women-s-football-those-who-genuinely-care-about-the-agenda-will-be

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女子サッカーは現在、普及率と関心の観点から、今日最も急成長している女性スポーツの1つである。女子サッカー界は今、2019年のフランスでのワールドカップを見据えている。

 

バークレイズと女子のスーパーリーグとの数百万ポンドにもおよぶ三年間の契約や、Boots’ UKが女子イギリス代表、アイルランド代表と結んだスポンサーシップに関する最近のニュースから、確かに商業的およびマーケティングの観点から女子サッカー界が大きな注目を浴び始めている事がわかる。

 

これらのスポンサーシップは、女性のサッカー、または一般的に女性のスポーツをスポンサーすることがあなたのブランドを美しく見せるための安価な選択肢であるという誤った考えを払拭する。男性のスポーツが競技だけでなく、競技外でも選手について取り上げているように、女性スポーツも同じ熱量をもって取り上げられるべきであり、今ようやくそうされはじめている。女子スポーツとの提携は、ブランドにとってそれほど魅力的ではないにしてもその機会は等しく、スポンサーシップ業界として私たちは、その恩恵と価値についてブランドに伝え続ける義務を負っている。Visaは男子・女子両方のスポーツに対し同額のサポートを行っている。

 

女子サッカーは、男子サッカーと比較すると、規模、価値、アクセス性に優れ、まだ未開拓なフィールドであるため、従来の典型的なやり方、考えで固まってしまっている環境の中でブランドにとって爽快で非常にエキサイティングな機会を提供する。チャンスは目の前にあり、マーケティングと文化の観点から、功績を上げるためのプラットフォームとして女子サッカーが提供することができる価値を活用するためのオープンな目標と熱心なメディアがある。現役のスポンサー、権利保持者、メディア所有者、そしてタレントは、女子サッカーが持つ観客へのエンゲージメントの実証や、認識やマーケティング/ビジネス目標における主要なポイントをシフトするために協力し続ける必要がある。

成長

 

2015年にカナダ開催された、FIFA女子ワールドカップでのスリリングな試合は世界中を魅了した。スタジアムの観客数はトータルで135万人以上に達し、全世界におけるテレビ視聴者の数は188の国と地域で、7億500万人という記録的な数字をたたき出した。(2015年のラグビー男子ワールドカップの観戦者数より多い)日本対アメリカの決勝戦は、これまでにアメリカで最も注目されたサッカーの試合であった。

 

2017年のUEFA女子ユーロは史上最も注目された大会で、視聴者数から5000万人以上。公式のトーナメントのソーシャルメディアプラットフォームで55万件を超えるインタラクションが報告されている一方、#WEURO2017のFacebookアカウントとInstagramアカウントでの動画の観覧数は440万件にのぼった。スタジアム動員数も前回大会を上回り、オランダは史上初すべての試合のチケットが完売した。今年のワールドカップはさらに壮大な大会になるであろう。

国内の様子

 

イギリス国内のレベルでは、テレビとメディアの間での女子サッカーに関する報道が増加している。英国TVに1190万人の視聴者をもたらした、2015年のカナダでのワールドカップでの女子イギリス代表の功績により、FAとクラブはメディアへの露出の機会を得ることができ、メディア戦略を構築しはじめた。BBCのようなテレビ局はこのブームにのり、女子サッカーの報道を拡大し、さらに全国的にスポーツの発展を後押しするであろうバークレイズやBoots’ UKが結んだ長期間に及ぶスポンサーシップをもたらした。次の鍵となるステップは、FAの女子スーパーリーグの国内放送プラットフォームを開発することである。国内放送を開始する事によって、試合を定期的に放映し、スロットを獲得し、そしてシーズンを通して定期的に女子サッカーへの注目や関心を集めるための最高のメディア露出を保つことができるようになる。

 

着実に成長を遂げていてはいるものの、女子サッカーは世界および地元のスポンサーから広く支持され始めたばかりであるである。しかし、多くの人はまだ女子サッカーのもつ可能性に対し懐疑的で、女子サッカーは商業的に価値があるものではないと考えている。女性のサッカーだけでなく、あらゆるスポーツやスポーツ全般にわたって、その環境、情景は変化し、向上し続けている。特に女子サッカーに焦点を当てると、その進歩と発展をさらに深めるために、改善すべき事が三つある。第一に、世界的なサッカーの運営組織は、女子の大会の成功を活用し、男子の試合とは別にサッカー界の商業的機会をさらに探求する必要がある。ただ、スポンサーシップパッケージに追加するだけの方法とは決別しなくてはいけない。第二に、ブランドは女子サッカーの試合においてもっと多く露出をし、女性が今日における象徴てきな経済価値であることを認め、Visa、Barclays、Bootsなどのブランドから学び、インスピレーションを得る必要がある。最後に、コートのピッチの質は、全国的に、地域的にそして世界的に一貫したサポートを得て継続的に改善し続けなくてはならない。

女性アスリートの力

男女平等を推進することは、私たちの時代の最も強い動きのひとつである。女性の消費者は社会において最も経済的に強力なセグメントの1つであるであるため、この男女平等についての問題に対し真摯に向き合っているブランドは女性からの支持を得ることで売り上げをふやすことができるであろう。特に5人に1人の女性が一家の担い手であるため、ブランドにとって女子サッカーのスポンサーになることは、非常に有益なケースである。この急成長する女性経済は、女性の経済的安定性と購買力が大幅に向上したことを意味する。

市場で成功しているブランドの多くが、女性のロールモデルを促進することの価値を認識している。Nike、Adidas、Under Armorなどのスポーツブランドの大手が、最初に経済における女性の可能性を見いだし、それを活用し始めた。Nikeは1992年にアメリカの女子サッカー代表チームを支援し、Brandi Chastain氏のような有名選手とスポンサー契約を結び、他のブランドの先駆けとなった。Nikeはまた、オランダの女子チームによる女子ユーロリーグでの大胆な動きを支持し、より多くの女子サッカー選手が誕生する様にと願い、雌ライオンの紋章が描かれたユニフォームを発表した。アメリカでは、女子チームのシャツの男性用サイズでの販売をはじめた。これに続き、EA Sportsは女性のゲーマーからの要望もあり、女子サッカー選手をFifaビデオゲームシリーズに登場させた。

未来

2026年までに、FIFAは各年代における女子サッカーの人口を世界的に6,000万人増加させることを目指している。他のサッカー組織も『Together we play strong一緒にサッカーをして強くなろう』キャンペーンをはじめた欧州サッカー連盟、UEFAとの支援を約束している。将来のサッカープレイヤーのための投資は、直接ピッチ上での成功につながり、同時に更なるビジネスチャンスの可能性と、将来の試合に投資するための多くの資金へと変わる。

もっと多くのブランドが女子スポーツが持つ可能性や価値に気づく必要がある。一方で、女子サッカー界は、革新性と創造性を一番に大事にしているブランドを探し、商業的可能性の探求に焦点を当てた専任チームを結成することに専念し、世界規模のキャンペーンを活用する必要がある。スポーツの知名度だけでなく、試合にでている女子選手の知名度をあげること、また女子選手達のピッチ上やピッチ外での人柄や魅力を披露する事は、すべての事業出資者に利益をもたらす。これは女性のサッカー、スポンサー、そして女子サッカー界のスターにとってわくわくする未来の始まりに過ぎない。現代世界の文化的変化を推進し、そして今後の女子サッカー界の全体的な成長とスポンサーのためのマーケティングチャンスのために、ブランドと女子サッカー界の間のコミュニティをより密接に結びつけるであろう。

なぜブランドがアマゾン・プライムビデオを利用して自社コンテンツを配信するのか?

【出典】2019/04/08

https://www.thedrum.com/news/2019/04/08/why-brands-are-turning-amazon-prime-video-distribute-their-own-contentPicture1

AmazonPrime Video Directは、当初プロダクションが動画を投稿出来るプラットフォームとして立ち上げられた。リリースから2年経つ現在、広告主はPrime Videoをブランドコンテンツの配信プラットフォームとして捉えている。

7,500万人の登録者を抱えるPrime Videoは本格的な配信プラットフォームとしての可能性だけでなく、コンテンツが多数の人々にリーチすることで配信側も収益を上げられる将来が待っているだろう。Amazonは視聴時間に応じてロイヤリティの支払いを行なうが、最近アメリカでは1時間あたり415セントから410セントへの値下げを実施した。収益構造の変更が行われたが、シェル、ジャガー、ランド・ローバーは引き続き活用する。シェルはオランダのEndemol Shineが制作した南極探査についての映画を配信しており、ジャガーは電気自動車分野への進出について取り上げた55分のドキュメンタリーを配信。

その一方Lexusでは、日本の職人が奮闘する姿を捉えた6,000時間のドキュメンタリーを中心に据えたキャンペーンを開始した。Amazonでフルバージョンの公開はされていないが、1時間バージョンが公開中である。

LexusPrime Video Directへと投稿を決めた理由の1つ目は、消費者が好んでストリーミングアプリを利用している状況でYoutubeFacebookTV放映よりも興味を惹きつけられる可能性が高いと踏んだからである。

2つ目に多くの人に届ける必要があったからだ。

LexusSpiros Fotinos氏は、我々は流通について考察を重ね数々の市場で運営をしてきたが、様々な市場でも通用するのかを確認する必要があった。そして、我々がどのような可能性を秘めているのかを考え多くの選択肢を比較した結果、Prime Videoが求めているオーディエンスにリーチできるプラットフォームだったと語る。

ブランドがいかにして多様な収益構造を築いていくのかという話は興味深い。Luxusのビデオを40,000人が1時間フルで視聴すれば約20万ドルの収益が出る。

達成できるかどうかはオーディエンス次第ではあるが、Amazon側で人々が投稿したコンテンツを見つけられる保証をしていない。コンテンツを投稿した企業がプロモーション費用を支払うことで視聴を促すこともできず、現在のアルゴリズムでは類似コンテンツを押し出す方針となっている。

Lexusの作品はディレクションをClay Jetter氏が担当、フィルムフェスティバルのDoc NYCで初公開。Lexusとしてのブランドは作品中4分の1も出ていない。そしてLexusCMとして認識されないよう意識したと語っている。

今のところ6つの五つ星評価を得ており作品は好評だ。

 

全ての企業に適しているわけではない。

ブランデッド・エンターテイメントは果たしてアマゾン側が各作品を広告か、広告ではないか検閲すべきなのか?

Fotinos氏は下記のように述べている。「ブランデッド・エンターテイメントという言葉は広告とほぼ同じ意味だ。重要なのは消費者が興味深いと感じ、ブランド側がブランドとして共感するストーリーを伝えることが重要だ。」

AmazonLexus間でのディールを統括していたThe&PartnershipのストラテジストのMatt Bamford-Bowes氏は、Prime Videoを配信ツールとして検討している企業は増えてきているが、慎重に考える必要があるだろうと語っている。

更に、Amazonの課題はLexusの様にブランドから配信されるコンテンツの質を他の作品と同程度に引き上げることだろう。そのために顧客価値を創造する必要があり、質だけでなく数も増やしていかなければならないと加えた。

全てのブランドにとって適切なプラットフォームではない。ブランド側が自身のコンテンツで少しでも収益を上げたいと思っているのであれば危険だ。視聴者側が少しでも広告と思った瞬間、そのコンテンツは二度と試聴されることはないうえ、ブランドとしての信用を落としてしまう。

 

旅行・ツーリズムブランドへの悪い知らせ: バケーション・シェイミングの流行

アラモの調査によると、アメリカ人は罪悪感ゆえに旅行を控え出費を抑えている

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この時期は、冬の憂鬱感に陥ったアメリカ人が夏のバケーションプランを考え始める時期だ。(ちなみに1月30日は全米旅行産業協会によって「National Plan for Vacation Day (休暇計画の日)」と定められている。)世界旅行ツーリズム協議会が2017年に1.5兆円を算出したと報じるアメリカの旅行・観光産業にとって、これは良いニュースではあるが、最新の研究によると、消費者のある態度が業界の成長の妨げになっているようだ。

 

それは景気後退への恐れではなく、もっと身近で邪悪なもの—羞恥心だ。

 

アラモレンタカーが今日発表した研究によると、2016年以来に同社が注目し始めた「バケーション・シェイミング」と呼ばれる現象が、今年著しく増加しているようである。

 

「バケーション・シェイミング」とは、社員が有給を取る際、上司が部下に、または同僚同士でプレッシャーを与える事によって罪悪感や羞恥心、更には恐怖感を与える事を言う。このような不快さを感じないよう、休暇を短縮したり、全く取らないアメリカ人が増加しているそうだ。

 

昨年は、アラモの調査の回答者41%がバケーション・シェイミングを経験したことがあると答えたが、今年はその数が半数(48%)にまで上った。またアメリカ人労働者の3分の1が実際に同僚に対してバケーション・シェイミングを行なったことがあると認め、その数は2018年の27%と比べ著しく上昇した。

 

若い世代がバケーション・シェイミングに比較的敏感なようだ。Z世代の76%とミレニアル世代の63%が「非常にバケーション・シェイミングを感じやすい」と回答したのに対し、X世代でそう回答したのは44%であった。

 

しかし、旅行・ツーリズム産業の収益に影響しているのはバケーション・シェイミングの行為そのものではなく、それに対する消費者の反応である。

 

アラモの調査によれば、雇用者の28%がバケーション・シェイミングを受けた事によって休暇を短縮する決断をしたのに対し、26%はただ単に休暇を減らしている。この数字は前年と比べそれぞれ4%、5%増加した。休暇の短縮や有給の不消化はホテルやレストラン、その他旅行・レジャー関係のビジネスにとって収入の減少につながる。

 

この現象に注目するのはアラモだけではない。昨年、PSAソフトウェア開発会社Kimble Application のレポート「No Vacation Nation(休暇の無い国)」が、有給をすべて消化するアメリカ人雇用者は半数以下(47%)で、21%は年間多くて5日も有給を消化していない事を明らかにした。同レポートはバケーション・シェイミングという言葉は使用していないが、結果的にはそれを原因としている。「約10人に1人が、上司や同僚から有給を取らぬようプレッシャーをかけられたことがある」と明かした。

 

 

一見、休暇の短縮化は大して経済的影響が無さそうであるが、実際には消費者の支出の減少はかなりの打撃なのである。「Project: Time Off 」と呼ばれる全米旅行産業協会のイニシアチブによると、2017年に52%のアメリカ人有給休が暇を取らなかったことで、7億500万日を雇用主に返上している事になる—本来であればその間に旅行しお金を使っていたかもしれない。「7億日間以上の有給の不消化はアメリカ経済にとって2,550億ドルの損失に値する。」と同レポートが述べる。

 

アラモの調査結果におけるバケーション・シェイミングの目立った増加は新たな不安を掻き立てる。それは、有給を消化しなかった者は、自分の同僚も有給を取らないようバケーション・シェイミングを行いやすくなるだろう、という事だ。

ウォルマートが自社でオンライン広告の販売を行うことで、WPPグループに大きな打撃を与える

3年前にWPPに買収されたトライアドは、ウォルマートへの移行を阻止するために競合禁止契約を発令

https://adage.com/article/digital/walmart-takes-online-ad-sales-huge-blow-wpp-unit/316689/

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ウォルマートは、WPP傘下のトライアドが管理しているWebサイトの広告販売および関連する分析作業を、自社で行おうとしている。それは何百人もの仕事に影響を及ぼし、WPPがたった3年前に買収したビジネスの仕事の大部分を取り除くことになる。

この問題をよく知っている人々によると、トライアドは社員に対し、広告運営を引き継ごうとしているウォルマート・メディア・グループへの移行を阻止するためにも、競合禁止契約を強制するだろう、と話した。また、ウォルマートはこの動きの一環として何百人もの社員を雇用すると予想されている、とこれらの人々は言う。トライアドからウォルマートへの移行は少なくとも5月まで続くと予想される。

ウォルマートの広報担当者はアカウントの移動を確認したが、競合禁止契約についてはコメントを控えた。トライアドの広報担当者はコメントを控えた。

WPPが49パーセントを所有しているHaworthが、ウォルマートおよびSam’s Clubのメディアバイイングを行なっていたとしても、WPPユニットの競合禁止契約に対する姿勢は変わらない。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、トライアドの2016年10月の販売時点での年間総売上高は5億ドル、従業員数は約700人であった。2017年までにトライアドは、取引当時2番目に大きな顧客であったeBayが自社で広告運用を開始した後に500人の従業員となったという。その他の主要なトライアドのクライアントには、ステープル、オフィスデポ、Kohl、CVS、Wayfair、Searsが含まれ、これらを合わせるとWalmartのリテールの売上高の約半分となる。

トライアドは、XMisと並んでGroupMのマーケティンググループの一員である。トライアドは先週、社名から「リテール・メディア」という言葉を削除し、コンサルティングに新たに焦点を当てることを発表した。この会社はフロリダ州セントピーターズバーグを拠点としているが、このことに影響を受ける従業員は国内外のオフィスに分散している。

AmazonやKroger Coを含む他の大手小売業者は最近、独自のメディア販売事業を営んでいる、またはそれらを自社運用に持ち込んでいる。

利益率が高く、急成長しているデジタル広告ビジネスは、利益率が低い小売業者にとって戦略的に重要になってきている。しかし、ガートナー(IT分野の調査・助言を行う企業)グループのL2社は昨年、ウォルマートがデジタル広告ビジネスのアクションに満足していない理由を発見した。Amazonはそのウェブサイトでの検索の16%をマネタイズできているのに比べ、ウォルマートはわずか1%だったからである。

『アラバマ物語』がアメリカ演劇としてブロードウェイ史上最大興行収入を樹立

【出典】1/2/2019

https://variety.com/2019/legit/news/to-kill-a-mockingbird-broadway-records-1203097604/Picture1

『アラバマ物語』は現在大ヒット中で、ブロードウェイ史上最大ヒットのステージ作品となった。アーロン・ソーキンによって劇化されたハーパー・リーの古典小説は、2週間の上演を終え170万2千ドルの興行収入を記録した。

これは、ブロードウェイ史上で最高の週末興行収入となり、ブライアン・クランストン演じるリンドン・ジョンソンの物語『オール・ザ・ウェイ JFKを継いだ男』が2014年7月22日の週に記録した162万3千ドルを超えた。新記録が更新されたのは2018年12月30日の週で、ブロードウェイが一番賑わい、タイムズスクエアが旅行客で溢れるホリデー・シーズンの真っ只中の出来事だった。

『アラバマ物語』のプロデューサーでトニー賞受賞経験のあるスコット・ルーディンは、「新しい劇作品がこんな成績を残すのを今までに見たことがない。」という。「数々のショーが多数の記録を打ち破ってきたが、これほどの大成功は初めてだ。『アラバマ物語』の製作陣は、数々のラボ、読み合わせ、そして実りのある試演期間に渡って長期間携わっている。この作品の成功と人気は、全ての製作陣のおかげだ。これは皆のヒットである。」

更なる興行収入を収めた『アナと雪の女王』や『ハミルトン』などのミュージカルは、もっと大規模に上演された。『アラバマ物語』が記録した7桁にのぼる週末興行収入は大抵ミュージカルに見られる数値である。これは『ハリー・ポッターと呪いの子』には並ばないが、手のこんだ特殊効果や巨大なシアター、そして映画と小説のタイアップということを豪語した作品とはわけが違う。

11月1日の上演開始以来、『アラバマ物語』は全講演満席または超満員だ。前売りチケットの売り上げは現在2200万ドルに登る。12月初め、シューベルト・オーガニゼーション(ブロードウェイ劇場運営会社)も、同作品が運営史上最高の週間収入を記録したと発表した。また、同作品は上演終了日が決まっておらず、それはミュージカル作品以外には稀に見られることであり、作品の人気を物語る。更に、小さな街の弁護士アティカス・フィンチを演じるジェフ・ダニエルズは、映画/ドラマ俳優としてはかなり長期の1年間の出演契約を、この作品において結んでいる。

『アラバマ物語』は、1934年のアラバマ州を舞台にした成長物語で、人種差別のはびこる南部の痛烈な過去を描く。小説と同様、劇はアティカスの娘スカウト(セリア・キーナン=ボルジャー)、その兄ジェム(ウィル・プレン)、家政婦キャルパニア(ラターニャ・リチャードソン・ジャクソン)、兄妹の友達ディル(ギデオン・グリック)、そしてフィンチ家の不気味な隣人アーサー・ブー・ライリー(ダニー・ウォロハン)のお話で、バートレット・シャー(『SOUTH PACIFIC-南太平洋-』)が監督する。

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『アラバマ物語』のブロードウェイへの道は険しかった。リー氏が小説との誤差を指摘しプロデューサーを訴えた(例えば初期の草稿はフィンチがウィスキーを飲んだり罵ったりする描写を含んでいた。)この件は罵倒語を減らす反面、ソーキン監督の意向でキャルパニアのストーリーを膨らませるなどの変更を加えることで、昨春解決した。ソーキン監督は、ルーディン氏プロデュースの『ソーシャルネットワーク』やNBCの大ヒットドラマ『ザ・ホワイトハウス』で知られる。

原作筆者との法律沙汰だけでなく、グレゴリー・ペックがアティカスを演じた1962年版の映画の劇化に取り組んだソーキン監督にとって、これは壮大なプロジェクトであった。その結果は商業面のみならず批評家の間でも好評だ。レビューはどれも良いものばかりで、Variety誌のマリリン・スタシオ氏は「適切な脚色」でありジェフ・ダニエルズの演技を「強みがあり身にしみるパフォーマンス」と讃える。又ニューヨークタイムズは同作を「美しい」「哀愁的」作品と呼んだ。

 

 

アップルが2019年初めに雑誌の定期購読サービスを開始予定

【出典】12/12/18

https://variety.com/2018/digital/news/apple-magazine-subscriptions-1203088083/Picture1

アメリカの大手総合情報サービス会社であるブルームバーグは、アップルが今年3月に新しく買収したニュース定期購読アプリ/(企業)である「Texture」を来年にもアップル・ニュースのプレミアムバージョンとして再リリースする予定だ。

しかし、アップルは業界から反対の声を受けている。ブルームバーグによると、アップルのサブスクリプション費が他社の値段を下回り、結果として読者がタイムズ紙などといった出版社から遠ざかってしまう事が懸念されている。

アップルはこれに対しすぐにコメントを出さなかった。

「Texture」は現時点で、月額9.99ドルを支払えば「バニティ・フェア」、「GQ」、「ワイアード」などといった200種類以上の雑誌を無制限で閲覧できるようになっている。またこのアプリは実際の雑誌を手に取り、ページを一枚一枚読む事を再現した形となっている。

ブルームバーグによると、アップルは従来のインタネット上で見るニュース記事のフォーマットとは異なった形を提供する予定だ。また同社はアップル・ニュースに直接このアプリの機能を取り入れる予定だ。

しかし、アップルが一番最初にこの種の雑誌定期購読サービスを始めたのではない。事実アップルには「マグスター」や 「Scribd」などといったライバルたちが存在する。「Scribd」は書類のホスティングサービスを始めた事をきっかけに、ニューヨーク・タイムズ紙とパートナー契約を結び、月額13ドルでオンラインニュース記事のサブスクリプションサービスを開始した。

マーティン・ガリックスが3年連続トップDJに選出

22歳のガリックスは、今回を含め3回DJ MagのトップDJに選ばれ、同じくオランダのアーミン・ヴァン・ブーレンとティエストに並んだ。

【出典】10/22/2018

https://variety.com/2018/music/news/martin-garrix-top-dj-mag-100-1202988652/

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3年連続オランダ出身のDJ、マーティン・ガリックスは、音楽情報サイトDJ Magの 「トップDJリスト100」の一位を獲得した。22歳の彼は、オランダのアーミン・ヴァン・ブーレンとティエストに並び記録を打ち立てた。ガリックスは2016年に最年少DJとして第1位を獲得し、2017年にも一位となり、連続受賞となった。ガリックスはアムステルダム・ダンス・イベントで行われたアムステルダム・アリーナでDJ Magのマネージング・ディレクター、マーティン・カルヴェル氏からトロフィーを受け取った。

ガリックスは、2013年に「Animals」でDJとしての名を轟かせた。このEDMトラックは世界的にチャート化され、エレクトロニック・ミュージックサイト「ビートポート」で一位を獲得した史上最年少のプロデューサーになった。このオランダのアーティストはアフロジャックやデヴィッド・ゲッタのようなEDMアーティストの他、2015年にはアッシャーの「Don’t Look Down」、Bebe Rexhaの「In the Name of Love」(2016年)などの主流のポップアーティストとも仕事をしている。

もともとスピニン・レコードに署名したガリックスはソニーと契約し、また自身のレーベルである「STMPD RCRDS」を設立。最近、彼は今年6月にリリースされた「Ocean」では歌手のカリッド、デヴィット・ゲッタ、ジャスティン・マイロのようなDJとコラボレーションを行った。彼はまた、2018年に韓国で開催された冬季オリンピックの閉会式でも登場。また現在ではカルバン・ハリス、デヴィッド・ゲッタ、ディプロなどのアーティストに加え、リアーナの最新アルバムに参加すると言われている。

 

 

ストーリーテリングの科学

【出典】 2018/08/10

https://marketingland.com/the-science-of-storytelling-245561

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「ストーリーテリング」というワードがマーケティング業界内でバズっている。ストーリーテリングにフォーカスすればより高いエンゲージメントと影響を与えられると考えられている。しかしなぜ「ストーリーテリング」なのかについてあまりディスカッションされることはない。このコラムではストーリテリングについて科学的に解説する。

 

ストーリー=物語とは「動かす」である。

シンプルに言えばストーリーとはA地点からB地点へ移動するためのロードマップと同じだ。重要なのは一つの状態からまた別の状態へストーリーは移動させることができる。我々の先祖たちは「強欲」、「傲慢」でいることは悪い結果へ導くと忠告していた。そして過去の偉人は詩の中で人間の「ヒロイズム」や「献身さ」を讃え、我々の未来がより良いものへなるよう導いてくれたのだ。

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我々の人生がどのように良くなるか、または悪い方向に向かうことを回避できるかストーリーは分かりやすく視覚化する。「どのように」に加えて、ストーリーは「なぜ」を提供する。選択の結果を想像することによって、我々は特定の方法で行動するようストーリーは教えてくれるのだ。我々が明確な目標を持っていれば、行動を変えることははるかに簡単だ。

 

Keith Quesenberry 氏と Michael Coolsen氏が2014年に行ったリサーチによると、しっかりしたプロットの上で作られた緊張感は、観客を楽しませ、エンゲージする手段となることがわかった。一方、ユーモアやセックスアピールのような要素は、広告の有効性と相関がないことがわかった。Quesenberry氏とCoolsen氏はスーパーボウルの広告枠に登場したTV広告100種類に対し、幾つの章で構成されているか研究を行った。そこでわかったことは、5幕構成のストーリーを持つコマーシャルが一番視聴され、共有されやすいことがわかった。ストーリーは人々の興味・行動を喚起する力があることを証明したのだ。

良いストーリーは私たちを感動させる

直感的に我々はストーリーにはまだ隠された力があることをわかっている。素晴らしいストーリーは我々を笑わせたり、涙を流す。ホラー映画でドラマチックな音楽が流れれば体は硬直するし、主人公が危機一髪のタイミングで救われれば安心するだろう。心理学ではこのような感情の状態を「移入」と呼ぶ。

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この「移入」という状態は物語に登場するキャラクターを通して体験することができる。登場人物たちの苦難や喜びが自分自身のものになるのだ。しかし一体何が物語をここまで魅力的にするのだろうか?神経経済学者であるPaul J. Zak氏が行った実験によると、脳から分泌されるホルモン、オキシトシンが関係することがわかった。我々は他人に優しくしてもらったり、信じてもらっていると感じたときこのホルモンが分泌され、向社会的な行動を喚起させる。

良い物語は人々から注目を浴び、アクションを喚起する。

Zak氏の実験から、我々と物語の間には3つの重要なステージがあることがわかった。「Attention=注目」、「Connection=つながり」、「Action=行動」だ。「Attention=注目」に関しては非常に分かりやすい。人々は重要であると感じた物語にしか注目を集めず、それ以外の物語は忘れ去られてしまう。

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Zak氏の他の実験において、被験者が短編を視聴する間、心拍数と発汗をモニタリングした。この二つをモニタリングすることにより、被験者がどのように物語に対し注目を感じているのか調査した。調査の結果、被験者は物語のクライマックスに到達する瞬間に一番注目が高かった。そのタイミングで脳内からオキシトシンが分泌され、物語のクライマックスが終わった瞬間、分泌量がピーク達した。物語の登場人物が苦難を乗り越えるとき、人々の注目が高まり、ホルモンが分泌されるのだ。この結果人々は登場人物に自分を重ね合わせ、あたかも一緒に旅をしたかのような疑似体験を感じるのだ。

オキシトシンは人々を物語に没入させるだけでなく、彼らの意思決定にも影響を及ぼす。オキシトシンの分泌量が増えるほど、82%の確率で人々は募金など慈善心に富んだ行動をすることがわかった。

 

Zak氏はオキシトシンを被験者に投与したグループ、投与してないグループに分け、それぞれに公共広告を視聴させた結果、オキシトシンと「共感する」という感情はリンクしていることが確認された。オキシトシンを投与されている被験者は、されていない被験者に比べスクリーンに映し出されている登場人物に、より心配する傾向にあった。

 

メタファーがストーリーの基本

メタファーとは古代ギリシャ語の「運ぶ」が語源になっており、複数のアイデアを直感的にわかりやすくするためにメタファーは使われる。私たちは普段の生活の中でメタファーを無意識に使っているが、なぜメタファーが物語と人々の間にエンゲージメントを生み出すのかわからなかった。

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なぜメタファーが深く人間の心を捉えるのか?fMRIを使った調査によると、我々はメタファーを五感や運動的な表現で処理していることがわかった。(“私は光を見た”“私は時間を使い果たした”など)別の実験で、五感や運動に関連した単語に被験者が触れた際、その単語に関連する体の部位や五感が反応することがわかった。よって、身体体験とメタファーは密接にリンクしているのだ。

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ボディスキャンシステム開発会社3DLOOKが100万ドル資金調達

【出典】 2018/07/31

https://techcrunch.com/2018/07/30/body-scanning-app-3dlook-raises-1-million-to-measure-your-corpus/

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3Dボディスキャンシステムの3DLOOKが長年の試行錯誤の末、Original StitchのBodygramに続き人々の身体を測定するために100万ドルの資金を調達した。

創設者のVadim Rogovskiy氏、 Ivan Makeev氏、 Alex Arapov氏はスマホを使えば身体を測定できるかもしれないことに気づき3DLOOKを開発した。スマホ以外でも測定を試みたが、あまり精度が高くなく、制度を上げるには高価な機器を使う必要があった。

「6年間アドテックの企業に勤めた後、今までにない新しい商品を開発してみたいと思った」とRogovskiy氏は語った。「何かしらの成長を阻害するものを克服したくて、その頃ファッション業界が特にeコマース上で多くの返品に悩まされていることを知ったのだ。3DLOOKの共同設立者たちは1年以上リサーチ・開発・トライアルに費やし、様々なテクノロジーを使うことで2016年にSAIA(Scanning Artificial Intelligence for Apparel=アパレル向け人口知能スキャン)を完成させたのだ。」

彼らは今までに40万ドルの資金調達を行い、さらに同社を拡大するため100万ドルの資金を調達した。

チームはさらに『フィットプロフィール』というデータを収集しており、それぞれの地域、年齢、性別ごとによりデータを提供することが可能だ。つまり3DLOOKは自分にぴったりなサイズを自分の測定データを基にリコメンドしてくれる。すでに20万プロフィールを収集しており大手企業5社(Lemonade FashionやKoviemなど)とすでに提携している。

3DLOOKはたった二つの写真で人体のサイズを測ることを可能にした企業である。今後洋服ブランドや衣服店にAPI/SDKを提供することにより、クライアントの測定情報を基にオーダーメイドの洋服を提案することができる。」とRogovskiy氏は語る。さらに多くの測定データを集めることでブランドはすべてのボディタイプに適したサイズの洋服を作り、返品を減らすことができる。店側がさらに売り上げを伸ばすだけでなく、人々が質の高いアパレルを手にすることできるようになる。